ここ数ヶ月かけて書いてきた某氏の自叙伝がまもなく仕上がる。
2019年頃にこの某氏の自叙伝は文庫本三冊で刊行しているのだが、
今回はその続編、つまり第4巻目ということになる。
信頼してもらっているのか、一年以上前から依頼されていた。
ただ、内容的にかなりハードであるし、おれ向きの内容ではない、
そんなふうに思っていたので固辞してきた経緯があった。
つまり、裁判や選挙などおれには書けない世界の話が多かったのだ。
しかし、結果的には根負けしてしまったというべきか。
おれよりちょうど10歳年上の方であることも含め、請け負った。
そして、書けば何とか書き進めることが出来て、仕上がり直前である。
400字詰め原稿用紙で200枚程度になる。
月2回直接会って話を聞き、その上で原稿を書く。
それをチェックしてもらってさらに修正していく。
これをここ数カ月間、くりかえしてきたわけだ。
以前に刊行した三冊の自叙伝に登場する人物のうち数名がこの世にいない。
ここ3~4年のことである。そのことも新しい巻に書いた。
5月頃には書籍となる。
☆
この春からラジオ番組がまた2本増えることになり、忙しくなる。
新しい番組はそれはそれで面白いのだがもちろん手間もかかる。
1本は若い女性がパーソナリティの番組で、
彼女が挙げてきた歌の半分は知らないミュージシャンだ。
それらを聴いていると、それなりの良さに気づくことがある。
ラジオ番組は、京都、大阪、神戸の三都市でかかわる。
京都に行き、神戸にも出向く。
いつのまにか構成作家ではなくディレクターになっている。
機械操作などはダメだと言っているし、編集もしないよ。
ジングルも作らないけど、たまに出演するくらいはアリ。
そんな感じで67歳の今を送っている。
☆
農業雑誌の編集者も定年の時期が来ているようで、
果実系雑誌の担当者がこの三月で引退する。
実は彼とは顔を合したことが一度もない。
メールと電話だけで事が済む時代だからね。
もう一誌の担当者もまもなくかもしれない。
彼女とは何度か顔合わせをしている。
旦那がおれと同い年と言っていた。
すでに仕事をしていないのだろうか。
さて、この農業関係の仕事もいつまで継続することやら。
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この週末と週明けは、とにかくラジオ台本製造期である。
今日までに4本仕上げ、明日4本、週明けに4本で、
さらに新番組が3本+3本を木曜日あたりまでに仕上げる。
もう、淡々とやっていくしかない日常である。