日本は津波による大きな被害を受けるだろう UFOアガルタのシャンバラ

エーテル界の人類の源郷か?神の国か?天上のエルサレムか?
チャネラーとコンタクティの情報を集めています。森羅万象も!

宇宙船の中へと続いているタラップのところに立っていたのは、人間とトカゲの交雑種のような生き物で、緑色の皮膚をしており、さらにその宇宙船の反対側には毛むくじゃらの“ビッグフット”がいた。(10)

2020-11-10 17:23:22 | 森羅万象

・最近のテレビの超常現象の特番で「人類火星移住計画というものがあり、ジャンプルームという施設からテレポーテーションで火星に移動する」そうです。「宇宙人の協力がなければ、火星移住計画は絶対に成立しない。ジャンプルームはロスアンゼルス国際空港に隣接するCIAの内部施設にある。人類火星移住計画は1970年代からスタートしていて、すでに5万人が火星に行っている」そうで荒唐無稽な話のようです。まるでハリウッド映画『Xファイル』のような話です。
テレポート(瞬間移動)して火星に行くというのは、パラレル・ワールドにある「異次元の火星の都市」に行くということでしょうか。宇宙人も遥かに進化すると空飛ぶ円盤という超テクノロジーよりもスターゲイトのような異次元への瞬間移動装置のようなもので私たちの目に見えないパラレル・ワールドに行けるようなのです。幽体離脱が自由にできるようなのです。
 あの小柄なバイオロボットといわれるグレイも「部屋の壁を透き通るように部屋に侵入してくる」そうです。遥かに進化した宇宙人は「地球の家の中から」パラレル・ワールドへテレポート(瞬間移動)出来るのかもしれません!?私たち一般人も記憶を持たずに、夢の中であの世とこの世を行ったり来たりしているそうですが。人は皆、記憶喪失の異星人だといわれます。
 神々は不死で時空を超えているので「神」というのですから、アセンションの年の2012年には神々とのコンタクティやチャネラーが増大したのかもしれません。ちなみにサン・ジェルマンのコンタクティは現在でも世界中に多くいるようです。

・中国の「太平天国の乱」では、戦乱と疫病と飢餓で6000万人の民の命が失われたと言われております。秘密結社「上帝会」を結成した、洪秀全は、「自分はキリストの弟である」という幻覚を得て、「拝上帝教」と言う宗教団体を広め、太平天国の乱を起こします。
1853年には、南京を首都に定め、国家機構を備えましたが、封建的な清朝政府を救援したイギリスやフランスの干渉軍と戦い、1864年に滅びました。
この戦乱で、6000万人が死亡したといわれますが、事の発端は、洪秀全が見た「幻覚」が原因だそうです。ウォーク・インやワンダラーの影響があったのかもしれません。個人の幻覚が、恐ろしい結果を引き起こした例でしょう。中国の秘密結社の伝統は長いのですが、明確な説明のある書籍はないようです。

・夢の中の霊体験が洪秀全を変性せしめたといえよう。「キリストの弟」であるという幻覚が、6000万人の民を死にいたらしめた太平天国の乱も困窮化した農民たちの反乱でした。
 フリーメーソンでは、有神論者が入会の条件だそうです。が、「実験室で人間を創造した」というリラ星人とコンタクトしたフランス人のラエルという人物は、リラ星人が「神はいない」と言っているそうです。無神論ですが、「神はいない」と考えた方がいいと言う意味なのかと自分は解釈しているのですが。
 天国・ニルヴァーナ・涅槃にはシリウス星人が出入りしています。天国にいるシリウス星人の話は、この本『天国の真実』が最初だそうです。
 イタリア人のコンタクティの話ですが、「異次元の火星の超文明」の話は我々一般人には理解不能の話のようです。「直接5次元に向かってください。4次元は消滅します」とは、不思議な話です。コンタクティからの情報も2012年の大変革を指摘する者が増えていました。

・夢は暗在系の現れかもしれません。シンクロニシティ(非因果的な連続性)現象も不思議な現象です。
 『矢追純一のUFO大全』は、衝撃的な内容ばかりです。「彼らは「神々の息子たち」であり聖書のエロヒムであり人類の教育者である」といわれます。
 太古の神々の伝承も多いのですが、現代米国のメン・イン・ブラック(黒服の男たち)のようにオリオン星人などの人間タイプの宇宙人も飛来しているのですが、詳細は不明で謎のようです。彼らは、タイム・トラベラーでもあるともいわれているようです。
 「白き島」「聖なる島」とは、超巨大な宇宙母船なのかもしれません。神話の須弥山か「白き島」が、都市型の超巨大宇宙船であったという説があるそうです。神話の地は、異星の都市か都市型の超大型宇宙船であった可能性が高いのですが、現代においてもコンタクティを通じて交流があるのでしょうか。異星人、異星、都市型の超巨大宇宙船、UFOのイメージが、「古代の文献」の宇宙観から窺われるようです。神山は、都市型の超巨大宇宙船の可能性があるといわれます。エーテル”的存在の宇宙人、透明人間のような宇宙人も存在するようです。「透明人」とシリウスA星人が創造し、りゅう座(ドラコ)に配置した爬虫類人が、とてつもなく進化したといわれます。

・色々な状況があり、コンタクティに正確な情報を求めるのは無理のようです。エーテル的存在の異星人は、一番超能力がすごいといわれます。
 西暦2000年の前の20世紀の時代に、マスコミなどで、大いにもてはやされた「ノストラダムスの予言」や「世界終末予言」もめでたくも、全て誤りとなりました。「2012年のアセンション説」のような荒唐無稽なスピリチュアルの書籍も多く出版されたようです。
 間タイプの宇宙人も多いそうです。「ハリウッド映画にもなった小柄な異星人グレイもバイオロボットだ」といわれます。
 天理教教祖中山みきに神懸った「元の神」とは、どのような宇宙人だったのでしょうか。神々や天使が憑依したりして新興宗教やカルトができるそうですが、世界中で神懸りは、少なくないそうです。
 神々が現界に影響を及ぼすことは、各民族の伝説や習俗に残っているようですが、天国に出入りしているシリウス星人クラスの高等知生体がその正体かもしれません。「シリウス星人は、世界中で奇蹟を演出している」とも言われているようですが、グレイなどと違って高次元に存在する人間タイプのために詳細は不明のようです。

・シリウス星人は、憑依現象(ウォーク・イン)、人格転換(ゲイ)や転生現象(ワンダラー)を自由に操作できるとも言われていますが、見えない現象のために理解不能のようです。プレアデス異星人が人類に遺伝子操作をして人類を進化させたという説もあるようです。プレアデス星人は人類に6000年進化している種族ですが、人類に近く神でも天使のような宇宙人でもありません。恒星間飛行技術も持っていますが、高次元の異星人の案内で一部は天国にも出入りしているといわれます。「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。人類は45 万年前に地球にやってきたアヌンナキという異星人が、遺伝子操作によってつくった存在だとも語られています。
 新しい人種は別の星からやって来るのでしょうか。記録に残るコンタクティの話も年月を経て色々と脚色されているようです。

・「誰にでも守護天使がいる」といわれます。毎日の生活の中で、私たちの目には見えないこれらの存在に呼びかける方法を学ぶことは難しいようです。
 「プリンシパリティは、神の王座に最も近い場所にいる天使」といわれます。天使の存在も昔から知られており、現代でもコンタクティが多いようです。21世紀は超能力の世紀なのかもしれません。日本でもチャネラー、霊通者が増えて、異界通信、霊界通信とか自動書記の報告発表がインターネットで盛んになれば、「あの世」の実態も明らかになりましょうか。
 シャンバラは永遠と言う意味で、物質の世界ではないそうです。催眠誘導瞑想による前世体験とは、奇妙な現象です。「転生」も常識になりつつあるようです。
 「地下の世界を持つ惑星は存在しない」という話もあります。地下都市とは、異次元の都市のことを言うのでしょうか。臨死体験で出会った光の存在の話も少なくないようです。
 世の中で起こったことは、みな「必然、必要、ベスト」という側面もあるのかもしれませんが、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。経営コンサルタントで有名な船井氏の語る「あの世」の話もありました。モンロー研究所のヘミ・シンクも仙界へ行くための装置ともいわれます。経営コンサルタントを極めると神々の世界に行きつくのでしょうか。

・龍人のような間タイプの宇宙人が3割も存在するともいわれます。竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を管理しているといわれます。「狼人間とか犬人間は、古代に存在した異星人なのでしょうか。非人間型宇宙人の存在の伝承なのかもしれません。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「レプティリアンも人間タイプは知性的な顔をしている」といわれます。「そして彼らとは、古代の爬虫類で、あなた方の祖先であり、親戚なのです」とも語られています。
 ほとんどの著者は、犬も様な頭を持ち、首から下は人間と同じような犬人を宇宙人と結び付けていませんが、古代に間タイプの宇宙人が地球に来て、人間と交流をしていた可能性もあるといわれます。
 馬の頭を持つ宇宙人を米国のUFO研究家は「イアルガ異星人」として、本を出版していますが、犬の頭を持った宇宙人もいるのでしょうか。
 オスカー・マゴッチの本でも、龍人のような間タイプの宇宙人が3割も存在するというのですから、太古には地球に住んでいたのかもしれません。スター・ウォーズのような映画でもそうですが、人間とは全く違ったヒューマノイドも多いのでしょう。また、間タイプの宇宙人とは、戦争をよくしたのかも知れません。だが、現在は、人類を驚かさないように住み分けがなされているのかもしれない。

・宮澤賢治は霊媒体質の人間で4次元宇宙の感覚があり、「4次元の作家」ともいわれているといわれます。宮沢賢治は4次元という言葉をよく使ったようです。
 エーテルは古い観念で現代科学では無視されているようです。アインシュタインの物理学も古くなり、現代の量子力学が「あの世」の実体に迫ろうとしています。例えば、「光速を超えることはできない」という現代物理学の原理も、間違いのようです。異星人は光速を超えて地球に飛来するそうです。
 天使的存在と遭遇した眠れる預言者のエドガー・ケイシーも石油開発に失敗したことがあるようです。超能力者を犯罪捜査に活用することは、現在では、テレビでも放映され「超能力捜査官」の名もあるようです。米国では、超能力者をビジネスに利用する傾向は、昔からあったようです。ケイシーの場合、石油は出ませんでしたが、ペテン師呼ばわりはされなかったようです。
 末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教会の正式名称)は、日本でも米国の青年たちが熱心に布教活動をしており、街中で見かけた人も多いでしょう。日本においてもモルモン教徒の米国人のテレビタレントなども輩出しているようです。

・『ガリバー旅行記』では当時から火星に2つの衛星があることが記されているそうです。これが天文学的に確認されたのは、ずっと後の時代だったそうです。「『ガリバー旅行記』は宇宙旅行記だ」という説は昔からあるそうです。ジョナサン・スウィフトが宇宙人のコンタクティから話を聞いて創作したものではないのでしょうか。
 『ガリバー旅行記』の中では「フウイヌム国渡航記では、平和で非常に合理的な社会を持つ、高貴かつ知的な馬の種族に関して述べた物語である。ここでは厳密な種族的カースト制度を保持している。フウイヌムは彼らを悩ませているヤフーと呼ばれる邪悪で汚らわしい毛深い生物と対比される」とありますが、「馬の国」というのは「馬頭観音の国」、「イアルガ星人」を連想させます。
 ちなみに、中国の媽祖(まそ)信仰の媽祖(まそ)が「馬頭観音」すなわち「イアルガ星人」と関係があるのではないかと思ったりします。イアルガ星人とは海上で宇宙船とコンタクトするケースも多いようです。「媽祖(まそ)は航海・漁業の守護神として、中国沿海部を中心に信仰を集める道教の女神。特に台湾・福建省・広東省で強い信仰を集める」といわれます。
 
・「イアルガ星人」の種族は、「馬頭観音」とよばれる顔かたちが馬であり体は人間である宇宙人を連想させます。アメリカ空軍の元中佐でUFO研究家、ウェンデール・スティーブンスンの10冊を超える著作の中にオランダのコンタクティ(宇宙人から伝達・接触されたという人)の書籍「UFO contact from planet IARGA」もありますが、「馬頭観音」が 「空飛ぶ円盤」で地球にも来ていたようなのです。「イアルガ」星というのだそうですが、「馬頭観音」と人間の異類混血がかなり昔から進んでいるようなのです。現代では、異類混血を重ねて人間の顔形と変わりがないようになっていることでしょうか。円形の建物が特徴で、モノレールのようなものもあるそうです。「イアルガ星の円形の建物が特徴」といえば、中国の客家(ハッカ)の円形建物を連想・妄想させますが、客家の外敵防衛のためということで直接は、関係はないのでしょう。また、アップル社がクパチーノ市に計画している本社新社屋は円形だそうですが、イアルガ星の円形建物は、より高層で庭がないようです。

・人類に文明を与えた宇宙人種族、レプティリアンとかアヌンナキと呼ばれるはるかに進化した異星人、「伝説の神アヌンナキが2012年に戻ってくる」「アヌンナキの 直径240キロメートルの超巨大宇宙船が地球に向かっている」という話もありました。「金星蛇人と火星霊人の戦争」、スター・ウォーズがあったそうですが、アヌンナキは金星のマスタークラスなのかもしれません。金星蛇人がリラ星人系列で、火星霊人がシリウス星人系列なのかもしれません。スター・ウォーズでは「牛神」が「龍神」をテクノロジーの面で圧倒し、「レプティリアンを低層4次元に追いやったともいわれます。「私達の銀河は直径が10万光年あり、その意味では龍神の発進母星シリウス、牛神のオリオンはお隣の星、隣接する恒星といってよい」といわれます。「源平合戦はハム系とセム系のオリオン、シリウスと北極星、北斗七星の戦いということになってくる」といわれます。「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。「世界の王はサナット・クマラと共に金星から降りてきた。この神人の一団はシリウス星と繋がりがある」といわれます。米国には、シリウス星人がウォーク・イン(憑依・人格転換)やワンダラー(転生)の形態で飛来しており、その数は、非常に多いといわれます。

・「ウェンデール・スティーブンスンは逮捕されてしまい、無実の罪を着せられて5年間も服役されることになりました。それは彼が一般大衆に知られる存在にならないように、彼の調査内容や撮影したUFO写真を出版させないようにするためでした」ということで、熱心なUFO研究者として隠ぺい組織から陰湿に狙われたそうです。闇の勢力が宇宙人情報を消そうとするのは、「人間と神々との繋がりを絶つ」のが狙いでしょうか。
 「章立てでいえば、同じく第3章でタイトルも『空飛ぶ島国ラピュタ及びバルニバービ、ラグナグ、グラブダブドリッブ、そして、日本渡航記』とある。掲げられた地図を見ると空飛ぶ島ラピュタは太平洋上。しかも日本列島の近くにあるという設定であることがわかる」とありますが、「空飛ぶ島国ラピュタ」が異次元に突入したイメージを妄想しませんか。
 明治時代(1910年、明治43年)の『遠野物語』(柳田國男)では「(106)海岸の山田にては蜃気楼年々見ゆ。常に外国の景色なりと云ふ。見馴れぬ都のさまにして、路上の馬車しげく人の往来眼ざましきばかりなり。年毎に家の形など聊も違ふこと無しと云へり」とありますが、異次元の「空飛ぶ島国ラピュタ」の幻影でも見えたのでしょうか。この不思議な蜃気楼の都市は、誰にも見えたのではないようですが、東日本大震災で被災した岩手県山田町周辺の昔の集団幻覚、集団幻想だったのでしょうか。明治時代の民衆の遠い記憶だったのでしょうか。

・また、東北地方で信仰された家の神に「オシラサマ」とよばれるものがあります。一般には蚕の神、農業の神、馬の神とされています。馬、河童、馬の神や異人と人間との関わりの伝説「異類婚姻譚」も多くあり、「宇宙連合」が東北地方に江戸時代から明治時代に飛来していたのではないのでしょうか。安倍晴明と異類婚姻譚のように全国に異類婚姻譚の伝承がありますが、異人(異類)との関わり合いの記憶が残っていたようです。
 アニメ映画『美女と野獣』は、フランス民話『美女と野獣』(J・L・ド・ボーモン夫人版)を元に1991年に制作されたディズニーの長編アニメーションですが、元々の話は、フランスの異類婚姻譚だったそうです。ヨーロッパでも昔から異類婚姻譚が多いのでしょう。「ドイツの中世の領主はほとんどが異人だった」という話もあるようです。日本でも鬼の仲間に美女がいたとかの伝承があります。モンスター・タイプの異星人と人間タイプの異人と人間の女の間の異類婚姻譚が多くの伝説となっているそうです。欧米では異人の末裔が多いのでしょうか。
 地上を徘徊した堕天使のうち、人間タイプの異星人、異人との異類婚姻譚も多いようです。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」という説もあり、「人は皆、記憶喪失の異星人だ」ともいえるそうです。はるかに進化した天使のような宇宙人は人間の守護霊や背後霊なのかもしれません。

・闇の権力とも言われる謎の組織が、宇宙人情報を消しているともいわれています。ハリウッド映画の『MIB』、メン・イン・ブラックたちは、宇宙警察のイメージでしたが、「宇宙人情報」を管理統括しているようなのです。ビッグ・ブラザーともいえましょうか、イルミナティとかフリーメーソンの秘密結社が情報を管理しているようなのです。スウェーデンボルグもエルダーズ・オブ・ソロモン「ソロモンの長老たち」という秘密結社に属していたそうです。現代でも金星のマスター(長老)を囲むコンタクト・グループの秘密結社が日本でもあったそうです。

・元アメリカ空軍の中佐でもあった有名なUFO研究家の Wendelle C. Stevensは、書籍やCD-Rなどで、以下の情報を集め販売しているそうです。日本に関係する異星人(神々や天使クラスの異星人)も混じっていたのかもしれません。理由は詳しくは知りませんが、情報関係からかもしれませんが、冤罪で5年ほど刑務所に入れられたといわれます。

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・江戸時代中期、渋川版御伽文庫の「御曹司島渡」の話は、室町時代の御伽草子の話が元になったようです。荒唐無稽な御伽噺ですが、『ガリバー旅行記』とどこか似ているところがあります。ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)の「ガリヴァー旅行記」によると、「第一篇 リリパット国渡航記」では、「両国の全国民は常人の1/12程の身長しかない小人」とあります。また、「第二篇 ブロブディンナグ国渡航記」では、「他の全国民が大きい一方で、今やガリヴァーは小人である。ガリヴァーを捕まえた身長60フィート(約18m)の農夫は、最初はガリヴァーをサーカスの見世物のように見せて回り、次いでブロブディンナグ国の王妃に売り飛ばす」とあります。
 そして、「第三篇 ラピュータ、バルニバービ、ラグナグ、グラブダブドリッブおよび日本への渡航記」では、「漂流中のガリヴァーを助けた巨大な「空飛ぶ島」ラピュータは、日本のはるか東にある島国バルニバービの首都で国王の宮廷であり、底部のアダマントに連結された巨大な天然磁石の磁力によって、磁鉄鉱の豊富なバルニバービ国の領空を自在に移動することが出来る。ラピュータの全市民は科学者である」とあります。「ガリヴァーはラグナグと日本を経由してイギリスに戻ろうとするが船便がなく、その間近くの小島グラブダブドリッブへ旅し、魔法使いの種族と遭遇する。グラブダブドリッブ人の降霊術により、ガリヴァーは歴史上の偉人を呼び出すことができ、その結果彼らがいかに堕落した不快な人物であったかを知ることになる」とあります。
 「大きな島国であるラグナグ王国に着いたガリヴァーは不死人間ストラルドブラグの噂を聞かされ、最初は自分がストラルドブラグであったならいかに輝かしい人生を送れるであろうかと夢想する」とあります。「第四篇 フウイヌム国渡航記」では、「平和で非常に合理的な社会を持つ、高貴かつ知的な馬の種族に関して述べた物語である。馬の姿をした種族フウイヌムは戦争や疫病や大きな悲嘆を持たず、エリート主義的かつ官僚的で創造性に欠けた、厳密な種族的カースト制度を保持している」とあります。

・渋川版御伽文庫の「御曹司島渡」と『ガリヴァー旅行記』との共通的なところは、「小人の国」「巨人の国」「馬頭の国」ですが、興味がひかれます。ちなみに、『ガリヴァー旅行記』は、「宇宙旅行記」であるという説があるそうです。その根拠は、「ラピュータ国の科学者が火星には2つの衛星があると述べる場面がある。これは火星に実際に2つの衛星(フォボス・ダイモス)が発見されるよりも早い指摘であった」ということですが、「実際に火星の衛星が2個あったのは単なる偶然の一致」と反論されています。
 宇宙人には、「巨人タイプ」もいたようですが、「小人タイプ」の妖精も多いようです。イアルガとか馬頭観音といわれた動物タイプの宇宙人もいたようです。またリラ星人のエロヒムが「人間を実験室で創った」といわれます。リラ星人エロヒムのコンタクティであるフランスのクロード・ボリロン・ラエルによると遺伝子操作による「不死の惑星」に行ってきたそうです。渋川版御伽文庫の「御曹司島渡」と『ガリヴァー旅行記』も荒唐無稽なフィクションの物語です。しかし、それとは別に「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」といわれますので、昔からオリオン星人やプレアデス星人のコンタクティの秘密のネットワークがあったのかもしれません。

・中世ヨーロッパでは、異星人が飛来し地上を探索していたようですし、悪疫の腺ペストの黒死病の生物兵器と異星人の関連もあったのでしょうか。中世のヨーロッパはあまりにも暗黒時代であったようです。UFOや宇宙人と人類のつながりを示す民間伝説は世界中にあるそうです。
 昔からの宇宙人との交流を窺わせる物語は、数が多いのですが、「人間を創った」宇宙人は、天使のように波動が高く容易に視認できず、人間の頭脳よりもはるかに高等知性体なため、把握が出来ないのでしょうか。人間も一種のバイオロボットですので、ロボット製作者を認識できないということでしょうか。
 「ガリヴァー旅行記」の「馬の国、ヤフー」は、馬頭観音の国、イアルガの宇宙人を連想させるそうです。「馬頭観音」は、頭が馬で人間体なのですが、仏教やヒンドゥー教などに登場しています。
 ヨーロッパは、昔から宇宙人の伝承が多く、金髪碧眼のウンモ星人も一般人に溶け込んで普通の生活をしているそうです。
 ティルムン王朝(シュメール)が日本の超古代文明と関係あることは、私たち一般人には、訳の分からない奇説だそうです。

・太古のハム族とセム族の争いは、理論的には混乱しているのかもしれません。陰謀論によりますと「太古のユダヤ人が根本的な話を逆にして、歴史の事実そのものを捏造し改竄して、混乱させている」そうですが、私たち一般人は、理論的に混乱して荒唐無稽な話となり訳が分からなくなるそうです。歴史的な問題は何が真実であったのかも、後世の歴史研究家の解釈によって全く違ってくるようです。天動説と地動説のように科学的な常識も時代により変化してくるようです。
 神と悪魔の争いが、太古の浅黒いハム族と金髪碧眼のセム族の争い、殺し合いとなり、現代のヨーロッパにおける人種的、宗教的な争い殺し合いとなっています。太古のスター・ウォーズが長い間、地上でも続いているようなのです。人種的な問題は、一切タブーにして誰にも知らせないようにしていますが、近年の東欧の人種間・民族間の、すさまじい争い、殺し合い、内戦になったように、一気に爆発することもあるようです。

・「シリウス星人の地球支配があまりに巧妙なために戦争が頻繁に起こる」そうです。戦争とはつまり「殺し合い」のことです。超太古の二種類の宇宙人による争いや殺し合いは、二つの神の種族の争い、殺し合い、戦争となり神話に残っているようです。ちなみに、宇宙人が人間を作る時に、互いに殺し合うというDNA(さっこう)を人間の遺伝子にいれたそうです。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だという説もあるようです。
 70年前にドイツに現れた金髪碧眼の『超人』(ノルディック)たちと第2次世界大戦の勃発との関係は、歴史書に書いてありません。ゲルマンの神々のアーリア人、アルデバランの宇宙人や金髪碧眼のプレアデス星人(ノルディック)がナチスとコンタクトしていたようなのです。かくも多くのナチス・ドイツ人が金髪白晢碧眼のアーリア=ゲルマン人種という『超人』たちに影響を受けたという歴史的事実は何を物語るのでしょうか。アルデバラン星人が、神の種族に近いのかもしれません。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。

・米軍の情報のリークによると「小柄な宇宙人グレイの後に金髪碧眼のノルディックが来て、その後に赤毛のオレンジという宇宙人が来た。その後で“東洋人タイプ”が来た」という話です。その“東洋人タイプ”には日本に関係する宇宙人、神々も混じっていたのかもしれません。スイスの有名なプレアデス星人のコンタクティのビリー・マイヤーによると「プレアデス星団に日本民族の原郷となった惑星があり、そこから異星人が来ている」そうです。
 金髪碧眼のノルディック、金髪碧眼のウンモ星人、金髪碧眼のアルデバラン星人、金髪碧眼のプレアデス星人と金髪碧眼の宇宙人は、神々や天使、異星人のイメージとして定着しています。もちろん、宇宙人は多種多様で金髪碧眼の宇宙人のみではありません。街中の雑踏に混じると誰も識別できない宇宙人が多いそうです。現代では、ウォークイン(憑依)やワンダラー(転生)も多く、宇宙人と普通の人間を区別が出来ない時代のようです。神々や天使のような「目に見えない、進化した宇宙人」の時代です。

・天津教の聖典『竹内文書』には「超太古には世界には五色人(ごしきじん。黄人(きひと、日本人を含むアジア人)、赤人(あかひと、ネイティブアメリカンやユダヤ人等に少し見られる)、青人(あおひと、肌が青白い。現在、純血種ほとんどなし)、黒人(くろひと、インドの原住民族やアフリカ人等)、白人(しろひと、白い肌やプラチナ、ブロンドの髪をしたヨーロッパ人))が存在していた」とのこと。黒目黒髪の宇宙人や金髪碧眼の宇宙人も40年前には、日本人とコンタクトしていたそうです。とにかく、宇宙人に関わる人種や民族の問題は争いの原因となるのでタブーのようです。またアバブ・トップシークレットにもなっています。
 50年前に米国にグレイとともに飛来した金髪碧眼のノルディックたちにより、キャトルミューティレーション(動物虐殺)やアブダクション(誘拐)が頻発しましたが、米国政府の公式調査はないようです。宇宙人情報は、厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いですので、誰も問題にしないようです。

・歴史的な異変の裏にいるといわれる「金髪碧眼のノルディック」の正体もプレアデス星人ともいわれていますが、小柄なバイオ・ロボットのグレイを部下として使役しているともいわれます。そして、秘密基地エリア51などによる「エイリアン・エンジニアリング」によって「アメリカの時代」が長く続くそうです。
またノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。
 ゲイ(LGBT等)の不思議な現象も世界中に拡大しているようです。ゲイは「異次元の宇宙人による人格転換だ」という説もあるそうです。ゲイのように異次元の宇宙人に人格転換を受けたチャネラーのヒトラー。ナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺という『人類史上最大の犯罪』の一つが起こりましたが、『ハム族、セム族という神々(悪魔)の争い、殺しあい、戦争』が太古から続いていたという遠因があったという説もあるようです。人類史上、「戦争の時代が平和な時代よりも長かった」そうです。北欧神話を見てもゲルマンの神々の争いや殺し合いの話が多いようです。しかし、神々は不死で、時空を超えているので「神々」といわれているのですから不思議です。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」といわれます。ホロコースト(大虐殺)にプレアデス人が関係していたとは驚きです。荒唐無稽で私たち一般人にはにわかに信じ難い話のようです。
 アメリカのフロリダ州オーランドではゲイのナイトクラブが襲われ、これまで50人が死亡するアメリカ史上最悪の銃撃事件が起こりました。不思議なゲイ(LGBT等)の現象は、世界中で大きな社会問題となっています。

・ナチスをはじめ歴史のおぞましい虐殺・戦争の歴史には、ハム系とかセム系とかの血流の対立・抗争が底流にあるという説もあるそうです。「浅黒いハム族が金髪碧眼のセム族を執拗に狙っているという陰謀説」のようです。そこで、ハム族とセム族の話も混乱してくるそうです。現代ではタブーにして「何も知らせない」ようにしているようです。「失われた十支族」と小柄なモンゴロイド系の宇宙人の話も奇妙な話です。タブーに触れると職を失いますのでフリー・ライターはタブーを書かないそうです。ですから、私たち一般人は、メディアを見ても何も分からなくなります。つまり結果的にメディアにコントロールされてしまうということだそうです。
 堕天使ルシファーが天使団の3分の1を率いて神に反抗したという太古の物語は、現代では「天使と悪魔」、「キリスト教会とイルミナティ」の争いとかの流れになっているようです。宇宙人の情念や知能指数は人間の感覚の何万倍なのでしょうか。とてつもなく格差があるようなのです。とにかく人知では測れない程度のようです。
 フランス人のクロード・ボリロン・ラエルというコンタクティで有名なサタン(悪魔)と呼ばれるリラ星人は「実験室で人間を創った」といわれます。人間の精神体や魂をどのように創るのか、想像を絶するようです。一方、シリウス星人や神々は「遺伝子操作や思念で人間を創った(?)」のかもしれません。神々の思念はとてつもなく凄いようです。人類に5万年進化しているオリオン星人は、「人間の魂の交換」ができるそうです。

・また、シリウス星人は遺伝子操作で人間がぞっとする生物を作ったので、神に嫌われたそうです。イルミナティはサタン(リラ星人)にも関係しているグループなのでしょうか。「竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を支配している」そうです。「イルミナティ・エージェントが第3次世界大戦を引き起こす」という不気味な予言もあるようです。
 地球における第3次世界大戦が勃発するのも原因は異星人同士の争いが原因になるそうなのです。地球の戦争と異星人同士の争いが関係しているようなのです。異星人同士は、想像を絶するほど、「互いに争う」ようなのです。私たち一般人には、「スター・ウォーズの原因」についても理解不能なことが多いようです。異類混血がスター・ウォーズの原因だともいわれます。猿の神様(ケンタウルス座α星人)もいまだに存在するようなのです。インド神話の猿の神様は「ケンタウルス座α星人」ともいわれます。動物タイプが3割も存在しているようです。ネガティブ・グループのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるともいわれます。あらゆる争いの根本は太古からの浅黒いハム族と金髪碧眼のセム族の争いが元になっているそうです。そうことから異星人の末裔のユダヤ人と、金髪碧眼の異星人の末裔が、謎の組織から狙われているそうです。「人類の歴史は平和な時代よりも戦争の時代が長かった」ようです。堕天使の宇宙人なのかもしれませんが、異類で霊格が低く互いに争いが絶えないといわれます。

・「二派の対立とは火星由来のアーリア人に対するアヌンナキ・レプティリアン(爬虫類人)の争い、戦争」であるともいわれます。「タウ人の遺伝子を使ってグレイを作るために主に子供を標的にして誘拐し、殺して細胞とホルモンを取りだしたのでタウ人がグレイを見つけたら殺そうとしている」ともいわれます。「彼ら蛇人はすでにロシア共産主義勢力としてやってきており、マルクスとレーニンはその勢力のいわば幹部たちだった」という説もあるようです。
 地球の人種・民族問題も殺戮の原因になりましたのでタブー化されています。それと同じように異星人の異類の問題も、厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いにされているようなのです。異星人の中にも闇の同胞団のようにサイレンス・グループがあるようです。「何も知らせるな」と言うことらしいのです。小柄なグレイのイメージはハリウッド映画で全世界の普通の人々の脳裏に刻み込まれました。人間タイプの宇宙人は、地上では誰も識別できないのでアバブ・トップシークレットにされています。

・「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)」がエリア51等のアメリカの秘密基地で活動しているともいわれます。また1979年ダルシー基地内の人間を救出しようとして合衆国の特殊部隊の兵士66人が殺されたという(「ダルシーの大虐殺」)という与太話も真しやかに話されています。とにかく国同士もトラブルが多いのですが、宇宙連合間でも、それ以外の異星人間でもさまざまなトラブルが想像を絶する程度に多いおかもしれません。私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。
 “天女”の宇宙人との異類婚姻譚の伝説も世界中に多くあるようですので、「異類混血」が窺われます。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」そうです。堕天使ルシファーが天使団の3分の1を率いて神に反乱したという「天の戦争」がいまだに続いているそうですが、彼らは基本的にタイム・トラベルをしており、未来にも続いているようです。

・1960年代の宇宙友好協会の活動は、当時、大きな影響力を持ったそうです。当時はUFOブームでもあったようです。多くの知識人や経済人も関心を示したようです。金髪碧眼のノルディックたちも日本に来ていたのでしょうか。異星人でも街中に混じれば誰も識別ができないそうです。はるかに進化した異星人は、目に見えない形で人間の肉体や精神体に憑依するそうです。「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」ともいわれます。異星人も「家の中からテレポート(瞬間移動)して異界に移動できる」こともあるそうです。「テレポート(瞬間移動)は、人間にとり奇跡ですが、宇宙人にとっては、それほど難しくないテクノロジーだ」そうです。
 ここ50年間、米国内の社会に、異星人が同化して浸透したものと思われますが、『厳秘』扱いのため、アバブ・トップ・シークレット『厳秘』は、漏れてこないようです。また大手メディアも政府当局に協力して報道規制し沈黙しているそうです。キャトルミューテレーション(動物虐殺)の頃は、米国のメディアも大騒ぎをしたようです。
 米国の軍人・公務員の守秘義務は罰金が高額なため、違反者が少ないようですし、日本の公務員も真面目です。個人情報や守秘義務の法律も厳しくなっているようです。何事もタブーに触れない事が肝心です。メディアでもタブーに触れるとフリーライターも職を失うそうです。日本でも、コンタクティのごく少数の公務員が存在するのかもしれません。また、公務員の暴露記事の本は出版できないのかもしれません。

・50年ほど前に発足した我が国で最も古いUFO問題の研究会「宇宙友好協会」は、当時多くの支持者を集め、出版活動などをしていたそうですが、主宰者が病気になり解散したようですが、情報的に内容の面白いものがあったそうです。他のマニアのように「UFOを見た」ばかりでなく、実際に宇宙人に会ったということが強烈な印象を与えたようですが、現在ではタブー化しているようです。日本人が日本で会った宇宙人は、金髪碧眼の異星人が多いそうです。
 多くの人が空飛ぶ円盤に熱中し、活動した時代があったようです。最近では矢追純一さんで有名だった日本テレビのUFOディレクターたちも活発な動きをしていないそうです。「2013年のアセンション」では精神界の書籍の中では大騒ぎをしましたが、私たち一般人は、何が起こったのか訳がわかりません。コンタクティやチャネラーが増えているのかもしれません。
 当時、CBA(宇宙友好協会)は、大きな影響力を持っていたそうですし、宇宙連合の先遣隊とのコンタクトが窺われます。「天使は神の秘密諜報員」という説もあるようです。金髪碧眼のウンモ星人は、ヨーロッパで同化している異星人として知られていますが、金髪碧眼の宇宙人と日本で、喫茶店で会見したそうです。また金星の葉巻型宇宙母船に乗っているマスター(長老)と会見した日本人のコンタクティ・グループが存在するそうです。現代でもマスター(大師)と交信している人間が存在するようなので不思議です。「キリストの転生歴を持つ金星のマスター(長老)、サナンダと宇宙母船上で会見したという日本人がいた」という驚くべき情報です。

・巨大母船の2キロの通路などは面白い話です。宇宙連合の先遣隊の情報員が当時、日本にも来ていたそうですし、政府ともコンタクトがあったのでしょうか。宇宙人も外国人としか見えないそうです。地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にあるようです。金髪碧眼の白人種の宇宙人とのコンタクト話ばかりでなく、東洋人タイプやグレイタイプの異星人のコンタクティも多いようです。
 昭和49年ごろは、「北海道はUFO銀座」ともいわれたことがあり、平野氏などの作家や多くの知識人が関心を示し現地に飛んで調査していたようです。今ではUFOはサブ・カルチャーとなっていますが、プロ野球やサッカーや芸能人情報のように、ネット情報やメディアに載る量が増えていくようです。
 昔から河童(グレイの変種)や異人が日本に飛来していましたが、異人はオリオン星人のようです。オリオン星座に行った日本人もいるそうで、オリオン星人は階級意識の強い、秘密主義の宇宙人のようです。オリオンの邪体霊ともいわれ宇宙では悪役のようです。米国のメン・イン・ブラックも悪役でしたがハリウッド映画の{MIB}「メン・イン・ブラック」では宇宙警察のイメージでした。殺人者と警察官では大きく話が違います。メン・イン・ブラックの超能力は凄まじく、オリオン星人ともいわれています。メン・イン・ブラックに殺されたというUFOコンタクティの与太話もあり、両極端の話のようです。

・“UFO銀座”といわれる北海道もUFO目撃談が多いそうですが、アイヌの伝承のコロポックルは、グレイの一種の高等知性体で、アイヌとの交流があったそうです。コロポックルはグレイよりも小人だったようです。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「レプティリアンも人間タイプは知性的な顔をしている」そうです。また「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」そうです。グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。
 自衛隊のパイロットも北海道で多くUFOに遭遇しているそうです。また、ファントム戦闘機の墜落事件に関連してUFOとの遭遇があったという話もあるようです。コロポックルは、小柄ですが、人間に捕獲されたことはないそうで、グレイと同じように異次元移動ができたのでしょうか。グレイ・タイプの異星人は、81種類以上もあり、生体ロボットという説もあるようですが、「北海道で見られるUFOには、コロポックルや異人が乗っている」のでしょうか。自衛隊でも現在でもUFOはタブーのようです。またイタリアのクラリオン星人のコンタクティ、マオリッツオ・カヴァーロによると「グレイも人間化している」そうです。

