
天龍岩

如来の首

蓮華岩

五百羅漢
旅の三日目は下北半島の佐井港から小さな遊覧船に乗って仏ケ浦を訪れました。海は荒れ舟は大揺れしてスリル満点でした。やがて仏ケ浦海岸につく頃には揺れも少なくなり一艘しか停泊できない船着き場に下船上陸しました。仏ケ浦の原型は2000万年前の海底火山活動で形成されたといわれていますが、青白色の奇岩が神仏のように郡立する光景は水上勉が小説飢餓海峡の舞台に選んだのもわかるような気がしました。ここを訪ねた大町桂月は「神のわざ、鬼の手つくり仏宇陀 人の世ならぬ処なりけり」の和歌を残しその歌碑もありました。
青嵐仏包まる心地して