水辺の旅人 きまぐれブログ

ネイチャーフォトを楽しみ、追求するブログ

カイツブリたちの成長

2022-08-31 11:10:14 | 野鳥

鳥友のブログで。西山の麓の蓮池のカイツブリたちが順調に成長していることを見て、久しぶりに蓮池を訪れました。二羽の親鳥と三羽のヒナはみんな元気で、あちらこちらで餌を採っていました。

時には、親鳥を見つけたヒナが、泳いで近づいていき、甘えるように鳴くような場面も見られましたが、親鳥はとくにリアクションがなく、ヒナは近くまで行ったもののくるりと背を向けてまた餌を採るというような動作もあり、パッと飛び遠くに着水するというよう動きも見られました。

ヒナもずいぶん大きくなり、自分で餌を採る力もしっかりついてきているようでした。

もうすぐ自立していくのかもしれません。しかし、親鳥はヒナを気にするような動きも時々見せていました。

今朝も、この場所でよくお会いして話をしたり、先日の個展にも来ていただいた方がおられ、その方から個展の感想などもお聞きすることができましたが、いろんな野鳥写真をみるけれども、わたしの作品には鳥たちを応援するような気持が感じられるといっていただきました。この言葉は最高の「誉め言葉」のように思えました。わたしが野鳥写真に取り組み始めたころ、後藤文嗣という写真家の「MyFrinds 野鳥からのメッセージ」という写真集(文一総合出版 2001年刊)を見、鳥を見る姿勢を学んだこと、その後も同じ写真家の「ちいさな生命のなかまたち」(文一総合出版 2011年刊)にも影響を受けたことを思い出しました。

これからも、そんなことを感じていただける写真が撮れ、作品が創れていければと思います。

 


続続・シギたちの季節

2022-08-30 13:07:12 | 野鳥

きょうもシギたちに会いに。細かい雨が降っていたのが幸いしてか、シギたちが群れているのが見つかりました。

トウネンが群れていました。一番小さいシギといわれるトウネンが、さかんに餌を採っていました。

タカブシギも群れていました。

しかし、セイタカシギには会えず。残念。

 


続・シギたちの季節

2022-08-29 13:29:24 | 野鳥

昨日、二種類のシギたちに出会え、そこで話をした方がまだほかの種類も来ていると話されていたので、さらに会えればと今朝も行ってみることにしました。

それは、トウネンでしたが、運よくその地域に入ったすぐの休耕田でその姿をみることができました。

小さなシギで、あちこちにかなりの数がいました。

そこには、昨日見たタカブシギも何羽かいて一緒に餌を採っていました。また、もう一種類の鳥がいました。

チドリの種類だろうと思って、帰って調べたのですが、シロチドリ・イカルチドリ・コチドリなど、よく似たものが多く、大きさや首周りの黒い環など、その違いがなかなか区別しにくく、判別することはできないので、もっと観察しに行こうと思っています。

そのほか、チュウサギやコサギ、セグロセキレイの幼鳥など、多くの鳥たちも来ていました。

 


シギたちの季節

2022-08-28 19:15:07 | 野鳥

水辺に集まるシギたちは、独特の雰囲気を持った鳥たちのように思います。いろんなシギがいて、いろんな季節に来るのですが、わたしの近くでは夏に出会うことが多いと思っています。

今年も、近くの田園地帯にシギたちがやってきました。とくに水を張った休耕田での出会いが多いのですが、それもだんだん少なくなり、さらにその場所も変わりますからなかなかです。

セイタカシギが来ているという情報をきき、早速行ってみました。シギの中では大型できれいなのですが、日本では数が少ないそうです。

餌を採った後なのか、あまり動かずゆっくりしている様子でした。

セイタカシギが飛び立った後、ほかのシギも来ていることをきき、探してみました。すると、タカブシギの群れを見つけることができました。

あちこち動きながら餌を採るようすは、かわいいものです。今、ほかのところで、今年もやってきたタマシギと時々出会っていますが、なんとかヒナが孵り、子育てが始まったらと思っています。


久しぶりに

2022-08-27 08:57:25 | 野鳥

今年初めて出会った鳥たちについて以前記しましたが、今年の春から夏にかけて、初めてではないものの、久しぶりの出会いとなった鳥たちもいました。

まず、西山の麓の古刹で、何度か出会った方と情報交換などをするようになり、その方からコサメビタキがいるときき、ほら鳴き声がすると教えてもらいましたが、わたしは耳がだんだん悪くなり、囀りが聞こえなくなっていましたのでよく分かりませんでしたが、そこを通る時には気を付けてみるようにしていましたら、木陰の枝を飛び交うコサメビタキに出会いました。かなり前に、亀岡・七谷川での出会い以来でした。

桜が散った後、古刹の参道でオオルリなどを待っていた時、シロハラ・アカハラが桜が散った道に現れました。さかんに餌を探しているとき、もう一羽の鳥の姿が見えました。それはクロツグミでした。この鳥は、一度だけささやまのもり公園で見たことがありますが、かなり前で、それ以来の出会いでした。

さらに驚いたのは、かなり前に西山の麓に近いしずかなお寺の階段で、一度だけ姿を見たコマドリが同じ場所にでてきて出会いました。夏になるとこの鳥となんとかもう一度出会いたいものだと思いながら、そのあたりにいる夏鳥たちを探し、撮影していましたから、うれしい再会となりました。

自分が住んでいる地域は、自然が豊かで、いろんな鳥たちが季節に合わせてきてくれるところだと再確認するとともに、まだその自然は残っているものの、十年・二十年前に比べると、確実にさまざまな変化が見られます。

いろんないのちと共存してはじめて、自然を守ることだと思います。それを忘れずにいたいと思います。