<ジョージ・ハント・ウィリアムソン>
・第2次世界大戦中、米空軍のラジオ関係技術者として活躍したジョージ・ハント・ウィリアムソンは、赤外線と紫外線の波長を利用する特殊な無線装置を考案し、惑星間の通信に成功したと主張した。
彼が交信に成功した惑星は、火星、金星、木星、土星におよび、さらにアンドロメダ星雲やシリウス星ともコンタクトしたという。
異星人が操る言語はエノク語(ジョン・ディーが記録した“天使語”)に酷似していた、と語っている。著書『宇宙交信機は語る』には、その成果が詳述されている。
ウィリアムソンは、ジョージ・アダムスキーが金星人と初めて会見した現場の目撃者である。
・金星人の靴底の文様が、古代のシンボルだと直感した彼は、マヤ、インカの失われた古代都市をはじめ、世界各地の都市遺跡を調査する。専攻の文化人類学の見地から、彼は古代文明のすべてが異星人とコンタクトしていたと主張するようになる。
・日本古代史の資料を目の当たりにした彼は、「日本は元来、宇宙からもたらされた大いなる遺産をもつ国であり、伝統や神話を研究すれば、それが証明される」と語り、加えて、古代日本神話に登場する「天孫族」を「スカイ・ピープル」であるとし、異星人と古代日本人との間に大きなかかわりがあったと論じている。
いまでこそ、太古に異星の宇宙飛行士が来訪したという主義、主張は珍しくない。
<ハワード・メンジャー>
・生まれはアメリカ、ニューヨーク州ブルックリンだが、すぐにニュージャージー州に移り住んだ。10歳でUFOを目撃、その後自宅近くの森の中で、異星からやってきた美女と遭遇する。美女は「いずれ私たちの仲間と会うことになる」とメンジャーに告げた。
1946年6月、広告看板業を営むメンジャーの前に“彼ら”は姿を見せた。メンジャーの実家近くに着陸したUFOから男ふたりを連れて現れたのは、森で会った美女だった。美女は自身が金星から来たことや500歳であることを明かし、メンジャーに「将来に備えてテレパシーの力を応用することを学べ」と伝え、再び去っていった。
それをきっかけに、メンジャーは異星人のUFOに乗って月世界を探訪し、土星人生などほかの惑星の異星人たちとのコンタクトも重ねるようになる。
1959年に体験記『外宇宙からあなたへ』を著すと、すぐに大反響となり、マスメディアや各地の講演に引っ張りだことなった。
・この出会いをきっかけにメンジャーは妻と別れ、コニーと結婚した。まさに運命的な出会いであった。なにしろ驚くべきことに、妻コニーは転生した金星人だったのだから。
また、メンジャーは異星人からの指示で「フリーエネルギーモーター」の開発にも着手している。完成には至らなかったが、設計図には未知のエネルギーを用いると思われる記述もあり、未解明の部分が残る。
晩年のメンジャーはコニー夫人とフロリダ州で余生を楽しんだ。彼が言星人たちと最後に会ったのは1958年。その際彼らは「2012年に、また戻ってくる」と告げて去っていったという。
<ウィリアム・ハーマン>
・1978年3月18日22時。アメリカ、サウスカロライナ州チャールストンに住む、ウィリアム・ハーマンが異星人に拉致されるという事件が起きた。ハーマンはUFOに乗せられ、2時間半にわたり連れ去られていたという。彼は2時間半の間、自身に何が起きたか、まったく記憶がなかったが、逆行催眠により一部始終が判明した。
催眠によってハーマンが発した言葉によると、彼を連れ去った“生物=異星人”は3人いて、身長は約1.5メートル、以上に大きな頭と瞳をもち、口は小さく、体毛はなく、身には制服のような真っ赤なジャンプスーツをまとっていた。
・また、意味不明の文字を書くことができるようになり、異星人たちとコンタクトが取れるようにもなった。その中でハーマンは、自分を拉致した異星人は、レティクル座の惑星系「ゼータ1」「ゼータ2」からやってきたことを知る。
・ハーマンによると、彼らレティクル座の異星人らはハーマンに、「文明の進み具合からして地球は遠からず滅びてしまう。そこで自分たちは地球の観察をスタートさせた」と話したという。そして、ハーマンの経験した人間誘拐は“直接観察”の一環だとも……。
<セドリック・アリンガム>
・1954年2月14日朝、イギリスのアマチュア天文学者セドリック・アリンガムは、空から飛来した1機の円盤を目撃した。
さらに4日後の18日午後4時過ぎ。また海岸を散歩していると、今度はシューッという音を発しながら円盤が現れて着陸した。円盤の直径は約15メートル。