・コロポックル「出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』」コロポックル (アイヌ語: コロポックル, koropokkur) は、アイヌの伝承に登場する小人である。アイヌ語で、一般的には「蕗の葉の下の人」という意味であると解される。
 昭和49年ごろは、小柄なグレイ・タイプの宇宙人にマスコミや新聞も大いに騒いだようです。三島由紀夫も異星人を作品にしたり、自分自身もUFO観測に乗り出していたようです。三島由紀夫の作品に出てくる白鳥座61番星の宇宙人は、エリア51にもいて人間の科学者と共同研究をしているという与太話もあるそうです。
 「ベントラ」という言葉は、スイスの有名なプレアデスのコンタクティのビリー・マイヤーが言っていた言葉だそうです。一時UFOマニアの間では「ベントラ、ベントラ」と繰り返すのが流行ったそうです。テレコン(テレパシー・コンタクト)ができるほど宇宙人の能力は想像を絶する進化をしているようです。

・宇宙友好協会の会員の中には、当時日本にも来ていた宇宙連合の諜報機関員とコンタクトしていた者もいたそうです。金髪碧眼の美女や、「女王陛下の007」のような秘密諜報員が日本にも飛来して地上を徘徊していたそうです。また、ある者は金髪碧眼の宇宙人がたくさん乗っている宇宙母船にも連れてもらったそうです。「日本原人」のような宇宙人もいて、しゃべる日本語がきれいだったようです。また金星の大長老、マスターとコンタクトしたグループもあったようです。詐欺師扱いをされたこともあるアダムスキーが、ケネディ大統領を宇宙人に紹介したという話もあるそうです。

・作家の三島由紀夫は、外国人がびっくりするような形で自殺をしたので、外国人の日本人に対するイメージや評判を非常に悪くしたそうです。有名なノーベル文学賞作家の川端康成も自殺をしましたが、「死後、親に会えない地獄に落ちて、ろくなことのない自殺者」なのですが、有名人も自殺するくらいですから、ちなみに毎年3万人が自殺しているそうで「政治の貧困ここに窮まる」ということだそうです。死んだ三島由紀夫からチャネリングを受けて本を出版した人もいるので驚きです。三島由紀夫は自衛隊の秘密諜報機関とも関係があったようです。
 ここ10年でも合計30万人も自殺しているそうで、日本民族存亡の危機ともいわれていますが、行政も努力しているようですが、政治の責任でしょうか。いじめと貧困でしょうか。また幽界や霊界からでも「お招き」でもあるのでしょうか。日本政府にはベスト&ブライテストが集結しているはずですが?!ベスト&ブライテストのテクノクラートの英知を結集した「国家改造計画」が求められているようです。

・以前は「経済一流、政治二流」と言われたのですが、「経済二流、政治二流、学識二流」で日本の落ち目で、外国人の評判も悪いそうです。が、政治の緊急対応策でもって、日本も明るくなるでしょうか。現在は「経済・政治は三流だ」そうです。しかし、日経平均株価も6月24日に2000年4月12日につけたITバブル期の高値(20833円)を上回りました。今後はどのように展開するのでしょうか。自殺者数が10年で30万人というのは大きな数字です。日本も冴えなくなり落ち目になりました。
 自殺者が増えているのは世界的な傾向のようです。「日本の失われた20年」といわれます。「日本は先進国だろうか」という声も増えてきております。社会の遅れた面や非近代性、後進性が予想以上に増えてきています。本当に優れた政治家や官僚が登用されてきたのでしょうか。「女性の登用も先進国とはいえない」といわれます。女性の眼から見ると「政治や経済の後進性」を痛切に感じることでしょうか。
 多くの人たちが『空飛ぶ円盤』に熱中した時代は、再び来るのでしょうか。現在でも、UFO書物や映画ビデオは売れているのでしょうか。UFOの関心は低調で人々の関心は3S(スポーツ、セックス(大衆娯楽)、スクリーン(映画娯楽))に相変わらず向かっているそうです。ユダヤのシオンの議定書に「大衆をして3Sで政治を忘れさせよ」というのがあるそうです。UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのだといわれます。私たち一般人も、政治意識を高めて国家の下り坂を何とかしなければなりません。人口減少とか、財政の問題とか難問山積みのようです。
そして予想以上に「失政」が増えているといわれます。



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 ・ブログ名称:UFOアガルタのシャンバラ
・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

 「神の国か?」「人類の原郷か?」「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・
「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」
「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
 「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」
「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」
「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」
「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」
「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」「フリーメーソン結社はこの大地が創出されるよりずっと前から、さまざまな太陽系をめぐって、存在していたのだろうか」
「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」
「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」
「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

グーグルのブロガーにも書いています→UFOパラレル・ワールド






宇宙船の中へと続いているタラップのところに立っていたのは、人間とトカゲの交雑種のような生き物で、緑色の皮膚をしており、さらにその宇宙船の反対側には毛むくじゃらの“ビッグフット”がいた。(9)

2020-11-10 17:22:03 | 森羅万象


■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■


・「ビッグフットとエイリアン」というテーマもアメリカでは「商業ベース」にのっているといわれます。テレビや映画、動画やネット、漫画やゲームの中で、活躍しているようです。「事実は小説よりも奇なり」といわれますが、「宇宙人情報はSFより面白い」といわれます。アバブ・トップシークレットのグレイのイメージもハリウッド映画のおかげで、世界中の人々の脳裏に刻み込まれています。ビッグフットや「獣人」は「エイリアン・アニマル」であるともいわれ、「実験生物」の可能性もあるようです。シオンの長老の議定書では「大衆は3S(スポーツ、セックス、スクリーン(映画))で政治を忘れさせよ」という政策もあるそうです。3S以上にエイリアン情報が流布すれば、新しい動きもでてきましょう。なお、エイリアン・エンジニアリングは、軍事技術やパソコン、コンピュータ等の民生品となって実用化されているといわれます。

・アメリカ先住民たちの伝説の中にはシャスタ山の山頂にすむビッグフットやサスクワッチと呼ばれている存在の話があります。現代においてもビッグフットやサスカッチのような「獣人」を「空飛ぶ円盤」からオリオンETグループが降ろしているといわれています。「獣人」や「猿人」の伝説は世界中にあります。それどころか、現代においても、ビッグフット等の「目撃情報」も多くあるといわれます。オリオンETグループが異次元のモンスター・タイプの生物を創り、人間と異種交配・混淆させ、生体実験で「人間化」させようとしているともいわれます。ネガティブな宇宙人の集団のようです。
宇宙人同士の対立・抗争も太古からあり、スター・ウォーズも頻繁にあったといわれます。太古からオリオン星人の「闇の支配者」が地球に関与していたと仮定すれば、昔から膨大な秘密が保持されていることになるといわれます。異類混血がスター・ウォーズの原因だともいわれます。
リゲル人が米政府と協定を結んだオリオン連盟のリーダーともいわれます。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」といわれます。
政府の中に政府があってアメリカ大統領といえどもコントロールできないといわれます。
政府内部のそのまた奥にある、合衆国大統領でさえ手のだせない領域に、UFO目撃事件の開示を強い力で押さえこんでいる権力者グループがあるといわれます。
「いざ大統領に就任すると、この話題には関与せずという概要が出されるのだ。こうした態度は“大統領の黙秘症候群”と呼ばれている」といわれます。新大統領も歴代の大統領と同じになると指摘されています。
「オリオン星雲で60万年続くオリオン戦争で、これは何億ものポジティブな人間型生命体とレプティリアンと呼ばれるネガティブなヒト型爬虫類人との間で起こったものだった」と指摘されています。
ルシファーもグレイ(ゼータ星人)を作り神に反抗したとも言われています。ルシファーはバイオロボットのグレイばかりでなく「実験生物」の「獣人」も作ったのかもしれません。「現代風にいうと、ルシファーやサタン(悪魔)というのは遺伝子科学者の一団の名前だ」そうです。4次元の宇宙人と5次元の宇宙人の対立・戦争、神と堕天使ルシファーの対立・戦争が延々と続いているといわれます。神々や天使、堕天使の世界と現実世界がミックスするような状態といわれます。「第2次世界大戦は堕天使ルシファーと大天使ミカエルの代理戦争だった」という奇説もあったといわれます。獣人やモンスター・タイプの生物やバイオロボットを造り神に反抗しているのでしょうか。堕天使ルシファーが天使団の3分の1を率いて神に反乱したという「天の戦争」が現代にも執拗に続いているそうです。
在日宇宙人問題を認識している人はほとんどいないといわれます。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。

・UFOに遭遇した有名人は少なくないようです。ステーブン・スピルバーグ(映画監督)もUFO遭遇から大きな刺激を受けたようです。「百聞は一見にしかず」といいますが、実際に見たという体験は、UFO(未確認飛行物体)を頭から否定することはないようです。amazonに「中丸薫」といれますと186件の書籍がでてきます。割合、多作の作家のようです。「内容が荒唐無稽、奇妙奇天烈、支離滅裂、眉唾物で疑念がわく」ともいわれます。ナンフィクションとフィクションが混じっていると酷評する人も少なくないようです。ナンフィクションで書いたとしても、多くの推測が入るようです。「闇の支配者」についての言及も多いのですが、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。目に見えない世界から大天使や堕天使が、この世に関与してくるという説は、私たち一般人は、分かりません。読み物としては面白いでしょうか。
 「末法の世」が近づいたのか分かりませんが、チャネラーやコンタクティが増えているのかもしれません。
 「地底世界」というのは4次元以上の異次元の世界で、天国(ニルヴァーナ{涅槃})に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人などの高等知性体の種族がいるのかもしれません。
 ちなみに『霊界』や『幽界』も異次元世界ですが、こちらのほうは、昔から多くの人がその存在や天使、霊人を信じているようです。「地底世界」も『霊界』と似たような世界と考えればよいといわれます。「アストラル界下層にいる霊たちの多くは、地球上の種々の問題を引き起こす原因となります。彼らはテレパシーで地球上の人間と交信します」と語られています。
 シャンバラに関する説も色々ありますが、エーテル界に突入した「都市型の超巨大宇宙母船」という説もあるといわれます。目に見えない非常に細かい粒子の世界、エーテル界は、現代科学では解明できない世界ですが、昔から神智学などで語られているようです。そこに神々などの高等知性体が存在するようなのです。エーテル界にある神々の都市で、高等知性体は、何をしているのでしょうか。私達の現実の世界に神が影響力を行使しているという説もあるといわれます。
 米軍は、天国に自由に出入りし、人間への"憑依"や人間の"転生"を自由に操作するシリウス星人とコンタクトしているようなのです。イスラエルがシリウス星人と通商協定を結んだという話もあり、事態は相当進んでいるようなのです。日本に関係する神々も来ているという与太話もあるといわれます。「闇の権力」という勢力は、世界経済の運営ノウハウを持っている連中のようです。

・「私企業よりも公営企業を増やす」など、昔盛んであった「民間活力の利用」、「民営化」の逆の流れが必要となってくる時代であり、「格差」よりも「平均の上昇」を重視するなどの「経済の根本理念の転換」が必要となるでしょうか。まさに「平成維新」が必要とされるといわれます。あらゆる分野に「革命的な改革」が必要となりましょう。
 謎めいて私たち一般人にはよくわからない「闇の権力」を「白日の下に晒す」必要があるといわれます。
 フリーメーソンやイルミナティの経済知識とは、高等知性体のそれでしょうか。「彼らは、友愛団体や宗教団体ではなく経済利益団体だ」という話もあるといわれます。欧米では「フリーメーソンでなければ、ビジネスがうまくいかない」といわれるほど、フリーメーソン組織が政財界上層部に浸透しているといわれます。
 「闇の権力者」ということで表世界の機関名や組織名が色々とでてきておりますが、裏世界の「神人のネットワーク」とのつながりの存在を指摘する説もあるといわれます。
 オリオン星人は、エジプト文明など地球に文明をもたらした異星人だとしても知られているようです。地球の歴史を見ると「平和な時代」よりも「戦争の時代」のほうが長かったといわれるくらい人類には戦争がつきものだといわれます。異星人の争いから今も「スター・ウォーズ」が起こっているとも語られています。

・伝説や神話にある南の果ての“虹の都”とは、全宇宙を創ったといわれる虹の神々と関係があるのでしょうか。プレアデスとオリオンは、統治形態や社会組織も違っているといわれます。30年前にオリオンに行ってしまった日本人がいるそうで驚きです。「オリオン星人は非常に階級意識の強い宇宙人だ」ともいわれます。
 シリウス系のオリオン星人も二種類いて、「否定的なオリオン星人」と「肯定的なオリオン星人」がいるといわれます。映画にもなったメン・イン・ブラック(黒服の男たち)は、オリオン星人だといわれておりますが、地球を去ったのか、米国社会に融け込んでいるのかは不明です。

・2000年前の50年間にわたる、マスコミを騒がせた「世界終末予言」、「ノストラダムスの終末予言」も全てめでたく「誤り」という結果になりました。が、21世紀の今日においても「話題性」ということで、「大事件への予言」などもそろそろ、でてきているようです。「キューバ危機」などの「世界核戦争」への危機もありましたが、「それを避けようとする力」が働くのでしょう。
 マヤの文明もオリオン星人が関与したという説があるようです。2012年、地球は「フォトンベルト」に突入するという書籍も増えてきているようですが、何かがおこるのでしょうか。
 いわゆる宇宙連合・宇宙連邦の存在については50年ほど前から多くのコンタクティによって私たちは知りました。
 異次元の高等知性体や宇宙人は、昔から『神』とか『天使』と呼ばれてきました。また、『悪魔』や『妖精』と呼ばれた宇宙人の種族も多く観察されたようです。そして、「戦後は米軍に天使的な宇宙人が紛れ込んでいる」というコンタクティの話も多くでてきました。現代では、異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視・調査し社会生活をしているといわれます。

・「空飛ぶ円盤に乗って宇宙人が来る」時代から、現代ではウォークイン(憑依)やワンダラー(転生)の形で、人間の姿を装った高次元の宇宙人が非常に増えてきており、識別が不能だそうです。 はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。「歴史のシナリオを描く政治力の非常に高い宇宙人が存在する」といわれます。
 天国に自由に出入りし、人間への"憑依"や人間の"転生"を自由に操作するシリウス星人が人間の姿を装い地上に表出してきているそうです。ニルヴァーナ(涅槃・天国)評議会を構成するのはシリウス星人のような進化した異星人のようです。「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なために頻繁に戦争が起こる」という意味とは何なのでしょうか。

・米軍はエイリアンの超テクノロジーを入手するために「エリア51」と呼ばれる秘密基地で、「空飛ぶ円盤」の飛行装置の開発をしているそうです。恒星間を異次元瞬間移動する超テクノロジーは、現代の技術者には想像もつかないもののようです。7千年から数十万年以上も進化しているエイリアンの超テクノロジーは、理解不能でたとえば、「人間にとってテレポート(瞬間移動)する宇宙人は奇跡の現象ですが、宇宙人にとってはそれほど難しくない技術」だといわれます。
 「宇宙連合」がコンタクトして来ていても大衆レベルでは理解不能ですし、あまりにも進化しているので公開は難しいのでしょう。
 「宗教家の高橋信次先生」についても多くの宗教家の言及があり「あの方は、実はお釈迦様の生まれ変わりだったんですよ」ということで、「世にも奇怪な話」のようです。
 爬虫類人型異星人(レプティリアン)についても色々な説があるようで、人間タイプから爬虫類タイプまで様々な報告や説があるそうです。あの有名な小柄な宇宙人グレイもバイオロボットだという説もあり、また「スターウォーズで核戦争を繰り返して退化した人類の未来から来た人種と言う説」もあったといわれます。グレイもイタリアのコンタクティのマオリッツオ・カヴァーロによると人間タイプがいるといわれます。「時空間を超えてこの地球にやってきて、人類をアブダクション(誘拐)し、受精して、子孫を作りました」。それがエササニ人のバシャールだというのです。グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。

・「悪魔」という言葉は、さまざまな書籍に頻繁に出てきますが、一般に悪の根源で非常に悪いイメージを現すようです。また堕天使ルシファーについても天から落された天使というイメージです。しかし、現代の解釈ではリラ星人のサタン(悪魔)とか堕天使ルシファーという言葉は、「遺伝子科学者のある特定の集団の名前だ」そうです。空飛ぶ円盤に乗って来て、遺伝子科学者がグレイを部下として、アブダクション(誘拐)やキャトルミューテレーション(動物虐殺)を行い「生体実験」をしているともいわれます。人類の宇宙飛行士は、科学者が多いように、「空飛ぶ円盤」の搭乗者も宇宙人の科学者が多いようです。近未来に大学の講義で「UFO学」や「宇宙人学」が講義されることはないでしょう。ちなみにアメリカ空軍士官学校の教科書には「宇宙人の種類」が載っているそうです。

・SF作家のアシモフの異次元の小人が実際に自分の前に出てくる現象は、非常に珍しい現象のようです。「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」といわれます。ディケンズの心霊体験も、精霊や天使のヒントで、小説を書いた例ですが、世界的に少なくないようです。精霊に教えてもらった話や小説は、貴重な情報であり、歴史的に評価され、現代にも語り継がれるそうです。
 異人や宇宙人、神人の異次元からの出現や消失現象(テレポート現象)は、まさに奇蹟現象です。「神があの世からこの世に出て来て、またあの世に帰る」という伝承です。その報告の数は、少なくないようですが、全く不思議な現象で、幻視、幻聴や幻想で片づけられてしまうようです。昔はチャネリングは「精神病」で片づけられたようです。幽霊や天使は、アストラル界やエーテル界という非常に細かい粒子の世界に棲んでおり、幽界や霊界と同じく、人間の目にはみえません。人間の死後の世界、幽界はパラレル・ユニバース(並行宇宙)であり、霊界も地上1メートルに存在しているそうです。ですから、割合、幽霊などに遭遇することは世界的に多いようです。

・昔は「金星蛇人と火星霊人の対立・戦争」といわれましたが、現代では異次元の裏金星から葉巻型宇宙船が飛来して、マスター(長老)とのコンタクティも多いそうです。アダムスキーの時代は、「金星からの美男美女」が話題になりました。しかしながら、「レプティリアンは低層4次元にいる」、「レプティリアンも人間タイプは知性的な顔をしている」とかの与太話もあるそうです。
 現在イスラム国の問題が深刻ですが、私たち一般人は、中東問題には詳しくはありません。まるで2百年前に戻ったようなイメージです。米軍も地上部隊を派遣することを躊躇しているようです。特にイスラム教については、日本人では理解できない「砂漠の宗教」であり、ゾロアスター教という善と悪の凄まじい対立が背景の宗教が根本にあるそうです。
 またいわゆる「悪魔憑き」や「悪魔祓い」の話は、ヨーロッパのキリスト教国では膨大な事例があるようです。異次元の堕天使や、モンスター・タイプの異星人の憑依が関係しているのかもしれません。イエス・キリストはアプ星人という話で、かなり進化した異星人のようです。「悪魔憑き」は、日本でも「狐憑き」とか、さまざまな現象伝説にあるようです。異類が憑依して、「狂人」のようになる人々もいるようです。「悪魔憑き」の科学的、医学的な研究もすすんでいるのでしょうか。日本人が年始に神社に熱心に行くのも「神頼み」からでしょうか。

・第2次世界大戦前のナチス・ドイツとヒトラーについては、オカルト的な話が多くあるようです。ドイツ、ゲルマンの神々はアーリア人の神々だったようです。現代では、異星人については、さまざまな書籍があり、ナチスがアーリア人のゲルマンの神々を崇拝してきた背景も明らかになってきているようです。アルデバラン星人は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当したそうです。シュメール文明を打ち立てたのが金髪碧眼のアルデバラン星人といわれ、牡牛座のアルデバランが故郷の惑星のようです。地球から68光年の距離にある牡牛座のアルデバラン太陽系の二つの惑星からなる“スメーラン帝国”はどのような国だったのでしょうか。アルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。アルデバラン星人は「幽霊」のように現れたり消えたりするようです。
 「実はなんとヒトラーはロスチャイルドの血統だという説がある。そして、当然のことながらイルミナティだった」という奇説もあるようです。「ヒトラーの側近も四人の重要な相談役もすべてがイルミナティで占められ、ヒトラーは常に監視下にあった。つまりヒトラーは「イルミナティに培養された独裁者」だったのだ」ともいわれます。ヒトラーは霊媒で宇宙人から「人格転換」を受けた“霊界から来た男”ともいわれます。ヒトラーは霊媒の多い地域で生まれたといわれています。

・モルモン教の創始者ジョセフ・スミスは、天使から預言と指導を受けて、モルモン教を始めたといわれます。イスラム教も天使の預言と指導で始まったともいわれます。世界中でさまざまな新興宗教やカルトが起こりましたが、神々や天使とのコンタクトから始まったようです。人びとが新興宗教の教祖を信じて大きくなるのは、何らかのオカルト的な背景があったからのようです。多くの予言者も、当たるも八卦、当たらぬも八卦という結果となり、多くは無視されていくようです。エドガー・ケイシーの「日本沈没説」もSFの題材にもなったようですが、何らかの解釈のテクニックが必要のようです。予言者の中には、まるでタイム・トラベラーのように、未来の科学技術をある程度正確に予言していた「千里眼」を持っている人々もいたようです。予言が当たらなくなるのは、パラレル・ワールドとの相互作用があるからのようです。

・『ガリヴァー旅行記』については、「火星の月のフォボスとダイモス」についてよく言及されています。つまり実際に観測される150年前に正確に記述していたというのです。フィクションの偶然という説もありますが、宇宙人とのコンタクトの結果ともいえるかもしれません。イギリスはアメリカよりも早く、宇宙人が様々な形態で現れた地のようです。宇宙人は科学技術の発達した地域に現れるといわれます。当時のヨーロッパは「産業革命」で発展していたからでしょうか。
 ウンモ星人も金髪碧眼で、ヨーロッパにその末裔が多く住んでいるともいわれています。おとぎ話や伝承にしてもフィクションとナンフィクションが混じって混然一体化するのは、やむをえないようです。現代では、不思議なインチキ動画がインターネットに溢れているといわれます。しかし、You Tubeの米国の奇怪な動画には、「偽物」の動画も多いともいわれていますが、信じられないような「凄いもの」も多いそうです。
 末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教会の正式名称)は、日本でも米国の青年たちが熱心に布教活動をしており、街中で見かけた人も多いでしょう。日本においても米国人のテレビタレントなども輩出しているようです。

・ヒトラーの正体・背景をめぐって色々な説があるようですが、人間の力を超えた魔力を持つ霊媒だったという説が多いそうです。ヒトラーはフリーメーソンを弾圧したそうですが、イルミナティなどと複雑な関係があったようです。
 末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)は、全世界で1200万人の会員を持ち、米国では第4位の規模のようです。日本国内でも約320箇所の礼拝施設を構えており、活動は活発だそうです。
 古代アメリカ大陸に実在したとされる預言者モロナイの示現を受け、ジョセフ・スミス・ジュニアが実際に掘り起こした金の版でできた書物「モルモン書」を翻訳したのが始まりだそうです。モルモン教も神秘的な話が多いようです。

・霊界の存在は今日では多くの人々の常識になりつつあります。霊界と似ているアストラル界やエーテル界の異次元の異星人の世界はまだまだ常識となっていないようです。そこに住む異星人や天使などの存在もコンタクティやチャネラーからの情報により明らかになりつつあります。
 キリストは異星人であったという話がアプ異星人から語られています。世界の主な宗教の始まりには天使とのコンタクトがあったという話も多いようです。アプ星人は国際連合の設立に尽力したという話もあるようです。現代の米国では天使とのチャネラーやコンタクティが増えているようです。アプ星人は現代では南米にも飛来しているようです。
 天使的な宇宙人、シリウス星人はパラレル・ワールドに住んでいるそうです。天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人の詳しい情報は公開されておりません。が、米国とイスラエルがシリウス星人と通商協定を結んだという話もあるようです。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だともいわれます。

・2012年のアセンション(次元上昇)の時代を迎えて、「プレアデスの世からシリウス(オリオン)の世へ変わる」という話もあるそうです。プレアデス星人は人類に進化すること7000年、「人類を実験室で創った」というサタン(悪魔)と呼ばれるリラ星人は3万年進化しているといわれます。はっきりしたことは知りませんが、シリウス星人は数百万年程(?)、進化しているのかもしれません。どのように世の中が変化していくのか私たち一般人には分かりません。ですが、凄まじく進化している異星人の世に指導されるわけですから、今までとは何かが大きく変わるようなのです。シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物であるともいわれます。
 霊界に似たアストラル界やエーテル界には都市があり、壮大な文明が存在しているそうです。高等知性体の超科学には、容易にアクセスできないようです。神々の都市も異次元にあるというイタリアのコンタクティ、マオリッツオ・カヴァーロの報告がありますので、驚きです。神々の世界で神々や女神達が何をしているのかも分かりません。

・現代風に言いますと世界の宗教の始まりには教祖と高次元の異星人とのコンタクトがあったといえるでしょう。この太陽系一帯からリラ、シリウス、プレアデスといった地球文明の発展に緊密に関連する星系に瞬間的に移動できるグレート・マスターたちも活動しているようなのです。が、はるかにレベルの低い地球に影響力を行使しているのでしょうか。また、マスター(長老・大師)が人間の姿を装い、地上で活動でもしているのでしょうか。昔は、地球はレベルが低すぎるために異星連合に参画できないといわれていました。アストラル界の住人達は、人間の姿を装い地上にでてきているという話もあるようです。アストラル界の住人たちとのコンタクトをメイジャーな情報にしていく必要があるそうです。
 米国で制作された映画で、イスラム教の預言者ムハンマドが女性好きのほか、同性愛者などとしても描かれたので、リビア東部のベンガジで9月11日夜、米国大使が群衆の襲撃を受けて殺された事件がありました。これもイスラム教の大衆の世界の認識が、米国政府でも認識不足ということでしょう。
 また、共和党の大統領候補であったロムニー氏がモルモン教徒、つまり末日聖徒イエス・キリスト教会の宣教師として伝道活動に2年間、フランスのボルドーで従事したということです。これも、モルモン教の地盤や影響力が非常に強固なことを窺わせます。物質文明の国、米国でも精神生活である宗教の政治における影響力が強いそうです。

・「地下都市」は、アストラル界やエーテル界にある都市なのでしょうか。又は都市型の宇宙母船が、エーテル界やアストラル界に突入した状態なのでしょうか。多くの伝承があるようですが、肉眼では見えない異次元の金星や火星に都市があり、壮大な文明があるそうです。見えないアストラル界やエーテル界に進化した宇宙人が生存するようです。アストラル界やエーテル界は人間の死後の幽界や霊界に似ているようです。
 米国の死後世界、サマーランド、ブルーアイランドも見えないアストラル界やエーテル界に似ているようです。非常に細かい粒子の世界で、現在の量子力学では分からない世界のようです。異次元世界はいわば人間の「夢の中で入る世界」ともいわれています。進化した異星人の世界、神々や天使の見えない世界の住人が、ウォークイン(憑依)やワンダラー(転生)や人間の肉体や精神体憑依したりして、さまざまな形態で地上に登場するようです。見える宇宙人や空飛ぶ円盤から見えない宇宙人(天使や堕天使や神々)への時代に動いているようです。

・彼ら(宇宙人)の存在については、昔からシャスタ山の伝説として有名だそうです。神々や天使は時空を超えているからなのでしょうか。彼らは、それ以後、人間の肉体や精神に憑依して社会に紛れ込んでいったのかもしれません。「神々も市井の人となり普通の生活をしている」とか「神々や天使は、背後霊や守護霊となり人間に憑依している」ということで、誰にも分からないようです。また高次元のマスター(大師)やアセンディッド・マスターの活動も誰も分からないそうです。「レプティリアンの交配人種であるイルミナティが地球の支配を行っている」そうですが、「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」ということでしょうか?
 「シャスタ山の小人」とは、グレイ・タイプのゼータ・レチクル星人のことでしょうか。異次元から出てくるのでしょうか。アストラル界の住人が地上に姿を現わすこともあるそうです。グレイも壁を抜き通るようにして部屋に侵入してくるといわれます。ちなみにクラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「河童」もグレイの一種で今も海底基地にいるそうです。

・ハイパーボーリア人、レムリア人、アトランティス人とか太古の種族と現代人とのつながりはあるようです。「アガルタ・ネットワークは地下にある120の光の都市」とは、見えない高次元の話のようです。エーテルを操作できる宇宙人種族が非常に細かい粒子の世界に異次元都市を作ったのかもしれません。私たち一般人は、目に見えない異次元の話として理解しても把握が難しいようです。
 「地下世界」の伝承は、世界中にあるようです。異次元世界に迷い込んだ伝説は昔から少なくないそうです。しかし、現代では異次元を知覚できるチャネラー(霊的交流者)は少ないようです。また、普通の人間にとって「異次元とは夢の中とか死後の世界の精霊界を意味する」ようです。「あの世が実で、この世が虚である」といわれても私たち一般人は、ピンときません。「あの世の出来事が、時間を置いて、この世に現れてくる」ともいわれております。不思議な話です。

・シャスタ山にまつわる不思議な話の本は多いようです。書籍も以下のようにあります。「洋書」を読めばかなりのことが分かるといわれます。

『レムリアの真実―シャスタ山の地下都市テロスからのメッセージ』、
『シャスタ山で出会ったレムリアの聖者たち』、
『パワースポット、シャスタ山の歩き方』、
『シャスタの地下都市テロスからの超伝言』、
『新しいレムリア―シャスタ山の地下都市テロスからのメッセージ』、
『レムリアの叡智―シャスタ山の地下都市テロスからのメッセージ』、
『超シャンバラー空洞地球/光の地底都市テロスからのメッセージ』、
『ついに実現した地下存在との対話―アセンションの超秘密アガルタ・ネットワーク/地底5次元文明との交信記録』、
『空洞地球―ソロゴスの図書館ミコスからのメッセージ』、
『本当のあなたに出会える天使の言葉―聖なる山・シャスタからのスピリチュアルメッセージ』などがあります。

・またamazonに『シャスタ山』と入力すると64件が分かります。そして「洋書」にMount Shastaと入力すると741件が検索できます。米国でもパワースポットとして注目されており、今ではシャスタ山近辺に住む日本人も少なくないようです。洋書でもシャスタ山には昔から異人が住んでいたという話は多いといわれます。

・不可視の世界ですから、エスパー(超能力者)でもないと容易に彼等とコンタクトができないことでしょうか。神智学ではアストラル界やエーテル界には『都市』が存在するといいます。エーテル界のおそらく『神々の都市』で神々や女神達が何をしているのかわかりませんが、あるいは超現代的なことをしているのかもしれません。アガルタ・ネットワークは見えない地底5次元文明で異次元に存在するようですが、アストラル界かエーテル界にでも存在するのでしょうか。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だともいわれています。パラレル・ユニバース(並行宇宙)は「幽界」のように「この世」に似ている世界ですが非常に大きく違うアストラル界のような世界のようです。異次元の都市は、パラレル・ユニバース(並行宇宙)の超近代的な都市のようで、シリウス星人は何をしているのでしょうか。

・「アストラル界にもアストラルの惑星がたくさんあり、アストラル界またはアストラル次元と呼ばれる世界を構成している」といわれます。
「アストラル界はとても巨大です。ここに存在する全ての世界からおよそ600億人の人間タイプの生物が集まっている」といわれます。
「アストラル界下層にいる霊たちの多くは、地球上の種々の問題を引き起こす原因となります。彼らはテレパシーで地球上の人間と交信する」そうです。「人々がアストラル界で過ごす期間は、数週間から何百年にもわたる」といわれます。
 地下世界への入口を見つけ出そうと躍起になっていたヒトラーは霊媒で、事実上、異次元のレプティリアン(爬虫類人)の繰り人形であったのでしょうか。「霊界から来た男」ともいわれたヒトラーは、アルデバランの宇宙人、ゲルマンの神々、「超人」から、「人格転換」を受けたとも言われています。「ヒトラーの側近も四人の重要な相談役もすべてがイルミナティで占められ、ヒトラーは常に監視下にあった。つまりヒトラーは「イルミナティに培養された独裁者」だったのだ」ともいわれます。

・インドで発達したヨガは、昔、アキヤシヤの空間に入っていくための手段であったようですが、現在は、それ自体が忘却されているようです。自在に幽体離脱ができるのは、進化した異星人のみのようです。テレポート(瞬間移動)も人間にとっては奇跡の出来事ですが、宇宙人にとっては「それほど難しくないテクノロジーだ」そうです。物質化、非物質化を自由にできる宇宙人のテクノロジーは、6千年から5万年進化しているといわれます。人類に5万年進化しているオリオン星人は「人間の魂の交換」ができるともいわれています。地球における不思議なゲイの現象の原因でしょうか。現代物理学もエーテルの秘密を解くことができないでいるようです。
米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。
 「日本はヘルメスが統治する国」といわれても私たち一般人は訳が分からないことでしょう。「地球の主神」とか「日本の主神」とかが存在するとも言われているそうです。神々について詳しい人もいるようですが、私たち一般人は、勉強する暇もないようです。「神々や天使は、背後霊や守護霊となり人間に憑依している」、「神々は憑依などで市井のひととなり普通の生活をしているので誰も識別できない」とかいろいろと説があるそうです。知る人ぞ知る世界のようです。

・天照大御神(あまてらすおおみかみ)が、太陽神のアポロ系統らしいのですが、「神の中の王様」ゼウス・クラスの神もいるのでしょう。神々のランクも世界的に統一的に決まっているらしいのです。理論的には神々は時空を超えており、全知全能だからこそ神というようです。西洋神界はスサノオ神とその系統の神々が1万年ほど前に拓いた地域で、シュメール族は「スサノオ神系」だといわれます。「スサノオ命は絶対神ヤハウェにほかならない」という奇説もあります。
 地球を管理する天使としてガブリエルとかウリエルとか様々な天使の活動があり、私たち凡人には分かりませんが「神々や天使が、私たちの生活全体を裏宇宙(異次元)から管理している」ようなのです。「神々や天使は、背後霊や守護霊となり人間に憑依している」のでしょうか。
 「太陽の異次元は熱くなく、ユートピアが存在し、天使が住んでいる」とか「太陽から、超巨大円盤が出てくる」とか「太陽に住んでいる天使は、シリウス星人の『心霊攻撃』に耐えきれないので、太陽が安全地帯となっている」とかの様々な話があるそうです。が、不思議なことで私たち一般人は、理解不能のようです。天の戦争、スター・ウォーズがあり、一部では現在でも続いているそうです。
 スウェーデンボルグは、生きたまま霊界を見てきた人物で、『霊界物語』で知られていますが、「神々や天使の住む街」について述べているそうです。現代では、「エーテル界やアストラル界にある都市」、「神々の住む都市」と考えられ、「都市型の超巨大宇宙船」の実相が窺われます。火星や金星の異次元には都市があり壮大な文明が存在するそうです。

・「約3億6千万年前に、大船団を率いてベーター星からやってきたエル・ランティ」といわれていますが、ベーター星という『進んだ都市』から飛来したそうです。異星人の地球入植により人類も創造され、文明も教えてもらったようです。
 私たち一般人は、霊能者や宗教家については詳しくありませんが、高橋信次氏は多くの有名人が言及しており、神憑りの話がリアルだそうです。霊能者の話ですから不思議なことが多いのでしょうか。「GLA系諸教団とは、高橋信次が設立した宗教法人GLA総合本部から分派、もしくは強く影響を受けたとされる一群の宗教団体やグループである」そうです。「幸福の科学」教団の創成期において大川隆法総裁が、高橋信次の「法の後継者」であると主張していたそうです。

・GLAの創始者の高橋信次氏は、1976年に48歳で亡くなりましたが、宗教家としては、当時の多くの人々に影響を与えたそうです。エルランティと高橋信次氏のつながりとは不思議な話です。大本教のような大規模な新興宗教が戦後、日本にも出てきているのでしょうか。宗教法人についても詳しくありませんが、その数は全国に非常に多いようです。また霊能者も多いようです。
 「宇宙連合」がコンタクトして来ていても大衆レベルでは理解不能ですし、あまりにも進化しているので、アバブ・トップシークレットでメディアでの公開は難しいのでしょう。「宗教家の高橋信次先生」についても多くの宗教家の言及があります。「あの方は、実はお釈迦様の生まれ変わりだったんですよ」ということで、「世にも奇怪な話」のようです。現代の異星人のコンタクティ(宇宙人から伝達接触されたという人)によりますと「堕天使ルシファーやリラ星人のエロヒムのサタン(悪魔)という名前は、遺伝子科学者の一団の名前だ」そうです。はるかに進化した異星人の遺伝子科学者の集団が「空飛ぶ円盤」に乗って全宇宙で遺伝子実験をしているようなのです。

・高次元の異星人と神霊の世界がミックスするようで、ますます訳が分からなくなります。爬虫類人型異星人(レプティリアン)についても色々な説があるようで、人間タイプから爬虫類タイプまで様々な報告や説があるそうです。あの有名な小柄な宇宙人グレイもバイオロボットだという説やゼータ・レチクル星人だという説もあります。また「スターウォーズで核戦争を繰り返して退化した人類の未来から来た人種と言う説」もあったそうです。エササニ星人という異類混血の種族もいるそうです。イタリアのコンタクティのマオリッツオ・カヴァーロによるとグレイも人間タイプがいるそうです。また、「レプティリアンは人間化しており知性的な顔をしている」そうです。
 米国の“眠れる予言者”“眠れる催眠療法士”“20世紀最大の奇跡の人“エドガー・ケイシー関連の本は、現在もなお、世界中に愛読者が多いようだし、彼自身の博物館もあるようです。実際は、予言はあまり当たっていないようですが。

・「神の恩寵は求めさえすれば、あなたのものとなる」そうですが、なかなか神の正体は分からないそうです。「アンタレスに本拠地があるというホワイト・ブラザーフッド(白色同胞団)は、日本の「神道」と関係があるというよりも、そのものである」という説もあるそうです。日本は「神の国」「言霊の国」ということでしょうか。
 現代でもホワイト・ブラザーフッドとのコンタクティやチャネラーが多いようです。日本にも現代にホワイト・ブラザーフッドのコンタクティがいるそうで驚きです。これも「世にも奇怪な物語」のようです。一般的に宇宙人はタイム・トラベラーだそうですが、ホワイト・ブラザーフッドは、時空を超えて人類の進化に影響を与えているようです。
 ホワイト・ブラザーフッドは天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人のように人類に数百万年進化している宇宙人種族(神々)のようです。イエスをこの世に送り出した宇宙人種族も存在するようです。ちなみに、イルミナティの円盤はタイム・トラベルが可能であり「イエスの磔刑」場面を見物するタイム・トラベルが人気だという与太話もあるそうです。

