南千住 川の手便り

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認知症

2009-11-25 | Weblog
先月、「1人暮らしの父が認知症になってしまって大変なので、実家に帰ります。」と
退去された方がいました。

昨年亡くなった義父も認知症で大変だったので、彼女とは良く話をしていました。
「父はわがままなので、他の人の言うことを聞かない。」とか、
「急に怒り出して、暴力を振るうこともある。」とか、
私たちには分かる話ばっかりで、「早く介護認定を受けてケアマネージャーさんに相談した方が
いいですよ」と話していたのですが、彼女も1人で仕事もしているので、相談に行く時間がない、
とこぼしていました。

お父さんが大変なので、だんだん実家に寝泊りしながら会社に行くようになり、引越ししたいのは
山々だけれど、引っ越す時間もなかなか取れないと言っていました。

その一方、「実家にいるといろいろと大変なので、こちらに帰るとほっとする。」と引越しを
迷ってもいたようです。

引越しのときも大変で、実家の彼女の部屋をちゃんと片付けておいたのに、引越し屋さんが
荷物を運び込もうとするとめちゃめちゃになっていて、泣きたくなったと言っていました。

引っ越して1ヶ月、用があって電話をしてみたら、結構明るい声
一緒に暮らすようになって、お父さんが落ち着いたそうです。
暴力を振るうこともなくなって、穏やかになったそうです。

お父さんは不安だったんですね。
徐々に病気は進行するかもしれないですけど、とりあえず良かったです
彼女にとってもお父さんにとっても





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