・アリンガムが接近すると、円盤のハッチが開いて男が現れた。アリンガムは握手を求めたが、その男は手を出さなかった。男の身長は約1.8メートル。頭髪と肌は褐色で額は広く、呼吸補助装置らしい管を鼻に通していた。
アリンガムが地面に太陽系図を描くと、男は内側から4番目の火星の軌道を指で示した。男は火星人だったのだ。
<トゥルーマン・ベスラム>
・1952年7月28日午前3時過ぎ。ラスベガスの砂漠の道路工事現場。トラック内で仮眠中の自動車整備工トゥルーマン・ベスラムは、かすかな話し声で目を覚ました。外を見ると、帽子をかぶった作業服姿の小柄な者たちが10人程度、トラックを取り巻いていた。ベスラムが驚いて逃げだそうとしたとき、トラックの近くに着陸している円盤を発見し、絶句する。
・立ちすくむベスラムに、小柄な者のひとりが英語で話しかけてきた。少し落ち着きを取り戻したベスラムは、事態の把握に努める。どうやらこの円盤は彼らの乗り物であるらしい。
「機長がいるなら会いたい」と訴えるベスラムを、彼らは円盤内部に案内した。直径約100メートルの円盤の乗員は32名。機長はオーラレインズ(身長は約1.35メートル、)と名乗る女性だった。
レインズは「クラリオンという惑星からやってきた」と語った。そこは太陽を挟んで地球の反対側の軌道にあるため、地球からは見えないという。黒いスカートと赤いブラウスを身につけ、赤と黒がまじったベレー帽をかぶっていた。地球訪問の目的は、休息と空気の補充だという。彼女は、飢えや病気のない理想郷のような惑星クラリオンの生活をベスラムに聞かせた。
・クラリオン星人が円盤の機体の素材を火星から調達していること、重力をコントロールできること、彼らのエネルギー源が磁力とプルトニウム、そして中性子であることなどの情報を公開した。
<ポール・ヴィラ>
・1963年6月16日、アメリカ、ニューメキシコ州アルバカーキの近郊の町ベラルタの上空に円盤型UFOが出現。低空まで降下してきたところに居合わせたポール・ヴィラによって撮影された。
これは偶然ではない。
当時整備工だったヴィラは、仕事に向かう途中で「ベラルタへ向かえ」と異星人からのテレパシーを受け、運転するトラックのハンドルを切った。ベラルタに到着すると、まさしく上空に謎の円盤形のUFOが滞空していたのだ。
撮影後、UFOはヴィラの目の前に着陸。間近で見るUFOの直径は約20メートルほどだったという。
・機体のハッチが開き、そこから男性4人、女性5人の異星人が現れた。いずれも身長1.8メートル前後で、地球人とほぼ変わらない体形と顔かたち。髪の毛の色は、黒や赤、そして金髪などさまざまだった。
彼らはテレパシーで、自分たちが「髪の毛座の銀河系から来た」とヴィラに伝えた。さらにUFOの動力は人工重力であること、アメリカの火星探査機マリナー4号が火星の運河の撮影に成功したこと、衛星フォボスとダイモスが人工衛星であることなどを告げた。
・後にブィラは、5歳のとき、すでに地球外知的生命体からテレパシーを感知しており、その存在を認識していたと語っている。さらに、1953年には、カリフォルニア州ロングビーチの海岸で、天使のような姿をした異星人とコンタクトしたと主張した。なんと、その異星人もまた「髪の毛座から来た」というのである。
<バック・ネルソン>
・最初の遭遇は1954年7月30日午後4時過ぎ。ネルソンは突如2機の空飛ぶ円盤を目撃した。とっさにカメラで撮影し、ついでフラッシュライトで合図を送った。すると円盤からまばゆい光線が放たれ、ネルソンはその場に倒れた。
円盤が飛び去った後、意識を取り戻したネルソンの体には異変が起きていた。15年間患っていた腕や腰の神経痛がウソのように治癒していたのだ。同時に視力も回復し、眼鏡が不要になっていた。
以降も重ねたコンタクトで、円盤が金星人のものであることがわかった。
・色彩豊かで、運河が流れ、野原には馬や犬に似た動物がいた火星で地球人とそっくりな火星人と交友したと思えば、続いて酸素マスクなしで月面を歩きまわり、異星人基地を訪問し、霧に包まれた月の裏側も探訪した。時間の感覚はまったくなくなっていた。
そして、金星に到着すると、空に3つの月が見えた。建物はすべて石造りで、ほとんどが丸い屋根だった。金星は恒久に平和で、人々も恐ろしく長命で、平均寿命は500~600歳だと聞いたという。