宇宙船の中へと続いているタラップのところに立っていたのは、人間とトカゲの交雑種のような生き物で、緑色の皮膚をしており、さらにその宇宙船の反対側には毛むくじゃらの“ビッグフット”がいた。(8)

2020-11-10 17:20:28 | 森羅万象


『聖別された肉体』  (オカルト人種論とナチズム)
(横山茂雄)(風の薔薇)  1990/10



・『20世紀の神話』において、アーリア人種が世界史の舞台でこれまでいかに大きな役割を果たしてきたかを彼らが常に支配人種であったことを、ローゼンベルクは力説する。そして、金髪白晢碧眼のアーリア=ゲルマン人種とその北方的文化の絶対的優位性を証明するために彼が導入したのは、アトランティス北方説及びアトランティス本地説に他ならない。

・ローゼンベルクによればこれらアトランティス=アーリア人たちは「白鳥の船及び龍頭の船に乗って」地中海からアフリカへと渡り、また陸路を通って中央アジアを経て、中国へ、また南北アメリカへと大移動を行った。彼はまたヨーロッパから北アジア、アイルランドへといった移動経路も想定している。それらの移動の「証拠」として、ローゼンベルクはたとえば、古代エジプトの支配階級の風貌には、アーリア=アトランティス的要素(つまり金髪白晢碧眼)が見出せると主張し、一方、その被支配階級ハム人種は「アトランティス人と異人類の原始民族の混合的変種であると断定する。さらに楔形文字やその他の地球上の文字の起源が「アトランティスの(祭祀的)象徴に遡る」可能性までが暗示される。



『シュメールの天皇家』 陰陽歴史論より 
鷲見紹陽 明窓出版       2007/8/1



<高天原はスバルである>
<太古、神人はスバル、北極星、オリオンからやってきた>
・本書の「陰陽歴史論」とは、高天原の昴(スバル)系の氏族とアースガルトやアガルタの地底系氏族という“陰と陽”の二系統の血脈の関わり、抗争の中で歴史は動いてきたのであり、それが歴史の真相であったことからつけたものである。

・さらにこの“陰陽”の二系列は地底信仰の氏族のシャンバラ(セム)系とアガルタ(ハム、ヤペテ)系の二つにも見られ、後者はさらに親高天原と反高天原に分かれた。

<スバル、北極星、オリオンの三位一体>
・これまでわが国の天皇家の天之御中主神(あめのみなかぬし)やキリスト教の“天の父なる神”がスバル(プレアデス)信仰にあたり、セム系氏族が北極星、北斗七星信仰、ハム系氏族がオリオン、シリウス信仰であることを明らかにしてきた。

・なおヤペテ系氏族はスバルと同じ牡牛座のアルデバラン(ヒアデス星団の赤星)信仰と考えられる。

・この地底世界の実体は不明だが、一部にはプラズマ亜空間説が出されている。空間が歪曲して異空間へとつながっているという説明もあり地底世界というより、別次元の世界と考えられる。

・厳密にはアガルタとシャンバラを区別しなければならないようである。つまり、ヤペテ系やハム系の神域がアガルタで、シャンバラは、セム系の神域ということである。

・藤原氏の北極星、北斗七星信仰はシャンバラ信仰、物部氏のオリオン信仰はアガルタ信仰となる。

・このヤペテ、ハム対セムの対立は天界で天の父なる神に反抗した堕天使に対してヤハウェ(またはミカエル)が天使の三分の二を率いて天の父なる神の側につき、堕天使とそれに従った三分の一の天使を地底世界に落とした事に遡る。セム系対ハム系、ヤペテ系の対立で、後者がヤハウェ側と天使側の半分ずつに分かれたことで、三分の二対三分の一となる。

・セム系民族はエンキの北極星、北斗七星信仰、ハム系民族はエンリルのオリオン信仰であった。

・我が国の神社の大半がスサノオやニギハヤヒ、つまりバールやミトラを祭祀し、その系列神を祭神とした物部氏の神社で、オリオン信仰であり、ハム系の神々を祀ったものであった。

・イザナギの黄泉の国訪問譚はギリシア神話のオルペウスの話がモデルで、途中で約束を破って振り返って見たため永久に妻を失ったエピソードなど同一のものである。なお、イザナミのいた黄泉の国は地底世界でアガルタ(シャンバラ)である。

・大伴氏と物部氏は天皇家をはさんで、セム系とハム系の陰陽の関係にあり、東日本を大伴氏、西日本を物部氏が支配したが、本来は対立関係にあった。

・ハムもセムもノアの子としてアースガルト、アガルタ、シャンバラという地底に起源をもつが、北欧神話などを読むとセム系とハム系の住む領域も異なり(シャンバラはセム系の世界)、元々は対立していたのが、セム系がハム系に服属して和解したことになっている。

・シャンバラとアースガルト(アガルタ)は対立関係にあった。セム系は北極星、北斗七星信仰で、ハム系はオリオン、シリウス信仰で別系統のものが系図で兄弟とされている。

・セム系は“文”の性格が強く、ハム系、ヤペテ系は“武”の血脈である。ハム系の中でもカナン人は、ノアによって呪われ、“カナンの呪い”という言葉が残っているが、聖書の中でもキリストが忌々しきものマムシの末裔として避難している。

・この我が国におけるセム系とハム系、高御産巣日神系(たかみむすび)と神高巣日神系(かみむすび)が、天皇家を間において対立・抗争してきたのが日本の歴史で、しかもそれは国民の一割前後の民族の抗争であったとするのが本書である。

<天孫降臨の地は飛騨である>
・スワティカ(卍)は、もともと宇宙エネルギー発動の神聖な表現である。

・北欧神話のアースガルトがインド神話のアガルタという地底世界への信仰を有するトゥーレ協会という一種の秘密結社で、ヒトラー自身が、その地底世界を求め探検隊をチベットに送ったり、そこで知りえたものと思われる。

・ナチスとアガルタの結びつきについては多くの人が論じている。有名なスウィフトの『ガリバー旅行記』もケルトによる地下世界探検譚を集めて書かれたものである。



『新・UFO入門』  日本人は、なぜUFOを見なくなったのか
唐沢俊一    幻冬舎   2007/5/30



<日本におけるCBA(宇宙友好協会)の活動>
<「実際に宇宙人に出会った」>
・松村の復活の原動力となったのは、やはり、「実際に宇宙人に出会った」という、そのトランセンデンタルな一事であろう。それがどんなに荒唐無稽でも、いや、荒唐無稽であればこそ、先の『それでも円盤は飛ぶ!』の中道氏や小林氏のようなじれったさに、程度の差こそあれ、さいなまれていたUFOファンにとっては、松村雄亮という人物は、ヒーローだったのである。

<面白UFO講演で信者を獲得>
・「自分のコンタクトはアダムスキーのとは違う性質のものだ」と言い放つほどアダムスキーとは距離を置いていたが、それでもなお、アダムスキーの盟友であるウィリアムスンを招聘したモトは十二分にとった。ウィリアムスンのお墨付きをもらうかたちで、CBAは、北海道のアイヌの文化神であるオキクルミカムイが、古代に宇宙からやってきた宇宙人である、という説を会の基本学説として採用したのである。

<北海道に建設された巨大なUFO神殿>
・着工からわずか1年半の短期間で、彼らは、北海道の地、オキクルミカムイ降臨伝承のある平取郊外沙流川のほとりに、直系15メートルの太陽円盤マーク花壇、全長7メートルのオベリスクを中心とした、記念公園ハヨピラを完成させたのである。松村の得意はいかばかりだったろう。

・『全宇宙の真実 来るべき時に向かって』の著者、楓月悠元は、この時の模様をこう記す。「1965年6月24日、太陽円盤を象った円形の巨大花壇の前において、厳聖なるセレモニーが開始された。このときである。いまだかつてない、無慮数百機の巨大な母船群、または円盤が次々と出現し、のべ千名をこえる人々によって目撃された。この現象こそ、かつて聖書に記述され、また描写されていた“天と地の契約”の証であったのである」

・まるで映画『未知との遭遇』のクライマックスシーンのようではないか。読者のみなさんは、この光景を、楓月氏が作って書いていると思われるだろうか。私は、氏の目には、そして大部分の、公園建設に関係したCBA会員の目には、本当に見えた光景であると信じる。もちろん、人間は“そこにないもの”を見てしまう動物である、と規定した上で、だが。

<UFO学の鬼っ子>
・私は、日本の草創期UFO研究家たちが、CBA事件を一日も早く世間の耳目から遠ざけ、過去のものにしてしまいたい、と思った気持ちもわからないではない。日本にユーフォロジー(UFO学)を、一日も早く確立させたい、好事家の道楽、という位置づけから脱して正式な学問の範疇に入れ、出来れば一流の大学に、UFO学の講座を開設させるくらいにまでもっていきたい、と願っていたであろう荒井氏や高梨氏の思いから行けば、ただでさえアヤシゲと思われている空飛ぶ円盤を、アヤシゲばかりでなくアブナゲなものとして認知させかねないCBAの存在は、邪悪なものでしかないのである。

・この立場は、明治日本に民俗学を確立させようと努力していた、柳田国男の立場に似ているように思う。柳田氏は、民俗学の学問としての確立こそ、自らの使命と信じ、折口信夫や南方熊楠氏といった在野の人間たちに、次々に自分の主宰する民俗学研究誌『郷土研究』に執筆させるなどして、人材確保につとめていた。

<三島由紀夫もUFO小説を書いていた!>
・その、最も大きいものは、何といっても三島由紀夫の傑作小説『美しい星』であろう。三島作品の中でも最も奇妙な作品であり、まともな三島研究家はその分析に手をつけかねている作品でもあるこの『美しい星』について、私は以前『トンデモ本の世界R』(太田出版)の中である程度詳細な分析を試みたことがある。

・なので、そちらを参照していただきたいが、この作品は、主人公の大杉重一郎が所属する団体が「宇宙有朋協会」と、CBA(宇宙友好協会)の1文字違いであることをはじめ、大杉と、作品の後半、延々と数十ページにもわたって論争を行う白鳥座61番星の宇宙人というのが3人組の黒衣の男であるというMIBのパロディなど、当時のUFOブームがその背景となっている。

・「お父さん、僕は満員電車に揉まれていても、前のように腹が立ちませんね。僕はずっと高いところから、この人たちを瞰下ろしているように感じるから。僕の目だけは澄み、僕の耳だけは天上の音楽を聴くことができると思うから。この汗くさい奴らは何も知らないが、こいつらの運命は本当のところ、僕の腕一つにかかっているんだものな」

 ……これは多分、松村雄亮及びCBA会員たちの思考と、ほぼパラレルなものなのではあるまいか。まあ三島自身、その8年後に、UFOでこそないものの、憂国というある種のオカルティックな感情に自らのアイデンティティを寄りかからせて自らを世間から乖離させ、派手派手しい死を遂げる。UFOという“幻視”にからめとられていく自我というテーマを選んだ時点で、三島は自分の行く先を予見していたのかも知れない。

<「少年ケニヤ」の原作者もUFOを目撃した>
・そして、三島以上にダイレクトに、CBAの思想に共鳴し、それを作品中に反映させた、ある一人のクリエイターを紹介しておこう。その名は山川惣治。私たちの世代(昭和30年代生まれ)には懐かしい、かの『少年ケニヤ』の原作者である。

・そんな彼がUFOに、それも最も過激な思想のUFO団体であったCBAに、かなり深い共鳴を寄せていたというのだから驚く。
 平野馬雄『空飛ぶ円盤のすべて』(高文社)によれば、山川氏はあのハヨピラのUFOピラミッド建設にまで関わっていたというのである。平野氏の本には、
「わたしが始めて空飛ぶ円盤と呼ばれている宇宙船を見たのは、昭和36年の6月である」。という、山川のUFO体験談が雑誌『たま』2号からの転載という形で紹介されている。

・山川はもともと円盤に興味があり、実在を確信して『少年エース』という作品内に円盤を登場させたところ、CBAから接触があり、彼らから宇宙人とのテレコン(テレパシー・コンタクトの意)を勧められたという。まず山川夫人が風呂上りに自宅屋上でテレコンをしてみると、果たして円盤がやって来た。だが、家族みんなで屋上へ駆け上がってみると、もう消えている。山川だけ仕事に戻るが、今度は屋上に残っていた夫人・長男・長女・次男・次女の5人が円盤を目撃。だが、呼ばれて山川が上ってみるともう消えている。
 これが繰り返されて、その夜は円盤が7回飛来したが、結局彼だけは円盤を見ることができなかった。しかし、その2日後、彼もやっと、円盤の目撃を実現させる。

・乳白色の洗面器ほどの大きさの円盤が幻のように目の前の空をかなりゆっくりと飛んでゆくのを目撃(その夜、円盤は12回も飛来したという)して以来、山川は円盤を何度も目撃するようになる。あるときはダイダイ色に輝き、青白く輝き、乳白色に見えるときもあった。その速度は音速の10倍以上であろう。空を見上げる視界のはじからはじまで、にゅ―っとまっすぐに横切る。または中天から垂直に降下したり、空中で円を描いて飛び去ることもあったという。

・山川自身はCBAの説に沿って、空飛ぶ円盤を以下のように考えていたらしい。
「円盤に乗って飛来する宇宙人は非常に美しい人間」
「発達した遊星の人々は、宇宙連合をつくり、大宇宙船を建造し、それに各遊星の人々がのりこみ、格納庫に円盤をつみこみ、地球の近くの大気圏の宇宙に停滞して地球を観測している」
「すでに戦争という野蛮な時代を終わり、病気もなく、皆長生きで若々しいといわれる宇宙人たちは、宇宙時代にとりのこされた野蛮な星地球を心配して観測している」
「宇宙人たちは地球に愛の手をさしのべ、戦争をやめ、核爆発をやめるよう、地球人と接触しようとつとめている」

<UFOから生まれた漫画『太陽の子サンナイン』>
・子供たちに強大な影響力を持つ山川の、CBAのコンタクト思想の傾倒は、他の実直な空飛ぶ円盤研究家たちに実に苦々しく、また脅威として映ったことだろう。しかし、結局山川は、CBAに同調したまま、その影響のもとに、『太陽の子サンナイン』という大作までを世に送るのである。

・『太陽の子サンナイン』は、1967年に、集英社コンパクト・コミックスの一環として、全3巻で発行された作品である。舞台は、南米・ペゼラ国という架空の国。モデルはベネズエラであろう。実際、作中で主人公たちは国境を越えてブラジルに行ったり、コロンビアに行ったりしている。

・宇宙人の文化が地球にもたらされると、戦争はなくなり、病気もなくなり、人間は神のような存在になる(これを大宇宙主義と言うらしい)。これでは戦争で儲けるブラック・シンジケートは商売あがったりなので、ゴステロ大統領に資金を提供し、水爆ロケットを建造させ、当時戦争中のベトナムに撃ちこんで第3次世界大戦を起こそうという計画を立てる。陽一はグレート・マスターから、ブラック・シンジケートの野望を砕くようにとの指令を受けて、水爆の破壊に見事成功。ペゼラ国の民衆革命も成功するが、ブラック・シンジケートはまだ残っている。最後は円盤からのメッセージで、
「地球はブラックにねらわれている。第3次世界大戦がおこれば地球はほろびるのだ。おまえの母の国、日本へかえれ!日本は神にえらばれた国だ、宇宙船の地球への友情をただしく日本の人々にしらせるのだ」
 という言葉が伝えられ、その命に従い、ジェット機で日本に向かう陽一を、富士山上空で、宇宙母船群が見守っているというシーンで終わる。

・この作品を初めて見たとき、“あの”山川惣治が、このようなトンデモ作品を描くのか、と、しばし呆然としたことを覚えている。しかし、山川氏もまた、ハヨピラ公園の完成記念式典で、楓月悠元氏などと同じように、やはり円盤の乱舞を目撃しているのだ。

「青空に次々と浮かぶ大宇宙母船団の出現にはどぎもをぬかれた。『C・B・A』の発表によると、この日現れた母船艦隊は百隻以上だったという。青い空にすーっと細長い円盤形の巨大な物体が次々と現れるのだ。一見雲かと見まがうが、正確な円錐形で、大変細長く見える。しばらくすると、すーっと消えてしまう。と、左手の空に次々と母船団が姿を現わす」

 ………山川氏の目に映った、この円盤群は、果たして何だったのだろう?先に述べたように、昭和30年代後半からの山川氏(を筆頭にする絵物語というジャンル)は、漫画にその王座を奪われて、衰退の一途をたどっていた。

・荒井欣一氏の証言(『UFOこそわがロマン』)によれば、このハヨピラ建設前後から、松村雄亮自身、背中、腰部に激痛が起こり、四肢に麻痺が広がる“根性座骨神経痛”という難病にかかって苦しんでいたという。氏がもともと腺病質タイプで多病だった、という証言もある。UFOの幻視は、まず自分たちのいるこの世界における、我が身の不遇感から始まるものなのかもしれない。



『ものしりUFO事典』  
 (平野威馬雄)(日本文芸社)1979/1



<“宇宙友好協会(CBA)の歩み”から>
・CBAという円盤研究グループがあった。1958年そのグループの主宰者、松村雄亮が再三、宇宙人に会い、いろいろ会話を交わしたという。堂々たるリポートが表題のパンフレットに出ている。

・それは7月10日の夜、謎の微笑を残して消えた彼女自身であった。しばし口もきけず、茫然と立ち尽くしている松本に対し、彼女は、静かにうなずきながら誘導するごとく先に歩きだした。二人は野毛の喫茶店「ヨアテモ」で相対して座った。北欧系のある種の神秘をたたえた美しい顔からは、終始微笑が消えなかった。年の頃は21、2歳であろうか。ワンピースの上に首から下げた直径5センチほどの装飾品が絶えず七色に光り輝いていた。

・それから数日後、松村は、円盤に乗せられたり、宇宙人の長老が着陸したのを在日宇宙人40数名とともに迎え大変な問答をしている。
松村:「救われるとはどういう意味ですか」

長老:「あなた方が、考えるように肉体が生き残るというのではない。肉体は着物のようなものである。たとえ、肉体を失っても救われる人は他の天体に生まれ変わる。救われない人は、霊魂のまま宇宙をさまようでしょう」



『5次元入門』  (アセンション&アースチェンジ)
(浅川嘉富)  (徳間書店)  2008/2/7



<宇宙船による空中携挙>
・渡辺大起氏は『宇宙船天空に満つる日』を著しアセンションという宇宙ドラマのクライマックスを劇的に、適格に描写している。

・渡辺氏は、宇宙人による「空中携挙」によって宇宙船に引き上げられた後、宇宙母船や他の遊星で次元上昇を果たし、アセンション後の新生地球へ帰還するというケースを説いている。

・聖書では「時の終わり」にイエスが再臨し、善なる者と悪人とを振い分けた後で、善人を天に引き上げるとあるが、この「天に引き上げる」行為が空中携挙である。渡辺氏はそれを行うのはイエスではなく、宇宙からやって来た異星人たちだと考えているのだ。

・UFO問題に関心がある方ならご存知だと思うが、渡辺氏はUFO研究に古くから携わり、今から50年ほど前に発足した我が国で最も古いUFO問題の研究会「宇宙友好協会」(Cosmic Brotherhood Association)の主要メンバーだった。実は私もまだ高校生の頃にこの研究会に最年少メンバーとして入会していたことがあり、渡辺氏とは一緒に活動させていただいた間柄である。

・通称CBAと呼ばれていたこの研究会は、世界中のUFO(当時は空飛ぶ円盤と呼んでいた)の目撃例や研究内容を紹介する機関紙を発行する傍ら、講演会や宇宙人とのテレパシー交信会などを企画する、当時としては大変先鋭的な研究団体であった。

・テレパシー(想念)で呼びかければ、地球周辺に飛来している空飛ぶ円盤と交信できるということを教えられた私は、冬休みで帰省の折に、庭先で夜空に向かって一生懸命に呼びかけたものである。今考えればわれながら純真な青年だった。「ベントラ、ベントラ、地球周辺を航行中の宇宙船の皆さん、私のテレパシーを受信したら、上空を飛んでその姿を見せて下さい」そう念じながら真冬の夜空に向かってテレパシーを送り続けた。ちなみに「ベントラ」とは宇宙語で宇宙船のことである。

・そして、その後で飛んで見せてくれたのが、あのジグザグ飛行だったというわけである。それは地球製の飛行機や流れ星、風船などでは絶対にあり得ない飛び方で、宇宙船であることを確認できる最適な飛行方法であった。

・私は、それ以来、宇宙には人類より知的レベルがはるかに高い生命体が存在し、地球に飛来していることを疑ったことは、一度もなく、この夜の出来事は宇宙船と宇宙人の存在を確信するに十分な体験だった、と同時に私の人生を決定づける運命的な体験でもあったのだ。



『宇宙人についてのマジメな話』
(平野威馬雄) (平安書店)  1974年



<母船内部の円盤発着場から降り立ち、廊下へ出ると再び地上に降りたのではないかと錯覚するほどであった。それは渋谷か新宿の大通りの観を呈していた>
<CBA(宇宙友好協会)>
・CBAの元祖、松村雄亮という人の世にもフシギな足取り。

<直接コンタクトが始まる(1958年)>
・そこで、二人は野毛の「ヨテアモ」という喫茶店で相対して会った。北欧系のある種の神秘をたたえた美しい顔からは、終始、微笑が絶えなかったー年の頃は、21、2歳であろうかーワンピースの上は首からさげた直径5センチほどの装飾品が絶えず7色に光り輝いていた。

・ここで、彼女は、自分は最近日本へ配属された宇宙人であること、現在横浜に3人、東京に4人の宇宙人が来ていること、キャップは東京にいることなど打ち明け、あなたは東京のキャップに会うようになるだろうといった。

・左肩をポンと叩かれた。振り返ってみると品のよい外国の紳士が立っていたという。一目見ただけで、ああこの人は宇宙人だ・・・と分かった。これは私にとっては新しい経験だった。見ず知らずの一人の人間を一目で宇宙人とわかる・・・これもやはりテレパシーの一種だったらしい。
 さて、宇宙人は松村を近くの喫茶店に連れて行った・・・17日に桜木町である美しい女性に言われたことが早くも実現したのだ。この人が、日本における宇宙人のキャップだった。

・直径30メートル位の円盤の乗員は12名で、一人だけが日本語を上手に話した。他は、皆英語しか話せなかった。

・母船内部の円盤発着場から降り立ち、廊下へ出ると、再び地上に降りたのではないかと錯覚するほどであった。それは渋谷か新宿の大通りの観を呈していた。ただ歩いているのが外人ばかりで、すれちがっても誰も振り返ろうともしない。

・三々五々、散歩するごとく、また用事ありげに通行しているのである。この大通りは母船の中央を貫き、長さ2000メートルはあると思われる。

・これで、日本におけるただ二人だけしかいない、コンタクティーの素描を終える。ダニエル・フライやベサラムやアダムスキーやその他の多くの外国のコンタクティーの話を信じない人は、この日本の二人の話も信じないだろう。信じる信じないは、どうでもいい、ただこういう体験をしたと、物語った二人が日本で今、健在だということだけを記せばいい。



『円盤に乗った青年のマジメな話』
 (昭和49年、北海道宇宙人事件の真相)
(平野威馬雄) (平安書房)    1974年



<ニコロでの記者会見>
田中:「小人の丈がだいたい1メートルくらい」

<タコのような宇宙人>

平野:「こんな感じ?・・・へえ、こんな、タコみたいなの?・・・そして、こんな、体中にブツブツのイボがあったの?」
田中:「ブツブツがいっぱい体中にあったのです」
藤原:「このブツブツは、ずーと体中、イボみたいになっていたんです」
平野:「ぼくもずいぶん宇宙人について書いたし、いろんな宇宙人の画も見たが、やっぱり、これと似ていたな」

<私の住む町に円盤か!?>
・よく『狐つき』に間違われたアブダクション(誘拐)・ケース

<藤原由浩君の独白><動き始めたマスコミ>
・藤原君を無理矢理、12チャンネルのテレビに出演させることになり、25日に数名のUFO関係者が集まった。四国までわざわざ介良村での怪小型円盤飛来の顛末を調べに行った林一男君、UFOの権威・荒井欣一氏、宇宙人らしいものをカラーで撮った浅野良雄君、日本大学教授・川範行氏、そして藤原君と小生が出た。『奥さん二時です』という川口浩司会の番組だったが、ほとんど時間がないので、何もいえずかえって誤解をまねくことになるのではないかと終って思った。
 が、とにかく出演後、放送局のロビーにNTVの矢追純一さんらがいてくれて、日本テレビか矢追さんの指揮のもとに、本格的な取り組みをして、適切な方法で取扱、放送ということに話が決まった。



『写真で見る日本に来た?!UFOと宇宙人』 
(矢追純一)(平安)(昭和51年)



<北海道函館市にはUFOの基地がある?>
・北海道の南端、函館市をのぞむ小さな港町、上磯では、しょっちゅうUFOが目撃されるそうだ。

・地元でもUFO目撃者の数が多い。

・吉川さん親子も白昼、巨大なUFOが頭上を通過して行くのを見た。それはまるで巨大な扇風機が飛んでいるようだったという。丸い円盤型のUFOで、全体がものすごい勢いで回転しているように見えた。そして、アッという間に急速にスピードをあげ、海上に消え去ったという。

・小坂さんたちは、ひんぱんに現れるUFO基地を探してやろうと毎晩のように近くの山々を探検してまわった。そして、ついに大沼山近くの、通称、貧乏山という山の裏側にUFO着陸跡らしい巨大な円形の焼け焦げを見つけたのである。

・グループのメンバーは毎晩交替で見張ることにした。そして、UFOらしい大きな怪光がオレンジ色に光りながらこの貧乏山を出入するのを8ミリにおさめることに成功したのである。



『週刊 世界百不思議    2009年3・12/19合併号』
 この世は「謎」と「怪奇」に満ちている   講談社



<UFOを信じた知識人たち>
<自宅に観測所を作り研究会員になった三島由紀夫(1925-1970)>
・作家、三島由紀夫は日本初のUFO研究団体「日本空飛ぶ円盤研究会(略称JFSA)」の会員だった。

・1960年代頃、彼は「美しい星」というタイトルの、自ら宇宙人だと信じる一家の小説を書いているが、その中には、JFSAの機関誌名「宇宙機」という言葉を登場させている。また彼はJFSA発足の2年後に結成された「宇宙友好協会(略称CBA)」が主催したイベントにも参加している。これは仲間と手をつなぎ、「ベントラー、ベントラー」とUFOに出現を呼びかけるというものだが、残念ながら目撃にはいたらなかった。

・ちなみに、UFOへの呼びかけ文句「ベントラー」とは宇宙語で、宇宙船の意味だという。



『宇宙人についてのマジメな話』
(平野威馬雄)(平安書店)   1974年



<宇宙人に会った日本人>
・最初の人、安井清隆(仮名)さんは、ぼくと非常に昵懇な友達なので、本当なら文句なしに「これは事実だ」と声を大にしていいたいのだが、生まれつきスペプティックにできているので、おいそれとは太鼓判を捺すわけにはいかない。次の松村雄亮さんも、ひところ、かなり親しくおつきあいをしていたので、この人についても文句なしに肯定したいのだが、やはり、そのまま納得するにはへだたりがある。だから伝えられ叙述されたままにここに移し判断は、皆さんにお任せすることにした。

・この安井清隆(仮名)の予告はやはり円盤狂の作家、北村小松氏(故人)をへて、三島由紀夫氏(故人)に伝えられ、三島氏は深夜の仕事をしながら円盤の出現の時刻を待ち受けたのである。その時の経験を昭和35年の“婦人倶楽部”9月号にこう書き残している。

「・・・(午前)4時半になると、待ちかねて仕事も手につかないでいた。私は、妻を叩き起し寝ぼけ眼の彼女をうながして屋上へ昇った。私は、双眼鏡を肩にかけ、妻はカメラを携えていた。・・・5時25分になった。もう下りようとしたとき、北の方の大樹の陰から一抹の黒い雲が現れたーすると、その雲が、みるみる西方へたなびいた。・・・・妻が『あら変なものが・・・・』といった。みると、西北の黒雲の帯の上に、一点白いものがあらわれていた。それは薬のカプセルによく似た形で左方が少し持ち上がっていた。そして、あらわれるが早いか同姿勢のまま西へ向かって動き出した黒雲の背景の上だからよく見える。私は、円盤にも葉巻型というのがあるのを知っていたから、それだな、と見たー」
 安井さんの予告通り、空飛ぶ円盤が現れたのだ。
 観測者は、三島由紀夫氏、今となってはその生きた証言はきけないが、三島氏がウソを書くはずがない。今年に入ってからも円盤実見のケースは無数である。カメラでとらえた人も百人を超えている。だが、円盤に乗った宇宙人と会い、そのうえ、円盤にのって“あの星”へ行ったという地球人は、世界広しといえども、安井さん一人であろう。



宇宙船の中へと続いているタラップのところに立っていたのは、人間とトカゲの交雑種のような生き物で、緑色の皮膚をしており、さらにその宇宙船の反対側には毛むくじゃらの“ビッグフット”がいた。(7)

2020-11-10 17:19:27 | 森羅万象


『続 未来からの生還』
(あの世へ旅たつ人々への贈り物)
(ダニオン・ブリンクリー、ポール・ベリー 共著)(同朋舎)1997/10



<(霊の世界への旅)>
・ 他の連中も、私の頭が狂っていると想っていた。だからといって、彼らを非難はできないだろう。私自身、自分が正常であるかどうかに確信がもてなかったのだ。正常なものなど一つもなかった。眠っているときは、臨死体験で出会った光の存在と絶えず接触していた。ソファーに座っているかと思うと、次の瞬間には霊の世界にいるという具合だった。気がつくと霊的存在がプロジェクトの仕事をしている部屋にいた。彼らの仕事をすべて理解できるわけではないが、私は、それを眺めていた。霊の世界の旅は、ときには教室に、ときには工場に行くようなものだった。

・あるときは、工場で霊的存在が光を使って構造物を作り出すのを眺めていた。あるときは、彼らが一つの細胞を育てて生きている人間を創り出すのを眺めていた。あるときは、わずか数分で受胎、誕生、成長の全てを見てしまったような気分を味わった。

・また、あるときは教室で、広大な宇宙が豆粒ほどに縮んでいく様子を眺めていた。光の周波数と音の研究をしているような実験室に行ったこともあった。ここはどこなのだろう、と私はしょっちゅう考えていた。いったい何が起こっているのだろう?ここが未来の世界だとすれば、私たちの未来はなんて素晴らしいのだろう。
目を覚ますと今度はまるで見知らぬ人の心から、その人の考えや映像を拾い上げているのだ。



『人間塾』  この世の役割は
    (船井幸雄) (ビジネス社)2003/7/19



<原因の世界と結果の世界>
・未来を変えると言うのは、人々の意識を変えること、世の中の構造を変えることです。

・ あの世とは、「この世」の原因を作っている実在の世界。

・ オモテの世界を<あの世><この世>とに分ける。

・ ウラの世界を仙界といいます。

・ 5次元の世界は、4次元にさらに加わる新しい要素は、何かと言うと「光」です。

・ 私たちの魂は、あの世にあります。私たちの肉体に入っているのは、本質の「分身」なのです。

・ 人間界と神界(神の世界)の違いは、人間には肉体が必要だけれども神界にはそれが不要だということです。真の原因の世界。

・ウラの世界は、本質界、つまり神界は別として、全部ひとつになっています。極楽も地獄も現界もありません。みな一緒になっています。これを「仙界」といいます。

・仙界では、この世もあの世もみな一緒なので、全く自由、思いのままの世界のようです。この仙界には憧れます。

・ 我々人類がよりよくなろうと思ったら、この仙界へ行ってみることです。オモテの世界とウラの世界は、行ったり来たり出来ますから、仙界へ行って自己に囚われない世界を見てみればよいと思います。

・ モンロー研究所のヘミ・シンクも仙界へ行くための装置といえます

・ 仙界、つまりウラの世界へ行くことを書いた本で興味深いのは、日本一の風水師といっていい私の知人の某さんが「具道士」というペンネームで出した「光の中へ」(角川書店)でしょう。彼はウラとオモテの世界を自由に行き来できるようです。さらに、他の人も仙界へ連れて行けるのです。

・ 私に言わせれば、世の中で起こったことは、みな「必然、必要、ベスト」という側面もあるわけですから、現状を肯定しても、考え方を変えれば、将来も開けてくるのではないかと思います。



『犬人怪物の神話』
(デイヴィッド・ゴードン・ホワイト)(工作社)2001/3



・西欧、インド、中国文化圏におけるドッグマンの伝承は多い。また絵も沢山あるという。中世の犬頭人の活動も伝えられている。キリスト教聖者伝中の聖クリストフォロスは、犬頭人種族の巨人でカナンの国に住み、異教徒の軍勢を相手に戦い、聖バピュルスに洗礼を授けられると、そのとたんに姿は変わり、肌はミルクのように白くなったという類の伝承が多く語られている。

・中国は世界でも群を抜く犬人神話の宝庫である。また、インドと犬人族が渦巻く中央アジアでも、多くの伝承がある。中国にあって、犬人族の末裔だとされた最古の異民族は、犬戎(けんじゅう)である。この異民族は殷の北西に住んでいたとされる。その後、前4世紀頃の書「山海経」によれば、犬戎の族祖伝承は、犬祖伝説に関する中国最古の文献である」。



『宮澤賢治とでくのぼうの生き方』
(話 桑原啓善)(でくのぼう書房)1995/9



<宮澤賢治の4次元宇宙>
・「<宮澤賢治の作品の素晴らしさ>なぜ宮澤賢治の詩だとか童話が素晴らしいのかと申しますと、その秘密は、賢治は、物質世界だけでなくて、彼に言わせると『第4次元世界』、わたしたちから言うと『死後の世界』を見る霊能力を持っていたこと、これは私の見方なんですよ。

・であるので、彼は私たちの目には見えない高次元の、はっきり言うと高いあの世の風景だとか、あるいは、そこにある原理とかを見ることが、とらえることができまして、それを詩や童話の中に映し出すことができた。それから大事なことは、ただ向こうの風景を映し出しているだけじゃなくて、その中にある原理、原理といいますと、実はあの世もこの世も実際は一つにつながった世界でございましてね。賢治のような、そういう能力のある方は、他界の姿、4次元の姿を見ることによって、そこに流れている宇宙の法則、人生を動かしている法則、そういうものを見て取ることができた。

・ 要するに賢治が『銀河鉄道の夜』で見たものは、宇宙の根本的な真理である。それは何かと言いますと、仏教的な表現で言いますと「色即是空、空即是色」である。空というのは宇宙の中にある根本原理ですね。それは目には見えないんですけれども、それはまた形をとることもできる。物質であるものの原理は、源は空であるというのです」。



『宮沢賢治の世界』(銀河系を意識して)
(斉藤文一)(国文社)  2003/3



<「銀河鉄道の夜」の宮沢賢治と4次元>
・「<4次元感覚>賢治は法華経とアインシュタインの相対性理論を独自に統合したが、そういうものがミヤザワ4次元論である。ミヤザワ4次元論は、賢治の全作品と行動を貫く一本の柱であるが、また、古今の芸術と思想の中でも精神の高さと醇乎たる美しさにおいて注目に値すると思う」。

・ 「賢治は4次元という言葉をよく使った。彼は、当時非常に流行した相対性理論にもとづく時空4次元論に関心をよせていたが、彼の4次元論は、単に自然界に対する解釈というにとどまらず、強く倫理的ないしは宗教的ともいうべき要請を含めて、彼の宇宙論の根幹にあったと思われる。

・ 賢治の4次元論を要約すると、1、世界は時空4次元体をなしており、そこでは座標転換の法則が成立する。2、宇宙は、巨大なエネルギーの集積体であるとともに、一個の宇宙意識を持つ。3、生命は純化し、みんな昔からの兄弟であると共に、個我の意識も進化し、宇宙意志において一致する方向にある。4、宇宙感情が全ての個体を通じてまことの表現を持つとき、それが4次芸術である」。

・「その背景は、アインシュタインの来日(1922年)とそれを契機とした相対性理論ブームがあげられよう。もう一つ、スタインメッツの相対性理論に対する解説書の英語原本を賢治は手に入れて研究したといわれている」。アインシュタインの理論は、現代では古くなり、はるかに凌駕する理論や新事実が明らかにされている。宮沢賢治は、4次元を描いたと言われているが、興味のある指摘である。



『エドガー・ケイシー、奇跡の生涯』
(A・ロバート・スミス)(中央アート社)   2003/1



<眠れる預言者のエドガー・ケイシーも石油開発に失敗>
・エドガー・ケイシーは1945年に67歳で亡くなった米国の「眠れる予言者」と言われた心霊診断士であり、約43年間リーディングと呼ばれる、夢解釈で全米ばかりでなく、世界的に有名になった心霊治療師である。日本でも多くの本が出版された。リーディングを通じて、トランス状態に入り、トワイライトゾーンからの情報を伝えた。

・若きエドガー・ケイシーが天使のような存在と巡りあい超能力がついたと言われている。「エドガー・ケイシーは、この状態で霊界に移り住んだ人と交信することは可能か?物質界から消えた万人の霊は発達を遂げて先に進むまで、または発達するためにこの世へ戻されるまで、物質界周辺に留まる。そういう者が交信をとれる水準にあるか、またはこの世の内部に留まっているときには交信できる。今ここにも、まわりにも何千人もいる」。

・「ケイシーや私からすると、テキサスに石油が湧き出る気配があるというのは、全ての欲求の答えを握っているように見えた」とカーンは、書いている。1920年にテキサス州ジョンソン群でケイシーとカーン、および採掘者にして投資家のM・C・サンダースは、テキサス・ケイシー石油会社を作った。投資家たちは、ケイシーの霊能力をあてにして約5万ドルをその冒険的事業につぎ込んだ。しかし、ニューヨークで株を売ろうという努力は、石油の発見された証拠がないので失敗した。

