軽井沢高校 校長日記 『つれづれ軽井沢だより~乞う「ちょうどええ」』

学校の様子を校長の視点から伝えたいと思い、校長日記を書くことにしました。授業日毎日更新を目指します。ご愛読ください。

12月20日(月) Merry Christmas @ West 182

2010-12-20 23:04:01 | 日記

 今日は、軽井沢ロータリークラブの例会・クリスマス家族親睦会が、午後5時30分から、軽井沢プリンスホテル・ウエストであり、田澤教頭さんと2人で招待されて出かけて行きました。
 ホテルの玄関前にはイルミネーションが飾られていました。(写真)

 軽井沢ロータリークラブとその家族の皆さんには、グアムへの派遣、図書の寄贈など、本校のために陰に陽にご支援をいただいていて、心から感謝、感謝の日々ですので、こういう機会にしっかりお礼を言っておきたいと思って参加させていただきました。

 例会もクリスマス会も、出席されている皆さんのお人柄が伝わる、しっとりとした心地よい会で、いつものことながら素敵だなあと思ったのでした。

 70人以上の方が参加されたと伺いました。
 町長さんも「ゲスト」としてお見えになっていて、席が隣りでした。
 配られた資料の中には、12月13日(月)の例会に、本校から英語科の青木先生と、グアムに派遣される5人の生徒と保護者が出席し、5人の生徒がすばらしいスピーチをした様子が写真入りで掲載されていました。
 写真では5人すべての生徒が顔を上げて話していました。
 原稿の棒読みでなく、スピーチを自分のものにしていたことがわかります。
 さらに、そのうちの一人は原稿を持っていませんでしたので、たぶん「ノー原稿」で話をしたのではないかと思います。
 (後で本人に訊いたら、聞き手を見て話すことを最優先して、あえて原稿を持たず、事前に考えておいたスピーチの組み立てに従って、その場で言葉を選んで話した、と言っていました)
 大勢の見知らぬ大人の注目が自分に集まるこのような機会に、高校生が緊張を乗り越えて原稿なしで数分間のスピーチをするというのは、本当に大したものだと思います。

 就職活動支援員の高畑さんの本校勤務が今日で最後ということで、職員朝会でご挨拶をいただいたり、その後校長室で、教頭さんと進路指導主事の勝見先生に同席してもらっていろいろと話を伺ったりしましたが、その場の全員が共通認識に至ったのは、就職するにしても進学するにしても、生徒一人一人が高校時代を振り返って、「自分はこういう事をやった。そしてその中で、こういう事を学んだ(身に付けた)」と言える、いわば「セールスポイント」を持つことの重要性です。
 ただ漫然と高校生活を過ごし、進学や就職の直前になって形ばかりを整えようとしても、そんなものはすぐにメッキがはがれてしまいます。
 日々の様々な活動に意欲的に参加し、その中で「何か」学び(身に付け)、それを自分の言葉で語る、そういうことを繰り返しながら高校生活を送っていないと、他者から「評価」されるようなものは持つことができないのではないでしょうか。
 会社で採用するということはお金を払うわけで、その採用する側から見て、「この生徒は何かを持っている」あるいは「いいなあ」「採用したいなあ」と思えるようなものは、「一夜漬け」ではまず身に付かない、ということを我々高校関係者がしっかりと認識していないといけないのではないか、という気があらためてしています。

 今日は、軽高関連の記事をここ数日間にあちらこちらに掲載していただいていることがわかりました。
 1つ目は、17日(金)のブログでも触れましたが、18日(土)の「信濃毎日新聞」朝刊の東信版に「手の写真展」の記事が載っています。
 2つ目は、今朝の「信濃毎日新聞」に、本校アイスホッケー部のメンバーを主体とする長野県少年チームが、滋賀県で行われた国体北信越・東海・近畿ブロック予選会を、決勝のスコア14-1で優勝し、2位の兵庫県、3位の愛知県とともに本国体への出場を決めた、という記事が出ていました。
 3つ目は、「東信ジャーナル」の地域情報紙「おらほよみうり」の18日(土)版に、周防さんの授業の様子が掲載されました。
 4つ目は、「軽井沢新聞」の20日(月)付け合併号に、周防さんの授業の様子と、JICAの出前授業の様子、2つの記事が掲載されています。
 3つ目と4つ目の3つの記事は、軽高ホームページのトップページからご覧いただくことができます。

 今日のロータリークラブの皆さんもそうですし、マスコミの皆さんもそうですが、たくさんの人が軽高をいつも温かい目で応援してくれていて、本当にありがたいことだと思っています。

 明日は夜10時からNHK総合で、周防さんが音楽を担当した「続遠野物語」が放送されます。

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