円盤内でネルソンは、地球の大ピラミッドが磁力で積まれたこと、その建設技術者の一部が火星と金星に由来すること、彼ら異星人がアトランティスの記録を保管していることなども教示された。
<ビリー・マイヤー>
・スイス、チューリッヒ在住の通称ビリー・マイヤーは、4歳で初めてUFOを目撃して以来、優に100回を超える異星人とのコンタクトを続けている。さらにはUFOに乗って大気圏外を離れた宇宙飛行を経験し、あるときは時をさかのぼって古代のエジプトを観察し、かのイエス・キリストにも会ったと公言。広く物議を醸した人物だ。
・マイヤーが語るもっとも有名なコンタクト事例が、1975年1月、地球から約400光年離れたプレアデス星団からやってきた異星人女性セムジャーゼとの出会いだ。
ふたりの間の長大かつ詳細なコンタクト・ストーリーは3000ページにもおよぶノートに記録されている。
・ちなみにセムジャーゼは、本物のコンタクティはマイヤーを含めて20名足らずだと告げ、ジョージ・アダムスキーをペテン師だと指摘している。
マイヤーが撮った美しく印象的なUFOの写真群も有名だ。
<ダニエル・フライ>
・1950年7月4日午後8時30分過ぎのことだ。アメリカ、ミネソタ州出身のロケット技術者ダニエル・フライが、勤務先であるニューメキシコ州ホワイトサンズの大砲発射場近くの原野を散歩中、目の前に直径9メートルの卵形の物体が着陸。
・その後、姿なき声に導かれるまま、フライはその物体の内部に入った。内部には映写機のような箱と椅子が4つだけあった。「これは無人の宇宙船で、約1.4キロ上空の母船から制御されている」と、声が告げた。
・声の主は“アラン”と称した。彼の祖先はレムリア人で、アトランティスとの最終戦争で、両大国は滅亡し、海中に沈んだと打ち明けた。アランは、米ソの核兵器開発を憂慮し、地球の危機を警告した。
フライが地上に降りると、宇宙船は音もなく上昇し、闇に消えた。
<エリザベス・クラーラ>
・南アフリカ、ナタール地方に生まれたエリザベス・クラーラは、7歳のときに空飛ぶ円盤を目撃。以後、円盤との再会を夢見ていた。
再会が叶ったのが、1954年12月27日。彼女は円盤の窓越しに、ブロンドの髪をした絶世の美青年の顔をはっきりと見た。
・焦がれた再会は、1956年4月7日早朝のこと。彼女が嬉々として歩み寄ると、円盤の外にはあの美青年が立っていて、彼女を円盤内に招待してくれた。美青年は流暢な英語で「金星から来た」といった。彼は黒褐色の体にぴったりとしたスーツを着ていた。
クラーラを乗せた円盤はすぐに宇宙空間へと飛びだした。飛行中、クラーラは、新鮮な水を飲み、真っ赤なリンゴとバナナのような果物を食べた。金星人は採食主義なのだという。ふと気づくと、となりに座っていた別の背の高い金星人が「今、金星の上空ですよ」と告げた。
金星人たちは、金星の下層には酸素を含む成層圏があり、美しい山々がそびえていること、家屋は円形のパターンになっていること、地球の月にも聡明な異星人が居住していることなどを説明してくれた。
・クラーラのコンタクト体験は、その後、驚異の展開をみせる。
1957年7月17日、クラーラはカスキン山の高原で、アルファケンタウリの惑星メルトンから飛来した宇宙船に同乗し、異星人エーコンと出会って恋に落ち、息子アイリンを授かる。
その後、クラーラは著書『光の壁を越えて』を著し、惑星メルトンの詳細について公開している。
<コネチカット州のUFO研究家 アルベルト・K・ベンダー>
・1953年、ベンダーの前に、帽子をかぶった3人の男が現れ、テレパシーで「地球で目的を達するため、地球人の姿をしている。これを握ってラジオのスイッチを入れて“ケイジク”と3度唱えればコンタクトができる」と告げ、コイン大の通信機を渡して消えていった。彼の前に現れたMIBは、なんと星人だった。
同年9月、ベンダーが「ケイジク」と唱えるとUFO内の円形の部屋にテレポートされ、立体スクリーンで月面のクレーター内に凝結した多量の氷があるのを見せられた。
翌10月、南極の地下基地に連行され、宇宙司令官と会見。彼らが1945年以来、地球に来ており、15年間滞在すると告げられた。数日後、ベンダーが地下基地で浴びた放射線に、秘密を漏らしたとき体を木端微塵にする作用があると脅され、彼は身の危険を感じ、UFO研究活動を停止したのだった。