・その証券ディーラーが説明したように『ケイシーの人格以外、ほかに売り物がなかった』からだ。1921年、テキサス州サン・セバに賃借りした油田で採掘を行なうが石油は発見できなかった。また、ニューヨークの株式仲買人モートン・ブルーメンタールと知り合い、相場をリーディングした。ウォール街のブルーメンタール兄弟は、1924年から30年の間にケイシー氏に468回もリーディングしてもらった。多分その半数が、夢を解釈するためのものだったのであろう。そのほか、投資情報が採られた場合も多い」。



『カリスマへの階段』 
(コリン・ウィルソン) (青土社)1996/3



<スミスによると、モロニという天使が1823年9月21日の夜に現れて>
・モルモン教は、ヴァーモンド州生まれの農夫の息子ジョセフ・スミスにより1805年に創始された。スミスによると、モロニという天使が1823年9月21日の夜に現れて、アメリカの原住民の歴史が刻まれた黄金の板一揃いが埋まっている場所―ニューヨーク州パルミラから6キロの丘の中腹―を教えてくれた。スミスが最終的にこれを発掘するのは、1827年のことになる。最初の弟子―農夫マーティン・ハリス―が寄付した50ドルで余裕ができると、スミスは銀の眼鏡「ユイリムとトウミム」の助けを借りてこれを翻訳し、1830年に「モルモン経」として出版した。

・(黄金の板は、天使モロニへ戻されたので、スミスのほかにこれを見た人間はいない。ただし、スミスは、その一部を紙に書き写し、弟子ハリスに命じ、これをアントンというニューヨークの学者に鑑定させたところ、文字は本物との回答が得られたと言う。)「モルモン経」の一部の「レヒの書」は弟子ハリスの妻により悪魔の作として火に投ぜられた。

・「改良エジプト語」で書かれた「モルモン経」は、5世紀にバベルの塔からやって来たヤレド人の入植からアメリカの歴史を述べると語っている・・・・・イエス・キリストは十字架で死んだ後にアメリカに現れて福音を説いた。誰もスミスも詐欺師と信じて疑わない。



『失われた天空のピラミッド『ラピュタ』の謎』
三神たける、飛鳥昭雄     学研      2011/7/30



<『ガリバー旅行記』と原始キリスト教王国「日本」>
<『ガリバー旅行記』と日本>
・読んだ人はご存じかと思うが、『ガリバー旅行記』のなかで、空飛ぶ島ラピュタを訪れた後、主人公ガリバーは日本へとやってくる。
 章立てでいえば、同じく第3章でタイトルも「空飛ぶ島国ラピュタ及びバルニバービ、ラグナグ、グラブダブドリッブ、そして、日本渡航記」とある。掲げられた地図を見ると空飛ぶ島ラピュタは太平洋上。しかも日本列島の近くにあるという設定であることがわかる。

・作者のジョナサン・スウィフトが『ガリバー旅行記』を書いたのは18世紀初頭のころ。当然ながら日本のことはヨーロッパに知れ渡っていた。

・とくに当時は江戸時代である。遠い異国のエキゾチックな文化を持つ国として、スウィフトが『ガリバー旅行記』に日本に登場させたというのもわからない話ではない。

・スウィフトについて日本は幻想の国と同列だと解釈することは簡単だが、彼がフリーメーソンであるということを考慮すると、まったく違う意味を帯びてくる。

・超古代フリーメーソンの大きな柱のひとつ、白人系のヤフェトメーソンと黒人系のハムメーソンと並ぶセムメーソンは、ユダヤ人やアラブ人、そして、モンゴロイドからのフリーメーソンである。イエス・キリストがユダヤ人でかつ職業が大工であったことを思えば、どれだけの意味があるのか、想像いただけるだろう。

・モーツァルトの作品“魔笛”には、なぜか日本人が登場する。名をタミーノという。日本の狩衣(かりぎぬ)を着た日本人王子で、まさに『魔笛』における主人公だ。どうしてフリーメーソンの儀礼を題材とする作品に日本人が登場するのか。しかも、日本の王子といえば天皇家の皇太子である。

・この謎はいまだに解かれていないが、モーツァルトがフリーメーソンであることを考えれば、その答えはおぼろげながら見えてくる。モーツァルトが所属していたフリーメーソンは、もちろん近代フリーメーソンである。その流れはヤフェトメーソンだ。彼らの秘儀の源流もまた、遡れば超古代フリーメーソンに行き着く。

・しかもセムメーソンの本流は、この日本に存在する。日本人のほとんどだれもが、気づいていないが、この日本こそ、フリーメーソンのフリーメーソン国家なのである。中世において、ヨーロッパに日本という国の存在が知れ渡ったとき、そのことを近代フリーメーソンの中枢は悟ったのだ。

・だからこそ、モーツァアルトは“魔笛”の主人公をタミーノという日本人に決定したのである。これは同じ近代フリーメーソンのメンバーであったジョナサン・スウィフトも知っていた可能性がある。「ヨハネの黙示録」に登場する新エルサレムがエノクの町であることを見抜いたスウィフトである。秘教的にいかに極東の日本という国が重要であるかを知らないわけがない。



『地球人になった金星人オムネク・オネク』
アセンションした星からのメッセージ
オムネク・オネク   徳間書店  2011/2/25



<マスターからのメッセージと私の過去世>
・ウェンデル・スティ-ブンスは元空軍のパイロットで大佐の職を引退し、現在はUFOの調査をしていると自己紹介してくれました。彼は私の本に興味を抱いていたので、私は、その原稿を1980年に彼に送りました。すると、まもなく彼は逮捕されてしまい、無実の罪を着せられて5年間も服役されることになりました。それは彼が一般大衆に知られる存在にならないように、彼の調査内容や撮影したUFO写真を出版させないようにするためでした。



『もののけの正体』  怪談はこうして生まれた
原田実   新潮社     2010/8



<「辺境」としての蝦夷地>
・『源平盛衰記』などを通じて義経の生涯に同情した人々は、彼が奥州で死なず、密かに逃げ延びたという伝説を語りはじめた。京の朝廷や鎌倉幕府を敵に回す形で追われた義経が、伝説の中で史実の枠を超えた冒険を行うとなれば、その行き先は京都や鎌倉から見て奥州のさらに彼方にある蝦夷地の方に向かうしかない、というわけだ。
 蝦夷地を舞台にした義経伝説ということでまず筆頭に挙げられるのは江戸時代中期、渋川版御伽文庫の「御曹司島渡」である。
 
・これは頼朝の挙兵に参加する前の御曹司(義経)が、「ゑぞが嶋」喜見城の王「かねひら大王」の王宮にある兵法の巻物を手に入れるために北へ向かうというものだ。
 御曹司は喜見城にたどり着くまでの間に上半身が馬の人々がすむ馬人島、住人は女ばかりで男が上陸すれば殺そうとする女護島、身長2寸(約6センチ)ばかりの人々が住むちいさご島などの島々をめぐったとされる。さらにようやくたどりついた喜見城は牛頭や馬頭の鬼が住む所で、かねひら大王にいたっては身長16丈(約48メートル)、手足は8本、角は30本もあるという巨大な鬼である。
 つまり、御伽草子からうかがえる当時の日本人のイメージでは、奥州の北はもののけの類が住むような場所だったというわけだ。
 
・なお、「御曹司島渡」では、女護島についた御曹司が女たちの手を逃れるために、これから「むくり(蒙古)退治」の兵を連れてくるから、彼らと女護島の女たちを縁組したいと持ちかける場面がある。義経が元寇の仇討ちを行なおうとするというのは時代錯誤だが、義経がモンゴルを目指すという構想は魅力的だったものと見え、この後、義経が実際に大陸にわたったという話が作られるようになる。そして、やがてはそれが義経=チンギス・ハーン説へと発展していくわけである。

<●●インターネット情報から●●>
ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)より
<御曹子島渡(おんぞうししまわたり)は作者不詳の室町時代の御伽草子>
・室町時代の御伽草子。作者、成立年不詳。藤原秀衡より、北の国の都に「かねひら大王」が住み、「大日の法」と称する兵法書があることを聞いた、頼朝挙兵以前の青年時代の御曹司義経は、蝦夷(えぞ)の千島善見城に鬼の大王に会う事を決意する。四国土佐の湊から船出して喜見城の内裏へ向かう。途中、「馬人」(うまびと)の住む「王せん島」、裸の者ばかりの「裸島」、女ばかりが住む「女護(にようご)の島」、背丈が扇ほどの者が住む「小さ子の島」などを経めぐった後、「蝦夷が島」(北海道)に至り、内裏に赴いて大王に会う。 そこへ行くまでに様々な怪異体験をするが最後には大王の娘と結婚し、兵法書を書き写し手にいれるが天女(大王の娘)は死んでしまう。



『図説UFO』
 (桜井慎太郎)(新紀元社) 2008/4/11



<(世界中にある異星人の民間伝承)>
・誰が何といおうと、UFO現象こそ究極の超常現象であり、UFO研究は、超常現象研究の王道である。

・我々は、何者なのか、どこから来てどこへ行くのか?もしかしたら、UFO研究こそ、この究極の問題を解決する糸口になるかもしれないのである。

<マゴニアとラピュータ>
<天空の世界マゴニア>
・マゴニアとは、中世フランスの民間伝承において、空中にあると信じられた架空の領域である。マゴニアと地上とは、空中を飛行する船により連絡されると信じられていた。

・9世紀のリヨンの記録には、「空中を飛ぶ船から落下した人物が捕らえられた」という記述が残っている。この時、男3人、女1人が捕らえられた。民衆はこの4人を石打の刑にして殺そうとしていたが、現場に駆け付けた当時のリヨン大司教アゴバールは、彼らが通常の人間であるとして、その解放を命じたという。
マゴニアの名が一般に広まったのはUFO事件と古来の伝承との内容の共通性に注目したジャック・バレーが『マゴニアへのパスポート』を著したことによる。

<飛行体ラピュータ>
・同じく空中に漂う国としては、「ガリバー旅行記」に登場するラピュータがある。ラピュータは、ガリバーが3回目の航海で訪れた国で、その領土は、地上にあるバルニバービと呼ばれる領土と、直径7837ヤード(約7166メートル)の真円の飛行体ラピュータとで構成されている。

<マゴニアとラピュタ>
・イギリスの風刺作家スウィフトが著した「ガリヴァー旅行記」には、まるでUFOのように空中を漂う円型の島ラピュタが登場する。

<飛行体ラピュタの特徴>
・直径7837ヤード(約7166m)」の真円の飛行体。
・底面は平板で磨き上げられた石板でできている。
・石板の厚さは200ヤード(約183メートルでその上は土壌。上部は中心から周囲に向かって傾斜している。)
・底部には巨大な磁石があり磁力で飛行する。

<ガリヴァー衛星>
・火星は2つの衛星ファボスとダイモスを持っている。この2つの衛星が実際に発見されたのは1877年のことであるが、1726年に刊行された「ガリヴァー旅行記」のラピュタ編において、ジョナサン・スウィフトは火星に2つの衛星があると書いていたため、ガリヴァー衛星と呼ばれることもある。

<天空の世界、マゴニア>
・マゴニアとは、中世フランスの民間伝承において、空中にあると信じられていた架空の領域である。マゴニアと地上とは、空中を飛行する船により連絡されると信じられた。

・マゴニアの名が、一般に広まったのは、UFO事件と古来の伝承との内容の共通性に注目したジャック・ヴァレーが『マゴニアのパスポート』を著したことによる。



『縄文日本の宇宙文字』  (神代文字でめざせ世紀の大発見!)
   (高橋良典) (徳間書店)1995/11



<太古、日本は天国だった!>
・17世紀のイギリスの作家スウィフトが「ガリバー旅行記」に登場させた天空人ラピュタの文字は、なんと日本の平仮名である。どんないきさつでこうなったかは、分からない。

<異星人が残した宇宙文字>
・紀元前の日本と世界では、基本的には、アヒルクサ文字、イヅモ文字、トヨクニ文字、北海道異体文字の四種類の神代文字が使われてきた。

・第二次世界大戦まで、“サンカ”と呼ばれる謎の民がスサノヲの時代からひそかに伝えてきたと言われるサンカ文字は、トヨクニ文字そのものだった。

・ 竹内文書の大部分に記録用文字として使われたトヨクニ文字は、上記(うえつふみ)の全文を記録するために使われた文字である。

・ 探検協会の調査では、これらの四種の文字の中で最も古いのが、北海道異体文字(3500年前)であり、それに続くのが、アヒルクサ文字(3250年前)、トヨクニ文字(3000年前)、イヅモ文字(2800年前)であることが分かった。

・紀元前の日本人がカラ族と呼ばれ、ティルムン=日本のカラ族が、太陽系の星々を治めていた時代に各地で使われていたのが、これらの文字だったのではないか。
それぞれの文字はティルムン第一王朝(シュメール・夏)と第二王朝(インダス・殷)、第三王朝(エジプト・周)、第四王朝(中国・東大国)の時代に太陽系のカラ族の間で使われていたと見られるのである。
そのティルムンが太古日本そのものだった。



『ユダヤ陰謀説の正体』
松浦寛  ちくま新書   1999/11/1



<UFOとホロコースト>
<UFOを操っているのはだれか>
・ホロコーストとUFOとはいかにも奇妙な取り合わせのように思われるが、ユダヤ人に関する偏見には、他のどの民族に関する偏見にもまして奇妙なものがある。

・「UFO問題の一番深い根幹部にあるのは、実は『ユダヤ問題』だったのである!」と『{超真相]エイリアン&第3次世界大戦}(1996年)なる著書で説くのは、「サイエンス・エンターティナー」を自称する飛鳥明雄である。飛鳥は、「子どもの頃から古代古墳に囲まれた環境で育つが、UFOを目撃したことで超常現象の世界に興味を持つようになった」という人物である。

・飛鳥によれば、1947年7月4日にアメリカのニューメキシコ州ロズウェルで米軍が発見したというUFOに乗っていたエイリアンの4遺体は実はモンゴロイド系で、UFOを飛行させるほどの高度科学技術の担い手は日本人を含むモンゴロイド系であるという。

・そして、モンゴロイド系を中心とするアジア系諸民族こそ、古代イスラエルの失われた十支族の末裔だというのである。すぐに分かるように、失われた十支族云々は、飛鳥の信奉する、一夫多妻制などの主張でとかく周囲と摩擦を起こすことの多いアメリカの新興宗教の教義(インディアンと俗称されるネイティブ・アメリカンは移住したイスラエルの失われた支族との由)のヴァリエーションで、それを飛鳥は、われわれが先に論じた「日本=ユダヤ同祖論」と折衷したわけである。

・飛鳥は、これに宇野正美がアーサー・ケストラーの『ユダヤとは何か――第十三支族・カザール王国の謎』の翻訳を通して流布した奇説の一部を付け加える。
 宇野説とは、イスラエル国籍の大方がそうである白人系のアシュケナジー・ユダヤ人は、中世期に挙国改宗した黒海沿岸にあったカザール王国の子孫で、血統的にはスペインからアフリカ方面に逃れたスファラディ・ユダヤ人だけがアブラハムの子孫であるというものだが、飛鳥は「アシュケナジー・ユダヤ人=カザール人」の部分だけを採用し、日本人を含むモンゴロイド系民族と失われた十支族との結びつきを強調する。

・ご存知の通り、アメリカ政財界を握るユダヤ系資本は、白人系ユダヤ人で占められている。(・・・)これは血統的に何の関係もないロックフェラーに代表される白人系ユダヤ人が、「シークレット・ガバメント」を構成し、軍産複合体と世界最大の軍事力を結びつけ、アメリカを裏側で完全に支配している構図を意味する。彼らはそれだけでは飽き足らず、国連を配下に置きながら、世界統一政府を樹立させ、世界の冨の独占化を狙っているのである。UFOに乗って包囲網を簡単に突破してくるモンゴロイドが存在することは、白人系ユダヤ人にとって、自分たちの民族的偽称が暴かれる“最大の恐怖の序曲”が始まったことを意味する。

・ロックフェラー家はユダヤ系ではないので、もちろんアシュケナジーとかスファラディとかいうことは問題にならない。飛鳥は、いわば二重の誤りを犯しているのである。しながら、飛鳥の議論には滑稽とばかり言っていられないものがある。というのは、この議論を支えている妄想的確信は、その基盤をアメリカの政治的・宗教的極右と共有しているからである。UFO関連書とユダヤ陰謀論が同じ出版元であることが少なくないアメリカから原理主義的主張に支えられて、俗悪な人種主義と反ユダヤ主義がとめどもなく日本に輸入されてくる。



宇宙船の中へと続いているタラップのところに立っていたのは、人間とトカゲの交雑種のような生き物で、緑色の皮膚をしており、さらにその宇宙船の反対側には毛むくじゃらの“ビッグフット”がいた。(6)

2020-11-10 17:18:41 | 森羅万象

『生きた宇宙人がつかまった』
(“MJ-12”が隠しておきたかった真実のすべて)
(矢追純一) (青春出版社) 1991/9



<UFO母船には7種類の生物がうごめいていた>
・まちがいなく彼は信用できるらしい。それでもなお、容易には信じられない証言がボンボンと飛び出してきた。
とりわけ驚かされたのは、宇宙船の乗組員のくだりだ。そこには、何種類もの宇宙人がいたというのだ。
「ひとつの種類はビオビアンで、男と女がいた。男は、『タン』で、フルネームは『オークワー・タンジェンワー』、彼の相棒の女は『ネラ』という名だった。ふたりの他には、スタジアン、レプタリアン、トクジシャン、ドーリアン、スクリード、アゲマンマの、全部で7種類の宇宙人がいたんだ。彼らは姿形がまったくちがう生物で、それぞれ別々の役割を持っていた」

・マーティンの証言によると、それぞれの宇宙人の特徴とは、つぎのようになる。マーティンにコンタクトをとってきたビオビアンは、母船の所有者で、もっとも高度な技術を有する宇宙人だ。エイリアンの主導権をとっていたのも彼らである。
 身長は低い。目は大きいが、鼻はほとんどない。口も小さく、マーティンは、「彼らが声をだして話したり、ものを飲み込む姿を見たことがない」という。
 毛も爪もなく、皮膚の色はさまざま。皮膚の上には、たくさんの血管が浮き出ていた。彼らはこの皮膚に、ローションのようなものを塗る。
「これが彼らの食事だったのかもしれない。独特な体臭を放っていた。感情を持たないが、人間の感情は感じられる」

・このビオビアンに使われているのがスタジアンだ。外見は背が高く細身だが、ひじょうに醜く、まるでモンスターのようだった。彼らは呼吸器具を使っていた。どうやら、エイリアンたちの中では、物理学者の役割を果たしていたようだ。

・「見かけとはちがい。彼らは平和的で賢い。膨大なデータを吸収、記憶、そして理解することができた。ビオビアンたちがクリスタルを持っていて、そこには自分自身のこれまでの経験がすべて詰まっているようだった。死の時期も彼らには分っていた。しかし、自分の星には一生帰れない運命にあるらしかった」

・爬虫類に似たトクジシャンは、もっとも野蛮な生物だった。

・我々人類に近い生物もいた。ドーリアンだ。瞳の色がブルーかグレーで、髪の毛も金髪の彼らは、一見すると白人に見えた。

 身長も約1.5~1.8メートルで、我々とほとんどかわりがない。目はやや人間より大きいかわりに、鼻と口は小さい。顎は細く額は白い。髪は一様におかっぱで、ひとりひとりが区別がつかないほど似ていた。
「あまりにもそっくりで、かえって気味が悪くて、個人的にコミュニケートする気にはなれなかった」
いっぽう、動きのにぶい生物がレプタリアンだ。身長は約1.2メートル強、横幅も同じくらいあり不恰好。
「彼らは母船の上でもどこでも、生命維持装置を持ち歩いていた。レプタリアンの生まれた星は重力がものすごくあって、幅のひろい姿になっていたようだ」

・このレプタリアンの星からともにやってきた生物がスクリード。もっとも生物ともいっても、虫というほうがふさわしい。
「知的な小さな虫で、試験管のようなものに逆さにされて飼育されていた。試験管の中は、ある種の液体に満たされていて、虫のまわりでは電気がスパークしていた。スクリードは宙に浮いているようにも見えた」

・最後が、地球の生物で言えばタコに近い姿をしたアゲマンマである。彼らは、我々と異なる銀河系から生存をかけてやってきたようだった。
「唯一、タコとちがうのは、吸盤の先に指らしきものがあった点だ。体は巨大で、最初は恐ろしいくらいだった。が、交信を始めてみると知的で案外いいやつだった」



『安倍晴明 陰陽師 超能力者』
(志村 有弘、豊嶋 泰国)(勉誠出版)2001/6

「中山みき」不世出の女性超能力者  (豊嶋 泰国)


<すべてを見通す>
・天理教の教祖として知られる中山みきは、何でも「見抜き見通し」といわれたほど、並外れた超能力者であった。

・居ながらにして、遠くの出来事を第三者に見せることもできた。みきが台の上にいつもじっと坐っているので、弟子の井筒梅次郎が、「さぞ退屈でございましょう」と声をかけた。すると、みきは「ここにちょっと顔をつけてごらん」といって、自分の片袖を差し出した。そこで、梅次郎が、その袖に顔をつけてみると、場面は変わって牡丹の花が咲き誇っている光景が見えたという。梅次郎は、みきが何でも自由自在に見ることができる<神様>であることを確信したのである。
<たちどころに病を治す>「よろず病たすけの神様」というみきの存在。
<異常な怪力>「教祖(みき)の力は人間業ではなかった」

<予知能力>
・それから、「見えてから説いてかかるは世間並み。見えん先から説いておくぞや」と『おふでさき』で説いているように、みきは計り知れない予知・予言能力が備わっていた。例えば、幕藩体制や封建社会の崩壊と明治維新、電車や飛行機などの交通手段の進化、電信・電話や今日のコンピュータ・ネットワークによる世界のグローバル化のようなことまで予言していた。

<天理教祖>
・みきは寛政十年(1798年)に奈良県天理市に前川家の長女として生まれた。天保九年(1838年)に長男秀司が病気に罹り、祈祷を依頼した修験者の加持台(巫女役)を務めた時に激しい神懸りとなった。すなわち、天理教の開祖である。

・みきに神懸ったのは世界や人類を創造した「元の神・実の神」で、世界人類の真の救済のために天降り、みきを「神の社」としてもらい受けることを明らかにした。だが、長い間、みきを「神」と認める者はいなかった。それどころか、狐狸に憑かれた老女か気狂いとして見なされた。主な理由は、困っている人たちに家財を徹底的に施し、極貧生活を送るようになったためである。

・だが、安産守護や病気治しで霊験を現すようになってから、噂を聞いて信者が集まりだし、天理教の基礎が築かれた。みきが死去したのは明治二十年(1887年)二月十八日、九十歳であったが、天理教では現身を隠しただけで、魂は生き通しで世界の救済のために日々尽力していると説いている。現代でも熱心な信者の前に、赤衣を着たみきが現れて救ってくれたーなどの霊妙な話が少なからずある。



『光の十二日間』
(ゲリー・ボーネル)(VOICE)1999/4



<人種について>
・アカシック・レコードによれば、地球上には人種的に純血な人々はほとんど存在しないことになっています。

・アカシック・レコードでは、すべての人類のルーツは黒人であると記録されています。
その後、宇宙の兄弟であるプレアデスの存在が、遺伝的な操作を加え、黒人種から東洋人種が生まれ、太平洋の底あたりに住みつきました。この「新しい人種」がレムリアの文明を生んだのです。

・アトランティスはエジプト文明が発祥した場所でありますが、アトランティスの人々のほとんどが、黒人種と東洋人種が混血した美しい人種でした。

・1万3000年前、アトランティス文明が崩壊した後、アメリカ方面へ移動した人々は、メキシコを通って北上してきたレムリアの末裔と合流して、現在赤色人種と呼ばれる人種を形成したのです。

・さらに宇宙の友人たちの遺伝子操作が加わって、アトランティスの人種であった黒人と東洋人の混血種はのちに白人種となったのです。

・さらに白人の血統の様相は複雑になり、東洋人種のチベット人がヨーロッパに移動してきて、白人と混血し北ヨーロッパやロシアのスラブ人種を生みました。

・アカシック・レコードはいま、エイリアンの助けで生まれる混血の「新種」に道を譲り、純血の血統は絶えかけていることを示しています。この新種は遺伝子的にはすべての人種が混血したもので、もうすぐやってくる人間のエーテル体と地球の大気の変化に、よりよく耐えることができるのです。

・さらにこの新種が、次に地球上に栄える偉大なる文明の種子になるだろうということが、アカシック・レコードに記録されています。いままでの人種はこの惑星の存在です。しかし新しい人種は別の星からやってくるのです。

・1000年の平和とともに始まる地球の、次のラウンドに戻ってくる人は、四次元、五次元のエーテルの肉体を持っています。それ以前に纏っていた物理的肉体のように制限もなく、次元から次元へと移動することが可能になります。それは、かってレムリアの人々が行っていたのと同様です。生殖活動もエデンの園やレムリア当時と同じく、エーテル体で行われます。



『天使の鼓動』
(バット・ロドガスト&ジュディス・スタントン)
(コスモ・テン)  1996/7



<誰にでも守護天使がいる。あなたがた自身も本質においては、天使である>
・(子供の頃、守護天子が居て私を見守ってくれるという話を母がしてくれたのですが、私だけのための天使というのはいるでしょうか)
「そのとおりです。
あなただけのための天使がいます。
あなた方ひとりひとりに天使がついているのです。
場合によっては、数人の天使がついていることもあります。
人生の危機的な瞬間に重要な決断を迫られる瞬間に。
魂の意図するところから見て、重大な転機をむかえたとき。あなたのまわりには複数の天使たちが現れます。
そうです。
あなたは、天使と一緒に歩いています。
たくさんの天使があなたと一緒にいるばかりか、永遠という時があなたと一緒にいるのです。あなたは完璧な愛に包まれています。
あなたを守護天使から切り離しているように見える境界線は幻想にすぎません。

・「思い出してください。
あなた方人間も本質においては天使なのです。この真実に波長を合わせれば、全ての天使とのつながりが開通して、エネルギーが相互に流れます。
あなたの記憶が、読みがえってくるにつれて、あなたの視覚はますます明確になって、霊の世界と物質が現象化した世界の両方を同じ程度に意識しながら歩くことになるでしょう」。



『船井幸雄の人間の研究』
船井幸雄  PHP研究所  1990/10



<全ては必然必要である。またベストである>
<どんなことも肯定し、感謝し、プラス発想を心がけよう。>
<正しい上手な生き方>
1、 どんなことも肯定し、感謝し、プラス発想を心がけよう。
2、 (過去と現状はベストだったと肯定し)、現状に全力投球をしよう。(全力投球できる仕組みを作ろう)
3、 (人は何事を為すにも、自らの)良心の声を聞こう。そして、それに従おう。
4、 人生が楽しきないときは、「思い」を変え、楽しくなる仕組みを作ろう。人生というものは、幸せに楽しく過ごせるようにできている。このことを知り、信じ「創造の理」を応用し実現しよう。
5、 世のためになることで、自分がわくわくし興奮することに取り組もう。創造力を使おう。
6、 常に肩の力をぬき、リラックスしよう。
7、 自他に寛容であれ、自分を認め信じよう。また他人を裁こうと思わないこと。
8、 後悔とか罪悪感を持つ必要はない。過去のいやなことは忘れ、前向きに将来に生きよう。
9、 他人をいじめたり、他人の足を引っ張ることをやめよう。
10、 意識して「心配」「恐れ」「疑惑」「怒り」から無縁になろう。絶えず喜んで安心しよう。
11、 せびるのはやめよう。無償の報酬はもらうなかれ。
12、 できるだけどんなものも好きになろう。
13、 理性に、本能と感情を合致させよう。
14、 自分の中には、自分を病気から守る力があり「私は常に健康である」・・・と信じよう(病気にならないだろう)
15、 固定観念、こだわりは、なるべく捨てよう。

創造主ならびに創造主の分身、たとえば、人間の本質は不滅である。

(世の中の構造)
1、創造主ならびに創造主の分身、たとえば、人間の本質は不滅である。
2、 世の中は、単純にできている。いうならば、全てが相似性になりたっている。
3、 世の中の仕組みは、世の中に存在する全てのものが、調和しながら生成発展するようにプランニングされている。
4、 最も大事な原理=法則は「創造の理」である(人間のような知的存在は「創造の理」を使える)
5、 未来はほとんど確定していない。
6、 全ては必然必要である。またベストである。
7、 この世の中の存在の根元は、創造主並びに創造された知的存在の「意志」であるが、これがエネルギーを生み、物質を作っている。
8、 全ては、エネルギーであり、物質はエネルギーの変形したものである。
9、 意志、想念、エネルギー、物質など世の中の全ての存在は固有の振動波を持っている。
10、 同じような振動波のものは同調する。
11、 創造主ならびに創造主の分身、たとえば、人間の本質は不滅である。



『天使が癒してくれる』 あなたはいつも護られている
  (シルビア・ブラウン)  (ベストセラーズ)2003/11



<父なる神の軍団 プリンシパリティ>
・聖書では、国家と大都市を守る役割を担わされた天子がプリンシパリティであるとされています。宗教と精神的価値を守るのも彼らの仕事であり、魂を天界に導く天使としても知られています。プリンシパリティは、全ての宗教において上級の位階に属する天使とされており、いかなる種類の癒しにも最大の力を発揮すると信じられています。

・プリンシパリティは、神の王座に最も近い場所にいる天使なのです。プリンシパリティという天使は世界全体の守護を役割としています。それに対して、他の位階に属する天使たちは、個人レベルで人間を助けてくれます。

・ 父なる神がその姿を現そうと思ったとしましょう。それはきっと一瞬の出来事に違いありません。フランシーヌが、語るには、プリンシパリティが並んでいるのを見て、はじめて神が近くにいることが分かるそうです。彼女自身も、神の姿をほんの一瞬だけ見たことがあるそうですが、発散されるエネルギーのあまりの強さに目も開けていられなかったといっていました。

<天使の位階>
1、エンジェル(守護者)(天使)、  2、アーチエンジェル(伝達者)(大天使)
3、ケルビム(喜びの歌を歌う者)(智天使)  4、セラフィム(喜びの歌を歌う者)(熾天使)  5、パワー(癒す者)(能天使)  6、カリオン(暗黒のものを浄化する)
7、バーチュー(協力者)(神の力を引き出して地上界に奇跡を起こす)(力天使)ドミニオン(記録者)(主天使)



『天使があなたの意識の扉を開く』
大天使ミカエルからのメッセージ   (佳川紘子) (たま出版)1995/3
チャネリングと自動書記



・ 過去、現在、未来、その全てを今生きていると考えてください。現在の生き方によっては、その過去も未来も変えられるのです。カルマは引き継いでいます。けれども、そのカルマを引きずるために現在があるのではありません。現在は過去の上にある。その過去の間違いに学び現在を考えるのなら、過去は消滅します。そして、現在が作る未来が見えてくるのです。

<21世紀は超能力の世紀>
・ 21世紀をミカエルは、「精神科学の時代」といいました。超能力世紀という表現があたっているでしょう。それを目標にする人が増えることが、21世紀の未来を開く鍵になるように思います。そのためには、魂と現実の間の壁を取り払わなければいけないと思うのです。



『心の旅立ち愛の花』   もっと強く、もっとやさしく生きるために
知花敏彦&水木鈴子    (文化創作出版)1996/5



<シャンバラの本部には、約54億個のランプがついた場所がある>
・ 「最近シャンバラという言葉をよく耳にすることがありますが、シャンバラというのはどんな世界ですか?」
「シャンバラは永遠と言う意味で、物質の世界ではないのです。見える世界ではなく、見えない世界なのですよ。超意識の意識体の人たちの世界で、この意識体の人たちは、人類を指導しているのです。
シャンバラの本部には、約54億個のランプがついた場所があるのですよ。それは人類一人一人のランプなのです。そのランプが明るいのと暗いランプがあるのです。それは個人個人の意識が高いか低いかによってランプの明るさが違っているのです。日本人の部分は、残念ながら暗いランプが多かったのですよ」

・ 「私はその時点でH大師から、シャンバラの世界へ入るお許しがでて、3ヶ月間、過去に学んだ宇宙法則を再確認するための研修を受けたのです」。
「超意識、永遠の世界―シャンバラとは何か」
「ギザのピラミッド。そこはシャンバラの入り口でもあるわけです」。
「世界に入口は7ヶ所あるのです。米国、ボリビア、日本、インド、エジプト、英国とイスラエルです。シャンバラは、超意識の世界、永遠の世界ですが、人類の意識が向上すれば、やがて誰でもが訪れることができるようになるんですよ」。

・「私と皆さんの違いがあるとすれば、シャンバラの世界を当たり前と思い、普段そこに住んでいることでしょう。皆さんは、この物質世界を本当の世界と錯誤されシャンバラの世界を特殊な世界と考えておられます。シャンバラの世界は元々、皆さんが住んでいた世界で実は今でも住んでいる世界なんですよ。そのことを皆さんは忘れているだけなんです。誰でもが、シャンバラの世界へ還ることに宇宙法則は定められているのです」。

<知花氏の語るシャンバラでの修業>
・ 「ロバの旅は、急峻なヒマラヤ山地の旅となり、途中ロバのうち一頭は断崖絶壁から落ちてしまい、行方不明となってしまいました。数週間かかりようやく着いた場所は、標高4千メートル以上あり、万年雪が1mぐらい積もった人跡未踏の山地でした。そこにあの人物が迎えに来ていたのです。私は、その人物は、どうやってここまで来たのか、不思議でなりませんでした。その人物は、H大師と言う方で、年齢は7百歳を超えた人ですが、見かけは青年の若さにしか見えません。

・その場所は、シャンバラの本部と呼ばれている場で、H大師は、普段は霊体(気体)でおられ、必要に応じて、肉体で出現されるのです。私は、そこで約3ヶ月間を過ごし、以前に学んだ宇宙真理を思い出すための修業をしたのです。この場所で、2千年前、イエス・キリストは13歳の時に、バプテスマのヨハネは、18歳の時にここを訪れ修業しています」。

・ 「太陽系の惑星で実はUFOを持っていないのは、地球だけなのです。UFOは地球よりももっと文明の進んだ星の科学で造られたもので、普段は、UFOは目に見えない気体の状態にあるのですが、人間の目に見せるためにバイブレーションを落として、光子物体として見せるのです。地球は太陽系の惑星の中で、一番遅れた星なのです。人類の知的レベルは、一番低いのです」。

・ 「UFOの母船の長さが12キロメーターもある巨大なものです」



『シンクロニシティ・サーフィン』
 (藤九朗)  (たま出版)1996/2
偶然は人生に打ち寄せる宇宙からの波



<シンクロニシティは時空を超えてやってくる。>
・不思議な偶然のことをシンクロニシティといいます。これは、心理学者ユングの造語で「ある出来事とある出来事がシンクロすること」を意味し、日本語では「因縁」という考え方がこれに相当します。
「つまらないことだと思われている偶然は、実は宇宙の一つです。偶然は霊界とつながって、この世の裏側の時のない宇宙へと通じています。多くの人は気づいていませんが、宇宙は偶然からできているのです。

<(運命こそシンクロニシティ)>
・さて、袖すりあうも他生の縁、という諺があります。他生というのは、あなたが今生きている現世以外の生、つまり、前世やそれ以前の過去世、そして来世のことです。そうです、シンクロニシティを信じることは運命を信じることにほかなりません。シンクロニシティこそは、運命です。
「私は、運命はすでに定まっていると考えています」

・しかし、シンクロニシティに気づいている人といない人とでは、運命の現れ方がまるで違ってきます。あなたが今後の運命を真剣に考えるのなら、シンクロニシティを無視してはなりません。矛盾していますが、つまり運命の針路変更は可能です。例をあげますと、あなたが信念や興味を持つこともシンクロニシティです。
「あなたが、シンクロしたいと願うことには、シンクロニシティが起こる、という法則があるのです」
「しかし、シンクロニシティに気づいている人は、不思議なことに『その定められたレールが、その人の意志に従って位置を変えていく!』のです」。

・「我々の運命とその背後のオールマイティの暗黒世界とは、シンクロニシティの糸でつながっています。あなたが人生を自由に生きたいのなら、その暗黒世界に接触すればいいのですが、しかし常人がそこへ到達するには、かなりの困難が伴います。ところが我々は、シンクロニシティの存在に気づくだけで、その暗黒世界に間接的に接触することができるのです。
残念なことに、願望成就のその起源や場所までは、コントロールできないのですが、とにかくそれは手短で容易な方法です。不思議なシンクロニシティの中では、人生の決定も未定も存在していないからです。いえ、存在しているとするのなら、決定と未定とは、同等で同価値なので、その順番は決まっていません。未定が先で、決定は最後という常識は、それが、我々の世界に出現したときに生じるものなのです。

・「あなたは、シンクロニシティに気づき、それを信じるだけで、誰でも運命をコントロールして、よりよい地点に到達することが可能になる」

・「遥かな未来と過去の時間、そして遠い空間は、決して大きな障害ではありません。シンクロニシティを信じることは、結局、自分を信じること」。



『前世体験』
 時間を越えて、新しい自分に出会う
(波音宏祐) (KKベストセラーズ)  1994/1



<催眠誘導瞑想による前世体験は、この前世の書き換えを可能にする
<「私たちは過去を再構築している」>
・現代物理学の宇宙では、見る人、見る時によって無数の宇宙が存在しますから、私たちが過去を思うとき、それは過去を思い出しているのではなくて、その時点で過去を再構築していることになるのです。つまり思い出すたびに異なった宇宙にある、異なった過去にアクセスしていることになります。

・ さらに、過去や未来が変わることによって、現在も変わる可能性があります。

<過去を書き換えるとどうなるか>
・ 現代物理学では、現在を基準にしていつでも別の過去や前世を選ぶことができます。つまり、過去や前世を書き換えることができるのです。
・ 現在の自分に影響を与えている過去や前世を書き換えることによって、自分の現在を変えてしまうことができるのです。もし、何か悩んでいることがあったら、その悩みが解決できることになります。

