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Diario 11.9 白黒映画 2本

2020-11-09 07:54:43 | 日記


写真は 愛好家にはちょっと名の知れた 長野市権堂の映画館 相生座とロキシー
今日の記事は この映画館ではなく 先日からNHK Bsで 録画した2本の白黒映画です。まず 「荒野の決闘」 これまで何度見たことかといっても 10回までは行かないでしょう。ワイアットアープ扮するヘンリーフォンダ  素敵です。似たような題名で内容の「真昼の決闘」のゲイリークーパー、の深刻な表情とは違って、ユーモアがところどころに感じられる。それに、クレメンタインの歌と 彼女に対する淡い恋心がいじらしく感じられる。もてない?男のいじらしさ!  ジョンフォードの映画を多く見たわけではないけれど、西部劇ではこれが一番好きです。
 もう一本は、ジャックレモンの 「アパートの鍵貸します」 さいごは ハッピーエンドですが、自分のアパートの鍵を上司に貸して密会のお手伝いをし、その見返りの会社で進級してゆくという内訳だが、自分が恋する女性が、上司と不倫をしているのを知り、しかし彼女は本気でも上司は家族を大事にして遊びのつもり。最後はジャックレモンが、上司のさらなる鍵を貸せという要求をけって、会社を退職しアパートも引き払うさまを見て、彼女は上司を振り払って彼のもとに走ってゆく。こんな、ありふれたストーリーだが、これが古き良き時代に倫理観だなと思った。 いまの日本には、不倫があふれているようにみえる。 昔お袋が(今思うと意外に映画ファンだったようだな)ジャックレモンとジェームズギャグニーが面白いといっていたのをおもいだす。一緒にギャグニーの映画をテレビで見たのを覚えている。またいつか掛からないかと期待している。   しかし、昔の映画は安心して楽しめるな。