勝田茂樹の活動BLOG

子育て・車・バイク・読書の情報BLOG

「一瞬の風になれ(1-イチニツイテ-)」を読んだ所感。

2019年01月07日 22時47分34秒 | 読書
一瞬の風になれ(1-イチニツイテ-) 佐藤 多佳子 著 定価(1400円+税) 講談社 2006年8月25日発売 3時間で読了。 一年ほど前に職場で最も本を読んでいるだろう大読書家(年間200〜300)に勧められた本。 高校生・青春・陸上ストーリーということで、 この僕の人生の一片にも関わったことのない部類で購入したはいいものの、なかなか読めていなかった。 しかし、今年の正月にたまた . . . 本文を読む

「DINNER(ダイナー)」を読んだ所感。

2019年01月06日 22時41分33秒 | 読書
DINNER 平山夢明 著 定価(740円+税) ポプラ文庫 2012年10月5日発売 6時間で読了、540ページ。トイレ以外布団から出ていない週末。 平山夢明は稀代のグロテスクリアリズム作家。 読んだのは「他人事」以来の2作目。相変わらず痛快である。 とにかく凶悪犯罪史に造詣が深い作者。 ダイナーはアメリカ版定食屋の意味、簡単に言えば装丁にもなっているハンバーガー屋だ。 ただし、殺 . . . 本文を読む

「ぼきわんが、来る」を読んだ所感。

2019年01月05日 23時11分11秒 | 読書
ぼぎわんが、来る 澤村伊智 著 定価(680円+税) 角川ホラー文庫 2018年2月25日発売 これから読書ブログに書いていくときは、目安の読書時間も書いておくことにします。 というわけで、3時間で読了。 数年前の日本ホラー小説大賞の大賞作品。 デビューしていないアマチュアを対象としているものの審査が厳しく、 大賞が毎回出るわけではないという中で審査員全員一致で大賞となった初作品。 . . . 本文を読む

「光媒の花」を読んだ所感。

2019年01月04日 22時22分23秒 | 読書
光媒の花 道尾秀介 著 定価(540円+税) 集英社文庫 2012年10月25日発売 道夫秀介の本は初読み。 ジャンルとしてはミステリー、んー、こういうのってなんていうのだろう、ジャンル。 日常というジャンルでくくるにはあまりにも刺激的だしな。ホラーではない。アクションでもない。 6章に分かれていて、それぞれ主人公が異なる。主人公視点で物語られる。 それぞれの主人公が有形無形につなが . . . 本文を読む

「不連続の世界」を読んだ所感。

2019年01月03日 20時30分54秒 | 読書
不連続の世界 恩田陸 著 定価(571円+税) 幻冬舎文庫 平成23年10月15日発売 恩田陸作品を読むのは、 ・月の裏側 ・夜のピクニック ・ネクロポリス に続く4冊目。ネクロポリスを上下巻とすると5冊目になりますが、 ハズレがありません。いつもおもしろい。 なんていうか、んー、悪く言うつもりはないんですが、 一喜一憂せずに読める、普通に読める。 生活とかリアリティとかがそこにあ . . . 本文を読む