初冬の亀岡盆地 千歳より （カズ）

　　　　（F6 vifato紙中目　透明水彩）
前回の穴太寺の後、どんどん北に向かって進み、亀岡市内に.......
千歳に行こうと言う事になり、６月に来た出雲大社別院にお詣りして、今回も門前の出店で飴を買い、
暫く、女将さんと談笑して耕雲寺に登って来ました。
「ワァー綺麗や〜」
山裾の小高い所から視る亀岡盆地は、盆地なのでしょう、しっとりとした空気に覆われて、
ぼんやりとした光の中でした。
冷え込んで来たのでしょう、野焼きの煙りが同じ高さから横にたなびいています。
なんと静かな！風もなく何の音も聞こえて来ません。

六月にスケッチした千歳です（今回より少し高い所から描いています）

アラカシ （ヨシコ）

　　　　　（F6 SMOOTH 透明水彩）
散歩道の公園で見つけました。
今度はアラカシです、紅葉しない種類のようです。
青々とした細長い葉が綺麗です。
沢山の小さ目のどんぐりがついています。
明日描こうと一晩......朝に成って袋の中をのぞいたらどんぐりがみんなはずれて
コロコロころがっていました。
あら、まあ〜！
しかたがないので木工ボンドでくっつけました。
♫どんぐりコロコロどんぐりこ...♫
あの歌はきっとアラカシの事だなぁ〜と決めつけています。

亀岡市 11月の穴太寺 （カズ）

　　　　　（F6 中目　　透明水彩）
毎月1回のお墓参りの後、大阪府北部の箕面の山々の紅葉につられ、
４時には帰途につくと決めて、京都府の亀岡方面に足を伸ばして来ました。
私の癖で、あちらこちらに寄り道をしながらのドライブです。
「また寄り道？でも紅葉きれいやね〜」
「こんな景色、どんなふうに描いたらええん」
「緑の上手なあんたやっったら、描けるのとちゃう....」
等とワイワイと言いながら峠を越え亀岡の盆地に着き、
５月の新緑の頃に描いた穴太寺の栴檀の古木を思い出し、またもや寄り道。
この日は、盆地のせいでしょうか、なんとなく霧がかかつた様にボーとした空気の中に
すっかり葉を落とした老木が背中を丸めたよな姿で立っていました。

５月にスケッチした穴太寺です。

柿 （ヨシコ）

　　 (6F smooth 透明水彩）
毎年、秋に成ると柿の枝をかきます
今年の柿は小ぶりです。
渋柿なのでしょうか？
日陰で実をつけていたので緑色が残っていました。
小さな実に大きな葉......「バランス悪いなぁ〜」と思いました。
せっかく手に入れたモチーフなのでチャレンジしましたが
バランス悪い！　緑ばっかりの大きな葉にニュアンスの違いを出そうとして.....
肩に力が入りすぎました。
柔らかさと透明感がないですね。
せっかく仕上げた１枚なのでアップすることにしました。

こなら （よしこ）

　　　　（F3 smooth 透明水彩）
いつもの散歩道で、団栗を一杯見つけました。
実のついている一枝を持って帰りました。
グリーンも残っていて、黄葉も有るし枯れて落ちそうな葉もあるし....
それぞれが面白いと思いました。
描き始めに、左側の実の一つがコロン！取れてしまいました。
可哀想なので手前に転がして書き入れました。

ネットで調べて、「こなら」と知りました。
散歩道の木々の実もすっかり落ちてしまったかな？