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絵本のススメ。

2016年02月17日 23時52分07秒 | 子育て


早いもので、息子が生まれて11ヶ月が経ちました。

離乳食には随分慣れて、ある程度柔らかければ食べられるようになりました。
歯も生えてきました。ハイハイの速度もあがっています(笑)

僕は決してよい父親ではないと思っていますが、
僕も楽しくて、息子も好きなことが1つだけあります。

それは絵本を読んであげることです。


絵本を読む習慣は友人の保育士に教えてもらいました。

考えてみれば、乳児と呼ばれるおっぱいを飲んでいた時期から読んでいました。
多分3ヶ月くらいから読んでいたかな。

2歳を過ぎてある程度しゃべれるようになると、また読む本も変わるんだろうけれど、
3ヶ月とか1歳っていうのは、本に慣れるとかコミュニケーションの世界なんだろうと思います。
そこまで意味も理解できないと思う。ただ、どこかきっと、反応できているんだとも思うんです。

テレビほど刺激もなく、単純な絵と言葉がつづられている絵本は、
きっと赤ちゃんの脳みその処理が緩やかに進むのでしょう。


そんな中で気に入っている本の1つに「いいおかお」があります。

多分日本で最も有名な絵本作家の1人で、昨年亡くなった松谷みよ子さんの作品です。


最後の節で、お母さんにビスケットをもらって食べるシーンがあります。

そこにこうあります。

ああ おいしい おいしい
おいしいはどーこ

ビスケットを笑顔で食べている女の子は理解できても、
「おいしいはどーこ」という言葉の意味を僕は理解できずにいました。
しかし、先日息子に読み聞かせてをしていて、ふっと気づきました。
これは
「おいしいという気持ちや自然にこぼれる笑みは、どこからやってくるんだろう?」
って意味じゃぁないかなと。

そして、この幸せな表現は、
きっと子を持つ親のような気持ちで、

これだけ幸せな毎日は、一体どこからやってきて、
俺がどんな良いことをしたから、こんな幸せを感じられるんだろうって。
息子が生まれてきてくれてから、毎日必ず思う気持ちでもありました。

どこからかやってきた幸せな日々は、
きっとどこかにまた流れていって、その流れを止めないように、
僕はこの幸せをいっぱいにかみ締めて、そして息子や妻と、
この日々を大切に生きていこうと思います。



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