1960年、コイン状の通信機が忽然と消えたことで、彼らが目的を達して帰還したと察知したベンダーは、『空飛ぶ円盤と3人の男』を著し、彼らから入手した情報のすべてを暴露したのである。
ベンダーは異星人から得た情報として「将来、人類が月に立つこと」、「月のクレーター内に凝結した氷が存在すること」を公言していた。
・ついで2008年、NASAのルナ・プロスペクターが氷の存在を確認したのだ。
すなわち、探査機の発見よりも43年前に、ベンダーはすでに月に氷が存在するのを見ていた。ベンダーの体験を単に、“偶然の一致”と無視することはできないのである。
<緑色の子供>
・1887年8月のある日、スペインのバンホスという村の近くにある洞穴から、男の子と女の子、ふたりの子供が出てきた。突然現れた子供たちを見て、村人たちは仰天した。というのも、ふたりの皮膚は植物のような緑色をしていたからだ。
ふたりの目はアジア系人種のようなアーモンドアイをしており、当時のスペインには存在しない材質の服を着ていた。スぺイン語は話せず、村人のだれも彼らの言葉を理解することはできなかった。
・男の子は発見から5日後に衰弱死。女の子は村の食べ物に慣れるうち、皮膚の緑色が徐々に薄くなったという。だが、5年後に死亡してしまった。
5年の間に女の子はスペイン語を少し覚え、自分の境遇を語っている。その内容は、村人たちの理解を超えていた。曰く、彼女が生まれた国には陽がまったく差さず、日当たりのいい区域はあったものの、大きな川で隔てられていた。穏やかな毎日を送っていたが、ある日、ふたりは突風に吹き飛ばされ、洞穴から出てきたというものだった。
・驚くべきことに、似たような話が11世紀のイギリスにもある。サフォーク州のウルピットにある洞穴から、ふたりの子供が出てきた。記録によると、ふたりは男女で、「手足は普通の人間と同じようについているが、皮膚の色が全身緑色だった」というのだ。
このときも、男の子は病気でほどなく亡くなるも、女の子は生き延びて英語を覚え、自分が住んでいた場所について話している。女の子によると、「私たちは日光の差さない国から来た。ある日、羊の世話をしているうちにほら穴に入り込み、迷ってしまった」という。やっと出た場所が、この
イギリスの片田舎だったというのだ。このときも子供たちは最初に緑色の豆以外の食べ物を口にしなかったという。
<幽霊道化師>
・あまりにも有名なドイツ民話『ハーメルンの笛吹男』だが、なんと現代のアメリカに、ブンディングそっくりの笛吹き男が現れている。
1981年5月の第1週、突然、どこからともなく正体不明の道化師がワゴン車で乗りつけ、登校中の小学生の誘拐未遂事件を起こしたのだ。事件はボストンからカンザス、デンバー、オマハ、さらにはアーリントン・ハイツと、各地で連続発生。「殺人道化師がバス停で、子供たちをつけ狙っている!」と、カンザス州の地方紙が警告記事を報道するなど、子を持つ親たちに恐怖を与えた。
パトカーに追跡されても車ごと大気に溶けるように消えたという“ファントム・クラウン”の存在は、全米に知れ渡った。
・そして2008年10月、今度はイリノイ州シカゴのハリソン地区に幽霊道化師が現れ、子供の誘拐未遂事件を起こしたのだ。厳重な捜査網が敷かれたものの、例によって犯人の足取りはまったくつかめなかったという。
道化師に扮した殺人鬼が子供を誘拐するという話は、スティーブン・キングの小説『IT』(1986年)と相似している。『IT』では、27年ごとに道化師が現れるのだが、1981年と、その27年後の2008年の事件の関係を予知したものかは、不明である。
<伝奇怪人 ゴートマン>
・アメリカ、メリーランド州には、狂暴なヤギ男「ゴートマン」が潜むという。1950年代に始まった目撃は、今も絶えることがない。実際の目撃は、報告数よりも遥かに多いといわれ、多くの人たちがその存在を信じているという。
・1970年に起きた事件は、特に有名だ。森の中で若者グループがゴートマンに襲われたのだ。襲撃を受けた若者のひとりが逃げるのに成功し、警察に通報したため、知れ渡った。しかし、残りの仲間は斧で切り刻まれて食べられてしまったという。
・目撃される姿は、古代より伝わる悪魔の姿にきわめて近いケースが多い。ヤギに似た頭に人間の胴体、ヤギにそっくりな脚には先が割れたヒヅメを備える。その正体は、実験が失敗した結果生まれた“ミュータント”とする説が根強い。はたしてその説が正しいのか? それとも、超自然的な存在なのか?
