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「10年つかえるSEOの基本」を読んだ所感。

2016年09月05日 19時25分13秒 | 読書


10年つかえるSEOの基本

土居健太郎
技術評論社
定価(1480円+税)

2015年5月25日発売


市HP管理者ということもあって、SEO対策についてはそれなりに知っていたつもりでしたが、
SEO関連の本を読んでから数年経っていたこともあって、久々に勉強してみようと思って読んだ本。

会話形式、LINE型とも呼べそうなライトな本、2時間程度で読みきれると思う。

やっぱり検索システムの発達もあって、内容が高度になっていた。
リテラシーの発達とでもいえばいいだろうか。
この本を自分より年下の子が書いていると知って、なんかちょっと安心というか、嬉しかった。

商品を販売することも、数が売れればそれでいいってことじゃない。
検索サイトだって、ちゃんと検索した人が期待する情報を提供しなくては使用されない。

検索した人と情報を載せる人の、いわばマッチングなのだ。それはPRの基礎的な考え方に似ている部分がある。
検索は、広告ではない、PRなのだ。

この本はSEO(検索エンジン最適化)のノウハウ的な本ではない。
そもそもこうすれば、上位にあがる!という単純型の検索システムではない今に至っては、
作者もいわく、地道に積み上げていくことが結果的に一番効率がよさそうだ。


基本的な概念としては、

・コンテンツを充実させること
・リンクを増やすこと
・検索者目線に立って、コンテンツを作成すること

この3つが根幹だと思った。

これからSEOを業務の関係でしなければならないという人にとっては、
その準備本、またはリテラシーを学ぶ入門本としては最適だと思う。

最後に勝田が印象的だった文章をいくつか紹介します。

・検索エンジンは、検索する人から質問を受け、回答を示さなければなりません。
 そのために、世界中のあらゆる情報を集め(クロール)、取り出せる形に整理し(インデックス)、
 その中から良質な回答を選定する(アルゴリズム)、一連のしくみを持っています。

・入学試験でどういう問題が出るかわからないのに勉強できるの?

・1ページに1テーマ

・キーワードは「検索者の悩み」や「ニーズ」そのものです。
 なので、難しく考えず、「それを解決するためのコンテンツを用意すればいい」と考えればいいのです。

・SEOは「情報発信を通じて、検索する人やほかのサイトとの関係性を築いた結果として
 成功できるもの」という前提で、広告的な視点と切り離して考えなければいけないことも多いのです。

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