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和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

「壼坂霊験記」で有名な壼坂寺に参って

2023-04-18 04:56:25 | 日記



仁王門



本堂の中

十一面千手観世音菩薩



壼坂霊験記



壼坂大仏

壼坂大仏

大仏と大観音

三重塔

大観音石像

大涅槃石像

入口近い大講堂にもお雛様を飾って


明日香村観光の後は近鉄飛鳥駅から電車で一駅の壺阪山まで行きました.。ここでも一日に4本しかない壼坂寺行きの最終バス14時20発を長いこと待ちました。
車社会の今、バス便を利用する人は少ないので致し方ないですね。
奈良県高取町にある壷阪寺は、南に桜の名所 吉野山を控え、北に大和三山奈良盆地を一望におさめる壷阪の山に建ちます。西国霊場の第六番札所としても知られ、
全国から参拝者が訪れる名刹になっています。
壷阪寺の本尊は眼病に霊験あらたかな観音様です。盲目の夫 沢市とその妻お里の物語である、人形浄瑠璃「壺阪霊験記」によって壷阪寺の名は世に広まり、
眼病封じのお寺とも呼ばれています。
壺阪寺では、仏像とひな人形を一緒に飾り祀る「雛曼荼羅飾り」が毎年3月に公開されています。
礼堂や大講堂では仏像とともに計3500体のひな人形が飾られ、壮観な光景が参拝者を4月18日まで楽しませるそうですよ。
礼堂には21段のひな壇に2200体が飾られ、大講堂にも1300体が並びました、当初は30体だったそうですが寄贈数が年々増え、現在の規模になったとのこと。
楽器演奏やキャンプをしているひな人形もあるとか。何とも不思議な空間に圧倒されご本尊の周りがすべてひな人形で飾られているのでどこで般若心経を上げたらよいのか
戸惑いました。大勢の観光客の前ですから。
境内一円を包み込む様に咲き誇る桜は今日は見事なものでした。特に、国指定重要文化財の三重塔や礼堂などの堂塔伽藍が桜の雲の中に浮かび上がる様に見えるのは圧巻で、
訪れた人々から「桜雲の寺」と言われているそうです。また、大仏様が桜に包まれるお姿は「桜大仏」と呼ばれて奈良県内で新しい桜の名所として、最近注目されるとか。
どうりで境内の駐車場は満杯で一台出て行かないと次が駐車出来ないという混みようで日に何本もないバスも満杯で山道の道路は大渋滞していました。

大仏の桜包まれ笑みさやか

明日香村 石舞台古墳から岡寺そして高松塚古墳まで

2023-04-15 09:00:41 | 日記

拝観前に外側をぐるっと歩いてみました

石舞台古墳

中に入って





岡寺の門前町を歩いている人はいなかった

ここから急な坂道が続きます 時折タクシーが客を乗せて

厄除け霊場として賑わう仁王門

4月中旬には石楠花が咲きそろうという

本堂

三重宝塔



高松塚古墳

高松塚壁画館

女子群像

女子群像

玄武

男子群像

男子群像

近鉄線の樫原神宮前駅で降りて今日は明日香村散策ときめました。駅前で赤かめバス周遊券¥600が¥400と割引になっていました。
バスの客は15~6人と少なく、車窓から甘樫丘展望台を左に見ながら飛鳥寺を通り長閑な田園地帯の狭い道路を抜けて石舞台古墳に到着しました。
ソメイヨシノが満開のこの時期に来たのは初めてでした。蘇我馬子(そがのうまこ)の墓と伝えられる石舞台古墳〈6世紀末~7世紀前期〉は、わが国最大の方墳で
30数個の岩の総重量は約2300トンとか。 特に天井石は約77トンもあり、造られた当時の優れた土木・運搬技術がうかがわれるとのことでした。
「石舞台」の由来は月の夜、狐が美女に化けてこの上で舞ったという言い伝えがあるそうです。外から見ても、中をのぞいてもその大きさには圧倒されました