最近ではわざわざ現場まで行って、“肝試し”をする若者が増えているという。
<タイのカオカラー山>
・タイ中部の「カオカラー山」は、タイ有数のUFO多発スポットだ。丘にUFO観測所があり、チュンサムン一家による組織「UFOカオカラー」が管理する。彼らはタイ仏教のヴィバッサナーという瞑想法を通じてUFOを呼び、チャネリングで異星人と交信するのである。
・そして2004年12月16日、テレビ番組にUFOカオカラーのメンバーが登場し「異星人の忠告で、大きな地震や津波に注意するように」と警告した。その10日後、あのスマトラ地震が発生。予言が当たったことでUFOカオカラーは話題となり、メンバーが増加、UFO観測会にも大勢が参加するようになった。
さらに翌2005年3月6日、カオカラー地区に異星人が出現、観測所付近を歩いている姿が撮影され、反響を呼んだ。
ちなみに、UFOカオカラーが交信している異星人は2種類。別の太陽系にあるロクカタタバカディンコン星人と冥王星人だ。彼らの交信目的は、近い将来に起こる危機的災害から人類を救うためだという。
<赤い星から来た異星人>
・1989年4月末、ロシア西部のポログタ州ハロフスク市でUFOの出現、異星人の目撃事件が多発した。
・それによれば、彼らはリベラ(てんびん座)の赤い星から来たという。そして、目的や地球上での行動はその星の中央組織の指令次第だという。
<ポポカテペトル山とUFO>
・世界有数の「UFO出現多発地帯」、メキシコ、プエブラ州の活火山ポポカテペトル。この聖なる山の近くに設置された火山活動監視用ビデオカメラが、驚くべき光景を捉えた。
2012年10月25日午後8時45分ごろ、標高5426メートルのポポカテペトルの火口めがけて白色で巨大な円筒形のUFOが降下し、その直後に火山が激しく噴火したのだ。この映像はすぐにテレビのニュースなどで報じられ、大騒動となった。映像を分析した国際天文台およびメキシコ国立自治大学の天文学者によれば、物体の大きさは長さ約1キロ、幅200メートルという超巨大な物体であることがわかったのだ。
・火口からマグマが吹きだしはじめると、2機の超巨大UFOが、火口から発進していったのだ。これは噂どおり、火口内部にその発信基地が存在していることを示唆せずにはおかない。つまり、火口は、地下基地から飛び立ったUFOの帰還先であり、同時に発進元でもあるのだ。
UFOは、地底文明からやってくるという「地球内部飛来説」がある。2013年6月、元CIA職員のエドワード・スノーデンは、地底世界と地底人に関する機密文書の存在と、その中身をマスメディアにリークした。UFOが地球内部から発進し、そこに地底世界が存在するというのだ。ならば、そこに住む地底人とは何者なのか?
<●●インターネット情報から●●>
ウェッブサイト{知的好奇心の扉 トカナ}から引用。
「ガチで宇宙人の豪邸」がポポカテペトル火山の麓に出現! 扉も開き、これはすごい…UFOの基地か!?
トカナでもこれまで何度か取り上げてきたが、メキシコの活火山ポポカテペトル山はUFOが頻繁に目撃されるスポットの一つである。一説には山の地下にUFOの基地があるともいわれているが、この噂を裏付けるような光景がライブカメラで確認されたという。なんと、山の麓に地下世界へとつながる巨大なゲートが存在するというのだ……!
ポポカテペトル山の麓にUFOの地下基地へのゲートを発見したのは、台湾の世界的UFO研究家スコット・ウェアリング氏である。今月15日、ウェアリング氏はUFOが確認できないかと山の様子を生中継するウェブカメラを見ていたところ、数百メートルはあろうかという巨大な建造物と縦横60メートルにもなる出入り口を見つけたというのである。
ウェアリング氏はこの発見を、自身のサイト「UFO Sightings Daily」とYouTubeチャンネル「ET Data Base」で発表した。動画ではウェアリング氏が保存したライブカメラの証拠画像を確認することができる。
動画には夕焼けに照らされたポポカテペトル山の姿が映し出されている。注目すべきは画面の中央左側、山の麓にそびえる巨大なロッジのような構造物だ。むき出しになった岩肌にも見えるが、光の具合によっては何やら人工的に作られた建物のようにも見える。そしてその中央には、正方形の巨大な扉が大きな口を開けていたのである!
このゲートは時間の経過とともに閉じてしまったという。ウェアリング氏はこれを「目の錯覚かもしれない」と若干弱気に述べつつも、「地下にあるUFO基地への巨大な出入り口である」と主張する。というのも、ウェアリング氏はこれを見つける前に、ウェブカメラの映像で12個以上のUFOらしき物体を確認しているそうなのだ。上空をUFOが飛び交う中で開閉した謎の扉……となれば、ウェアリング氏ならずとも、地下基地へと続くゲートである可能性が頭に浮かぶだろう。
ウェアリング氏は現地に行って「巨大なゲートを破壊して中を確かめる必要がある」と訴えている。もしこの過激な提案が実現したら、一体その奥では何が見つかるのだろうか?
