
東大門


本堂前







光堂前にあった紫式部像

蓮如堂




石山寺は、清流瀬田川のほとり、伽藍山(標高239m)の麓にあり、奈良時代から観音の聖地でした。
平安時代、石山詣が盛んになり女流文学者らが石山の地を訪れました。
紫式部もその一人で、7日間の滞在中にびわ湖に映る満月を見て『源氏物語』を書き出したと伝わって
いますし石山寺には、紫式部以外にも「蜻蛉日記」や「更級日記」の作者など、たくさんの王朝女流文
学者や貴族が詣でていました。
ここは西国33霊場の13番目のお寺で12年前にもお参りしていましたが今回は紫式部ゆかりの地と
して訪ねました。開門を待っての朝8時、入母屋造り本瓦葺の門をくぐり雨上がりの清々しい石畳が続く
参道の何と清々しかったことか。
本堂、多宝塔、鐘楼、月見亭、光堂など一回りしてきました。丁度梅が満開の頃で帰り際には大勢のツアー
客も加わって賑やかな石山寺となりました。
次回は源氏物語宇治十帖の世界を訪ねます。
心経の静もる声や春ぬくし
石山寺には15年前に御参拝でしたのですね。
私は御朱印長を見たら2013年7月に宇治にある三室戸寺の帰りに寄りました。
その時は閉門の16時30分までにあと数十分しかなくて小走りで本堂まで行ったと記憶しています。
ですから今回紫式部ゆかりの寺ということで感慨深く回れました。
いずれの寺もじっくり余裕をもって回りたいものですが。
もう一度西国33観音霊場巡りをするときはやはりツアーになりますかね。
昨日クラブツーリズムの日帰りの旅で柏から特急とバスを使って百花繚乱の花見山公園、8部咲になった三春の滝桜を見てきました。雨も降らずに運が良かったです。
後日ブログアップしますね。
コメントありがとうございました。
石山寺のお写真を懐かしく拝見させていただきました
紫式部が物語を書くには静かな佇まいですよね・・・
私はペルーの留学生(女性)が関西空港から帰国するので、帰国前に会いに行った帰りに立ち寄りました
最近偶然その写真も出て来て不思議なくらいです!
三室戸寺は、JICAの研修生たちとバス旅行であじさいの時期に訪れましたよ
紫式部が源氏物語を書くにあたって構想を練ったところが石山寺なのです。
本堂から外を眺めると琵琶湖の湖面に月が映っていてそれを眺めて着想を得たとパンフレットに書かれています。
静かな高台にあるお寺でよね。
今ではツアーバスが早朝から何台も来て賑やかな観光地になってしまいました。
前に訪ねられたその時の写真も発見されたとかそれは嬉しいことですね。
三室戸寺も京阪電鉄で宇治の一つ手前の駅で私は歩いて行きました。
mariaさんが研修生たちとバスで行かれた紫陽花の頃に私も訪ねました。
鎌倉の明月院にも匹敵する位の多くのアジサイが植えられていました。
その時は西国のお寺を回ることしか考えていませんでしたが。
今になってみるとここも源氏物語宇治10帖に出てくるヒロイン浮舟と関係のある場所でした。
以前訪ねた場所を思い出すのも楽しいことです。
懐かしいお話のコメントありがとうございました。