そこから次は歩いて20分の所にある岡寺に行きました。岡寺は小高い丘にあるので緩やかな坂道を上ること10分と少し疲れました。
岡寺は奈良県明日香村の東、岡山の中腹に位置して、真言宗豊山派に属している西国三十三ヶ所観音霊場の第七番札所になっています。
本堂には、奈良時代末の制作にかかる巨大な如意輪観音座像が本尊としてまつられています。如意輪観音の最古の遺例としても重要視されており、塑像(土でできた仏像)
としては日本最大の仏様で、日本三大仏にもあげられて、重要文化財に指定されているそうです。
日本三大仏とは、銅像の東大寺 毘盧遮那仏(奈良の大仏)、木像の長谷寺 十一面観世音菩薩、そして塑像の岡寺御本尊だそうですからお参りが出来て有難かったです。
その後は門前町にあるバス停まで戻って又あか亀バスに乗り高松塚古墳に向かいました。バスは一時間に一本だけ周遊していますがほとんど乗っている人はいませんでした。
バス停を降りてから飛鳥歴史公園内を歩くこと7~8分で高松塚古墳、高松塚壁画館にたどり着きました。お天気もよかったので散策している人は多かったです。

(直径18m、高さ5mの小さな円墳。昭和47(1972)年3月、石室内に彩色壁画(国宝)が発見され、戦後最大の発見として大きな注目を集めた。石槨内部には古代中国道教の影響を受け、
東壁には青龍と日像、西壁には白虎と月像、北壁には玄武、東西の両脇には人物像、天井には星宿図が描かれている。
被葬者は7~8世紀の皇子とみられる長身の男性とされるが、詳細は分かっていない。古墳内部は保存上密閉されているため、見学はできない。
隣接する高松塚壁画館で、精巧な模写や石槨の模型が展示されている。)説明書きからの抜粋です。

静寂の石舞台桜あでやか

開園直後の日光植物園のお花

2023-04-12 09:11:31 | 日記

イワウチワ

ショウジョウバカマ

ハナネコノメソウ よく見るとあちらこちらに分散して咲いています

ザゼンソウ 以前見たのは何時だったか思い出せません

ネコノメソウ

カタクリ  この日は曇り日のため花が開かず

アズマイチゲ

アズマイチゲ

ミズバショウ

ミズバショウ

ヤマエンゴサク 初めて見ました ジロボウエンゴサクの方が茎が少し長い

アメリカミズバショウ

トキワナズナ  園内あちこちに増えすぎて困っているとか

アカヤシオ

アカヤシオ

日光植物園では冬の間はクローズされていて早春のお花を見ることが出来ませんでした。
水芭蕉を見るために3月中に数日観察日を設けて4月15日に開園日としていました。ところが昨年から開園日を4月1日に変更して
最初の三日間を日光植物園の園長さんがⅠ時間半をかけて園内のガイドをしてくれることになりました。コロナも収まりつある今年は
申込制はやめてその時間に来た人が受けられるようにと変更になりました。
お陰で今年初めて4月2日に参加して春を待ち焦がれて咲き始めた足元の小さな珍しいお花にも出会うことが出来ました。
名前だけは知っていても実際に見たのが初めという花もあり嬉しかったですね。年に数度は訪ねている日光植物園なのですが。

NHK連続テレビ小説「らんまん」のモデル 「牧野富太郎と小石川植物園」という企画展は日光植物園の展示室で11月30日まで
小石川植物園柴田記念館でも企画展はしています。
西国のお寺巡りは次回からも続けます。

