昨日午後は夏期課題発表大会が開催されました。
学園講師の他に、今回は3人のゲストをお呼びしたので、打ち合わせランチ会。
7月の前期発表大会でも、独特な視点から暖か味のあるアドバイスで学生を勇気づけてくれた、画家の桑野純平先生。
ぼく(副田)の近所にアトリエ兼絵画教室を有する、下町の画家としてマスコミ等にも取り上げられ、フランスのサロン・ドートンヌにも連続入選されています。
マンガコース卒業生の漫画家かずまこを先生(白泉社、竹書房等で連載。単行本も多数出版)や、同じくマンガコース卒業生でマーガレット誌上で活躍する川上なつみ先生は長野から駆けつけてくれました。
マンガコース主任 藤倉先生、内田かずひろ先生(朝日新聞に「ロダンのココロ」連載等)、加藤まどか先生(以前は松浦まどかペンネームでヤングマガジン等で活躍)も同席するにぎやかなランチ会でした。
かずまこを先生のファンでもある2年生も合流。素晴らしい卒業生と交流する機会をなるべく多く作りたいですね
発表大会は今回も、総合司会を美術評論家 勅使河原純先生(元世田谷美術館副館長)にお願いしました。
予定では13時~16時だったのですが、予想以上に盛り上がり18時頃までかかってしまいました。
講評後に、出席者全員による投票で優秀作品を3作(3人)選出。この結果は中美HPをご覧ください。
それにしても、2か月たたない内でも、大きく伸びた学生が多く驚きですね。
今朝、早くから来て作品の手直しをする者や、教室でプレゼンテーションの練習をする者などなど、意欲的な学生が多くてうれしいですね
「中美展」(今年は10月13日~19日/東京都美術館)で作品を出展するよう、後藤先生(校友会会長/中美展元理事長)にすすめられた学生もいました。
まずはひたすら制作に打ち込み、そしてそれぞれの次のステップへ。
若者の限りない可能性を感じる一日でした。
自分に制限をかけているのは、君自身です。
この学校の中での立ち位置や平均点など何の意味もない。
どこまでも伸びていいんです。
先生も超えて伸びてほしい。
君の望む答えは先生の言葉にはなく、自分の行動した結果にあるはず。
まずは描くことから。
次には描くことから。
そして次にまた描いて。描いて。
ずっと描いて。