・ 催眠誘導瞑想による前世体験は、この前世の書き換えを可能にします。催眠誘導瞑想によって、普段は無意識に構築している自分の前世を意識の上にのぼらせ、それをもう一度体験し直したり修正を加えます。そうすることによって、その次からその前世を無意識に再構築するときには、その新しい前世を再構築することができるのです。

・ 結局のところ、私たちはいつでも、どこでも、つまり時空を越えて、前世、過去、未来、来世を自分で作り出したり、書き換えたり選びなおしたりすることができる能力を持っているのです。

・ 「バック・トゥー・ザ・フーチャー」というハリウッド映画がありますね。まるで映画のようなことが本当にできるというわけです。

・ 現代物理学を使って、過去や未来を書き換えられる可能性について述べてきました。しかし、これは現代科学で証明されたことではありません。あくまで、ひとつの理論です。というよりも現状の現代科学でこれらの問題を正しいとも間違っているとも証明するのは不可能なのです。



『前世Ⅱ』 
家族に起きている今の出来事は前世からつながっている
 (浅野信) (たま出版)2003/5



・カルマは、基本的に心の法則です。カルマ=行為の元に魂があります。だからこそ、人は肉体を超えて、生まれ変り続けることができます。物理的な行為自体は、一つの動きであり、現象に過ぎず、その場で消えてなくなりますが、影響は本人の魂に残ります。
カルマは、日本では、一般に「業」と記されていますが、その意味から「因果」、「縁起」とも関連しています。これがいわゆる「因縁」です、一般には、「因果応報」、「業報」で、これこそが生まれ変りを貫く法則です。

・人は前世において、自ら作ったカルマによって生まれ変り、そのカルマを果たすために今世を生きています。それが人生をそれ相応に彩っていき、ともに運命めいたものとして、実感されることもあります。けれども人はただ、カルマを果たすためだけに生まれてきているのではありません。カルマを果たしつつ、さらにカルマを超え、霊的成長を図りながら絶対者たる神に還っていくために転生を重ねていく存在なのです。



『リーディングが開く21世紀の扉』 
 (浅野信)  (たま出版)  2001/7



<宗教こそ科学の根底にある生命>
・21世紀における信仰の特徴とあり方は、まず宗教と科学とが一つになります。宗教と科学とは、対立矛盾する二者ではなく、相互に協調しあう二者であることが知られるようになります。
21世紀以降の宗教の他の特徴としては、東洋と西洋の宗教が融合し、より統合化された現世的な本来の統合的なあり方になると言うこと。そして、輪廻転生、生まれ変りがあるということが知られるようになります。



『UFO問答100』 
 (ジョージ・アダムスキー)(中央アート出版社)1990/8



<(地下の世界を持つ惑星は存在しない)>
・「私達の太陽系の全惑星群の住民は、地球人と同様に各惑星の地表に住んでいます。実は私は“地下”に住民が住むような惑星が存在するかどうかに大きな疑問を持っています。
ブラザーズはデロの世界の存在を否定したときに次のように説明しています。つまり、太陽系内の太陽の放つ“生命を与える力(複数)”が、あらゆる生命を支える基本的なものであると。

・(注=デロというのは、アメリカのアメイジング・ストーリーズ誌1945年3月号に掲載されたR・B・シェーバーの「私はレムリアを忘れない」に出てくる地球の地下世界に住むと言う半人半獣の生物で、超高度な科学装置を駆使して地表の世界を苦しめると言うもの)

・「スペース・ピープルは、霊人ではない」
スペース・ピープルをエーテル体(霊人)と信じることは誤り。
「聖書の歴史の中には、今日私達が、UFOと呼んでいる物体の着陸やコンタクト事件類が約350ヶ所にも出てくる」



宇宙船の中へと続いているタラップのところに立っていたのは、人間とトカゲの交雑種のような生き物で、緑色の皮膚をしており、さらにその宇宙船の反対側には毛むくじゃらの“ビッグフット”がいた。(5)

2020-11-10 17:17:43 | 森羅万象


『宇宙本位宣言』
(瓜谷侑広) (たま出版創業者)   1999/8



<宇宙人格者エドガー・ケイシー>
・「そういえば、たま出版の出版第一号は、ケイシー・リーディングに基く『転生の秘密』でありました。その後当社で出したケイシー関係の本は20冊を超え、その全てがロング・セラーとして版を重ねています」。

<宇宙論から見たエドガー・ケイシー>
・「実はこの宇宙的人格が、リーディングという類まれなる能力の発揮を可能にしたのです。個と宇宙が完全に一つになり、宇宙に秘められているあらゆる情報を必要に応じて一つになり取り出すことができるのである。ケイシーは、リーディングをする時、トランス状態になって完全に自我意識を消失し、文字通り宇宙的人格となって、宇宙意識から依頼者の求めに応じるための適格な情報を得ることができました。なお、情報の実際の源泉はブック状になっているアカシック・レコードといわれるものから取り出したといわれています」。



『エガー・ケイシーに学ぶ幸せの法則』
マーク・サーストン/クリストファー・フェィセル 
   たま出版   2003/8



<メンタル体>
・重要なことは、心があらゆる想念によって現実を作り上げていることを忘れないことです。宣伝文句に「あなたが食べているものは、あなたそのものである」というのがありましたが、この文句は、私達が、自分の食べたものの結果であることに気づかせてくれます。

・ケイシーは人生が終わったとき、メンタル体があなたの戻る家になるのだと言っています。言い換えれば、この世に生きている間に精神的に築き上げたその体に、あなたは、死後住むということです。こういった概念は、何もケイシー・リーディングに限ったものではありません。
この格言は言い換えれば、良い結果はよい行動から生じるということになります。私たちは、一人一人が、自分の想念、態度、行動を通して、「パラダイス」を築き上げる力をもっているということです。

<20世紀最大の預言者といわれたエドガー・ケイシーの法則>
法則1、ほかの人の内に見出す長所は、あなた自身の内にもある
法則2、人生の危機は、飛躍への好機だ
法則3、全てのことは、願望があって起こっている
法則4、怒りを正しく扱えば、良い目的の役に立つ
法則5、弱点を強みに変える
法則6、率先して行動を起こすことこそ最善の方法
法則7、与えたものだけが、あなたのものとなる。
法則8、祈ることができるというのになぜ心配するのか
法則9、健康は正反対の状態とのバランスをとることで得られる
法則10、私たちは、決定の仕方を学ぶよう求められている
法則11、あらゆる瞬間に他人を助けているか傷つけている
法則12、愛とは相手の自由意志に敬意を払うことである
法則13、深い同情心は、理解のための一つの方法である
法則14、考えたことが現実となる
法則15、動機と理想によって変化は始まる
法則16、全ては一つ、あらゆるものがつながっている。
法則17、今より大きな目的のために生きる
法則18、真実とは成長を促すものである
法則19、悪とはただ善が間違った方向に導かれただけのことである
法則20、人生にはある周期をもったパターンがある
法則21、名前には力がある
法則22、集団の力にどう関わればいいか
法則23、神は活動的で機敏に応えてくれる
法則24、神の恩寵は求めさえすれば、あなたのものとなる



『知恵の宝庫』 エドガー・ケイシー名言集
林陽   中央アート出版社   2006/2



<ホワイト・ブラザーフッド(白色同胞団)>
問;ホワイト・ブラザーフッド(白色同胞団)の大師はどの程度までエドガー・ケイシーの活動を指導していますか。直轄している大師は誰ですか。
答;恵みの御座そのものから、より高き方からの使いです。

問;直轄しているのは誰ですか。サン・ジェルマンは。
答;主の主、王の王、あなた方が父と一つになれるために生まれた方の使いです。

<守護天使>
・地上にいる人々の祈りは神の御座に昇ります。そして、随伴の天使はそれを聞き、取り次ぎをするために御座の前に立ってくださいます。

・どの魂にも神の御座、恵みの御座に仕える天使がいます。仕える天使は人間関係であなたが何かをするときに手助けする霊です。

・ヨハネは当時も今もホワイト・ブラザーフッド(白色同胞団)の指導者の一人です。

・いわゆる日本でいう「守護霊」を意味。誰にでもついていて祈りを取り次ぎ、神の座を守護するといわれます。

<ホワイト・ブラザーフッド>
・人類の進化を監督する指導霊団と地上組織を意味する。バラ十字、フリーメイソン、神智学など西洋密教の用語。単に「ブラザーフッド」とも表記され、「白色同胞」とも訳されます。イエスを準備した支部は「エッセネ」と呼ばれています。

<アルクトゥルス>
・旧約「詩編」に記載されている牛飼い座の主星(大角星)。魂はここを経由するときに他の太陽系に移るか、地球に戻るかを決定するといわれています。



『ボーダーランド』 
(マイク・ダッシュ) (角川春樹事務所)  1998/6



<洪秀全の幻覚>
・注目すべきは、中国の広東省の不遇の官吏、洪秀全の話だ。洪は1836年に広東の都(現在の広州市)を訪れたおり、キリスト教の聖書の数節を訳した冊子を手渡された。この新約聖書の数節のおかげで、洪は以前見た夢の意味に思いあたった。その夢の中で、洪は、兄と肩を並べて金色の髪の男のために悪魔と一戦を交えていた。洪は、自分の夢が実は、神とキリストのビジョンであったこと、そして、洪自身がキリストの弟であり、したがって自分は中国における神の子であると理解したのだ。広東の北の丘陵地で、この聞きなれない教義を説いた洪秀全は、しだいに改宗者を集め、やがては南部諸省を北の満州族の王朝支配に対して反旗をひるがえす全国規模の運動へと扇動していく。

・反乱軍は、制圧されるまでの15年間、中国政府として君臨した。もう一人の貧農、甚朝貴は、キリストのビジョンを見て、天上で太平の信徒のために新たに作曲された歌を歌った。こうしたビジョンが火に油を注ぐことになり、反乱軍は、中国の長大な歴史上最大規模にまでふくれあがり、やがては、戦いや飢餓、疫病などで、6000万の民を死に至らしめる。
太平天国の乱を起こした「洪秀全の幻覚」と霊能力とフリーメーソン組織。霊能力と影響力は比例する。



『秘密結社がわかる』
(赤間剛等) (日本文芸社) 1995



<「太平天国の乱」>
・アヘン戦争後、中国には自由にアヘンが持ち込まれ、それとともに英国ランカシャー製の安価な綿布も大量に流入した。そうなると、中国の綿織物手工業は大きな打撃を受け、さらに銀の流出による銀価の高騰もあって、銀で地租を納入する中国の農民は困窮に追い込まれていった。
こうした状況下、中国で差別を受けていた人々の客家(ハッカ)出身の洪秀全(こうしゅうぜん)が、キリスト教プロテスタント的色彩を持つ「拝上帝教」という宗教団体を母体とする「上帝会」を組織し、1851年、広西省の金田村で兵を挙げて、翌年、民衆的政権の「太平天国」の樹立を宣言した。これが世に言う「太平天国の乱」である。

・「拝上帝教」とは、洪秀全が病床で見た幻覚に始まるもので、彼は天父上帝から、堕落した中国を救う使命を受けたという。そして、この国に太平なる天国の実現を目指して、土地の均分、男女の平等、アヘン吸引の禁止、アヘン以外の貿易の自由を主張した。
民衆の支持を受けた太平天国軍は、1853年には、南京を主都に定め、太平天国政府として、国家機構を整えたが、封建的な清朝政府を救援したイギリスやフランスの干渉軍と闘い、1864年に滅んだのである。

<フリーメーソンでは、有神論者が入会の条件。バール神が問題とされている。>
・今日、西側の自由主義諸国のエリートは、フリーメーソンであり、有神論者の人々を加入させている。そもそもメーソンになるには、「宇宙創造の神」を信じることだ。なんでもいいから有神論者が、入会の条件だ。
フリーメーソンの信仰する神は、低位のメーソンは「宇宙創造の神」だが、高位のメーソンは、次の三つの神を信じる。JAH=エホバ、ヘブライの神、BUL=バール、古代カナンの呪術的な神、ON=オシリス、古代エジプトの横泉(よみ)の国の神。このうち問題になるのは、二つ目のバール神で、この神は、古代イスラエルの民をエホバの神に帰依させるために戦った「邪神」で「悪魔」だとされている。ここらあたりが、バチカンなどがフリーメーソンリーを忌避し、「悪魔の会堂」とするゆえんだろうか。



『天国の真実』  マシューが教えてくれる天国の生活
スザン・ワード (ナチュラルスピリット)  2006/10/10



<天国の住人達>
・もちろん、この領域は主に地球での生から帰ってきている人たちのためにある。この人たちをレギュラーと呼んでもいい。その他にも、たくさんの人が住んでいるから、それについて全部話をしていきたい。

・レギュラーの住人の大半は、それぞれの魂の成長の度合いに応じて、地球に転生していく準備をしている。しかし、なかには他のどこかでたとえば、銀河系以外で肉体あるいは肉体なしの生活のために備えている人たちや、自由な魂としての存在の経験を選ぶ人もいるんだ。おそらく20年が「古株」の平均だろう。

・とにかく極めて高次の進化を遂げているために、あっという間にここを通り抜けて次なる成長のために配慮される人もいる。

・もう一つ多いのは、通過していく魂たちで、自由な魂としての存在で、成長の必要に応じて、やって来ては通り過ぎていくものもいる。

・スザン「ニルヴァーナ(涅槃)には何人くらいの魂が住んでいるの?」
マシュー「百億から百二十億くらいかな。しょっちゅう出入りがあるから人口は変動するけど」



『超次元の扉』  クラリオン星人にさらわれた私
マオリッツオ・カヴァーロ (徳間書店)2009/2/26



<この幻想的な風景の都市は、どこにあるのか?>
・ 痛みを覚える半開きのまぶた越しに、おとぎ話のような幻想的な風景が姿を現した。見慣れない形をした建造物、丸くて継ぎ目のない建築物が、見渡す限りそびえたっていた。それらは黄色とオレンジ色の中間色のような暖色系蛍光色の光を放っていたのだった。空に浮かんだ未知のマシン群が大きな円形の空き地で揺れ動いていた。とりわけ私の印象に残ったのは、あたりの景色を圧倒するような建物だった。極めて非現実的な形態なので、私のイマジネーションを大いに刺激したのだった。
貝殻をさかさまにしたような形で外側には大きなアーチが設けてある。

・アマゾンの中心部にあるクラリオン星人の地下基地にも連れて行かれた

・自分たちは、<世界の監視人>で、様々な星の民族や種族を統合する銀河系連盟に属しているのだと言った。ケンタウルス座アルファ星やオリオン座、レチクル座ゼータ星、プレアデス星団(牡牛座にある散開星団)の住民が、私達の星に来ているというのだ。

・彼らの中には<創造主>がいる。つまり、人間と呼ばれる生命体の原始的な生物学的構造を修正しつつ、原遺伝子コードを移植して人類の進化と現在の人類誕生を促した存在だ。

・彼らの巨大な宇宙船には、惑星の軌道の外側に停泊し、せわしげに新星のように輝いた。とりわけ、その大きさと輝きで敬意の的となったのは、銀河艦隊の旗艦であった。それはまさに宇宙の目に見えぬ波間に揺れる大都市で、星の闇に輝く小さなオパールの太陽のように浮かび上がったのだ。新しい天空は宇宙船の絶え間ない往来ににぎわうようになった。多彩な光が夜の帳に航路を残し、昼間には小型船が大型船と惑星の間を行ったり来たりして、透明な水晶の輪のように見えた。

・15万光年の彼方にある第三銀河系からクラリオン星人と呼ばれるエイリアン(異星人)たちが、わずか72日間という途方もない短期間でこの地球へ飛来してきている。

・お隣の惑星、マースと呼ばれる火星の異次元には、人類と同じ生命体が高度な文明を営んでいること。



『ついに実現した地下存在との対話』
アセンションの超秘密
アガルタ・ネットワーク・地底5次元文明との交信記録
ダイアン・ロビンズ (徳間書店)  2009/1



<日本列島の地下にはアガルタ・ネットワークにつながった地下都市やトンネルが存在します>
・実のところ、日本列島にはアガルタ・ネットワークにつながった地底都市やトンネルが存在し、それらに通じるポータルがあります。これらのポータルやトンネルは全ての国々の地下に存在しており例外はありません。私たちは、そのようなポータルやトンネルー人々が集団で暮らしている場所にはどこにでも存在するーを通じて、全ての国々へとアクセスできます。

・私たちは、日本という国家に対しても注目しています。数百もの地下都市のどこの誰とコンタクトするかは、重要ではありません。私たちとハートで繋がることができるように留意してください。

・あなたたちは、直接5次元へ移行します。4次元は光へ直接向かえないソウルたちのために使われてきましたが、もうそのシステムが変更されつつあります。

・直接5次元に向かってください。4次元は消滅します。



『霊夢占い入門』
 (広瀬謙次郎) (日本文芸社)1987/12



<夢は暗在系の現れかもしれない。夢のシンクロニシティは、渾然一体の4次元にある。>
・夢の活用で新しい人生を。夢占いの基本は、シンクロニシティ現象を理解する心にある。

・シンクロニシティ(非因果的な連続性)現象は、霊夢の大きな特徴の一つです。つまりおよそ結びつくはずのない物事と物事が関連しあったり、過去も未来も遠隔地も近所も同時に一つの夢となって現れたりするからです。

・これは夢だからと言うよりは、世界(宇宙)とはもともとそのようなシンクロニシティの関係にあることを示しているのです。日常の3次元の世界でのそのような渾然一体の世界が一つ一つの物体に区分けされ、時間的な順序に従って現れるのです。
しかし、日常的な世界はシンクロニシティの関係から自立してなっているわけではありません。深層ではシンクロニシティの関係に支配されつつ、その表面に顔をのぞかせているのが、私達の日常世界だといえましょう。

<霊夢はUFOか?>
・ところで、UFOとは、私達の夢が物質化したものではないかという考え方があります。夢の内容が物質化する、つまり現実のものとなる正夢があるのならば、夢そのものが現実的な形をとって物質化することがあってもよい、それがUFOなのではないか、というのです。



『矢追純一のUFO大全』
(矢追純一)(リヨン社)2006/6



<「ついに、軍と宇宙人の共同プロジェクトが・・・」>
<アバブ・トップ・シークレット(最高機密の上にランクされる領域)>
・グルームレイク近くのS-4区域には地下30階に及ぶ巨大な施設があって、その一角で、みなさんが“グレイ”と呼んでいる身長の低い宇宙人と話をしました。彼らとの会話は絵文字を使ったのですが、主としてテレパシー交信のようなもので話ができる。彼らは、“ゼータ・レティキュライ1・2“という二つの連星から来たということでした。

・ただ言えるのは、彼らが完全なクローン人間などではないということです。なぜならば、彼らは科学者として完璧な知識を持っていますし、それももとに、我々とディスカッションすることもできます。彼らがとくに興味をもっているのは、私達人間の感情のようでした。私達の喜怒哀楽に、とても興味をもっていたように思えます。

・そこにいた2日間、私は、5機の、それぞれ独特の形をした宇宙船が、空軍の一員によって調査され、操縦されているのを見ました。しかもそれは“エーテル人”の助けと許しのもとに。

・ディ・マティアライズ(物質消滅)です。つまり、彼らは、自分をテレポートする能力があるようなのです。

・私がS-4で一緒にいたグレイは、我々の間では“コルタ(KOLTA)”と呼ばれ、身長が1メートルから1.4メートルくらいの、グレイがかった青い色の皮膚をした宇宙人です。彼らは、軍と比較的平和な友好関係を保っていて、いろいろな地下の秘密施設で軍の科学者と協力しています。

・ホローマン空軍基地にきた宇宙人は“オレンジ”と呼ばれる種属で、その名の示すとおり、皮膚が、オレンジ色がかっています。身長はグレイより少し高く、非常に大きな頭と、白目も瞳もない大きな黒い目をもっています。指は六本で、眼球や神経は、私達のものとは違っています。また、消化器官はスポンジのようなもので出来ていて、脳は四つのセクションに分かれています。外見はユダヤ人にちょっと似た感じで、非常に大きな鼻をもっている、と書かれていました。私は、直接会ったことがないので、それ以上の詳しいことはわかりませんが・・・・
 
・もう一つの種族は“ノルディック”と名づけられた宇宙人で、彼らは身長も外見もスカンジナビア半島の人々に似ていて、見分けがつかないほどです。皮膚は白く、髪の毛は金髪、顔立ちはかなりの美人系ですが、このノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。

・はじめて見るUFOは、なんとも形容しがたいほど美しく、優美にできていました。鈍い銀色に輝いていて、表面は実に滑らかでした。触ってみると、金属ともプラスティックともつかない温かみを感じる未知の材質で、どこにも継ぎ目やリベットの跡がありませんでした。まるで、ロウを熱で溶かして成形し、一気に冷やしたような・・・。どこも角張ったところがなく、すべてが丸みを帯びたカーブでできていたのです。

・どうやら、何かの公文書のコピーらしい。表紙にはハッキリと「トップシークレット、マジック」と書かれ、「アイズ・オンリー」と明記されている。トップシークレットとは、文字どおり、秘密文書の中でも最高ランクの機密である。
軍の機密区分はトップシークレット(機密)、シークレット(極秘)、コンフィデンシャル(部外秘)の順で、トップシークレット(機密)以上の機密文書はないが、これはその上の機密のランクだと思われる。大統領自身や国防長官、いずれにせよ国のトップにすわる人物しか目にすることのできない文書だ。

・アイズ・オンリーの書類は、第三者の立会いのもとに閲覧される。

・グレイと仮に名づけた種類には2種類あると記されていました。ひとつはラージノーズグレイと呼ばれる。皮膚の色がグレイで、鼻が異様に大きいタイプ。もうひとつはリトルグレイと呼ばれる、小さくて、頭と目が非常に大きいタイプだと書かれていたんです。

・さらに、彼らの生理的な側面についても詳しく述べられていました。両タイプとも健康なときには皮膚の色がグリーンに近く、体の調子が悪かったり、長いあいだ栄養物を吸収できなかったときにはグレイの皮膚に変わると記されていたのです。
ラージノーズグレイ・・・。それはMJ―12と秘密協定を結んだといわれる、呼吸器のようなものをつけた宇宙人の種族という。そしてリトルグレイは、ラージノーズグレイが遺伝子操作によって作り出した人工生物だと書いてあったというのだ。

・ひとつは背が高くて、髪の毛がブロンドの、人間そっくりの宇宙人で、仮にこの種類は“ノルディック”と名づけられていました。もうひとつやはり人間と同じ姿をしていて、髪の毛がオレンジ色に近く、“オレンジ”の仮称がつけられていました。ほかにも“まだ接触していないたくさんの種類の宇宙人”がいると書かれていました。

・「最低限に見積もっても、全米だけで30万から35万人がすでにさらわれている。また、キャトルミューティレーションも2万頭から5万頭にものぼる。さらにその大部分が宇宙人に連れ去られたままだ」という不気味な発言を残した。

<別次元からの訪問者>
つまり「彼らがいったい、どこからやってきているのか?」については、
1、地球外の別の惑星から飛んできている(肉体を持った)宇宙人
2、宇宙のどこかからやってくる(肉体を持たない)意識体とでもいうべき存在
3、別な次元から、この我々の3次元の世界に姿を現す高次元生命体
4、地球上で製造されているUFOと、遺伝子工学でつくられた生物学的ロボット
5、最新のテクノロジーによって、空間に描き出されるバーチャル・リアルティ(仮想現実)の3次元立体映像・・・などなど、ざっと数え上げただけでも、いろいろな可能性が考えられる。

・すでに、映画やテレビなどでお馴染みになっている「グレイ」とよばれる、身長1メートル前後の小型の「ヒューマノイド(人間型宇宙人)」や、金髪で背の高い典型的な美男美女型の「ノルディック」、それに爬虫類から進化したのではないかと思われるような奇怪な容貌をした「レプタリアン」など、驚くほど多岐にわたっている。

・また、彼らの乗り物とされるUFOの大きさや形も千差万別で、あるものは直径10センチ程度の小さな円盤から、長さ数十キロにもおよぶ巨大な葉巻型、後述する土星の輪の中に滞空する葉巻型のUFOなどは、地球の直径の4倍もある。さらには球型や土星型、三角型、ドーナツのような型、ブーメラン型やタマゴ型等々、これまた信じられないほど数多くのタイプが目撃報告されているのだ。

・おそらく宇宙には4つの生命の変種があると思われる。そのうちの3つは非タンパク質のプラズマ形態である。これらは宇宙の超知性集団で、この我々の3次元の宇宙空間やパラレル・ワールド(我々の宇宙と並行して存在する別次元の宇宙)、およびアストラル(星気体)面に広く存在している。我々は、現在、これら高度の知性との接触をおこなうべく、ある種の方法を準備している。

<土星のリングに滞在する超巨大UFO>
・土星の輪の中に、最大で地球の直径の4倍もあるという巨大なUFOが映っていた!というショッキングな事実を公表したNASAの科学者がいる。「1980年、ボイジャー1号と2号から送信されてきた映像をコンピュータ分析した結果、土星のリングの中に長さが一万キロから五万キロに及ぶ3機の巨大な葉巻型UFOが滞空しているのを発見した」といのだ。
・実は土星のリングは、これらのUFOによって作り出されていることがわかった。

<300人もの宇宙人と遭遇し話を交わした>
<この世のものとはおもえない不思議な現象>
・それは、ベルミ州のマリヨーフカ近くの森の中の出来事でした。この地方には、怪奇現象や超常的な出来事が数多く起こっているという噂は、以前から聞いていました。

・このマリヨーフカ村は、昔から不思議なことが起こる怪奇ゾーン(地帯)として知られており、幽霊や妖精のようなものを見たり、UFOのような物体が光を発しながら着陸したりするのを見たという人も多い。

・突然、前方の空中に、半透明の巨大な円盤が現れたのだ。それはまるで、空中に張られた、目に見えないスクリーンに投影されている立体映像のように、なかば透明で、後ろの雲が透けて見えた。

・ムホルトフ記者たちが川を渡って、さらに森へつづく道を歩いていくと、遠くに黒い人間の形をしたシルエットが、こちらに向かって歩いてくるのが見えたのだ。黒い影は増えたり減ったりをくりかえしながら、こちらに向かって歩いてくるように見える。

・その夜、ムホルトフ氏たちは、森の上空に帽子のような形をした巨大なUFOが滞空しているのを見つけた。全員が見上げていると、そのUFOの中から、オレンジ色に発行した物体が次々と飛び出しては、空中を飛びまわり、ふたたびUFOの中に帰っていくという光景を目撃した、という。

・直径2メートルくらいの球形UFOのなかには、二人の人間らしいシルエットがはっきり見えた、という。

・次にテレパシーで「あなたたちは、どこからきたのか?」という、調査隊一行の質問に対しては、「天秤座の赤い星からきた」という答えが返ってきた。

・森についた翌日からですが、テントの内側の布に、テレビのような画面がつぎつぎと映るのです。それはまるで、布の中から光がわきでて、ブラウン管の役割をはたしているように見えました。しかも、すべてが立体的に見えるのです。

・やがてテントの内側だけではなく、森全体がひとつの画面になったかのようになりました。森の中の句中に薄いベージュ色の霧のようなスクリーンが現れ、そこにカラーでつぎつぎ立体の映像が映し出されるということが起こったのです。

・そして空中の、目に見えないスクリーン上に、メッセージらしものを描きはじめたのだ。

・森の奥の地上近くに、突然丸い光が現れたかと思うと、そこからこちらに向かって、スーッと光でできたトンネルのような物が伸びてきたのだ。そのトンネルの奥から次々に人間の形をしたシルエットが現れ、ムホルトフ記者たちに向って歩き出した。

・近づくにつれて、それはあきらかに人間と同じ姿をしていて、上下がつなぎになったジャンプスーツのような服をピッタリと身にまとっていました。

・全部で66人いました。彼らの姿はあきらかに半透明で、その後ろに森の木が透けて見えました。驚いたことに、彼らが歩いた地面には足跡が残っていたのだ。

・光のトンネルの中から半透明のシルエットがつぎつぎ現れ、そのキャンプファイヤーを囲んで座ったというのだ。およそ、その数は300人くらいだったという。

・まだ、あなたたちの科学の知識では理解できないことばかりだと思う。
・彼らが全員、幻覚や妄想にとらわれて1週間を過ごしたとは思えないのだ。



『北極の神秘主義』
(ジョスリン・ゴドウィン) (工作舎)1995/9



<アーリア主義と神智学>
・ブラヴァツキーの「ベールを剥がれたイシス」には、かってヒマラヤ山脈の北の中央アジアー「現代の科学が、人類の揺籃であったと完全に認められている地域―に存在した巨大な内海(エーテル界のことだろうか?)の話がある。その海には、たとえようもないほど美しい島があり、そこに到達するには、水上ではなく、八方に通じる地下道を通って行く。その出口は、今なおエヒーラとエレファンタの遺跡、およびアジャンタの石窟の中にあるという、この島は、その周囲の環境を完全に支配していた我々に先立つ人種の最後の生き残り」の故郷である。彼らは、「神々の息子たち」であり、聖書のエロヒムであり、人類の教育者である。

<ベールを剥がれたイシス>
・「ベールを剥がれたイシス」の読者は、アーリア人とはゴビ海の島の上で超人間的な存在に育てられた、天変地異によって、その原郷を追われ、最初のバラモンとなったという漠然たる観念を得る。

・ ブラヴァツキーのもうひとつの主要な情報源であるヒンズー教の聖書「プラーナ」では、ヒュペルボレアの土地は、「白き島」と呼ばれ、その神話的中心は須弥山(しゅみせん)である。

・ ゲノンによれば、現在終わりに近づきつつあるこのアダムの周期は「トゥーラ」と呼ばれるヒュペルボレアの土地で始まったギリシア語およびラテン語の「トゥーレ」と同じ名称である。

・ それは「現在のマンヴァンタラ全体における最初にして究極の中心(中略)、元型的な<聖なる島>であって、その場所は文字通り極であり、源である」。そこに住んでいた存在がどのようなものであったかについては、ゲノンは、口を閉ざしている。


『アジアの宇宙観』
(岩田慶治+杉浦康平) (講談社)1989/1



<カルキン(カルキともいう)>
・マハーバーラタ等で、描かれる末世にサンバラ(シャンバラともいう)村にバラモンとして出現して悪を掃討して黄金時代をもたらす救済者。後にヴィシュヌ神の化身とされる。

<シャンバラ(サンバラともいう)>
・「マハーバーラタ」をはじめ種々の「プラーナ(聖典の総称)」に記される救済者カルキンが出現する理想的な地。チベットの伝承にもたびたび登場し、タントリズムが栄え、「時輪タントラ(聖典)」が成立した理想国として有名である。いわゆるシャンバラ伝説なるものを通じて、現実の地との比定作業が行なわれ、通常は中央アジアにあるとされる。

・ ヴィマーナは、不思議な天の乗り物である。(UFOのことでしょう)

・ 須弥山の頂上には帝釈天を首領とする三十三天が住んでいる。

・ 宇宙には須弥山(しゅみせん)を中心とする世界が十億箇ある。

・ 一つの巨大な蓮華があり、その上に廬舎那仏(るしゃなぶつ)がいる。蓮華に花弁が千葉あり、一葉が一世界を構成する。さらに一葉の世界の中に百億の須弥山世界がある。

<崑崙山信仰>
・ 崑崙山は、天帝が直轄し、天上に属する聖域である
・ 崑崙山は、不死の世界・霊の世界である
・ 崑崙山は地上と天上をつなぐ「天柱」である
・ 崑崙山は神人、至人のみが行ける天界へのワンステップの場である
・ 龍舟は地下の世界からの乗り物、天上世界からのお迎えは、鳳凰である
・ 形が壷に似ている崑崙山と三神山(蓬莱“ほうらい”、方丈“ほうじょう”、えい州)
・ 神山は大亀によって支えられている




宇宙船の中へと続いているタラップのところに立っていたのは、人間とトカゲの交雑種のような生き物で、緑色の皮膚をしており、さらにその宇宙船の反対側には毛むくじゃらの“ビッグフット”がいた。(4)

2020-11-10 17:16:58 | 森羅万象


『異次元の刻印(下)』 人類史の裂け目あるいは宗教の起源
グラハム・ハンコック  バジリコ  2008/9/5



<隠れシューマンたち>
・大まかに言って、今日生きている人類の3人のうち2人は異次元に棲むもの、そして、霊界の存在を固く信じている。ヒンドゥー教とイスラム教では、無限の非物質的な領域があって、そこに棲むもの知性体、そして、いろいろな形態の存在があり得るということを真理として受け入れている。

・伝統的なユダヤ教徒は旧約聖書が語るようにモーゼが神と顔を合わせて直接対話し、十戒という形の「天の授かり物」を授かったと信じている。イスラム教では、ムハンマドが荘厳な異次元の存在と遭遇したと教えられる。

・モルモン教の始祖のジョセフ・スミスがモロナイという名の天使から啓示を受け、黄金の皿に載ったモルモン書を授かったが、すぐにそれは雲散霧消してしまったという話だ。

・3世紀ごろ、その名を冠したマニ教の始祖マニはすべての教えは一人の天使から授かったものであり、その天使は、12歳の時にはじめて彼の元を訪れて、彼には人類を救う使命があると語ったという。

・同様に、キリスト教の偉大な使徒である聖パウロの場合は、ダマスカスへの道で突然何の前触れもなく「天からの光」を伴った声を聞くという、異次元との遭遇によって布教活動が始まっている。個の光波あまりにまぶしくて倒れてしまうほどで、その後3ヶ月間、パウロは目が見えなくなったという。


『カルト・陰謀・秘密結社大辞典』
アーサー・ゴールドワグ  河出書房新社   2010/10/9



<コレシャニティなどの地球空洞化説>
・サイラス・ティード(1839-1908)が設立した宗教・政治・疑似科学カルト。

・末日生徒キリスト教会(モルモン教会)の創設者ジョセフ・スミス(1805-1844)の遠い親戚にあたるティードは、19世紀前半、宗教的熱狂を受けやすい傾向のあったニュ-ヨーク州北部で育った。南北戦争の間は陸軍の兵士だったが、ひどい日射病のため神経症の症状が出て、数カ月間入院した(おそらく後年の彼の精神状態を考えればこの診断は適切であった)。退院後、ティードはニューヨークで医学を修め、ニューヨーク州ユティカにある叔父の診療所に入所した。

・それからわずか1年後の1869年、彼は錬金術の実験の最中に感電し、その瞬間、美しい女性が彼の元に現れ、宇宙の秘密を明かす幻視を見た。死の14年後に出版された最高傑作『細胞宇宙論』(1922)のなかで、彼は宇宙の形が球体で、私たちはその球体の内側にへばりつくようにして暮らしており、太陽と星はこの宇宙球の中央に浮いている、と述べている。

・錬金術的・有機的(物理)世界、もしくは宇宙は、5つの金属、5つの鉱物、5つの地層からできた殻であり、その内部に土地と水のある居住可能な地表がある。このさかさまの地理学から、彼は測地神学を導き出した。
錬金術的・有機的宇宙を本当に解明することで、神の謎が明らかにされる。外部の、もっとも物質的な構造は、意識するしないにもかかわらず、この構造を生み出した精神的な原因が表明されたものにほかならない。したがって、この精神構造が表明され、明らかとなった言葉をきちんと理解することが、人類の起源や運命の歴史を解き明かすことになる。

・ティードは地球空洞説を唱えた最初の人物ではない。1692年、偉大なイギリスの天文学者で、数学者のエドモンド・ハレー(1656-1742)は『極地方の変則的な磁気変動の説明、地球の内部構造の仮説』というタイトルの論文を王立協会に提出し、地球の内部は堅い中心核と二層の中空の球核からできている、と主張した。それから1世紀以上経った後、アメリカのジョン・クリーヴス・シムズ(1780-1829)は、地球の内部には同心円状に4つの入れ子状に重なっている球体があるという理論を一般の人々に講義し、北極と南極にある大きな穴を通ってそこに近づくことができると主張した(各球体の内部にも、同じようにして入ることができる)。

・この考えはオハイオ州の政治家ジェームズ・マクブライト(1788-1859)がシムズの講演を筆記して出版した著書でさらに普及し、エドガー・アラン・ポーもこの説を『ナンタケット島出身のアーサー・ゴ―ドン・ビムの物語』で紹介し、一般にも広く知られるようになった。

・ウィリアム・F・ライオンズは1973年『空洞の地球、または世界の扇動者と調停者』という興味深いタイトルの本を出版した。科学、霊媒の能力、「自明の運命」(19世紀中ごろの思想で、アメリカの領土拡大は神の使命であるとした)といった内容が盛り込まれたこの作品のなかでは、人類が地球の内部にある宇宙を所有した瞬間、次の進化段階に進むことができる、と主張されている。

・オカルト主義者のアレクサンドル・サン・ティーブ・ダルヴェードル(1842-1909)はアセンディッド・マスター(悟りを得た人物)の住んでいるヒマラヤ山脈の下にある地下の空洞「アガルタ」について詳しく書いている。

・もちろん、ジュール・ヴェルヌの『地底旅行』(1864)は読者もご存知だろうし、また、古典的キャンプホラー映画『モール・ピープル(モグラ人間)』(1956)もシムズの考えを下敷きにしている。エドワード・ブルワー・リットンは『ヴリル――来るべき種族のパワー』(1871)という作品のなかで、地下に住む超人的種族の物語を書いた。この種族は古代の大洪水の避難民で、究極のエネルギー『ヴリル』を利用している。この本の語り手は、ヴリルは今まで知られているものとは異なる自然の力であるといえるが、「これは電気と呼ぶべきだろう」と説明している。
 
・この地下の哲学者たちは、ファラディーなら「大気磁気」と呼ぶであろうヴリルを操作することで、気温――ひらたくいえば気候――を変えることができる、と断言している。また動物磁気、生物電気、オド・パワー
などと似たものだが、指導者がヴリルを科学的に応用し操作すれば、神秘的な恋愛とまではいかないが、人間の精神や肉体にも影響を及ぼすことができる。
 これらをはじめ多くの理論が、デヴィッド・スタンディシュの事典のような『空洞の地球――想像上の不思議な土地、空想上の生き物、進歩した文化、地表の下の驚くべき構造』(2006)のなかで、詳しく説明されている。

