
御台所跡の桜












今の京都御所は、南北朝時代から明治時代までの約500年にわたり天皇のお住まいとして使用されたもので、
現存する建物の多くは1855年(安政2年)に造営されたものだそうです。
なかでも注目したいのが、最も格式の高い正殿である紫宸殿。伝統的な儀式を行うために平安時代の建築様式で
建てられており、現在の建物では明治・大正・昭和の三代に渡って天皇の即位礼が行われた場所です。
風情のある庭園もあり、四季折々の風景が楽しめるということで20年ぶりに訪ねました。
ボランテイアガイドの時間には間に合わなかったのでパンフレットを見ながら歩きました。5本ある枝垂れ桜は
御台所跡にありましたが古木なのでかなり剪定されていたのですが丁度見ごろでした。
「光る君へ」の時代、現在の京都御所である土御門東洞院殿は、藤原道長のお屋敷でした。
源氏物語では光源氏が生まれ、多くの時間を過ごしたとされる[京都御所]。1331(元弘元)年に現在の場所に
移ったものの、今も建築物などに平安時代の文化が受け継がれています。
今回の旅は紫式部の源氏物語の足跡を訪ねる旅でもあり、次回からは紫式部がすんでいたといわれる地にある
蘆山寺、下賀茂神社、石山寺、宇治を紹介します。
御台所枝垂れ桜の咲きつぎて