『宇宙人第0の遭遇』
南極大陸の地下基地で活動したエイリアンの生態記録
アルバート・K・ベンダー 監訳:コンノケンイチ
徳間書店 1995/4
<ベンダーが接触した宇宙人の特徴>
- 完璧なマインド・コントロールの技術を持っている。
- 異様な、硫黄のような臭気を放つ。
<ベンダー・ミステリー>
・1953年秋、全米規模のUFO研究会(IFSB)を組織していたアルバート・K・ベンダーはアメリカ政府筋の強要を受けたにしては、あまりに異常で深刻な恐怖を示し、突如としてIFSBの機関誌『スペース・レビュー』に次のような声明文を掲載し、組織を解散してベンダー自身もUFO研究活動から身を引くと宣言した。
「もはやUFOは謎ではない。その正体はすでに分かっているのだ。だが、これについての情報は、ある種の権力によって押さえられている。我々としては、その詳細を本誌に発表したいのは山々だが、情報の特質にかんがみて発表しないように勧告されたことははなはだ残念である。我々のようにUFOに関する仕事にたずさわっている人々には、十分に警戒するよう、せつに忠告するものである」
・一つは、正確な正体は不明だが、全身黒ずくめの身なりをした当局の秘密工作員がUFO研究者などへ脅迫を行なっていたことである。
それらの報告は、すでに1940年代後半から散発し始めていた。彼らは一般の目撃者だけではなく、UFO研究家の前にも現れて脅しをかけ、活動の停止を強要するという行為を行っていた。
・もう一つのブラックメンのタイプは、異星生物(アンドロイドのようなもの)が人間の容姿を装って現れたというものだ。ベンダーが本書で述べているのはまさにこれなのだ。異星生物によるテレパシーなどに類する超常現象の手段を用いた脅迫や、UFO調査活動の停止と沈黙の恐るべき強要だった。
つまりベンダー・ミステリーの本質は、異星人による強制拉致(アブダクション)によるコンタクト・ストーリーそのものだった。
・ベンダーが述べるコンタクト・ストーリーはあまりにも具体的かつリアルなもので、しかも異星生物のドライ(非常と酷薄)さが事件全体にわたって横溢している。
ベンダー・ミステリーは欧米ではジョージ・アダムスキーの『宇宙人会見記』と並ぶ古典派UFO本の双璧とされていたのに、情緒的な日本人には受け入れられなかった理由もこれで理解できた。
・たとえば、ベンダーの問いに対し、彼らは次のように答えている。
「神は人類の創作で、存在しない。死後の生命も存在しない。キリストは小さな町の噂話が大きく膨らんだもので、他の人によって奇跡を大きく誇張された人物である」
そうした観点では、キリストの再来のような金星の長老たちが哲学的な訓話を垂れるアダムスキーもコンタクト・ストーリーとは対照的で、内容的にも正反対なのは面白い。
・私たちにはドキリとするようなことも述べている。
「いくつかの点では地球は非常に呪われている。その1つに、地球には多くの人種と国家群があるために常に紛争が起こる可能性があり、これが地球を完全破壊することにつながるかもしれない」
「我々は実験のために、地球人の多くを我々の惑星に送った。そして我々の仲間に見せるため、地球人の何人かを展示している。我々は多くの惑星の住民の標本を保存しているが、標本の何人かは死んでいる。地球人の場合も同じで、彼らは生き残らなかった」
・癌の原因についてベンダーは質問しているが、私も以前からある推測を持っていた。
それは日本における癌患者発生率の統計が石油コンビナート周辺と大都市に集中しているからで、タバコが肺ガンの原因と目の敵にされているがそうではなく、石油をエネルギー源とする大気汚染が多くの癌患者を発生させているらしい。
ベンダーの質問に対して彼らは「ガソリンで動く乗り物の出現が主な要因だ」と、ズバリ答えている。
・その南極のUFO基地にベンダーは強制的に拉致されている。そこで見た情景は本書に驚くほど克明に記述されている。
このベンダーの本は出版された当時、人々から自己宣伝や売名行為であるというごうごうたる非難の矢面にさらされた。しかしその後のベンダーはUFO研究から身を引いて、マスコミからも完全に消息を絶っている。単なる売名や宣伝のためだけだったとも考えづらい。長い目で見れば真偽は分かることである。
・いまアメリカで大きな問題と化しているUFOアブダクション(強制拉致)事件、それは対岸の火事ではない。近い将来は日本にも、必ず大きな波となって押し寄せてこよう。
否、すでに起きているらしい。私自身も仙台でアブダクション体験者としか思えない人の訪問を受け、数々の不思議な体験を聞いている。
ブラックメンの存在も他人事ではない。それは今でも形を変えて存続し、世界各地で秘密裡に活動しているのかもしれない。