・ティードは、空洞の地球(ヒトラーもこの考えに惹きつけられていたという)を仮定した最初の(または最後の)人物ではなかったとしても、空洞説から本格的な宗教を生み出した最初の人物であることは間違いない。奇妙で、一般人には信じられないかもしれないが、コレシャニティは驚くほど理論が詳細で、論理も首尾一貫している。



『レムリアの真実』
(シャスタ山の地下都市テロスからのメッセージ)
(オレリア・ルイーズ・ジョーンズ)(太陽出版)2007/5/18



<アガルタ・ネットワーク>
・レムリアの時代、現在カリフォルニア州となっている地域はレムリアの土地の一部でした。レムリア人たちは彼らの土地が滅亡する運命にあると悟ったとき、彼らの文化と記録を保存するため、シャスタ山の真下に都市を建設させてほしい、とシャンバラ・ザ・レッサーという当時のアガルタ・ネットワークの中枢部に願い出ました。

・シャンバラ・ザ・レッサーは、優に4万年以上前にこの惑星の地上からいなくなったハイパーボーリア文明の人たちが住んでいたところです。ハイパーボーリア人は、当時、アガルタ・ネットワークの責任者でした。現在、アガルタ・ネットワークは地下にある120の光の都市で構成されていて、そのほとんどをハイパーボーリア人が占めています。このネットワークのうちの4つの都市にはレムリア人が、2つの都市にはアトランティス人が住んでいます。

・シャスタ山があまりにも荘厳なため、シャスタ山には「大いなるスピリット」が創造したとしか考えられないものが存在する、とアメリカ先住民は信じています。目に見えない小さな人たち、約1.2メートルの背丈しかない人たちが、山の守護者として山の斜面に住んでいるとも信じています。この驚くべき小さな人々は「シャスタ山の小人」として、よく噂されてきました。彼らも物理的な存在ですが、普段は私達には見えない波動を持っています。時折、山の周辺で目撃されることがあります。

<シャスタ山の地下都市「テロス」>
・シャスタ山では、奇妙な光や音がよく見聞きされます。レンズ雲や影、抜群に美しい夕焼け空がこの山のオーラをさらに神秘的なものにしています。レムリアの時代から5次元の都市が今もなお存在していますが、都市への入り口やポータルが数多くあります。シャスタ山には、1万2千年前にムー大陸が沈んだ時に生き残った現代のレムリア人も住んでいます。その通りです、私達のレムリアの兄弟姉妹は生きています。

・シャスタ山の地下都市「テロス」で、身体を持って幸せに暮らしてきましたが、私達の目にはまだ見えない5次元の存在です。「地上」の波動は、目下、3次元から4次元/5次元の現実へと移行中です。 周りには多次元が存在していますが、地上のほとんどの人は、まだ多次元を知覚できるほどには意識を進化させていません。

<山の内部に住んでいるレムリア人>
・山の内部に住んでいるレムリア人は、優雅な存在で、2.1メートル以上の背丈があり、長い髪を自然に垂らしている、と一般的に言われています。白いローブに身を包み、サンダルを履いているとされていますが、とても色鮮やかな衣装を身に着けているのを見た人もいます。彼らの首と体は細長く、美しく忠告されたビーズや貴重な石で作られた首飾りをしているようです。第6感が発達したので、テレパシーでお互いにコミュニケーションすることができます。自分の意志で瞬間移動することも、姿を消すことも可能です。彼らの母国語はソラーラ・マルー語と呼ばれるレムリアの言語ですが、少し英国訛りのきちんとした英語も話します。彼らの住む位置がアメリカなので、英語を第二言語として学ぶことを選択してきたからです。



『幸運力が高まる生き方』
ウィリアム・レーネン   中経文庫    2011/9/25



<シャスタ山にすむさまざまな存在>
<アメリカ先住民たちの聖地「シャスタ山」>
・アメリカ先住民たちは、太古よりシャスタ山をパワースポットとして考えていたのです。シャスタン族、モドック族、アチュマウィ族、アツァガウィ族、ウィントゥ族には、この山にすむ神々や女神たちの物語が伝えられています。ここでは、シャスタ山周辺にいる存在のお話をしたいと思います。

<失われた大陸>
・まずは、シャスタ山の地下にある大都市のお話です。これは、失われた大陸レムリアの一部のことです(じつは今もなお、多くの山にはレムリア大陸が存在しているのです)。ここにすんでいるレムリア人たちは身長が高くおよそ220センチの背丈があります。
 男性、女性ともに、さまざまなスタイルの洋服を着ています。ヘアスタイルは長髪で、それぞれが異なる色をしているのも特徴です。
 
・彼らを目撃したという記録は、過去にも現在にも数多く存在しています。その目撃報告の中には、恐怖を感じたという人たちもいれば、大きな喜びを表現している人たちもいます。
 以前、シャスタ山で数日間も遭難した人々がいました。彼らは、生還した時「こんなに長い間、遭難していたとは思わなかった。自分達は、たった数時間だけ道に迷っていただけだと思っていた」と口にしています。聖なる山での時間は、私たちが、認識しているような時間の流れとは違うようです。また、彼らは、レムリア人たちが安全な道を教えてくれたとも話していました。

・レーニア山、シャスタ山、富士山、チベットのカイラス山はトンネルでつながっているといわれています。
 レムリアのマスターたちは、このトンネルを使ってさまざまな場所に短時間で移動することができます。彼らは、私たちのように時間や距離に制限されていないのです。

<多くの見えない存在が暮らす山>
・レムリア人以外にもさまざまな存在が、シャスタ山にすんでいます。アメリカ先住民たちの伝説の中にはシャスタ山の山頂にすむビッグフットやサスクワッチと呼ばれている存在の話があります。この存在は、毛で覆われているのが特徴です。
 アメリカ先住民以外にヨーロッパからアメリカ大陸へ移住してきた人たちも、ビッグフットやサスクワッチの物語を伝えています。
 
・ヨーロッパやアジアで目撃されているのは、マピンクエイ、スカンク・エイプ、ヨウィアー、ミゴイといった名前で呼ばれているものも、シャスタ山に存在しています。また、シャスタ山の森にはリトル・ピープル(小さい人々)と呼ばれるものたちもすんでいます。
 エルフ、妖精、スティック・ピープル(手足や体が小枝でできているように見える存在)もこのリトル・ピープルに含まれます。
 
・エルフや妖精は人の形をしていますが、とても小さな存在です。多くの人たちはこのようなリトル・ピープルが見えない存在だといいますが、リトル・ピープルは人間の脳を操作して自分たちの姿を見せたいと思った人達にのみ、その姿を見せるのです。

<異次元につながるポータル>
・シャスタ山周辺には多くの人が空中で動いている「光」を目撃したと話しています。このような現象は、宇宙船が地球の大気を通過するときに放出している光の可能性が高いでしょう。
 シャスタ山は地球外、地球内のUFO発着基地でもあるのです。アメリカ先住民たちは、宇宙船や宇宙人たちをシャスタ山で目撃したと、話しています。白人達がこの地域に入植したあとも、宇宙船や宇宙人たちの目撃情報があとを絶ちません。

・シャスタ山には異次元空間とつながっているポータル(扉)があるのです(シャスタ山だけでなくレーニア山(ワシントン州を代表する火山)、富士山、カイラス山(チベット)にも、このポータルがあります)。
 別の次元の宇宙船や存在達がこのポータルから入ってくると、空中に発光物を目撃したり、大気中での振動を感じることがあります。

・これからの時代、人々に求められているのは、古い考えを解放し、新しい考え、異なる考えにオープンになることです。そして、奇跡や見えない存在たちが実在していることを信じることなのです。



『大いなる秘密』  (レプティリアン爬虫類人)
(デーヴィッド・アイク)(三交社)  2000/8



<アーリア人の祖先たちの故郷>
<シャンバラと呼ばれる都市を主都とする地下王国「アガルタ」>
・「ヒトラーについていけ!彼は踊るだろう。笛を吹くのは私だ」のエッカルトと、「死の天使」ヨーゼフ・メンゲレがヒトラーを精神操作。

・スカンディナヴィアの伝説によると、ウルティマ・トゥーレは、太陽の沈むことなき極北の楽園であり、アーリア人の祖先たちの故郷であったと言われている。ヒュペルボーリアが水没し始めたとき、ヒマラヤ山脈の地下に高度な科学技術を持っていたアーリア人たちは、地殻にトンネルを掘り抜き、ヒマラヤ山脈の地下に巨大な地底都市を建設したのだった。これはのちに、シャンバラと呼ばれる都市を主都とする地下王国「アガルタ」として知られるようになった。少なくともトゥーレ協会の人々はそう信じていた。ペルシア人たちは、その地域をアーリアナと呼んでいたが、これは「アーリア人の土地」という意味である。

・ナチスの教義では、アガルタの人々が「善者」で、シャンバラが「悪者」ということになっている。この両勢力の争いは、何千年も続いており、ナチスは、アガルタの「善者」たちと同盟して、「悪者」のシャンバラが操る「フリーメーソンやシオニスト」と戦っていた。少なくともナチス自身はそのように信じていたのだ。

・非常に長期にわたるこの争いは、「火星由来のアーリア人対アヌンナキ・レプティリアン」の戦いだったのではないのだろうか?彼らは最初、火星上で戦いを繰り広げ、続いて戦場を月に移し、さらに地球へと下りて争いを続けた。アーリア支配種との接触を果たさんとしたヒトラーは、この地下世界への入口を見つけ出そうと躍起になっていたが、「死の天使」ヨーゼフ・メンゲレによる精神操作を受けていた彼は、事実上レプティリアンの繰り人形であった。



『エメラルド・タブレット』
(M・ドウリル)(竜王文庫) 霞が関書房   1980/7/5



<アンタレスにはホワイト・ブラザーフッド(白色聖同胞団)の本拠地がある>
・昔アンタレス(さそり座の赤色の一等星)には、エーテルを活用する住民がいて、地球に降りてきた。彼らは、星から星へと旅行する秘密を解していた。彼等は、物質と肉体を意思の命令のもとに変化させた。また、エーテルから自分の要求するものを何でも創造することができた

・ 物質自然界の背後は、アキヤシヤの空間である。アキヤシヤの空間に入っていくことが、本来宗教の極意であって、その方法を教えるのが、ヨガである。宗教はその極意も方法をも喪失して殻になっている。

・ 物質自然界は、アキヤシヤに画かれた、その通りのものが、物質自然界に現れる。



『近代日本の宗教家101』
井上順孝 編   新書館      2007/3



<高橋信次(たかはししんじ)(1927~1976)>
・神理、魂の救いと成長を説くジー・エル・エーの教祖。苦難に富んだ人生体験をもち、会社経営をしながら、霊的世界を説いたカリスマ。最晩年には、自らをブッダ、イエス、モーゼを超える存在と位置づけた。

・信次は、幼少の頃から霊感を持ち、家族の中には気味悪く思う者もあったという。十歳の時、原因不明の病気にかかった。夜、定期的に呼吸が止まり、いく度も死線をさまようというものであった。しかし、その時、信次は「もう一人の自分」となって肉体を抜け出し、自らの様子を見ていたという。そして、「もう一人の自分」は、この世では想像できないような美しい場所をさまよっていたという。このような原因不明の体験が定期的に半年ほど続いた。

・次第に信次の霊感が強くなり、第三者の未来予測ができるようになったという。1964年、コンピュータ端末機器を製造する高電工業株式会社を設立し発明を重ね、数多くの特許を取得し、事業は順調に伸びた。

・1968年には、多くの霊的現象が起こるようになり、信次がてのひらから光を義弟に対して送ると、昔の侍が義弟の口を使って語りだしたという。さらに、指導霊と守護霊が覚醒を促したという。

・そして、義弟の口を使って出てくる霊たちが悪魔であるならば、善意の者にかえてやろうと決意し帰宅したところ、心のなかから「今のような心を忘れるな。謙虚な心、執着を捨てた心、そして自信というものは、中道を心の物差しとした、自らの智慧と勇気と努力の中から生まれるものだ」と守護霊の声がし、悟りを開いたとされる。指導霊はモーゼ、守護霊はイエスであったという。

・信次は、過去、現在、未来を見通すことが出来るようになり、心が調和されていれば肉体から抜け出して思う場所に行けるということが分かったと語っていた。あの世とこの世の仕組み、神々のことなどに関心がある人々が集まり始め、自然発生的に会が形成された。1969年、「大宇宙神光会」が発足し、翌年、GLA(ゴッド・ライト・アソシエーションの頭文字)と改称した。

・信次は、みずから神仏であると名乗る者を信じてはならないと説いた。しかし、多くの会員は、彼を釈迦の再誕とみなしていた。信次自身もそのように思っていたようである。相手が考えていることを言い当てたり、会員たちに手のひらから光を送り異言で語らせたり、自分の死を含め多くのことを予言で的中させたと会員には信じられている。

・晩年、信次は自分が、釈迦、イエス、モーゼ以上の存在であるエル・ランティーで、末法の世に人類救済のために誕生した光の大指導霊の肉化した存在であると説いた。

・この世とあの世のつながり、そして、自己の心を磨き、ユートピアを建設することを説き、ロングセラーの著書を多数残したカリスマは、一方で非常に人間的であったといえよう。



『エルランティ』 天使編  高橋信次復活の原点
ノストラダムスの予言を超えて
大川隆法   幸福の科学出版   1989/8



<ポスト・ノストラダムスの時代、日本に希望の光ヘルメスが甦る>
・それから、東の国にね、ヘルメスが甦ることをノストラダムスは予言しております。ヘルメスが東の国に出るだろうと。そして、ヘルメスのもたらす繁栄が、やがて世界を救うであろう。ノストラダムスは、そういうふうに予言しています。

・このヘルメスが甦るというのは、どこからというと、東の国というのは日本なのです。まあ、ヘルメスの生命体は何かっていうと、みなさん、ご存じでしょうかね。あと、有名な方は、リエント・アール・クラウド、それからブッダ、コーダマ・ブッダ、ラ・ムー、トス、こういう人たちが同一生命体の魂のグループなのですよ。だからそのグループの中の誰か一人が生まれ変わってくるということですよ。そういうふうに理解してくださいね。

・光の天使達が地上に出て、世界を救う。そして、ヘルメスが末法の世を救い、東の国から起きるヘルメスの繁栄が、やがて世界を救うだろうと、予言しました。このときに、西暦二千年ごろにも私の予言も終わるというふうに、彼は言いました。なぜ彼の予言が終わるのか。それは新しいいわゆるヘルメスの時代になって新たな予言が説かれていくからです。新たな教えが説かれていくからですね。それでノストラダムスの使命が終わったということです。そういうことなんです。

<スウェーデンボルグのいう霊太陽の存在>                                                        
・霊界探訪記のなかで、スウェーデンボルグという北欧の偉大な霊能者はね、霊界に太陽があるということを言っていますね。霊界の霊太陽というのがあって、それが霊界の人々を照らしてると、こういうふうな話をしとります。
 実際に、霊太陽というのがあるのです。地上のみなさんが太陽の光のもとで、生活しておるように、霊界にもちゃんとした霊太陽というものがあります。
そして、その霊太陽がね、4次元の人たち、5次元の人たち、あるいは6次元の人たち、いろんなところを照らしておるのですね。

・それで、霊界物語を読むとよくわかるのですが、たとえば、地上にいる人たちが幽体離脱して、あの世の世界に行ったときも、あるところの世界までは行けるけれど、それから上のほうは行けなくなるのですね。



『地獄界の帝王 ルシ・エル サタンの陰謀』
地球人類を救うのは偉大なるエルランティ「高橋信次先生」なり
土居釈信   出版サービスセンター   1991



<サタンは如来界の七大天使であった>
・天上界・高次元のことを簡単に説明しますと、最上段階に神、そして、エルランティ(高橋信次先生)を長として、その下にイエス様、モーゼ様、御釈迦様の三聖人がいらっしゃいます。この次元を九次元(宇宙界)と呼びます。そして、その下の次元を八次元(太陽界とその下に如来界)と呼びます。そして、七次元(菩薩界)、六次元(神界)、五次元(霊界)、四次元(幽界)、三次元(この世)、という段階があるのですが、サタンは上から二段階目の次元、元の如来界の七大天使の一人だったのです。この如来界には、元来は八次元上段階におられるミカエル天使長を長として、その下に七人の天使達がいて、それぞれに役割と力を持っています。

・そして、この七大天使の中の一人にルシ・エルという天使がいました。このルシ・エル天使が後の“サタン”になっていくのです。

・大天使達が地上界に降りられた時の、手助けをするのが彼の役割だったのです。サタンが七大天使であった頃は、このような偉大な力を持っていたのでした。

<地球人類の起源(円盤による降臨)>
・地球人類の歴史の始まりです。私達人類は、猿やアメーバから進化したと言われていますが、この進化論は誤りです。

・“『地球』を開拓し調和させ、魂の修業せよ”との神の命を受けてエルランティとすべての天使達、そして、第一陣に選ばれた約千名の人々が、反重力光子宇宙船(円盤・UFO)に乗り、ベータ星から数億光年も離れた『地球』という、神から与えられた次の修業の場を目指して、希望と使命に燃えて出発したのでした。それから人類は円盤に乗って長い旅を続け、ついに地球上のエジプトの地、ナイル川流域の、エルカンターラという場所に着陸しました。



『UFO五次元東京会議』
中丸薫×竹本良  VOICE   2011/12/8



<大震災前後に地球に現れたUFOたち>
・実は「NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)の元職員にスタンリー・A・フルハムという人がいまして、彼が暴露した中に「カウンシル・エイト(審議会8)」という宇宙連合的な組織についての情報があるんですね。これは、プレアデス、オリオン、シリウス、牛飼い座、アルファ、センタウリ(ケンタウルス座α星)、レティクル座ゼーター星、Comsuli、Pouseti(最後の2惑星の名前は存在が不明)の合計8つの知的文明で構成されている組織のことなのですが、こうした星座のグループが近年、共同して地球に現れてデモンストレーションをしているらしいんです。

<これからの時代に必要なのは“魂感覚”>
・中丸;エルランティというのは神に一番近い人です。世界中のあらゆる宗教において、例えば、モーセのときはヤーウェと名乗り、イエス・キリストのときはエホバと名乗り、イスラム教のときはアラーと名乗り、仏教のお釈迦様のときはブラフマンと名乗って人々を導いた、そういうお方ですね。でも、神ではないんですよ。神に近い存在といったらいいでしょう。

・生前にお付き合いのあった宗教家の高橋信次先生が亡くなられて、もう30年以上経ちますが、あの方は、実は、お釈迦様の生まれ変わりだったんですよ。

・いってみれば、お釈迦様もイエス・キリストもみんなエルランティの分身なんですよ。ですから、よくよく考えてみれば、宗教戦争をすること自体がおかしいんですよ。魂の源は、皆一つなのにね。そして、人間もその分霊を誰もが抱いているわけですから、その心を浄化して輝かせなければいけないんです。



宇宙船の中へと続いているタラップのところに立っていたのは、人間とトカゲの交雑種のような生き物で、緑色の皮膚をしており、さらにその宇宙船の反対側には毛むくじゃらの“ビッグフット”がいた。(3)

2020-11-10 17:16:07 | 森羅万象


『世の中大転換に生きる50枚の重要カード』
中丸薫 船井幸雄     徳間書店  2011/3/12



<地球を支援してくれている惑星連邦のさらなる援助!>
・私たちの銀河系は12のセクション、あるいはセクターに分けられています。私たちの太陽系はセクター9に位置しており、このセクターには数百もの他の太陽系が含まれています。銀河司令部としても知られるアシュター・コマンドは、私たちの銀河内の数ある星系や次元からやってきた数百万もの宇宙船やボランティアたちから構成されています。銀河司令部は惑星連邦の一部で、銀河系のこのセクターを守っています。彼らの目的は、この惑星規模のアセンションの現サイクルを通じて地球を支配することにあります。

・アシュターは、私たちのセクターを担当する惑星連邦の司令官です。シルバー・フリート(銀艦隊)は私たちの太陽系を監視し、シャスタ山の内部にスペースポート(宇宙船基地)を持っています。シルバー・フリートは、主に地底都市から来た人々で構成され、テロス出身のアントンがその司令官です。

・アメリカ政府はテロスやその他の地底都市の存在を古くから知っており、特に1950年代以降、テロスやシルバー・フリートの情報にアクセスするため、内部に入り込もうと試みてきました。



『妖怪たちのラビリンス』    西洋異界案内
菊池章太   角川学芸出版   2013/2/23



<怪奇現象を求める心>
・心霊写真を撮影する方法はたくさんある。
明治時代に圓了が見抜いたとおり、故意ではなく偶然にできてしまう場合もある。両面に白いフワフワしたものが写っているのを心霊写真だといってよく見かけるが、たいていはレンズに逆光が入ったときに起きる光の乱反射である。フレアと呼ばれる現象である。写真屋さんならば見てすぐにわかるしろものだという。

・というわけで、昔も今も心霊写真になんらかのからくりがあることはどうやらまちがいなさそうだ。百パーセントからくりがある、と言い切ってしまう人もいるが、どうも筆者はそこまで断定する勇気がない。断定したくない気も、じつを言えば少しだけある。

・心霊写真の話を大学でしたときの学生の感想には、「おかげですっきりしました」というのがいつもある。「家族で写真をとると、いつも手とか足とかが余分に写っています。SDカードごとお祓いをしてもらったほどです、これで安心です」などというのもあった。かと思うと、「夢がこわれた」というのもあった。

<宇宙人はとっくに来ている>
・最後に突然だが、宇宙人はいるだろうか?

・こんなにでかい宇宙のなかで、地球にしか生命体がいないなんてよほどへんな気がする。ただ、いるとしても地球人が考えるような形態ではない気もする。形があって目に見えるということ自体、すでに人間の発想ではないか。電波みたいな生命体、といってもすでに私たちの理解の範囲に入ってしまっている。

 なんらかの生命体がいるにせよ、それは私たちの想像をまったく超越した次元で存在するのではないか。そんなのが円盤に乗ってやって来るなんて想像しにくい。乗り物がないとだめというのも地球人の考えることだろう。

・目にも見えず、耳にも聞こえずに侵入してくるかもしれない。もうとっくに来ているかも。
 私たちは心霊写真をこわがっている人や宇宙人を信じている人を笑うことはできる。でも、きちんとした情報収集も検証しないで「そんなバカなものありっこない」と頭ごなしに決めつけるとしたら、それは目クソ鼻クソを笑うというやつだ。無批判に頭から決めてかかるというのは、信じやすい心を持っているのとどっちもどっちだと思う。
 でも、どちらかといえばすぐに信じてしまう方に、筆者は近い。
というわけで、宇宙人の到来に胸をときめかせながら、今日も妖怪学の研究にいそしむのであった。

<大学の講義で妖怪>
・大学の講義で妖怪?本気で?
誰もみなそう言う。筆者の勤務する大学では120年前に妖怪学の講義が行われていた。それが3年前に本気で復活したのである。毎年千人を超える受講希望者がおり、関東一円にある大学の5つのキャンパスを結ぶテレビ中継で行われている

・新しい時代の妖怪学は何をめざすべきか、試行錯誤の連続である。最初は妖怪学の創始者である井上圓了の時代を出発点として、歴史をさかのぼりながら日本の妖怪現象をたどってみた。

・筆者は大学で妖怪学を講義している。冗談だと思うかもしれないが、正規の科目である。単位も認定するのである(もちろん単位を落とす学生もいる)。

・勤務する大学では明治時代にすでに妖怪学という講義が行われていた。創設者である井上圓了がみずから担当した科目であった。
 井上圓了は哲学者である。文明開化の世に哲学をひろめようとした。

いた時代である。不思議なことが妖怪のしわざと考えられていた時代である。哲学という合理的な知のいとなみをめざす圓了は、迷信を打破し、妖怪を撲滅しようとくわだてた。そのために限界を研究し、不思議な現象の解明をめざしたのである。

<ゾロアスター教の徹底ぶり>
・その点でもっと徹底しているのがゾロアスター教である。古代イランの宗教であるゾロアスター教では、世界は善と悪というふたつの原理から成り立っていると考える。これは世のなかを動かしていく原理だから、神ではない。けれども神殿の壁などに神さまのような姿で表されてきた。

・善の原理は光をつかさどっている。アフラ・マズダーという。
悪の原理は闇をつかさどっている。アフリマンという。
 アフラ・マズダーは、この世界が百パーセント善に満ちた世界になるまで、アフリマンに対して戦いをいどみつづける。悪を完全に滅ぼし尽して、光に満ちた大地を完成させ、完全無欠な善の世界を実現させる。その時まで戦いはやむことがない。

・悪は悪で、この世界が百パーセント天然まじりっけなしの真っ黒な闇の世界になるまで、善に対して戦いをいどみつづける。

・人間として生まれたからには、この戦いに身を投じるのがあるべき姿である。戦いこそが人間の使命にほかならないのである!

<光と闇がきわだつところ>
・この話、何か思い出さないか?
 ゾロアスター教は今から三千年も前にイラン高原で生まれた。紀元前六世紀にはペルシア帝国の国教になり、中近東一帯にひろまった。その後、七世紀にイスラム教が成立すると、この地域はたちまちイスラム化していく。
 現在イスラム教が信仰されている地域は、もともとゾロアスター教が浸透していた地域だった。イスラム神学のなかにはゾロアスター教の思想が深く根をおろしている。
 善の実現という聖なる目的のために人は戦いつづける。聖なる戦い、すなわち聖戦の思想はここにみなもとがある。
 戦うことが人間のつとめだという西アジアの考え方は、東アジアに暮らす私たちにはおよそ理解を超えた考え方だ。

<あけの明星の転落>
・天使にいろいろ名前があるように、悪魔にもたくさんある。有名なのがルチフェルである。中世のラテン語で「あけの明星」を意味する。聖書にこうある。
「あけの明星よ、おまえはどうして天から堕ちたのか。おまえは心の中で言ったのだ。『おれは天に昇り、神の星より上に、いと高きもののようになろう』と」
 あけの明星である天使が身のほどもわきまえず、神さまよりも高いところに昇ろうとしたのである。もっと上へ行けるとうぬぼれた。そのあげくたたき落された。この世に恐るべきものがあることをわきまえなかつた。その思いあがった根性が転落の原因だった。悪事にもいろいろあるが、窃盗や横領ではなく、高慢が最大の罪とされたのである。
 明星が悪魔の正体である。ルチフェルを英語読みすればルシファー。

<悪魔祓いの代償>
・フランス中西部にルーダンという古い町がある。1632年にこの町の修道院で修道女たちに悪魔が憑いた。
 悪魔憑きはキリスト教の国では別にめずらしいことではない。21世紀の今も悪魔に憑かれたとうったえる人が大勢いる。ただ、このルーダンの悪魔憑きの場合は、修道女のほとんどがいっぺんに悪魔に憑かれてしまったのである。集団悪魔憑きであった。
 フランス中から悪魔祓い師が何人も派遣された。大がかりな儀式がくりかえされたが、修道女たちの悪魔憑きは一向におさまらなかった。
 そこで悪魔祓いの本家であるイエズス会に要請がくだる。ジャン=ジョセフ・シュラン神父が派遣されることになった。

・シュラン神父はそれまで行われていた仰々しい悪魔祓いの儀式をしりぞけた。修道院の小さな部屋でジャンヌの語る言葉に耳をかたむけ、ともに神に祈る。そしてともに悪魔と戦う。そういう方法を選んだ。現代のカウンセリング療法にも似た密接な方法をこころみたのである。

<「少女のころからずっと」>
・ルーダンの悪魔憑きも映画の題材となっている。1961年のポーランド映画『尼僧ヨアンナ』である。舞台はポーランドに変えてある。

<クリスマス・イブの幽霊>
・ディケンズはイギリス文学を代表する作家のひとりだが、彼の作品には幽霊がけっこう出てくる。『クリスマス・キャロル』はその典型である。原作のサブタイトルに「幽霊物語」とあるくらいだ。この作品が書かれたころ心霊主義が普及しはじめた。心霊写真の登場はそれから少しあとになるが、霊という見えないものの姿を視覚的に表現するうえで、この作品があたえた影響はたいへん大きかったと思う。



『UFOと地底人』 
ついに明かされた異星人と空洞地球の真実
  中丸 薫    GAKKEN   2009/1



<作家とテレパシー>
・SF作家のアイザック・アシモフはニューヨークの私の家で話している時に、突然、こんなことを言い出した。「あなたみたいな神が信じられて永遠の生命が信じられるなんてうらやましいですね」

・「あら、でもディケンズさんは、夢の中で小人が出てきて、不思議な物語を話してくれたので、起きてすぐにそれを書き留めたらーそれがあの名作『クリスマス・キャロル』になったそうですよ」

・そういうと彼は驚いたような顔をしてこういった。
「そうなんですか。でも僕の場合は夢じゃなくて、現実に出てくるんですよ」「え?」その言葉に私は、思わず耳を疑った。詳しく聞いてみると、アシモフがタイプライターの前に座ると、実際に5~6人の小人が出てくるのだ。そして周囲でいろいろなことを話してくれるというのだ。

・「僕はそれをタイプライターに打っているだけ、書くだけなんです」
私は、「まさに、それこそが心の世界なんですよ」と言った。
「アシモフさん、どうやってそれをあなたのお好きな科学で説明できるんですか。説明できないからこそ、それを心の世界というのですよ。現にあなたは、そうやって366冊ものSF小説を書いたわけでしょう?」



『世界予言全書』
トニー・アラン  原書房  2011/9/22



<ハヌッセンの「予言」>
・エリック・ヤン・ハヌッセンは、当時ドイツで相当な名声を博した、舞台催眠術師であり千里眼だった。人気の占星術週刊誌も発行し、個人顧客向けコンサルタントも粉っていた。予言の的中率を上げるため、盗聴器を利用していたとさえいわれている。
 ユダヤ系という事実にもかかわらず、ハヌッセンはナチの中に人脈を持ち、ヒトラーに演説指導をしたとさえ伝えられている。ところが、彼にもナチの中に敵がいた――秘密国家警察ゲシュタポは、ハヌッセンのユダヤ人としての出自を知っていた。 
 
・ハヌッセンが1933年1月に、ヒトラーの占星図から運勢を読み取り、今月30日にドイツ政権を掌握すると正確に予言したとき、内部情報を入手していたにちがいないとの声が上がった。同じ批判は翌月にももちあがったが、その時ハヌッセンは驚くべき公表をしたのだった。2月26日付の新聞にその言葉が引用されている――「共産党員による血も凍る犯罪が起こる。燃え盛る炎が見える。世界を明々と照らす恐るべきたいまつが見える」。翌日の夜、予言は、国会議事堂放火事件という恐るべき形で現実のものとなった。ナチスは当然のことながら、共産党員がベルリンの国会議事堂の建物を焼き払ったとして非難したが、じつは左翼勢力一掃の口実として、ナチみずからの指示で放火されたのはほぼまちがいなかった。

・ハヌッセンが予言するにいたった経緯は、依然謎のままだ。交霊会の席上、同僚の霊媒師マリー・バウトラーが実際にその予言を行なったという憶測もある。いずれにしても、放火のニュースを事前に大々的に言いふらしたとして、激怒したナチ党員がいたことは明らかだった。数日後、ハヌッセンは公演へ出掛ける途中、取り押さえられ、自分の車の中に押し込まれた。その後、ベルリン郊外の森の中で、銃弾の穴だらけになった彼の死体が見つかった。

<近代の預言者ジョセフ・スミス>
・1823年の17歳のスミスは、寝室で祈りを捧げているとモルモンという名の天使が現れて、その天使から地上に神の教会を復興するために選ばれた人間であると告げられた、と宣言した。4年後近くの丘で、その天使がスミスに、見知らぬ書体で「改心したエジプト人」と刻まれた黄金板を手渡した。黄金板と一緒に、ウリムとトンミムという2つの石も授かり、その石はスミスに言語を翻訳する不思議な能力を与えた。
 
・1830年に出版されたスミスの努力の結晶は『モルモン経』で、行方が分からなくなったイスラエルの部族の運命が綴られていた。その部族は、キリスト降臨の何世紀も前にアメリカへ移住したという。この新しい啓示の預言者として、スミスは12使徒の身分に備わる権利も付与され、教会を設立・運営して、布教活動をする権限を神から授かった。

<約束された土地の幻視>
・物故した指導者ジョセフ・スミスに霊感を受けたモルモン教徒は、約束された土地を求めて集団移住を続けた。それを指導したのがブリガム・ヤングだった。1847年7月ヤングは、わずかな一団を山の上へ連れていき、そこから眼下に広がるソルトレークの谷の雄大な風景を眺望した。ヤングは、ここが選ばれた土地であると宣言し、ノーヴーでの幻視体験で、スミスが自分に自分たちが今いるこの山を示し、その山陰に理想の共同体を建設するよう指示したと主張した。今日エンサイン・ピークとして知られるその場所は、現在のソルトレークシティーの真北に位置している。

<ノストラダムス>
・ノストラダムスは世界の誰もが知る大預言者であり、世俗的な予言者である。だが、依然謎めいた存在だ。霊を呼び出す祈祷についていくらかほのめかしただけで、ノストラダムスは自分の予言法を秘密にした。ノストラダムスのような予言の伝統はこれまで存在しなかった。この予言者がどんな偉業をなしとげたか確かなところは誰にも分からない。

・高尚な思想家の代表は、学者で修道士のロジャー・ベーコンで、600年先に登場するエレベーターや飛行機を予見した。一方、自然児には、チェシャー州の阿呆ロバート・ニクソンやアメリカの「眠れる予言者」エドガー・ケーシーといった人物がいる。ロバート・ニクソンの千里眼の能力は、まったく自然発生的で制御不能だった。エドガー・ケーシーは、1960年代にアトランティス島の一部が海底から再び姿を現すと信じていた。

<眠れる予言者>
・アメリカの西部地域で大地が割れるだろう。日本の大部分は海中に沈没するにちがいない。ヨーロッパの高緯度地方は一瞬のうちに変貌を遂げるだろう。アメリカの東海岸沖に大陸が出現するだろう。

・1934年1月にエドガー・ケイシーが、トランスで予言した大規模な地殻変動にかんする予言。実現しなかった。

・近年いささか評判が下降気味とはいえよく知られた予言者に、エドガー・ケーシーがいる。

・ケーシーは1877年、ケンタッキー州ホプキンズヴィル近郊の農家に生まれた。7歳か8歳のとき、森間の空き地に座っていると、まるでおとぎ話のように、眩い光が差してきて、どんな才能を授けて欲しいかとたずねる声が聞こえた。ケーシーはヒーリングの天分を望み、以後驚異的な治療の力をもつようになったといわれている。

・人々の話では、ケーシーは献身的な治療師で、患者に大いに役立ったという。それに比べ予言者としての記録は、今日色褪せて見える。生前は、1929年のウォール街の株価大暴落と第2次世界大戦を予言した人物として知られた。

・『超人ケイシーの秘密』は、1930年代中葉にケーシーがトランス状態でその概略を述べた、地球物理学上の物々しい警告の数々に的を絞って紹介している。警告は、地球が1958~1998年の間に、一連の大規模な地質学的大災害に見舞われることを示している。地球の極性軸が移動し、その結果地殻変動が起こって、大々的な規模で土地の移動を引き起こす。サンフランシスコは破壊され、カリフォルニアは大洋の中へ滑り落ち、北ヨーロッパや日本の大部分も同様となる。ニューヨークも最終的には破壊される。そしてケーシーは自分が2100年に地球へ舞い戻り、かつてマンハッタンだった瓦礫の中に降り立つ幻を見た。

・言うまでもないことだが、こうした出来事は現実には何一つ起こらなかった。そのうえ幸いなことに、もう一つの予言も実現しなかった。それは1999年に三度目の世界大戦が勃発し、文明の終焉が訪れるというものだ。
 ケーシーは、自在にトランス状態に没入するという、稀有な才能をもっていたかもしれないが、出版された予言の証拠を見るかぎり、潜在意識の幻視は未来へ直接つながる確かな道筋をもっていなかった。

<ポキプシーの千里眼>
・年月がたつにつれて、その名声が凋落してしまったアメリカの予言者に、もう一人「ポキプシーの千里眼」の異名をもつ、アンドルー・ジャクソン・デーヴィスがいる。エドガー・ケーシー同様、デーヴィスは幼少期に幻視を体験し、予言者としての道を歩み始めた。

・その想像の産物は、初期の機械文明のものと酷似していた。馬がなくても走る客車、プレハブ方式の建物、表音綴り字、それに、ピアノが曲を奏でるように、即座に人の着想を印刷できる装置――これはコンピュータを予想したなかなかの描写といえる。だが、デーヴィスは重大なミスも犯した。未来の生活は火星、木星、土星で営まれるだろうと考えたのだ。今日、彼の著作はほとんど読まれていない。

<太平天国への血塗られた道>
・西洋と同じく、中国にも千年王国を信じる革命家の伝統がある。そうした革命家は、危機の時代に地上に楽園を創設すると約束してきた。だが、洪秀全ほど社会に甚大な結果をもたらした革命家はいない。太平天国を創設する試みは19世紀中葉、中国中部の大部分を荒廃させ、推計2000万人もの人々が亡くなった。
 洪秀全は広東港に近い中国南部の貧農の出身で、両親は当時出世コースだった難関の官吏登用試験、科挙に合格することを望んでいた。ところが、秀全は試験に何度も落第してしまい、三度目の試験に落ちた後は村へ帰る途中、精神衰弱に陥り、数日間譫妄状態に苦しむありさまだった。意識が朦朧とするなか幻視を体験し、その幻が長い間記憶に留まることになる。
 
・幻の中で秀全は、髭の紳士の御前にいた。竜の図柄の裾の長い黒衣をまとい、つばの高い帽子をかぶったその人物から、自分の父だと告げられる。父は、地上の民に命を与えたのに、民は悪魔に導かれ道に迷っていると嘆いた。不正を正すべく、秀全に宝剣と金璽を授けた。秀全が悪魔排撃に乗り出すと、兄は金璽を高く掲げ、その輝きで悪魔の目を見えなくした。敵が降伏するや、秀全は再び天に迎えられ、父から道徳の教えを授かると、下界へ戻って人心の浄化を貫徹する使命を課された。
 
