Enjoy Football -女子サッカー日記-

サッカーを楽しみたい。より深く。たくさんの子ども達と。たくさんの女の子達と。たくさんの仲間と。

W杯出場をかけて

2005年06月07日 | soccer life
明日は日本代表が2006ドイツW杯をかけて北朝鮮戦を戦う。

明日の試合はひとりのサッカーファンとしてとても楽しみである。
日本を代表する選手達が世界の舞台に挑戦する試合はやはり見ている側もどきどきわくわくする。

ドーハの悲劇は自宅で自分の部屋でひとりで観戦。まだ中学生だった私は日本代表選手になる(いつかあのユニフォームを着て活躍したいと)夢を見ながらテレビに釘付けだった。そして私が大好きだったサッカー選手、都並敏史選手がW杯の舞台に立ってまたあの素晴らしいオーバーラップを見せてくれることを望んでいた。
*都並選手は最終予選前に怪我をして試合に出られない状態でチームに帯同していた。


2002年の日韓共催W杯は大学の研究室の大画面でみんなで観戦した。部活をテレビ観戦にした試合もあった。記念すべき日本での開催。あの時はサッカー文化が日本にも渡ってきたなと感じた。日本代表以外の試合もテレビで放映されていた為、世界のサッカーを見まくった!!という状況であった。


そして・・・女子日本代表がアテネオリンピック出場を決めた北朝鮮戦。
その日は指導が入っていた為、後半の途中からしか見られなかった。家に帰ってきてテレビを見た瞬間、3-0でリードしていることに気づくとかなり心拍数が上がってしまった。そして何より、女子代表の試合で国立にあれだけのサポーターが入っていたのを目にして、本当に涙が出そうになった。勝利したあとの選手たちの笑顔は本当に最高だったし、女子サッカー関係者のはしくれとして遠い福岡の地から喜びを共有している気分になった。

そして明日の北朝鮮戦。
ぜひ勝利を収めてW杯出場を決めて欲しい。
中田英寿選手や中村選手、三都主選手の出場停止、中沢選手の怪我など心配材料はあるが、頑張って欲しい。もしかしたら福大出身の坪井選手が出るかもしれないし・・・。


何か勝負がかかった試合はサポーターの立場でもかなり心拍数が上がる。
監督としてそんな試合に臨むときならなおさらである。
これまで九州大会、全国大会、全国大会の上位をかけて試合に臨んだ時、
試合前に必ず思い出してきた感覚がある。それは自分が選手として臨んだ大一番の試合前の気持ち。
緊張と闘志が入り混じった不思議な感覚。
そして監督としての意識に立ち返ったときに感じる、選手を羨ましく思う気持ち。
まだ指導者としての経験が浅いのか、必ずこんな気持ちになる。
そして、悔いのないように、選手としてこの経験を糧にできるような(踏み台にしてステップアップに繋がるような)試合にして欲しいと願う。

ひとつひとつの経験がその後の自分の力になるのである。
そして自分の力になる経験をするためには、その試合あるいはその前の準備を全身全霊をかけて望むことだ。

年代(ジュニア~トップアスリート)によって、全身全霊をかけるレベルは違うかもしれない。
でも年代に応じて適したレベルで、『全身全霊をかける』ことを要求して、伝えることも指導者の仕事である。

*全身全霊:その人のもっている心身の力のすべて


またまた、いつもの『coach』の話になってしまった
今日は『soccer life』の話。
明日はサッカー仲間で大画面で日本代表の試合を見よう!!
そして、ひとりのサッカーファンとして、単純に日本代表の試合を楽しもう

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様です (867)
2005-06-08 03:14:45
先日はお疲れ様です。

ちゃんとブログ読んでますよ。

楽しませてもらってます。



わたしは2002年のワールドカップは、授業とかぶった昼の試合を高校の体育館のスクリーンでみんなで見たのが記憶にのこってます。

S高校の先生たちも粋な計らいをしてくれたものです(笑)



なでしこジャパンの活躍は、監督さんのように女子サッカーに携わってきた方々にとって本当に意味をもつすごいことだったんだろうなあーと想像します。



明日は勝つといいですね。

ではおやすみなさい。
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びっくり (監督)
2005-06-08 22:55:24
まさか高校で授業を中断してサッカーの試合を観戦するとは。



今日の試合も仕事を早めに終わらせて観戦した人が日本中にどれくらいいたのだろう。



来年のW杯も楽しみですね。
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