待ちあぐみ綻びている小さき春

京都 醍醐寺にお参り

2023-04-09 15:52:21 | 日記

観音堂 こちらが納経所になっていて広い境内の伽藍エリアの一番奥にありました

弁天池 納経を待って40分も並んでいる本堂の上から撮影





日月門

仁王門

金堂 安土桃山時代に紀州湯浅より移築されたものでした。

不動堂



大阪読売テレビが放送のために取材中

唐門

三宝院の庭







霊宝館の庭












醍醐寺は真言宗醍醐派の総本山で874年に、弘法大師空海の孫弟子、理源大師聖宝によって開創されました。醍醐山全体を寺域とし、山上の上醍醐、山下の下醍醐からなる広い境内を持っています。
多くの国宝・重要文化財を含む、建造物・仏像・絵画・文書を伝承していて、世界遺産にも認定されています。豊臣秀吉が豪華な花見を行った桜の名所としても有名な場所です。
ここには秀吉の命によって紀州(和歌山県)から移築された金堂(国宝)や、京都府下最古の木造建造物、五重塔(国宝)、朱塗りの弁天堂などがあります。
まずは受付で拝観料¥1500を払うと3か所が回れるチケットがついていました。ここでは霊宝館エリア、三宝院エリア、伽藍エリアと別れていますが広いので全部見る時間はありません。。
西国巡礼のお参りに来ているので一目散に西大門から堂塔の並ぶ伽藍をみながら観音堂まで行きました。西国33観音霊場の十一番札所になっています。ろうそく、線香をあげ般若心経をあげた後
御朱印を頂くために並ぶこと40分。四国88か所、坂東33か所、秩父34か所を今までに済ませましたがこんなに時間がかかったのは初めてでした。それで残念ながらゆっくり他を拝観する
時間がなくなり心残りでした。上から10番目までが伽藍エリア、11番目から17番目までが三宝院エリア18番目から20番までが霊宝館エリアです。
桜満開のこの時期に来たので観光客が多いのは致し方なかったですね。次回は桜の季節でない時に来て時間をかけてゆっくり拝観したいと思いました。

紅枝垂れ桜咲く 大阪箕面市にある勝尾寺  

2023-04-07 08:50:36 | 日記

一番奥にある本堂に行くには階段をかなり上って







勝ちダルマ

多宝塔

二階堂 法然上人が晩年の4年間を過ごしたところ


















勝尾寺(かつおじ)は、大阪府箕面市にある高野山真言宗の寺院で山号は応頂山。本尊は十一面千手観世音菩薩。西国三十三所第23番札所になっているのでお参りに行ってきました。。
勝尾寺は平安時代以降、山岳信仰の拠点として栄え、天皇など貴人の参詣も多かったそうです。元慶4年(880年)、当時の住職行巡が清和天皇の病気平癒の祈祷を行い、
「勝王寺」の寺号を賜りましたが、「王に勝つ」という意味の寺号は畏れ多いとして勝尾寺に差し控えたとのことです。
大阪の都心から車で30分の場所にある8万坪の境内には、1300年間念じ込まれてきた「勝運の寺」としての運気や癒し、紅葉を求めて全国から参拝者が訪れます。確かに今桜も沢山
ありましたが燃えるような春色の紅葉が多く見られて秋はさぞや見ごたえがあることと想像されました。境内の各所に小さな勝達磨が置かれていました。
ここへのアクセスは阪急バスで千里中央駅からバス便がありますが平日は日に3本しかないので乗り遅れると大変です。海外からの人もこれを利用しバスは満員でした。
なお山門は現在修復中でした。入口でもらったパンフレットには日本語の下に英語で書かれいてやはり海外からの観光客がここでも多かったです。

勝尾寺で御守を買い求めたら「いのちの砂時計」というのを頂きました。人生はすな時計のようなもので、この世に生まれた瞬間から私の「いのちの砂」は落ち続けているので二度と戻ってこない
この瞬間に全力を尽くし限りある命を生き抜くことを誓いますという一枚のカレンダーを頂きました。今日は生き抜いたと自己評価できるときはそのカレンダーに丸を付けるようになってます。
心が引き締まりますね。早速始めました。