・やがて、秀全は健康を回復し、帰郷すると学校の教師になった。そのわずか6年後のこと、あるキリスト教宣教師が書いた『観世良言』と題された布教用冊子を偶然目にする。この冊子を読んだことが、秀全の人生を一変させた。たちどころにあの不可解な幻の意味を、キリスト教の教義に見出した。父はキリスト教の天帝であり、悪魔退治に加勢してくれた兄はイエス・キリストだったと悟った。そして自分自身は天帝の次子であり、神聖な使命をゆだねられたのだ。中国にキリスト教を広めるだけでなく、国家を支配している悪魔を一掃するという使命を。
 霊感を得た秀全は、布教活動に乗り出した。その煽動的な言説に、人々は熱心に耳を傾けた。

<太平天国の乱>
 ほどなく秀全は、おもに貧困層の間で支持を集めただけでなく、政府に不満をもつ学生や重税に苦しむ農民や商人からも多くの支持を得た。一団は1851年、南部の永安市を占領し、ここを拠点に秀全はみずからを「天王」と宣言し、運動の目的は清朝打倒と偶像破壊であると布告した。
 1853年、洪秀全率いる太平天国軍は南京を手中に収め、その勢いは50万の軍勢に膨れ上がり、洪秀全は野望を達成できるかに見えた。1856年、清朝がイギリスの起こしたアロー戦争に巻き込まれて以降、ますます形勢有利が濃厚となった。

<ユートピアとその仲間たち>
・歴史的に見ると、未来にかんする合理的な考察は、いわゆるユートピア小説という形式で存在してきた。ユートピア小説は、著者の社会とは時代も場所もへだたった想像上の社会を描く。このジャンル名は、1516年に出版されたトマス・モアの小説『ユートピア』に由来する。

<共産主義の先駆的存在か>
・モアの『ユートピア』は農業国家であり、財産は共有化され民間企業は禁じられている。個人のちがいは社会階級ではなく、役職と長所に基づく。ユートピア島は各農場が中央をぐるりと囲むように建設され、どの農村の世帯にも40人以上が暮らしている。毛沢東の中国とは異なり、ユートピア島では農業集団は世帯で組織されている。労働時間は毎日6時間に制限され、自己改善に励む人々のために早朝に公開講義がある。食事は皆で集まって、啓発的な書物の朗読を聴きながら行なう。都会と農村の労働者を定期的に入れ替えることも行なっている。都会の人々が、土地に対する帰属意識を失うのを防ぐためだ。

・富や虚栄はあらゆる種類がさげすまれる。ユートピアでは、貴金属の人気が下がるよう、しびんは金や銀でできているし、宝石は子どもの遊び道具と見なされている。宝石で飾り立てた外国の大使が到着したとき、「まだ小さな子どもであるかのように」見えたため、嘲笑で迎えられた。衣服は質素で、見た目より耐久性重視で作られている。賭博はご法度で、弁護士も禁止されている。「言葉の駆け引きが減るので、それだけ真相も早く明らかになる」。恋人たちは、セックスの相性が悪くならないように、結婚前にお互い裸の自分を見せることが奨励される。しかし、婚外の性交渉は重罪を宣告され、罪を犯した者は「もっとも厳しい奴隷刑」に処せられる。

・しかし、その他の点でユートピアは、毛沢東思想とは著しく異なっている。生活の中心に宗教があり、信仰は理にかなったもので脅迫的なものではない。

<予言された全体主義>
・ベーコンと同時代に生きたイタリアのトンマーゾ・カンパネッラも、科学の可能性に魅せられた人物だった。カンパネッラの場合は、その情熱がやがて危険なものとなる。ドミニコ会の修道士だったカンパネッラは、新しい思想に関心を持ち、キリスト教会と対立を引き起こす。過激な思想から窮地へと追い込まれ、異端審問で有罪とされ27年に及ぶ獄中生活で、自著でもっとも有名な『太陽の都』を執筆する。

・カンパネッラが受けた苦難に照らして、彼の理想の都市がじつはひどくつまらない場所だというのは、大きな失望といえる。東洋のどこかの丘の上に建設された「太陽の都」は、修道院のような政策方針で運営されている。統治者は厳格な哲学者の「形而上学者」で、博覧強記であることから選出された。「形而上学者」には、3人の補佐官がいて、役職名はそれぞれ「力」「知恵」「愛」である。
 
・これらの人物が、市民生活をほぼ完全にコントロールしている。市民は私有財産に執着する危険を避けるため、命令で6カ月ごとに転居しなければならない。全員、まったく同じくるぶしまである白い長服を着る。服は月に一度洗濯し、年に4回取り替える。セックスは個人の快楽のためではなく国益のためのもので、厳しく管理されている。行政官が優生学の見地から、どの人がどの人と枕を交わすべきかを決定する。たとえば均整の取れた子どもが生まれるよう、太った男は痩せた女と、痩せた男は太った女と組み合わせるといった具合に。占星学者と医師が相談して、性交に最適な時間を決定する。「食物が完全に消化し、お祈りを済ませた」予定時刻に、幸運なカップルは寝室へと案内される。その部屋には「偉人たちの美しい彫像が並び、それを眺めながら、女性たちがよい子宝に恵まれるよう主に祈る」具合になっている。

・さらにカンパネッラの独創的な着想として、物語の都市の壁は芸術作品で装飾されている。数学の公式からさまざまな形の動植物まで、あらゆるものが描かれ、その傍らに解説が添えられている。楽天的にもカンパネッラは、どこもかしこも教育めいた広告で囲まれれば、子どもは10歳までに教育を完了できると考えた。少なくとも男子市民は「一番骨の折れる仕事が、一番賞讃に値する仕事と考えられている」ので、それ以後子どもは、逃れられない労働に明け暮れる人生を心待ちにするようになる。
 どんなに良心的なつもりで書いたとしても、太陽の都が全体主義であることに異論の余地はない。そして、全体主義の予言が現実のものとなるにつれて、総じて理想社会ユートピアは魅力を失う運命にあった。

<ガリヴァと火星の月>
・見事に的中した予言が、空想世界を描いたジョナサン・スウィフトの最高傑作『ガリヴァ旅行記』に登場する。この小説は1726年に出版された。空に浮かぶラピュタの、未来を先取りした科学を描き、スウィフトは、ラピュタの天文学者が「火星のまわりをまわる2つの小さな星、つまり衛星」を発見したと述べている。火星の2つの月フォボスとダイモスが最初に観測される、150年以上も前のことだ。2つの月は1877年、ワシントンDCのアメリカ海軍天文台に勤務していたアサフ・ホールが発見した。さらにスウィフトは具体的にこう述べた――2つの衛星は、それぞれ惑星の直径の3倍と5倍の距離の軌道で惑星のまわりをまわっており、一周にかかる時間は、それぞれ10時間と21.5時間である。実際には、公転半径が、惑星の直径のおよそ1.5倍と3.5倍であり、公転周期が、8時間と30時間である。

<ジュール・ヴェルヌと科学技術に馳せる夢>
・ヴェルヌが好んだ旅行手段は、想像力だった。科学者ではなかったが、当時の科学の進歩が切り開く可能性に心酔していた。ヴェルヌは時代の科学的知識を投影し、未来に何が待ち受けているか、驚くほどはるか先のヴィジョンまで思い描くことができた。

<フィクションの中の予言>
・ヴェルヌの予言は長大だ。一部にはこれから実現するものもある。1863年に第1作『気球に乗って5週間』を出版したときから、ヴェルヌは飛行の可能性に創作のひらめきを得てきた。1886年出版の『征服者ロビュール』の物語の中心は、空気より重い飛行機械である。英雄は、その乗り物の製造に成功しただけでなく、快適に陸海空を走れる機械も発明する。『海底2万里』のノーチラス号は外洋航行可能な潜水艦で、その種の船舶を実際に建造できる科学技術が存在する。何十年も前に想像された。最初の原子力潜水艦登場の1世紀前のことである。
 
・ヴェルヌの想像力の産物の多くは、もっと最近の技術革新も予知していた。ある小説では、町議会議員がテレックスとEメールの機能をあわせもったようなシステムを使って、家庭にいながらにしてお互いに意見を交換する。ヴェルヌはエレベーターや動く歩道も予知し、「つねに室温が一定の」冷暖房装置が備わった、高度300メートルの摩天楼も思い描いた。

・晩年に向かうと、ヴェルヌは科学技術の悪用に関心が強くなる。1895年出版の『動く人工島』や死後出版された『サハラ砂漠の秘密』のような小説の中で、ヴェルヌは全体主義社会を予見した。テクノロジーが人々を解放するためではなく、奴隷にするために使われるのだ。破砕性爆弾、ミサイル、電波を流す拷問器具といった恐怖の数々が、ページのあちこちに登場する。そして悲しいことに、テクノロジーによるヴェルヌの若い頃の理想主義的な解放の夢が、先見性に優れていたのとちょうど同じように、この悲観主義的な悪夢も、まさに現実を洞察したものであることが判明した。

<2889年のアメリカ>
・ヴェルヌのあまり知られていない著作の一つに、1889年アメリカの雑誌に掲載された一文がある。1000年後のアメリカの生活がどのようなものか、面白おかしく予言したものだ。まだヨーロッパ列強が、世界に君臨していた時代に執筆したにもかかわらず、ヴェルヌには、すでに超大国アメリカの姿がありありと見えていた。アメリカ大陸全土を支配下に置くだけではなく、イギリスを植民地にしていた。

・未来のアメリカ国内では、メディアの大事業家たちが「音声によるジャーナリズム」の帝国の最高位に君臨していた。ヴェルヌは、放送メディアを予見していたのである。さらに、遠く離れている人々が、お互いの顔を見て話ができる「音声写真電送機」と呼ばれる、ウェブカメラに似た装置も予言した。だが、環境にかんする予見はおおかたまちがっていた。ヴェルヌは、巨大広告が光線で空に映し出される世界を予見していたし、ものすごい田舎でさえも電線が巨大なクモの巣のように縦横に張りめぐらされると考えていた。



『カリスマへの階段』
 (コリン・ウィルソン) (青土社)1996/3



<多くの宗教の教祖には、天使との神秘体験があるようだ>
・モルモン教は、ヴァーモンド州生まれの農夫の息子ジョセフ・スミスにより1805年に創始された。スミスによると、モロニという天使が1823年9月21日の夜に現れて、アメリカの原住民の歴史が刻まれた黄金の板一揃いが埋まっている場所―ニューヨーク州パルミラから6キロの丘の中腹―を教えてくれた。スミスが最終的にこれを発掘するのは、1827年のことになる。最初の弟子―農夫マーティン・ハリス―が寄付した50ドルで余裕ができると、スミスは銀の眼鏡「ユイリムとトウミム」の助けを借りてこれを翻訳し、1830年に「モルモン経」として出版した。(黄金の板は、天使モロニへ戻されたので、スミスのほかにこれを見た人間はいない。ただし、スミスは、その一部を紙に書き写し、弟子ハリスに命じ、これをアントンというニューヨークの学者に鑑定させたところ、文字は本物との回答が得られたと言う。)「モルモン経」の一部の「レヒの書」は弟子ハリスの妻により悪魔の作として火に投ぜられた。

・「改良エジプト語」で書かれた「モルモン経」は、5世紀にバベルの塔からやって来たヤレド人の入植からアメリカの歴史を述べると語っている・・・・・イエス・キリストは十字架で死んだ後にアメリカに現れて福音を説いた。
誰もスミスも詐欺師と信じて疑わない。



『秘密結社 イルミナティ』 世界の巨大組織研究会
世界を牛耳る秘密結社の陰謀と暗号   イースト・プレス 2009/2



<フリーメーソンと共通点が多いモルモン教>
<ラッセル家とモルモン教>
・モルモン教は、1830年にジョセフ・スミス・ジュニアによってアメリカで創設されたキリスト教の俗称である。彼によって始められた後、さまざまな宗教に発展していった。いろいろな方向に発展していったために、現在ではどの宗派までをモルモン教と呼ぶのか正確な定義は難しくなっている。

・モルモン教はフリーメーソンと深い関わりを持っていた。それを示す根拠として、モルモン教の神聖な儀式はフリーメーソンによって行われるものと共通点が多いという指摘がある。フリーメイスンのマスターだったJ・シュネーベレンはヨーロッパで、ハイ・プリーストになった後、モルモン教に加入した。彼もまた、自分の著作『モルモン教最後の審判』の中で、モルモン教とフリーメーソンの儀式に共通点が非常に多いと述べている。

<独裁者は、ロスチャイルドの末裔>
<ヒトラーとロスチャイルド>
・「独裁者」の代名詞といえば、ナチスドイツのアドルフ・ヒトラーである。ヒトラーは、厳格に育てられたが、非凡な才能を見せながらも勉強嫌いだった彼は成績不良で落第と転校を繰り返し、ついに学業を放棄して絵の世界に専念する。そして、愛国心に目覚めて軍に身を投じ、ミュンヘン革命に活動家として参加した。
・・・、ここまではよく知られる話であるが、実はなんとヒトラーはロスチャイルドの血統だという説がある。そして、当然のことながらイルミナティだったというのだ。

・イルミナティ13血流の流儀に従い、イルミナティの重要な秘密裏に産み落とされ、血流を隠して養子に出され別の姓を名乗る。事実、ヒトラーの父アイロスは実の父親ではなかったという記録がある。
独裁者がたまたまロスチャイルドの血を引いていたという話ではない。むしろイルミナティが必要に応じて彼を権力の座に押し上げ、独裁者に育て上げたのだ。

・ヒトラーを権力の座へ送り込むため資金と兵器を提供したハリマン家、第一次世界大戦中にドイツ軍に武器を提供し巨万の富を築き上げたクルップ家、さらにヒトラーの側近も四人の重要な相談役もすべてがイルミナティで占められ、ヒトラーは常に監視下にあった。つまりヒトラーは「イルミナティに培養された独裁者」だったのだ。



宇宙船の中へと続いているタラップのところに立っていたのは、人間とトカゲの交雑種のような生き物で、緑色の皮膚をしており、さらにその宇宙船の反対側には毛むくじゃらの“ビッグフット”がいた。(2)

2020-11-10 17:15:07 | 森羅万象


『私が出会った「世界権力者超VIP」50人 真実の素顔』
中丸薫   イースト・プレス  2013/5/18



<僕は実際にUFOに遭遇した!>
<ステーブン・スピルバーグ(映画監督)>
・一般の人から見て、映画の都?ハリウッドはとても華やかなところです。
 ところが、現実には、ひとたびいい作品をつくれなくなれば、たちどころに自分の居場所がなくなるような厳しい競争社会です。
 その厳しさは、「映画10本のうち、8本は投下した資金を回収できない」と言われるほどで、スピルバーグ監督といえども、その呪縛から逃れることはできません。彼も、作品ができあがるたびに、はたしてヒットするかどうか緊張すると言います。

・「いつも白昼夢を見ていて、授業なんかうわの空。10歳頃には星の世界に魅せられて、寝ても覚めても宇宙や星のことを考えていました。宇宙から生物がやってくる可能性や、宇宙人がどんな姿をしているかを夢想していたものです」

・単なる夢想だけでなく、監督は子どもの頃、本当にUFOに遭遇したことがあるそうです。光が束になって舞い降りてくる光景はとても神々しく、これをなんとか再現したいと思って制作したのが『未知との遭遇』や『E・T』だったのです。監督にとって、UFOとの遭遇は、人生観が変わるほどのインパクトを持ったできごとだったのでしょう。

・「人間の心や魂は、肉体を離れたあとでも存在し、天国は、すべての人間の心や魂のために確かに実在すると思います。私は現実主義者ですが、私の心は目に見えない、何かしら大きな世界に向かって絶えず開いていると感じます」

<ハリウッド流「成功の秘密」がここにある>
・世の中には夢想や空想にどっぷり浸り、「念じさえすれば叶う」と努力を怠るような人も大勢います。スピルバーグ監督は、たぐいまれな想像力を育みながら、一方で現実生活の中で地道な努力を日々続けるタイプなのです。

<「ケネディ家の悲劇」を生き延びた男 エドワード・ ケネディ(政治家)>
・第35代アメリカ合衆国大統領、ジョン・F・ケネディさんと、彼のもとで司法長官をつとめたロバート・ケネディさんの弟が、エドワード・ケネディさんです。ケネディ大統領は任期途中、ロバート・ ケネディさんは大統領候補指名選の途中で暗殺されました。正義感あふれる二人の行動が、彼らの命を縮めることになったのです。

・9人兄弟の末っ子として生まれたエドワードさん。父親は、プロテスタントしか政治家になれないと言われた時代に、カトリックとして政治家になった立志伝中の人物として知られます。そんな両親は、9人の子どもたちを熱心に教育したそうです。
「私の両親は、子どもたちがよい教育を受け、経済的に恵まれているのも、国家のおかげだと思っていました。したがって、子どもたちは、この国の悩みや不安をとり除くために、また、世界の正義のために一生を捧げるべきだと考えていました」

<この家に生まれた宿命>
・「兄のジョン・F・ケネディがアメリカの人々の間に広めた精神は、“この世に存在する問題は、国内問題だろうが国際問題だろうが、すべては人間の問題であり、したがって、人間の善意と決意によって、すべての問題は解決できる”ということでした。
 私もこれは正しいと思います。大国間にさまざまな相違点があることは明らかですが、しょせん、同じ人間が直面する問題です。それは両方の国の利益になるよう解決できるはずです」
 エドワードさんのところには、当時、年に100通もの脅迫状が届くと言っていました。それは、アメリカでもっとも有名な一族であるがゆえの宿命でしょう。

<「闇の権力」に潰された大統領への夢 アル・ゴア(政治家)>
・今でこそ、環境問題といえば、どの国の政治家も無関心ではいられないテーマです。ところが当時は、ゴアさんのような大物政治家、しかもアメリカの政治家がこの問題に積極的にとり組んでいるのは珍しいことでした。

・ところが、ゴアさんのお父さんは困惑していました。「ホワイトハウスを陰で操る人物から、次はお宅の息子が大統領になると言われた」というのです。このとき私は、ゴアさんの親族から、「あなたは世界の裏側の真実をよくご存知なので、ぜひ会って話をしてほしい人がいる」と頼まれました。
 そしてお会いすることになったのが、ジェームズ・ゴアさんという敬虔なクリスチャンの方でした。
 彼は、アメリカ大統領さえも従わせる強大な権力――たとえば「300人委員会」や、外交問題評議会(CFR)、日米欧三極委員会(TC)のことを徹底的に調べ上げ、その実態をあばいている雑誌社を紹介してくださいました。
 ワシントン郊外にあるその会社には、スキャンダルや暗殺をちらつかせながら、大統領と議会に影響力を行使するロビイストについての膨大な資料が保管されていました。その中には「日本の人口が1億3千万人というのは多すぎるので、7千万人くらいに削減する」と書かれた資料もありました。
 親族のみなさんは「大統領になどならなくていいから、もっと自由な立場で才能を発揮してほしい」と願っていました。しかし残念ながら、大統領になるという目標に向かってひた走っていた当時のゴアさんの耳に、その声は届かなかったようでした。
 2000年、ゴアさんは念願だった大統領選に出馬しました。ところが、得票数でブッシュ候補を上回りながら、フロリダ州での開票手続きが問題になったあと、落選が決まりました。
 多くの市民がこの不自然な開票に疑問を持ちましたが、ゴアさんの落選がくつがえることはありませんでした。「闇の権力」の圧倒的な力を、ゴアさん自身が痛感した瞬間だったでしょう。

・ゴアさんはドキュメンタリー映画『不都合な真実』とともに、環境問題のスペシャリストとして世界を周っていました。書籍版『不都合な真実』も、世界的なベストセラーになりました。

・ただひとつ、私には心配なことがあります。「地球温暖化」をとなえる一部の人々が、石油や天然ガスといった化石エネルギーの利用を否定し、原子力発電を推奨するような傾向にあることです。
 ゴアさんの背後にも、ロスチャイルド家につながる「国際原子力メジャー」の影が見え隠れし、批判の声があがっています。

<マスコミの「洗脳」にだまされないで!(中丸薫)>
・一方で、取材を重ねるにつれ、私はあることを痛感していました。
 それは、いかにマスコミが「真実」を伝えていないか、ということです。新聞やテレビなど大手メディアは、彼らの本当の姿、本当の言葉を正しく伝えていないどころか、大きくねじ曲げて報道していることを知ったのです。

・こんなときだからこそ、マスコミの報道に惑わされず、真実とは何かを見抜くことが大切になります。ぜひみなさんには、この本で「真実を見抜く目」を身につけていただければ幸いです。



<●●インターネット情報から●●>
JIJI.COMから
<「火星移住」構想を発表=6年後の実現目指す-飛行費用2000万円に・スペースX>
【シリコンバレー時事】米民間宇宙企業スペースXの創業者イーロン・マスク氏は27日、メキシコ・グアダラハラで開かれた国際宇宙会議(IAC)で、人類による火星移住を実現させるため、2022年ごろから有人宇宙船を打ち上げる構想を発表した。マスク氏は、地球に人が住めなくなるリスクを減らすため、「火星への移住が必要だ」と強調した。
 スペースXは18年に火星探査のため、無人宇宙船を打ち上げる計画。22年ごろから有人宇宙船を打ち上げて移住を開始させ、火星での住居や作物栽培施設を整備する。マスク氏は「(移住開始から)40~100年で火星で完全に自給自足できるようになる」との見方を示した。大型の宇宙船を開発し、1度に100人を80~150日の飛行期間でピストン輸送する計画だ。
 マスク氏は「火星への移住を望まない人もいるだろうが、希望する人は誰でも行けるようにするのが重要だ」と指摘。再利用可能なロケットを利用し、飛行費用を1人につき20万ドル(約2000万円)に抑える。将来的には10万ドル(約1000万円)まで下げることが可能という。火星に人を送る必要経費は現在、1人当たり100億ドル(約1兆円)とされている。(2016/09/28-10:59)



「日本は闇を亡ぼす光の国になる」
 中丸薫 KKベストセラーズ



<地底人アダマさんとのコンタクト>
・ある日、瞑想をしながら地底に意識を向けてみたのです。すると、アダマさんという地底の高僧がコンタクトしてきたのです。アダマさんは、アメリカ・カリフォルニア州最北部、オレゴン州に近いシャスタ山の地底にあるテロスという地底都市に住んでいる方でした。

・このアダマさんとコンタクトをとった人の一人に、ダイアン・ロビンスさんという方がいます。『「超シャンバラ」-空洞地球/光の地底都市テロスからのメッセージ』(徳間書店)という本を著した方です。アダマさんは時間を決めてロビンスさんにメッセージを送り、ロビンスさんが受け取った情報や、私がアダマさんから直接得た情報をまとめてみましょう。

・地底都市テロスは、北カリフォルニアのシャスタ山の地下にある、レムリアのコロニーです。テロスとは「神霊=スピリットとのコミュニケーション」を意味します。テロスは、レムリア大陸や同じ頃に存在したムー大陸の人々が、約1万2千年前にアトランティス大陸の人々と大規模な戦争をおこない、大陸が海に沈む前に、一部の住人がシャスタ山に避難して作った都市です。レムリア大陸では高度な文明が栄えていたので、現在のテロスをはじめとする地底世界でも高度な文明が繁栄しているというのです。

<伝説の大陸の人々の末裔たち>
・地底世界には、120以上の都市があり、それらの都市は、グループ分けされています。地底都市すべての人口を合わせると2500万人以上になります。
 レムリアとアトランティスの存在は、地表世界では神話・伝説ということになっていますが、現在、地底世界を繁栄させている中心の人々は、この二つの大陸の出身者だということです。



「失われたメシアの神殿『ピラミッド』の謎」
飛鳥昭雄、三神たける   学研



<秘密組織フリーメーソン>
・預言者の組織を「フリーメーソン」という。今日、世に知られる秘密結社としてのフリーメーソンは近代フリーメーソンである。1717年にイギリスで結成されたグランドロッジから派生した組織である。

・預言者の秘密組織としてのフリーメーソンが、実はこの地球上に存在する。主に密儀宗教の祭司の組織という形で継承されており、それをたどっていくと必ずノアに行きつく。もちろん、ノアの先もあり、エノクを経て最後はアダムに遡る。人類最古のフリーメーソンとは、「アダムメーソン」である。エノクもまたアダムメーソンだ。

・すなわち、ノアの3人の息子が独自のフリーメーソンを形成したのである。

<地底王国シャンバラ><チベット密教とカッバーラ>
・シャンバラは、チベット密教において語られる世界である。一般の仏教では語られることのない思想である。仏教には表と裏がある。表が顕教であり、裏が密教である。

・最終経典にシャンバラが説かれているように、シャンバラの存在を最初に説いたのは仏教の開祖、釈迦なのだ。釈迦は自ら、北の果てにシャンバラへの入口があると説いた。なぜ釈迦はシャンバラの存在を知っていたのか。

<釈迦はセムメーソンだった!>
・釈迦がカッバーリストであり、預言者であったことは間違いない。神を信じ、神とまみえ、そして、神の言葉を授かったフリーメーソンだったはずである。
 注意してほしいのは、ヤフェトメーソンではなく、セムメーソンだという点にある。バラモン教はアーリア人の宗教であり、それを担ったのは、ヤフェトメーソンだが、釈迦はセムメーソンだった。

・モンゴロイドはアーリア系ではない。有色アジア系であり、ユダヤ人やアラブ人、そしてトルコ人と同じセム系なのである。したがって、釈迦がカッバーリストならば、民族的にセムメーソンだったと考えられるのだ。
 しかも、それだけではない。釈迦はシャンバラの住民と同じ血を引いていた可能性がある。鍵となるのは、釈迦族=サカ族を生み出したスキタイにある。

<釈迦は失われたイスラエル10支族だった>
<地球内天体アルザルとは、まさにシャンバラのことなのだ>
・では、シャンバラはどういう形で存在するのか、これを現行科学で理解するには少しむずかしい。まだ、一般に認められていない現象を前提とするからだ。その未知なる現象は、プラズマ・トンネルである。

・プラズマ・トンネルは地球内部に通じており、そこには巨大な亜空間が形成されているのである。まさに、この亜空間の中心に、実は地球よりもひと回り小さい天体が浮かんでいるのである。

・アメリカ軍は50年以上も前に、この地球内天体の存在に気がつき『旧約聖書』の外典にちなんで、コードネーム「アルザル」と名づけている。コードネームでわかるように、失われたイスラエル10支族が北極圏から入り込んだ世界こそ、この地球内天体アルザルなのである。

・日本人の中には古代イスラエルの血が流れている。そういっても、多くの人は、すぐに信じることができないであろう。



『UFOと月のミステリー』
月面に存在する異星人の基地と女神からのメッセージ
中丸薫  Gakken 2011/6/8



<地底世界とは?>
・私が京都の鞍馬寺を訪れたときには、「サナート・クマラ」と名乗るシャンバラの王がテレパシーで交信してきた。このシャンバラもまた地球内部の空洞世界にある聖なる都市とされているから、サナート・クマラも地底世界の住人ということになる。

・ちなみに、地球の北極と南極にはそれぞれ真直ぐな穴があって、そこは地底世界から地球にやってくるUFOの出入口になっている。

・私にメッセージを送ってきた高僧アダマさんが住むテロスも、そんな地底世界の都市のひとつなのだ。彼によれば、そこには現在でも150万人以上の人々が、永遠の平和と繁栄のもとに暮らしているという。

・彼らは、12人のアセンディッド・マスターからなるカウンシル(評議会)で、そのひとりである高僧アダマによって平和に統治されている。

・驚いたことに、彼らのルーツを辿ると、あの失われたレムリア大陸のコロニーのひとつにつながっているらしい。

・ちなみに、テロスのような光の地底都市は地球各地の地下に2500以上もあり、それぞれが「アガルタ・ネットワーク」と呼ばれる光のネットワークで統合されている。

・ただし、テロスの位置は地表からおよそ1.6キロの地中だから地底都市といっても比較的浅い(もちろん、それでも十分に深いが)。その意味では地底都市ではあるが、厳密には空洞世界ではない。
 では地球には空洞都市はあるのか。
もちろんある。それが、サナート・クマラが住むシャンバラである。

・シャンバラは地球のまさに中央に位置するだけに地底都市のなかでも最大の勢力を持っている。この空洞地球シャンバラで彼らの霊的レベルは、私たち地上の人間よりも格段に進化しているという。なぜなら、彼らは、テロスのようなもともと地表から地底へ逃れた人々と違って、別の惑星系から地球へやってきた人々だからである。しかも移住の初期段階からすでに地下に入ってしまったので、これまで一度も地表で暮らしたことはないのだという。

・地底都市間で物理的に移動を行う際には、電磁力を利用した列車が利用される。そして、空洞地球のシャンバラと主要な地底都市との間も、同じ移動システムでつなげられている。
 これは「チューブ」と呼ばれるもので、その交通網はほぼ地球全体におよんで地下に張りめぐらされているという。

・チューブはあくまで地球内部の移動交通システムにすぎず、空間を移動するときにはまた別の道具を利用する。それがUFOなのである。当然、それは地球製のUFOということになるわけだ。
 この地球製UFOは「シルバー・フリート(銀艦隊)」と呼ばれ、空洞地球世界の都市アガルタで製造されている。

<空洞地球と地中世界>
・地底世界といっても、実際には地中世界と空洞地球のふたつが存在するということだ。



『世界金融危機と闇の権力者たち』
中丸薫 文芸社   2009/12/15



<もうすぐ金融危機の第二波がやってくる>
・そして、現在、金融業界人たちが戦々恐々としながら目を向けているのが、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)という金融商品をめぐる状況です。これは企業のデフォルト(債務不履行)のリスクを回避するために開発されたデリバティブの一種で融資先の企業がデフォルトにおちいった場合に、その損失を補填してくれる保険だと考えればいいでしょう。このCDSを購入する側は、売り手側に対して定期的に保険料を支払うことで融資先のデフォルト等のリスクを回避できるというわけです。

・デフォルト・リスクすらも商品化してしまう彼らの「金融工学」にはあきれるしかありませんが、悪化の一途をたどるサブプライム問題はそんな彼らの思惑をも超えて、債権のデフォルト確率を高め続けていきます。その結果、保険金の支払い確率も高まることになり、売り手側である彼等自体がデフォルトに陥ってしまう可能性が出てきてしまいました。 
 
・さらに悪いことにはCDS自体が証券化されて、先に紹介したCDO(資産担保証券)などに組み込まれて販売されたため、どの金融機関、どの企業が、どれだけのCDSをどのような立場(売り手側か買い手側か)で持っているのかーというその一切が茫洋とした霧に包まれてしまったのです。

・推定では。4000億ドルが保証契約上の元本とされているので、この場合、100パーセントから8.625パーセントを差し引いた91.375パーセントを、CDSを発行した側が保険金として支払うことになり、3600億ドル超の保険金が発生します。ただし、CDS同士や手数料等の相殺によって実際にはその額の2パーセントが現金などの形で支払われることになりました。このCDS清算を戦々恐々とした思いで見守っていた金融業界の人々は、ほっと胸をなでおろしました。

・しかし、喜ぶのはまだ早い、ということは誰もがわかっています。アメリカ産業界を代表するGM(ゼネラルモーターズ)の破綻は、オバマ政権が国有化を断行したことで、なんとか軟着陸できましたが、これが焼け石に水であることは、誰が見ても明らか。ニューヨーク市場の株価が持ち直したように見えても、実際の経営状況はどの企業もお寒い限りであり、その見せかけの相場が崩れたときには、一気に経済崩壊が起きてくることでしょう。



『神々のルーツ』
太古の昔から、宇宙人は地球に来ていた
(ジョージハント・H・ウィリアムスン)(ごま書房)1997/5



<太古の昔から宇宙人は地球に来ていた>
<邪悪な宇宙生命体オリオン>
「あなたはプレアデスの鎖を結ぶことができるか。オリオンの綱を解くことができるか。あなたは、十二宮をその時にしたがって引き出すことができるか。北斗とその子星を導くことができるか。」(ヨブ記)
遠い昔、オリオンはプレアデスに魔手を伸ばそうとしたので、鎖につながれる運命となったーがいまやオリオンはその魔の手を地球に伸ばそうとしているのだ。オリオンはプレアデスを従えさせようと企てたのであろう。つまり、彼らは、“死の陰”にいたわけであり、オリオンは宇宙法則によって制裁を受けた。

<神話の中のオリオン伝説>
・オリオンの否定的宇宙人たちは、直接にこのオリオン星雲からやって来るわけではなくて、オリオンのごく近くにある太陽系から来る。宇宙人が用いるオリオンという言葉は、邪悪な勢力の源となっている区域一帯を意味するものである。

・古代人は宇宙機を示す形として円板を用いていたからである。たぶん、オリオンも、あのルシファーのように万物の王者たろうと企てたのであろう。ルシファーは水爆を武器として使用したが、オリオンは宇宙機(円盤)を使った。

・バビロンのタルムードには次のように述べてある。「オリオン座の熱がなかったら、プレアデスの冷気のため世界は滅びてしまうだろう。プレアデスの冷気がなかったらオリオン座の熱のために世界は滅びてしまうだろう」

これは善と悪という二つの極性なしには創造はありえないことを示すものだ。オリオンという否定力(悪)がなかったら、肯定力(善)プレアデスにも進歩のための刺激がなくなる。否定力があるからこそ、肯定力も螺旋を描きながら向上してゆく。否定力がなかったら宇宙に進歩はないのだ。いや宇宙そのものさえ存在しないだろう!

