

仁王門


本堂の中

十一面千手観世音菩薩


壼坂霊験記


壼坂大仏

壼坂大仏

大仏と大観音

三重塔

大観音石像

大涅槃石像

入口近い大講堂にもお雛様を飾って

明日香村観光の後は近鉄飛鳥駅から電車で一駅の壺阪山まで行きました.。ここでも一日に4本しかない壼坂寺行きの最終バス14時20発を長いこと待ちました。
車社会の今、バス便を利用する人は少ないので致し方ないですね。
奈良県高取町にある壷阪寺は、南に桜の名所 吉野山を控え、北に大和三山奈良盆地を一望におさめる壷阪の山に建ちます。西国霊場の第六番札所としても知られ、
全国から参拝者が訪れる名刹になっています。
壷阪寺の本尊は眼病に霊験あらたかな観音様です。盲目の夫 沢市とその妻お里の物語である、人形浄瑠璃「壺阪霊験記」によって壷阪寺の名は世に広まり、
眼病封じのお寺とも呼ばれています。
壺阪寺では、仏像とひな人形を一緒に飾り祀る「雛曼荼羅飾り」が毎年3月に公開されています。
礼堂や大講堂では仏像とともに計3500体のひな人形が飾られ、壮観な光景が参拝者を4月18日まで楽しませるそうですよ。
礼堂には21段のひな壇に2200体が飾られ、大講堂にも1300体が並びました、当初は30体だったそうですが寄贈数が年々増え、現在の規模になったとのこと。
楽器演奏やキャンプをしているひな人形もあるとか。何とも不思議な空間に圧倒されご本尊の周りがすべてひな人形で飾られているのでどこで般若心経を上げたらよいのか
戸惑いました。大勢の観光客の前ですから。
境内一円を包み込む様に咲き誇る桜は今日は見事なものでした。特に、国指定重要文化財の三重塔や礼堂などの堂塔伽藍が桜の雲の中に浮かび上がる様に見えるのは圧巻で、
訪れた人々から「桜雲の寺」と言われているそうです。また、大仏様が桜に包まれるお姿は「桜大仏」と呼ばれて奈良県内で新しい桜の名所として、最近注目されるとか。
どうりで境内の駐車場は満杯で一台出て行かないと次が駐車出来ないという混みようで日に何本もないバスも満杯で山道の道路は大渋滞していました。
大仏の桜包まれ笑みさやか