Diario 5.25 どんな私の人生なんだろう？

　バラ　　ラ　トスカ　　私はこの型にはまらず　奔放に咲くバラが好きだ

　先日　義理の兄と酒を飲みながら話を聞いていると、　俺は一介のサラリーマンから奮起して県内でも指折りの事業所に築いてきたと。こんな話は他人には語れない。義理の弟であり、酒を酌み交わす中でしかである。７０代後半になり、毎朝裏山への登山と、トレーニングも欠かさない。自制力がとても強い人である。　　
義兄の話を聞いた後、一人になってわが身を振り返ってみた。５３歳で膠原病を患い、以後毎日高濃度のステロイドを服用している。その副作用も身をもって感じている。さて、義兄を比べて私の人生はどうなんだろう？比べて卑下することはないのだが、私の大事にして来たことは何だろう？　　こう考えてみても、はてと？　　そうか、けれどもこれから残り少なくなった余生、何を守り、楽しむか？自分の好きなことをやって楽しむ。スペイン語の勉強、そして海外の友人たちとの交流かな。それは結局、今やっていることの継続なんだ。それは何かを成し遂げるといったことではない。　いまの生活を味わい楽しむといことなんだ。　そんな穏やかな人生で満足しよう。自分にはそれが一番。