青く澄みきった、高い空が気持ち良かったこの前の月曜日その日は土曜日に開催されたKKの運動会の代休日でした普段の生活の中でKKと2人きりでゆっくり何かをする時間がない私たちそこで私は上司にお休みをいただいて、KKと2人で外出することにしました感性に訴えるものが大好きなKK青空の下、2人で手を繋いで出かけていった先に選んだ場所・・・それは東京タワー『東京タワー』という言葉をKKは知っていますが、今まで一度も訪れたことはありません最寄り駅から降りて左へ曲がったところで真っ赤な堂々と聳え立つ東京タワーにKKも目を丸くしています『うわッ、ママ、これ東京タワー』『そうだよ』『眩しくててっぺんまでみえないね、大きい』その会話に私も思わずにっこりそして思い出しました小学校の修学旅行で初めて訪れた東京タワー私もドキドキしてワクワクしてこの鉄塔をしたから見上げていたなぁと『東京タワーはどれだけ高いの』『上に行ったら何が見えるの』『なんだろうねぇ』KK、チケットを買う順番に並んでいる間、手摺につかまって今度は私を見てにっこりそしてチケットを購入後、はやる気持ちを抑えながら2人で乗り込みました展望台行の高速エレベーターエレベーターは一部ガラスになっていて外の景色が段々と小さくなっていくのが見えます目を丸くして『おー』というKKを乗せたエレベーターはあっという間に展望台に到着しましたそして展望台に着いたKK、『すげぇママ、これ本物の車なのゆうちゃんの持っている小さい車みたいだね歩いている人もこんなに小さくなるの』そしてガラスにへばりつきました『家とビルばかりだね』暫くその景色を観た後、今度は日の出から翌日の日の出まで24時間の東京タワーから観た朝の景色、お昼の景色、夜の景色が映し出されているモニターの前に立ちました朝焼けに反射する家々、そして高層ビル群お昼が過ぎ、夜になり今度は家々と高層ビル群に明かりが灯り始めています高層ビルは夜23;00を廻ってもまだまだ電気がこうこうとついています一つ一つのこの明かりの下に一人一人の生活があり、そこに一人一人の生き方がある・・23;00まで働いてる父・夫を迎え入れる家族の家にもきっと温かな光が灯り、そして深夜まで会社を支え、そして日本経済を支え、家族を支え頑張ってくれているその闘いの光日常生活の渦の中で霞んでみえなかったものがこうして一歩引いたところから観ると、新しいことが見えてきて、色んな感情が湧き出てきましたそして目を閉じているとKKの声が聞えます『ママ、みて夜なのにまだビル電気がついてるよ』っとそしてその後は何も言わず何度も何度もそのモニターを早送りして、遅まきして、目の前の景色と比べながら眺めていましたKKはKKなりの東京タワーをとらえたのでしょうね東京タワーの景色に感動した気持ちを胸にしまいながら帰りに3階にある蝋人形館に入ろうかとチケットを購入し、館内に3メートルほど入ったのですが・・・午前11;00という時間だからか館内には誰もおらず、静まり返った場所でただただ何処までも等身大の蝋人形が所狭しとずらりと並んでいる姿に、なんとなく人形達が逆に私たちを見ている気がして私達が蝋人形になってしまいそうな感じがしてKKと2人で怖くなりそそくさとチケットの払い戻しをしてもらいましたKKにとっては初めての東京タワー駅に向かう途中KKがたくさん話しかけてきましたが、何を話したのか覚えていませんただはっきり記憶にあるのはKKの嬉しそうな笑顔と、繋いだ手が温かかったこと素敵な一日でした明日もいい一日になりますように
KK、とびっきりの笑顔だったでしょう~。ママを独り占めだもん、それはそれは貴重な時間だよね
私もリュウとデートした日はキラキラと消えない思い出になってるよ。リュウの為に~と作った時間だったけれど、蓋を開ければ私自身が何よりも楽しくて温かい気持ちにさせてもらったよ。お洒落してさ、何年ぶりだろ、あんなドキドキってなもんよ
東京タワーの選択はKK?ひでちかな?
偶然にも、最近父ちゃんが行こう行こうとテンション上がっているよ近々登ってくるよ~