<侵入者に肉体を奪われた地球人>
・オリオンの周囲を無数の小さな丸い天体が取り巻いていますが。これらの天体はオリオンの戦闘部隊で、戦争の種を求めて目を光らせています。オリオン人は、ほかの遊星の平和を乱し、その正義の機能を妨害します。彼らは、旧式な宇宙機をまた使用しており、科学的にはそれほど進歩していないのですが、ただ自己投影にかけては名人であって、他人にも干渉し妨害することに専念しています。

・オリオン人は私達と違って宇宙連合には属していません。
オリオン人は地球への侵入者です。その故郷はオリオン星雲の中の無数の太陽系です。オリオン人は目的とする攪乱に失敗すると、オリオンには帰らないでシリウスに行きます。それが彼らの輪廻なのです。彼らは、やはり完全への大道を学びとらねばならないのですから。

・古代の伝説に登場する「蛇人」というのは、オリオン人の霊魂が地球に投影されたものと思われる。伝説や神話にある南の果ての“虹の都”とはこの投影の中心地だったのではなかろうか。“蛇人”“反キリスト”“侵入者”―これらはみな同一のもの、否定的極性を表すものなのだ。古代人は悪魔、魔神、魔法使いなどを恐れた。現代人でも未知なものに対しては恐怖を感じる。



『2012年の奇跡』  (愛の光でアセンション)
(中丸薫)(あ・うん)  2007/8



<2012年、地球は「フォトンベルト」に突入>
<2012年12月22日、物質文明は終わる>
<驚異的に正確な「マヤ暦」が示すもの>
・オルメカ遺跡からは、宇宙船のようなものに乗った人のレリーフが見つかっています。

・またテオティワカンの遺跡はその構造が天王星、海王星までの太陽系のモデルになっています。天王星が発見されたのは、18世紀の終わりですから、それよりはるか以前に天王星についての知識があったことに驚かされます。

・中でも、マヤ文明は、メソアメリカ一帯(中米のメキシコから南米のホンジュラスにかけての一帯)で3000年も続いた文明です。マヤの天文学の知識は驚異的です。マヤの太陽暦は紀元前5世紀ごろに作られたと考えられますが、地球の公転周期との誤差が「0.0002日」しかないのです。現在、私達が使っている16世紀に造られたグレゴリオ暦の誤差は「0.0003日」であることから考えると、その正確さに驚きます。

・マヤの暦にはもう一つ「長期暦」と呼ばれるものがあり、これは世界が始まった日から経過した時を現すもののようです。ここに記された「始まりの日」と「終わりの日」がいつにあたるのかが研究されています。その研究の結果としては、マヤ暦での「地球の終わりの日」は西暦2012年12月22日となっているのです。この日、地球の何かが変化することを、マヤ暦も最先端科学も同時に予言していることになります。



『闇の権力とUFOと2012年』
中丸薫 矢追純一   文芸社   2011/2/28



<アメリカからの「年次改革要望書」によって改革されてきた日本>
・ご存知でしょうか。日本は、アメリカ政府から毎年「年次改革要望書」というものを突き付けられているんです。それがどういうものなのか、マスコミはそこで取り上げられていることを一切報道しません。以下は、要望書でどんな案件が取り上げられ、日本がいかに改造されていったのかを記したものです。

・アメリカの要望書通りに日本が変えられてきているということは、アメリカに経済戦争を仕掛けられ、そのままジリジリと攻め込まれているのと同じです。

1997年   独占禁止法改正→持ち株会社の解禁 
1998年   大規模小売店舗法廃止→大規模小売店舗立地法成立、建築基準法改正
1999年   労働者派遣法の改正→人材派遣の自由化
2002年   健康保険において本人3割負担を導入
2003年   郵政事業庁廃止→日本郵政公社成立
2004年   法科大学院の設置→司法試験制度変更
2005年   日本道路公団解散→分割民営化、新会社法成立
2007年   新会社法の中の三角合併制度が施行

・アメリカにとって都合のいい制度がこうやってどんどん取り入れられ、日本は法改正を次々進めてきました。

・中でも小泉政権時代に推し進められた郵政民営化は、特にひどいものでした。

・アメリカが欲しかったのは、郵政が保有している約340兆円(当時)の資産に他なりません。

<日本が緊急になすべきこと>
・まず小泉改革の過ちを正すこと
・政府紙幣の発行による財源の確保
・食糧危機に備えて食糧の備蓄を増やす
・危機管理に万全を尽くす
・北朝鮮問題を対話によって平和的に解消していく
・アメリカ隷従をやめ、パックス・ワールドを志向する



『地球大維新』
2012年、世界次元上昇(アセンション)までどう生きるか
中丸薫   KKベストセラーズ   2011/9/25



<TPPの目的は農産品ではない>
・TPP交渉で米国が日本に対して狙っているのは、関税の撤廃ではないのです。

・郵政民営化は米国が強く要請していたものでした。アメリカを牛耳る「闇の権力」が狙っていたのは、郵貯の220兆円の資金、かんぽの1000兆円の資金、そして、日本郵政保有の巨大不動産資産でした。

・「年次改革要望書」が中止になった理由は、明らかにされていませんが、米国の意図は、TPPの交渉メンバーに何としても日本を引きずり込み、金融サービスの自由化の名目で、その巨大資産を手中にしようと画策している、というのが本筋のところでしょう。

<TPPの本当の危険性>
・TPPの実質的交渉相手は、じつはアメリカ一国にすぎないのです。

・米国のTPP参加の意図は、表面上自国の輸出振興と雇用拡大であることが分かります。
 同時に、農協の信用、共済部門の切り離し、農地の貸借許可の迅速化、食糧の検査基準の見直し、新薬の承認の迅速化、医療機関への投資、なども求めているのです。つまり、米国が思い通りにできるように各種の規制を撤廃・緩和せよと要求しているのです。

・もし当初のTPP8カ国で「ゴールデン・スタンダード」(各国の規制を一斉に緩めて通商をやりやすくすること)に合意できれば、日本、韓国その他の国を押しつぶす事ができる。それが長期的な目標だと。
 日本にいるとあまり感じませんが、ここで名指しされた韓国も実は長期化したウォン安で苦しんでいるのです。

・そのような国に他国から安い作物が一年中押し寄せてくるとなれば、結果は火を見るより明らかです。第一次産業は衰退し、老齢化した世代とともに廃業に追いやられることになります。日本の食糧自給率はさらに下がり、どれだけ物価が高騰しようと、食糧供給は他国に頼らざるを得なくなるのです。

・このように考えるとTPPは日本の富を支配しようとする米国の要求だといえます。しかし、その奥にある「闇の権力」のさらなる大きな意図も見極めなければなりません。
 国家間での関税の撤廃は、曖昧な国境を作り、やがて国境そのものの撤廃へとつながります。そして国境の撤廃は、やがて通貨統一への大きな足掛かりとなってゆくのです。




宇宙船の中へと続いているタラップのところに立っていたのは、人間とトカゲの交雑種のような生き物で、緑色の皮膚をしており、さらにその宇宙船の反対側には毛むくじゃらの“ビッグフット”がいた。(1)

2020-11-10 17:06:19 | 森羅万象

『エイリアンの夜明け』
コリン・ウィルソン  角川春樹事務所  1999/3/1



<多すぎる解>
・ハーブ・シャーマーなる警官のケースを伝え聞いてはいたから、まったく無知だったわけではない。この警官はネブラスカ州アッシュランドの十字路でUFOに出くわし、その後離陸するところも目撃したが、署にもどると思ったより遅い時間なのに気づいた。20分ほどの時間が消えてしまったようなのだ。催眠術師の逆行催眠にかかると、エイリアンにUFOに連れこまれ、人類にかかわるなんらかの播種計画をおこなっているところだと告げられたことを思い出した。そして記憶を消されたのちに解放されたという。
 しかしそれは1967年のことで、あれからもう30年近くにもなる。1970年代に巻き起こったアブダクション体験談の一大ブームについて、私は知らずじまいだった。
 しかし、ジョン・マックの本のおかげでようやく得心がいった。最初の一段落を読んだだけで、自分の無知を恥じることはないとわかったのだ。1989年にマックは、バッド・ホプキンズに会ってみる気はないかと知り合いの心理学者にもちかけられ、「そりゃあ誰だい?」と聞き返した。ホプキンズはニューヨーク在住の芸術家で、宇宙船に連れこまれたと信じている人々を助けようとしているのだと聞かされたが、そのマック自身、その男もその連中も気がふれているにちがいないと最初は答えているのだ。
 ただ、マックはもののわかった開けた心の持ち主だったので、数か月後にホプキンズに会うことに同意する。そこでわかった事実にマックは驚愕した。グレイの皮膚で巨大な目をしたエイリアンにベッドから連れだされてUFOに運びこまれ、医学的検査をなされたと主張する人々がアメリカ中いたるところに存在したのだ。

・ボストン一帯の事例にも触れておくべきだというホプキンズの提案に、マックも同意した。1990年から『アブダクション』出版にいたるまでの4年間に、マックは100人以上の“アブダクティー”に会っている。年齢は、下は2歳から上は57歳までにおよぶ。

・それに当然ながら、キャサリンのような人々は催眠がひき起こした“偽の記憶”症候群にかかっているのではないかという疑念もあった。
そうだとしても、この問題が不可解なままであることもまた明らかだ。ギャラップとならぶ世論調査機関ローパー・センターが1991年に3か月かけておこなった調査では、数十万人ものアメリカ人がアブダクションを体験したと信じているという結果が出ている。これがすべて偽の記憶だったとしても、ただ問題がすりかわっただけにしかすぎない。これほど多くの人間がアブダクション体験の妄想に取り憑かれるのはなぜかという問題になるのだから。

・女医とのカウンセリング中にポールは、3歳のころのアブダクション体験を思い出していた。エイリアンは部屋に入ってくると、ポールの手を取って“船”に引き入れた。そこでなにかを足に注射されたような感じがして、それからなにも感じなくなった。
 ポールはまた、6歳半のころ、夜「頭のなかで聞き覚えのある声」がして、外へ出るように言われたのを思い出した。ポーチに出ると頭上に“船”が見えた。巨大で丸く、眩しい光を放っていた。すると6歳くらいの背丈のエイリアン(一人はもっと背が高かったが)数人やってきて、そのときポールは自分がくつろぐのを感じた。UFO内でポールは長椅子に裸で寝かせられ、身体を調べられた。そののち、エイリアンの一人が制御装置を見せて「君はここの出身だ」と説明した。“浮かんだ”ベッドに連れていかれ、これはポールのものだとも言われた。たしかにその部屋は妙になじみがあり、何度も来たことがあるような気がした。

・ポールはさらに、エイリアンは何千万年も昔、いちばん高度な生物といえば爬虫類だったころの地球にやってきて、生物相に影響をおよぼす初期の試みをおこなったともつけ加えた。

・こうした説明はいかにももっともらしい印象を与えはするものの、どちらも疑念を完全に払拭しきれるものではない――とくにほかの同様な事例を考慮に入れた場合には。私は多重人格について多数の書を執筆しており、最初のうちは、“もう一つの自我”とは完全な人格から乖離した断片なのだという通りいっぺんの説明を鵜呑みにしていた。しかし、アダム・クラブトゥリーやラルフ・エリソン、そして(もっと最近では)デヴィッド・コーエンなどの精神科医が記している症例中にはこのパターンに当てはまらないものがあり、“霊憑依”説の可能性を考慮しなくてはならないという結論をしぶしぶ認めなくてはならなくなっていた。ポールに関しては、自分は一部分エイリアンであり、自分の属するのはこの地球ではないと感じているアブダクティーがいかに多いかという覚え書きを、マック自身も残している。
 この本を買った動機は、ジョン・マックがUFOについてどういう意見なのかを知りたいがためだった。だが読み終えたときには、妄想であろうとなかろうと、アブダクション体験は真面目に考慮しなくてはならない現象なのだと納得させられていた。
 ここで認めておかなくてはならないが、マックの本に出会うまで、私は未確認飛行物体に対する深い興味を自分のなかにかき立てることがどうにもできなかった。UFO目撃が最初に広く公表されたのは、私が16歳の誕生日を迎える2日前のことである。1947年6月24日、ケネス・アーノルドという事業家がワシントン州レーニア山のそばを飛行中のことだった。

・これだけの事件が起きながら、私はまったく興味を持てなかった。数日後には卒業を控え、また家族は私が職について家計を助けるものと期待していた。インペリアル・ケミカル社へ就職して科学者を目指すというのが私の希望だったのが、数学の単位を取り損なったおかげで採用される見込みはなくなってしまっていた。それはつまり、工場労働などのきつい仕事につくしかないということだった。

・その数年後、空飛ぶ円盤で金星に連れていかれたというジョージ・アダムスキーの証言を読んだときも、空飛ぶ円盤を信じたりするのは脳味噌の足りない連中にちがいないという思いを強くしたものだった。
 やがて、ひょんなことからわたしは視野を広げることとなる。1960年代に、超常現象についての執筆を依頼されたのだ。テレパシー、予知、千里眼、対外離脱体験などといった事柄に首を突っ込んだとたん、世迷い言として片づけることなどできるものではないと気づいた。

・拙著『オカルト』の最後のほうで、完璧を期すためという理由からではあったものの、一章を空飛ぶ円盤に割かなくてはならないと思った。私はケネス・アーノルドの目撃談とトーマス・マンテル機長のUFO追跡墜落事件について触れた。そのあとで触れた事例は、今にして思えば、当時思っていたよりはるかに重要な事例だったのである。

・数年後、シュワルツは自分の“使命”に関するテレパシーのメッセージを受け取りはじめた。ある女性患者は金属的な声でシュワルツに話しかけ、お前は冥王星の出身で、自分――声の主――は金星人だと告げた。この金星人はリヌスと名乗り、金星に棲息する“ガス状”生物についての専門的な話を並べたてたが、それはこの女性患者の知的能力をはるかに超える事柄だった。その二か月後、また別の患者の口を借りてリヌスはシュワルツに話しかけた。さらにヴァンクーヴァーの心霊少女が、前夜アストラル体となって金星へおもむき、そこでリヌスと会ったとシュワルツに語ったりもした。
 さてここまでが、私が『オカルト』を執筆した当時のこの一件の進展状況である。

・この時点で、アンドリア・プハリックの『ユリ――ユリ・ゲラーの謎の日記』を読んで以来私を悩ませつづけていた疑問を本人にぶつけてみた。多くの人々と同じく私も、あの本は読み終えるのが極端に難しいと思っていたのだ。問題はじつに単純で、まるで信じられなかったからである。プハリックがとほうもない嘘つきだと思っているわけではない――たんにどうがんばっても私には内容を本気にできなかったのだ。
 私は、あの本に書かれていることがすべて本当にあったのかどうか知りたかった。そのときのゲラーがすでにプハリックと袂を分かっており、しかもゲラーがなんらかの反感を抱いていることも知っていたので、本当のことを答えてくれない理由もないはずだった。
 ところがゲラーはじつにきっぱりと、「何から何までアンドリアの書いたとおりだった」と答えたのだ。

・ゲラーは次に、1949年、3歳の誕生日のすぐあとで、テルアビブの庭でお椀型の光が空に見えたときの様子を話した。そして目の前に光る人影が現れた。頭の上にあげた両手には、なにか太陽のように輝く物体を頭の上に捧げもっていた。
 プハリックの本がおよそ信じられなくなりだしたのは、この部分からだった。というのも、それにつづけてプハリックは、催眠面接の途中でゲラーが口をつぐむと、空中から奇妙な、金属的な声が聞こえはじめたと書いているからだ。声は「3歳のとき庭でユリを見つけたのはわれわれだ」と言った。“彼ら”は目的遂行のためにユリをプログラムしたが、接触時の記憶は消しておいたという。目的とは世界戦争を回避することで、エジプトとイスラエルのあいだに起きることになっている。ゲラーはその目的のための、なんらかの道具となるはずなのだという。
“彼ら”とは、のちに明らかになるのだが、“ナイン”と呼ばれる超人グループだった。プハリックがはじめて“ナイン”を知ったのは、ヴィノド博士というヒンドゥー教の超能力者を研究中のことだった。ヴィノドはだしぬけにまったく別人のような声で、しかも訛りのない完璧な英語を話しはじめた。その存在は言語明瞭にして高度の知性をそなえ、自分は“九つの原理と力”のメンバーであり、人類進化の一助となることがその使命だと説明した。

・その4年後の1956年、プハリックは知り合いになったチャールズ・ラフェッド博士夫妻というアメリカ人から、“九つの原理と力”からの長文のメッセージを受けとったが、そこにはヴィノド博士を介して伝えたメッセージの内容が言及されていた。二番目のメッセージがなんらかのトリックでもないかぎり、“ナイン”、あるいは少なくともその代弁者とは一種の肉体をもたない知性であるようだった(しかし、のちにラフェッド博士自身が、“チャネリング”によるメッセージに惑わされる危険を、身をもって示すことになる。ある特定の日に世界の終末がくると公言したものの当日なにも起こらず、けっきょくミシガン州立大を辞職する憂き目にあったのだ)。
 こうした出来事すべてが、テルアビブで金属的な声を聞いたプハリックがまたもや“ナイン”が現れたと早合点した説明になる。

・その日、のちほどゲラーが催眠状態にあったっとき、ふたたび金属的な声が話しかけてきて、いま「スペクトラ」という宇宙船で「5万3069光年の彼方にいる」と説明した。

・無理もないことだが、こうした出来事のおかげでプハリックは自分が相手にしているのは地球外の知的生命体にまちがいなく、町ほどの大きさの宇宙船で地球を800年間見守ってきたというその言葉もおそらくは本当だろうと思いこんでしまった。不可思議な出来事をたてつづけに目のあたりにして、ゲラーのトリックではないかという疑念はすべて吹き飛んでしまったのだ。

・誰しも納得するところだろうが、こうした状況下では大半の人々が、この“超自然的”(あるいは地球外の)力は本物であり、幻覚やトリックなどではないと思うことだろう。日ごとに自然法則が否定され、目前でさまざまな現象を“声”の能力を証明されては、どんな頑固な懐疑論者も信じこんでしまうはずだ。
 目撃できるのは当事者にかぎられている場合が多い。砂漠を走行中にゲラー、プハリックともう一人が巨大な宇宙船を目撃するが、フロントシートにいた三人の軍人には見えなかった。宇宙の知性は明らかに、人心を操る不思議な能力を有しているのだ。

<不思議度の高い話>
・パスカグーラのアブダクションとほぼ同じころ、ジムという名の元空軍警備士官が、ジョンという会社役員とその妻バーバラ、それに夫妻の十代の子供たちとともに、コロラド州の牧場で隠居生活を送ることに決めた。

・さて、彼らはコロラドに選んだ牧場が奇怪な現象に絶えずつきまとわれているのに、移ってすぐ気づいた。電気が消えたり、家の外を誰かが歩いている足音が聞こえたり、森に“ビッグフット”タイプの生き物を見たりしたのだ。
 1975年10月16日、牛が急に鳴いて騒ぎ出し、番犬が家の中に入ろうと必死になった。そこでジョンがライフル銃を持って外へ出ると、大きな光る物体が空中に止まっているのを見た。ジョンは急いで家の中に戻ることにした。ジムはこのころすでに、高額の賞金がかかっていた家畜の解体殺害者を“狩りに”行こうと決心して、12口径のショットガンを用意していたのだが、なぜかソファーから立ち上がれない自分に気づいた。まるで身体が麻痺してしまったようで、麻薬を飲まされたかのようだった。

・その後しばらくして、雪の降る日、家の近くで雄牛がばらばらに殺害されていた。18インチの巨大な足跡が、雪面と牛小屋の中にも残されていた。
 雌牛の乳房が外科的な精密さで切除されていたうえ、片目と片耳もなくなっていた。血もすっかり抜かれていた。
 事件は最寄りの隣り町の警官に報告された。この警官は調査すると約束したが、一度もやって来なかった。

・しかし、数日後、ジムは本当にそうだろうかと疑うようになった。家に遊びに来ていた友人たちが水貯めのほうでしていた物音を調べに行って、大きな黒い人影が有刺鉄線の柵を超えてこちらに向かってきたと青くなって逃げて帰ってきたのだ。ジムは長い毛の束を見つけ、それをデンヴァーの遺伝子工学者に見せると、毛はこれまで知られているどの生物種のものとも一致しないとのことだった。
 それでもまだジムは、どこかの不動産屋が彼らをこの土地から追い出し、誰かほかの買い手に売りさばこうとしているのだと思おうとした。そして、ショットガンを持ってドアのそばで寝ることにした。ある日、ブーンという音がして目が覚め、急いで外へ出てみると、円盤形の物体が飛び去るのを目撃した。またある夜には、目にした毛むくじゃらの生き物めがけて発砲し、相手がひるむのを見たが、血痕は残っていなかった。

・ある日の夕方、家から見える距離に9機もの円盤が着陸した。ジムはそちらに向かって歩いていった。そのときバーバラが窓から見ていると、いきなり額に衝撃を受け、倒れて無意識状態に陥った。ほかの家人が周りに集まっているあいだに、円盤は消えうせていた。

・その直後、ジムはまた別の光を見て、そちらに向かって歩いていった。すると、ぴったり身体にフィットした服を着た二人の金髪の男が待っていて、そのうちの一人が言った。「ようこそおいで下さいました」(それはまるで、外国語慣用句集からでも英語を学んだかのようだった。「ようこそおいで下さいました」などというのは、こんな状況にはまるで相応しくないお笑いぐさの言い方だ)。丘の下に円盤があった。光はどこからともなく射してきているようだった。そしてそこにはビッグフットもいた。
 男たちはまったく普通の話し方で、自分たちが引き起こしている不都合を詫び、“もっと公平な契約”をしようと言った。彼らはジムが黒い箱に近寄らなかったのは分別のある行動だったと言い、ビッグフットに箱に近づくよう命令して、その意味を示した。近づいていくと、ブンブンという音の調子が変わり、ビッグフットは倒れてしまった。「ご覧のとおり、致命的なものなのだ」
 ジムは心に浮かんだいくつもの質問を、一つも発しなかった。まだエイリアンたちと話をしているという気がせず、どこかの政府筋が関係しているのだろうと思った。5分後、“行かなければ”という気がして、なぜか“とても安心した気分で”そこを去りながら、彼らはなぜ自分と話したがったのだろうと不思議に思った。
 研究者たちと話をした三人は、真実を語っているという印象を相手に与えたのだが、三人ともこの奇怪な話全体に困惑を感じたと語った。ジムなど、自分は幻覚を見ていたのではないかとさえ思った。何かが故意に彼らに幻覚を見させている疑いがあるという意味でだ。これは確かにあり得ることである。
 この話全体が、ティモシー・グッドの『エイリアン・コンタクト』の中に詳しく述べられているが、あまりにも奇想天外(そのもっとも正確な意味で)なので、ジムとその友人たちは嘘つきか狂人だと考えるのが、いちばん簡単な扱い方だろう。しかし、心理学者と人類学者、地震学者がそろったAPROの研究者たちは、ジムら三人が真実を言っている。あるいは目撃したことが真実だということにすこしも疑いを持たなかったし、また近隣の空軍基地も“ビッグフット”の目撃報告があまりにも多いので、証言を記録するための正式な調査機関を設けていたほどなどである。

・アニマル・ミューティレーションの目的に関して言えば、ティモシー・グッドはある研究者の言葉を引用している。「……酵素やホルモン分泌物の抽出が関与しているミューティレーションは、エイリアンたちの生命維持に欠かせないと言われている」

・そして1979年、アニマル・ミューティレーションに関する番組の制作を検討しはじめた。奇妙なことに、一般の人々は事件がいまだに引き続き起こっていることをほとんど知らなかった。以前の報道もしだいに風化してほとんど完全に消え去っており、事件について一度も耳にしたことのない者さえいた。
 そのつい2年前に知ったことだが、コロラド州スターリングの住民は、空に巨大な白い発光体が一つと、そこに出たり入ったりする小さな光体がいくつかあるのをあまりしょっちゅう目撃するため、それを“ビッグ・ママとベビーUFO”と呼ぶようになっていた。ビル・ジャクソンという現地のレポーターはあるとき、今にも平原に着陸しようとしている異様にばかでかい飛行機のようなものを見て、車を道路わきに寄せた。そして彼の真上を音もなく飛んでいったのは、フットボールの競技場ほどもある巨大なマシンで、そこに何百という緑、白、オレンジに赤のライトが並んでついていた。郡保安官テックス・グレイヴスはその物体を飛行機で追跡しようとしたが、5マイル以内に近づくことができなかった。
 現地の住民と家畜ミューティレーションやUFO目撃について話しているうち、リンダ・ハウはすぐに両者はつながりがあるのではないかと思いはじめ、その後おこなった調査がこの考えをますます強めることとなった。

・それから5年たって、ジュディはあのときいったい何があったのか思い出そうと催眠治療を受ける決心をした。そして、一頭の子牛が一条の光の中をUFOへ吸い寄せられていくのを見たことを思い出した。

・“不思議度”は次の話で突然アップする。1983年7月、ミズーリ州マウント・ヴァーソンに住むロンとポーラ・ワトソン夫妻は、道路の向かいの牧草地に、明るい銀色の光が閃くのを見た。双眼鏡で覗くと、一頭の黒い雌牛が腹を横にして倒れており、二人の銀色のスーツを着た生き物がそれに手を触れていた。見ていると、牛は草地から浮かび上がり、円盤型の宇宙船へと吸い込まれていった。宇宙船は鏡のような表面が木々の葉や草地、それに空を映していたために、ほとんど見えない存在のようになっていた。
 宇宙船の中へと続いているタラップのところに立っていたのは、人間とトカゲの交雑種のような生き物で、緑色の皮膚をしており、さらにその宇宙船の反対側には毛むくじゃらの“ビッグフット”がいた。全員がUFOに乗り込むと、宇宙船は消え去った。ポーラは目にしたことの不思議さはともかく、すべてがあまりにも不安をかき立てるできごとに思えたので、夫にどうか関わらないでくれと頼んだ。

・ジーン・ロビンソンの“メッセージ”によると、“グレイ”たちは“大規模に製造された複製”あるいはロボットのようなものだという。しかし、それ以外の“カマキリ”タイプとときおり描写される種類のエイリアンは“古代種”で、“多くの種を生んだ大母神”だ。彼らは今では繁殖できなくなったため、合いの子を作り出すことによってしか祖先の遺伝子を伝えていくことができない。
 “爬虫人”は、ジーンを通して“交信してくる者”たちによれば召使いであり、身体力が非常に強く、「もし今でも生き残っていたとしたら、ちょうど地球の恐竜がこれに相当するだろう」。
 またこのほかにも、何千年も地上に存在してきた金髪の“北欧人種”タイプがいる。「彼らはあなたたちの古代の祖先だ」という。“カマキリ”タイプが繁殖に人間の遺伝子を必要としているのに対し、ノルディックたちは今でも正常に生殖をおこなうことができる。「彼らはあなたたちの精神進化により大きな関心を持っている」感情が豊かでより優しい人種であり、その性格は人間が起こす暴力と同様、“古代種”の連中を困惑させるものだ。
 メッセージはこう説明する。「われわれは自分たちが生き残るために欠くことのできない生化学的処理に、雌牛から採った物質を使用している。家畜から入手する材料には生化学的吸収に必要なタンパク質が適量含まれているのだ………われわれとてあらゆる生命を尊重するが、ときには犠牲も必要なのだ………」
 またアニマル・ミューティレーションは、どうやら“光子エネルギーの濃縮ビーム”によっておこなわれているらしい。

・『かいま見る別の現実』の第二巻『不思議度の高い事象』で、リンダ・ハウはシアトルの造船所作業員でスティーヴ・ビズマークという仮名を希望する一人の男の体験を語っている。1977年のイースター前の土曜日、スティーヴはエヴァレット近郊の父親の農場でツタカエデの根を抜き取っていて、森からビッグフット、あるいは別名サスクワッチが出てくるのを見た。背の高さはおよそ8フィート、円錐型の頭をしていて長く黒い毛に覆われていた。彼はとっさにかがみ込み、その生き物が自分に気づかないでくれるように祈っていると、相手は木々の中に消えてしまった。慌てて家に帰ると、父親に詰問された。「この野郎、今までお前どこに行っていやがった?」ほんの15分ほど出ていただけだろうと言い返すと、父親は外はもうすっかり暗いじゃないか、数時間いなくなっていたんだぞと指摘した。
 スティーヴは仕事場の友人にこの話をしたが笑われてしまった。だがその後、記憶の断片がちらちら戻りはじめた。小さな生き物たちと一種のUFOの記憶だった。郡保安官事務所に連絡をとると、そこの研究者が催眠術師に紹介してくれた。
 催眠状態で、彼はその体験がまず、“きらきらする青いメタリックスーツ”を着た身長4フィートほどの小さな男を見たときから始まったことを思い出した。この生き物は、最上部にヘリコプターの羽根のような装置のついた透明な卵形の乗り物の中に入っていった。もう一人、同じような生き物が森から出てきて、二人してこの一人用ヘリコプターで上空に飛び立った。それから一機の大きなUFOが舞い降りてきたのだが、そのスピードがあまりにも速くて、一瞬墜落するのではないかと思った。が、それは森の上空でぴたりと止まり、そのおかげで下には旋風が巻き起こった。それから、古い白黒のテレビが現れる“ちらつき”のような“ぼつぼつとした点”が空中に現れるのに気づいた。その点が突然一か所に集まってきて一匹のオオカミのような形になり、それがすばやく自分のほうに向かってきて、ぶつかると電気ショックを受けた。それでオオカミと見えたのは目の錯覚であることに気づいた。同じことが何度か起きた。そのあとで宇宙船からケーブルを伝ってサスクワッチが降りてくのを見た。おそらく自分を脅かすためなのだろう(何百という目撃証言が、UFO乗員たちが人間に対して神経質になっていることを明らかにしている)。

・その後、彼は宇宙船に乗せられ、弱い電流のようなもので身体を麻痺させられたことを、ぼんやりとだが思い出した。そこにはラジオがあって、英語やロシア語を含むたくさんの言語が聞こえていた。それから頭を剃った一人の男がスティーヴの眼球を取り出して検査した。次にはっきり覚えていたのは、自分は地上に戻っていて、サスクワッチが木々のあいだから出てくるところである。明らかに、ほかのすべての記憶は消されていたようだ。

・確かに『不思議度の高い事象』は、UFO問題に関連して書かれた本の中でもっとも異常な部類の本である。その驚きあきれさせる主張のいくつかは、冒頭の章「軍の発言」の中ですでに予感される。この第一章は、エイリアンに遭遇したと主張し、軍情報部からもしばしば報告を要求された軍関係者とのインタビューを含んでいる。そのうちの一人は、1980年のクリスマスに起こったある有名な“接近遭遇”事件のさい、イギリスの旧サセックス州レンドルシャム・フォレストにあるベントウォーターズ空軍基地にいた特務軍曹だ。このときUFOが間近に目撃されたということは、基地副司令官のチャールズ・ホールト中佐により公に認められている。
 特務軍曹ジョームズ・ペニトンはUFOを間近に目撃したばかりでなく、機体表面の浮き彫りになったシンボルに触わってまでいて、そのシンボルから、ある種の情報を得ていた。これはテレパシー的に受け取られたようだ。ペニトンは催眠状態で、UFO搭乗者たちが調査に従事していることを思い出した。「何に役立てるためだ?」と聞かれて、ペニストンはこう答えた。「彼ら自身にです。彼らはタイムトラベラーなのです。彼らはわれわれ自身なのです……未来から来た」。ペニストンによると、彼らは主に胃から染色体を採取するためにここにやって来ているのだという。なぜかとの問いに、「問題が起きているんです」
 UFO搭乗者たちが未来からのタイムトラベラーだという考えは、『不思議度の高い事象』の中で何度も現れる。

・リンダ・ポーターによると、ETたちの言語はわれわれのものよりずっと正確でコンパクトであり、“感情を生み出す記号文字”から成り立っている。このシンボルは三次元のホログラフィー彫刻のように見える。宇宙自体は「音型的にできていて、そのために同一空間にこれほど多くの異世界や異次元が存在できるのだ。それぞれが異なった周波数で存在していて………同じ空間を占める異世界や異次元は数えきれないほどあるのだが、それぞれが固有のオクターブを持っているために、お互いに気づかないでいる」。

・多くのアブダクティーやコンタクティーと同じく、リンダ・ポーターもエイリアンたち自身や彼らが話す目的を完全には信じはしなかった。「それでもまだ、どうもうさん臭いものを感じるのです。私たちは知ってほしくない何かがあるって」
 また、ミステリーサークルはサブリミナルなメッセージだと“本能的に感じる”とも語った。
 アブダクションの目的の一つは、恐怖を通してアブダクティーを情緒的に成熟させることではないか彼女は考えている。

・家族の他の者はこのことをすっかり忘れてしまいたがったが、ワンナと娘はヒューマノイドたちに生体検査をされたというぼんやりした記憶があった。二人は催眠治療を受け、ワンナはガラス容器にヒューマノイドの身体がたくさん並んでいる大きな部屋を思い出した。リンダ・ポーターもこれと同様なことを描写している。

・その目的には人類により高次の種の“種を播く”事業が伴っているらしく、そのためにワンナのような、実際にはエイリアンである特定の人間たちを一種の生まれ変わりの形で何度も地上に戻しているのだ。彼女の言う“人間の監視者たち、人間の創造者たち”の目的は“下位生物を使って、人類を(彼らの)レベルにまで進化させる”ことだ。ただ目下遭遇している一つの問題は、“人間たちの中には非常に邪悪で、私たち「エイリアン」をほとんど近づけさせない者がいる”ことだという。

・ワンナ・ローソンに出会った直後のUFO会議で、リンダ・ハウはアブダクティーたちとのインタビューの中で遭遇した生き物の種々のタイプに関して、講義をおこなった。それはカマキリ型、トカゲ型、ビッグフット、ブロンド、グレイなどであるが、会議に出席していた人々のじつに多くが、自分もそのうちのどれかに出会ったと主張していることに驚いた。
リンダがケン・ローズという仮名を当てて身元を伏せたある男性は、宇宙船に乗せられ、ガラス・ケースの中に収められた三人の女性の人体を目撃したが、その身体には胃のあたりに穴が開いていたと言った。人体はバクテリアから守るために金色の粉で覆われており、どうやら製造過程にあったようだった。

・スパークスが「なぜ私なのだ?」とエイリアンたちに聞くと、彼らは自分たちが教えた書き方で質問を書き出させた。言うとおりにすると、ホログラフィーによって再生された第ニ次世界大戦中とおぼしきある場面を見せられた。ドイツ人とイタリア人の将校たちがなにかのクーデターを企てており、そのイタリア人のうちの一人が前世の自分であることに気づいた(スパークスはイタリア人だ)。この場面を見て、彼はなぜか人類をとても恥ずかしく思った。
 次に見せられたシーンは、19世紀後半か20世紀初期のようだった。ある工場の建物の前に一頭立ての軽装二輪馬車が止まっており、その馬車の中に自分がいて、黒いスーツにシルクハットをかぶっていた。自分はこの工場のオーナーなのだと感じた。
 それから、おそらく15、6世紀ごろだろうと思われる場面を見た。一人の男と一人の女が海を見下ろす高台の土地で、作物を耕していた。男は自分を思わせた。このあと中世の宿屋が現れ、粗末な木のテーブルを数人の男女が囲んでおり、白目製のマグでビールを飲んでいた。またしても、スパークスには男たちのうちの一人が自分と思われた。
 次のシーンでは、古代ローマの元老院を目にしており、ある重要な討論でほかの連中が話すのを、“まるで自分が全権力を握っているかのような”感じで耳を傾けていた。
 自分の家系をどこまで追っているのかと尋ねると、点々とする木々やサルのような生き物がいるアフリカのサヴァンナシーンを見せられた。このことからスパークスは、エイリアンたちが人類の創造に手を貸してきたと言っていることを理解した。これはリンダ・ハウが前述の書の第一巻の冒頭ですでに持ち出していたテーマだった。

・スパークスはまた、彼の見たところ、アメリカ政府には三つのレベルがあると説明した。第一は通常の合衆国政府、第二はロズウェルの宇宙船回収のような機密を包み隠すレベル、第三はスパークスが“ブラック・バジェット委員会”(略してBBB)と呼ぶ“秘密クラブ”で、その存在はほかの二つのレベルにも知られていないという。
 スパークスは、エイリアンたちがすでに何千年ものあいだ人類の中にまぎれ込んでおり、“われわれを耕してきた”のだと信じている。

・ジム・スパークスは1996年から2006年までの10年が、人類が生き延びられるかどうかの問題にとって重大な期間であると感じている。UFO現象の表出そのものである現在のエイリアンと人間の相互作用が、彼の信じるところでは、この破局を防ごうとするエイエイアン側の試みなのだ。
 スパークスの見解は、比較的に言って楽観的だ。ほかのアブダクティーたちは何ものも破局を防ぐことはできず、地球の一部は破壊されるだろうと言っている。人類は生き延びるだろうが、ずっと小さな規模になるという。スパークスには、状況はまだそれほどにはひどくはなく、何かができるはずだが、現在のように危険に気づかずにいる自己満足から脱し、目覚めることが急務だと強く感じている。

・リンダ・ハウの著作には、この時点まで私がわざと触れないできた別の面がある。それは彼女が、エイリアンとアメリカ政府とのあいだには
これまでにすでに接触があったのに、“ブラック・バジェット委員会”はその事実を大衆から故意に隠していると確信していることだ。
『不思議度の高い事象』の冒頭で、彼女はドアンルド・キーホー少佐の1960年の著作『空飛ぶ円盤トップシークレット』から長い一節を引用してる。同書は、軍がUFOの実在に完全に気づいており、慎重な事実隠しに従事しているということを非常に明確に打ち出した本である。

・番組はまた、軍関係者と国防省その他の省庁の職員全員に、UFOの話題に関して、罰金や禁固刑の脅しを後ろ盾に口止めする公式の命令があったことも認めていた。
 驚くまでもなく、この番組はキャンセルとなった。このような番組が放送までこぎ着けることができるなどと、どうしてこのディレクターが思いこんだのか察しがたい。しかし、その空軍の台本はキーホーが長々と引用しているのだから、この話は疑いなく真実なのだ。
 1983年、『奇妙な収穫』の放送から3年後、リンダ・ハウにUFOと地球外生命体の関与についての番組を作らないかとの声がかかった。当時二つのUFO団体が<情報の自由法>に基づいてUFOに関する情報を取得するためにアメリカ政府相手に訴訟を起こそうとしたものの、最高裁判所はこれを棄却していた。
 後日の情報によると、次に起こったのは、空軍が偽情報を流す一連の作戦に打って出ることで相手に手の内を出させようとする対策だったようだ。

・ドーティはガーステンに、アメリカ政府はエイリアンたちと接触を続けており、ある協定を結んでいて、それによるとエイリアンたちにはラスベガス近郊のグルーム湖の(エリア51として知られる)基地が与えられ、家畜解体と人間誘拐が許可されており、その代わりにエイリアンのテクノロジーをアメリカの専門家に教えることになっているのだと語った。
 これは確かに決定的な情報に聞こえる。それとも、ドーティは陰謀説論者たちの過激な説の一部を蒸し返すことによって、わざと混乱を広げようとしたのだろうか?

・車で戻る道すがら、彼は話を進めて、リンダが最近聞いた別の話の信憑性を請け合った。ニューメキシコ州のホロマン空軍基地にUFOが実際に着陸したという話だった。

・事務所に着くと、ドーティは彼女の番組『奇妙な収穫』は「われわれが大衆に知ってほしくないと思っていることにかなり近いところまで迫り過ぎていた」と語った。それから、“合衆国大統領宛て概要説明書”と題されたある書類を見せたのだが、それは1946年に始まる数々のUFO墜落事件を認める文章で始まっており、それにはロズウェル(の二件とも)やニューメキシコ州アズテック、アリゾナ州キングマンの事件なども含まれていた。(有名な1947年のほうではなく)1949年にロズウェル付近で起きた後日のほうの墜落事件では、エイリアンの遺体と円盤が回収されており、分析のためにロスアラモスへ持ち込まれた。

・本書の執筆準備にとりかかったころの、私のUFOに関する知識と言えば、大半の新聞購読者よりは多少くわしかったものの、それにしてもたいして変わりはなかった。UFOに関するつつましいペーパーブックを1冊書いてはいた。だからといって、200冊あまりのUFO関係の書籍を読破する覚悟ができていたわけではない。

<「円盤の秘密」(オルフェオ・アンジェルッチ)>
・アンジェルッチは、コンタクティ(宇宙人会見者)で、自ら虚弱体質に悩む神経質な人間と語り、突如として、“空飛ぶ円盤ビジョン”の福音伝道者となった人物だ。

・アンジェルッチは、1952年5月23日、夜勤明けに車で、帰宅途中、意識がぼうっとなって夢を見ているような感覚に陥り、そのあと地平線上に赤い楕円形の物体を見た。その物体は、突然上昇し、二つの緑の光球を放ったが、そこから声が聞こえてきて、アンジェルッチに恐れることはないと告げた。車を止めると、声は、今お前と話をしているのは別世界から来た友人だと言った。アンジェルッチが急に喉が激しく渇くのを感じると、声がフェンダーの上にあるクリスタルグラスの中身を飲むように言った。美味しい飲み物だった。それから、二つの円盤のあいだの空間が白く光りだしてまるでテレビ画面のようになり、そこに超自然的な美しさの一人の男と一人の女の姿を見た。なぜかその二人をよく知っているように見えた。

・突然、画面が消えてなくなり、もう一度声がして(テレパシーだったようだ)。人間は何世紀も前から観察下におかれており、我々にとってはお前たち一人一人が貴重だ、なぜなら、「お前たちは、自分という存在の本当の神秘に気づいていないからだ」と教えた。

・声の説明によると、このUFOは一隻の母船からやって来ているのだが、実を言うと彼らには空飛ぶ円盤は必要ない、“エーテル”的存在だからだ。UFOはただ人間の前に形として現れるために用いているにすぎない。“宇宙法”によって、地球に着陸し、人間の運命に干渉することはできない。しかし、地球は今、大きな危険にさらされている。

・二ヵ月後の1952年7月23日、またもや同じことが起こったー夢のような感覚。そして巨大な半球体のシャボン玉のようなものの出現。

・アンジェルッチは伝道者となり、UFOの福音を説いて回ったが、人々は彼の努力をひどく嘲笑した。あるときUFOを見たあと、再びあのエーテル体の友人が現れて、自分の名前はネプチューンだと告げ、地球の問題と未来の救済についてさらなる洞察を加えた。

・ユングが、アンジェルッチは真実を語っていると認めたのは明らかだ。しかし、アンジェルッチの話は、結局は“自然発生的な空想イメージ、夢、積極的想像力の産物”だとも感じていた。ユングは、夢のような現実感をおびる空想を指してそう呼んだのである。