鳥友のブログで。西山の麓の蓮池のカイツブリたちが順調に成長していることを見て、久しぶりに蓮池を訪れました。二羽の親鳥と三羽のヒナはみんな元気で、あちらこちらで餌を採っていました。
時には、親鳥を見つけたヒナが、泳いで近づいていき、甘えるように鳴くような場面も見られましたが、親鳥はとくにリアクションがなく、ヒナは近くまで行ったもののくるりと背を向けてまた餌を採るというような動作もあり、パッと飛び遠くに着水するというよう動きも見られました。
ヒナもずいぶん大きくなり、自分で餌を採る力もしっかりついてきているようでした。
もうすぐ自立していくのかもしれません。しかし、親鳥はヒナを気にするような動きも時々見せていました。
今朝も、この場所でよくお会いして話をしたり、先日の個展にも来ていただいた方がおられ、その方から個展の感想などもお聞きすることができましたが、いろんな野鳥写真をみるけれども、わたしの作品には鳥たちを応援するような気持が感じられるといっていただきました。この言葉は最高の「誉め言葉」のように思えました。わたしが野鳥写真に取り組み始めたころ、後藤文嗣という写真家の「MyFrinds 野鳥からのメッセージ」という写真集(文一総合出版 2001年刊)を見、鳥を見る姿勢を学んだこと、その後も同じ写真家の「ちいさな生命のなかまたち」(文一総合出版 2011年刊)にも影響を受けたことを思い出しました。
これからも、そんなことを感じていただける写真が撮れ、作品が創れていければと思います。