<『グリーンウェイ円盤報告』>
・グリーンウェイは、自家用車から3つの円盤状の空飛ぶ物体を目撃した。
・彼は、時速約400キロメートルで飛行していたと推定し、それは薄く金属のようで端の尖った円盤、推定直系12メートルと観察した。
<異星人と会ったアダムスキーの報告>
・1952年11月24日ごろ、4人連れがアリゾナの砂漠センターの東16キロメートルの場所に、ピクニック・ランチにやって来た。1時30分に大きな葉巻形の物体がときどき停止しつつ、猛スピードで東へ移動するのが目撃された。
・その訪問者は話しかけてきた。彼らは他の惑星から、同胞たちが目にしたきのこ雲を調査にやってきたということだった。葉巻形の宇宙船は母船で、円盤はそこから出てきた。男はアダムスキーが宇宙船に近づくことは許さなかった。彼はアダムスキーと握手をして立ち去る前に、自分の足跡が重要な意味を持つことになると示唆を与えた。
<南極エイリアン基地はやはり存在していた>
<「プロジェクトX」創設計画>
・同時に、オーストラリアとニュージーランド地域に円盤目撃が集中しているということの裏には、何らかの深い意味がある。もしも詳しく調査をすれば、この二国の近くには必ず空飛ぶ円盤の基地があるという見解に行き着くはずだと考えた。
<「南極基地理論」に加えられる迫害>
<テレパシーによるコンタクト実験が成功していた>
<エイリアンのテレパシー>
・「世界コンタクト・デー」とは、その日にIFSB全メンバーがテレパシーによって、宇宙からの訪問者にメッセージを送る実験をしようというものだった。
<エイリアンの正体は怪物――驚愕の会見報告>
<異星人の国で私はすべてを知らされた>
・突然のショックで浮遊は終わり、すべての動きが止まった。暗さが消えたと同時に、大きなサーチライトの光線が目に当たったかのようなまぶしい輝きに取り囲まれた。やがて、目が慣れて周囲が見分けられるようになってきた。
私は、ガラスドームの巨大な部屋の中にいた。壁はステンレス鋼のような金属でできていたが、光を放っているようでつねに輝いていた。
私は同じ金属でできた椅子に座らされていた。
・「それは我々があなた方の惑星に滞在中、いわゆるペンタゴンに我々の仲間が駐在している事実をあなたにお知らせしたかっただけです。我々は、あなた方の惑星上で現在起こっているすべての情報を収集し続けるために、あなた方の惑星の多くの場所に仲間を駐在させました。
・「我々の宇宙研究所の小さなボタン1つで、我々はあなた方が地球上に持っているすべての貯蔵所の核爆弾を爆破することができます。それによってあなた方の惑星は、ほぼ完全に破壊されるでしょう」
・彼は画面の中から、その怪物自身の心で話しかけているようだった。あたかも彼が人間の形から、ウェストバージニア州の目撃者か説明のために描いたフラットウッズの怪物によく似た生き物に、即座に変身したかのようだった。
・「我々は最初に地球の人類が進化するのを見た時、彼らを奇妙だと思いました。我々は人類が海の小さな生物から今日のあなた方に進化するのを見守ってきました。しかしもし、あなた方の惑星が自ら破滅することなく存在し続けるならば、今後、数十億年かけて人類のすがたは変わっていくでしょう」
・「我々の惑星には3つの性があります。人類の女性に似た機能を持った性、人類の男性のような性、第3の性は男でも女でもありません。第3の性の持ち主は我々の支配者となる高貴な人物ですが、滅多に存在しません。そこで彼らが生まれると盛大なお祝いをします。我々の女性は卵を産みそれをしまっておきます。我々は人口を管理しています。偉大な暗黒が我々の惑星を包み多くの生命を奪ったときにのみ、その卵を孵化することが許されるのです」
・なぜなら、画面が再び青く光って暗くなり、彼は人間に再び変身して台座に立った。
それから彼は、スライドする壁のパネルの所へ行き、それが開くときその陰に消えた。突然、部屋が真っ暗になり、私は意識を失った。再び私は雲の上にいて宇宙を漂う感じがした。
・目を開けると、ブロード・ストリートの自分の部屋のベッドに横たわっている自分に気がついた。私は座って辺りを見回し、時計を見た。たった30分しか経っていなかった。あれほど多くの出来事がこんな短時間に起きたとは信じられなかったが、確実に起きたのだ。
また私には、自分が実際にどれほど遠い所まで行ってきたのかも分からなかった。
この体験全体のうちでもっとも心に残ったのは、画面でみたあの怪物だった。
それは、我々が言葉によって想像する怪物とはまったく違っていた。
<怪物との会見を信じる者は誰もいない>
・「おい、そんな大風呂敷を広げるのは止めろ。そんなナンセンスな話は、IFSBの宣伝にはなるだろうが、誰が信じると思うんだ。異星人とコンタクトしたなんて考えは捨てろ」
