千葉県立房総の村を訪ねて Ⅰ

綱つり　上総の災いよけ

　上総の農家

　昔の遊び

　商家の町並み
先日、久しぶりに成田線安食駅からほど近い房総の村に行ってきました。江戸時代後期から明治初期の商家、武家屋敷、農家などが再現され、房総の伝統的な生活様式や技術を直接体験出来ます。映画やテレビのロケ地として使われることもあります。ＮＨＫの朝ドラ「花子とアン」や「純情きらり」等にも利用されました。商家が建ち並ぶ町並みは旧佐原市の古い町並みを参考にして再現されています。ゆっくり撮影したいと思って人の少ない開館直後に入場したのですが運悪く韓国からの大勢の観光客が入ってきて静かだった村内は大騒ぎとなりました。またここには古墳が１００以上ありますがこちらを訪れる人は少なかったです。


縁台のタイムスリツプ金魚売り

下北半島 仏ケ浦へ

天龍岩

　　如来の首

　　蓮華岩

　　五百羅漢
旅の三日目は下北半島の佐井港から小さな遊覧船に乗って仏ケ浦を訪れました。海は荒れ舟は大揺れしてスリル満点でした。やがて仏ケ浦海岸につく頃には揺れも少なくなり一艘しか停泊できない船着き場に下船上陸しました。仏ケ浦の原型は２０００万年前の海底火山活動で形成されたといわれていますが、青白色の奇岩が神仏のように郡立する光景は水上勉が小説飢餓海峡の舞台に選んだのもわかるような気がしました。ここを訪ねた大町桂月は「神のわざ、鬼の手つくり仏宇陀　人の世ならぬ処なりけり」の和歌を残しその歌碑もありました。


青嵐仏包まる心地して