<ブラックメンが再び私を連れ出す>
・ドアを開け屋根裏部屋を覗いてみるべきか、誰かすでにその中にいるかどうかを少し待ってから調べてみるべきか、判断できなかった。しかし臭いがしだいに強くなるので、とうとうかんぬきを開けた。
心臓が凍りついた。ドアを開けると、劇場で私の隣に座り、道路で私の跡をつけ、部屋に私を訪ねてきた同じ人物が、そこに立っていた。
彼の目は依然と同じ光を放ち私の目に焦点を合わせながら、部屋に戻るようにと合図した。彼一人だと思ったが、彼の真後ろに他の二人がいるのを見て間違いだったと知った。三人とも部屋に入りドアを閉めた。
・彼らをこんなに間近に見たのはこれが初めてだった。彼らの衣服は聖職者の着る服に使われる布のような黒い素材で作られ、よくアイロンがかかって、新品同様だった。
ネクタイ、シャツ、ストッキング、靴などの装身具もみな黒かった。そしてこれも黒のホンベルグスタイルの帽子を被っていた。
・「我々は、あなたをもっとも重要な面接を行うために迎えにきた。今回はかなり遠くまで行くので、我々全員であなたについていかなければならない。あなた方の惑星にある我々の活動基地を案内したいので、あなたにわたしてある小さな金属盤を持ってくるように」
・突然、体全体がノボカイン(局部麻酔剤)を大量に服用したかのようにしびれていった。以上が、目を開けて、ある種の大きな洞窟にいることに気づくまでの最後の記憶だった。
<南極の基地内部に私はいる!>
・洞窟の大きさに驚いた。なぜなら、このような洞窟を見たことも聞いたこともなかったからだ。まだ地球にいるのかどうかも定かではなかった。
私は過去数カ月間にまるで信じられないような出来事を体験していたので、たとえそこが月だったとしても驚かなかっただろう。
3人の付添人はまだ私の側にいた。ステンレス鋼のような明るく輝く金属で作られた台の上に、我々が立っていることに気がついた。我々の前方のさほど遠くない所にある物体から、明るい光線が我々を照らしていた。
なぜ数多くの光が上からも射してくるのかと思い、視線を上げてみて理由が分かった。天井全体が氷でできていて、天井を通して外光が輝き、洞窟内を照らしていたのだ。人が熱い鉄で雪の中に空洞を作るように、超人類がこの巨大な洞窟を掘ったかのようだった、きっと、とてつもない熱が、この隠れ家を作るのに使われたに違いなかった。
私はまだ地球にいるという驚くべき感じを受けたが、そこは人間が何年も足を踏み入れたことのない遠隔の地のようであった。
付添人は私が周囲に大きな興味を持っていることを知り、真正面に続く金属の道を指し、そこを歩くように指示した。私は歩き続けた。
・光線が跡をついてきた。道はしばらくまっすぐに続いていた。それから右へ鋭角に曲がった。
そこには、洞窟の大部分を占領する我々のロケットに似た大きな葉巻形の物体がぼんやりと現れた。それは我々の海洋船舶と同じくらいかそれより大きく、全体を見通せる地点に立っても向こう端は見えなかった。物体はやはりステンレス鋼に似た輝く金属で作られ、横に機窓のようなものがあることに気がついた。
その通路は巨大な物体の側面のパネルに直接続いていた。パネルに近づくと我々についてきた光線がパネルの小さな半球に集った。すぐにそれは後ろにスライドし、長く耳を突き刺すような音をたてた。
・彼らは私に中に入るように指示した。私は、化学工場の実験室に似た部屋に入っていった。
実験室には、すべて同種の光る金属からできているように見える複雑な機械が設置されていた。長い菅とコイルの至る所で、球状のガラス容器が水のような透き通って流れる液体を受けていた。
液体は明らかに何らかの方法で加熱され、泡を立てて蒸発していた。とてつもない規模で何らかの蒸留作業をしているという印象を受けた。
実験室の一方には、計器、照明、メーターの巨大装置があり、パネルの前に座ったオペレーターがレバーを動かし、ボタンを押していた。
3人の付添人が近づき立ち止まると、パネルのオペレーターが彼らに話しかけたが、あいかわらず唇は動かなかった。
私は、それまで話しかけられたことはすべて理解できたのに、このときの彼らの話はまったく分からなかった。オペレーターはガラスドームの部屋の画面で見た通りの、彼らにとっては自然な、私にとっては怪物のような外見のままだった。
彼は付添人ほど背は高くなかったが、この上なく醜かった。外形はどっしりとしていてほぼ長方形だった。目は例の輝きを湛えていて、彼が私を見るとその目はまさに私の魂を焼き尽くすようだった。
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