体奏家/新井英夫の予告報告 (DANCE-LABO KARADAKARA)

体奏家/ダンサー新井英夫の舞台活動とワークショップ活動の予告と報告。たまに日々の雑感あれこれなども。

3/15(日) バリアを越えてつながる・つくる!!「ダンス・デ・コミュニケーション」発表会

2009-03-08 20:06:13 | 予告

さとういく&新井英夫で指導している川崎市での、知的障がいのある人たちと一般の人たちとのノーマライゼーションを目的とした通年ダンスワークショップ「ダンス・デ・コミュニケーション」。毎月計10回におよぶ年間の活動を経て、その成果発表会(観覧無料)があります。障がいのあるなしというバリアを越えて、ダンスという地平からアートがなしえる新たなワクワクする潮流がここに生まれている! と実感できる現場です。イギリスなどではコミュニティ・アートとよばれる社会活動ですが、日本ではまだ始まったばかり。こういった活動が「特別」ではなく「普通」になることを願ってやみません。私新井としては、「なるほど!」と知っていただくだけでもうれしい!かぎり。そしてもし応援していただけたらもっとうれしい!!ということで転送転載大歓迎の「予告」情報です。

6才から60代までの老若男女、まさに個性豊かな唯一無比の出演者たちが勢ぞろい。「イロいろな」からだが踊り奏でます!! そして今回の目玉は初の試みとして音楽も出演者による全編生声生楽器生演奏。動きと音とが従来の「振付」や「作曲」という概念を越えて、ひとつの身体表現として舞台に生まれます。

名目上「指導者」という立場でいる私ですが、表現の原初のチカラとは何か?を参加のみなさんから毎回「教えられた」体験でした。どうぞどうぞお見届けください。

万障お繰り合わせの上でのご来場、心よりお待ちしています。 

■日時 3/15(日) 午前10:30開演 (20分程度上演)
■場所 多摩市民館ホール(小田急線向ヶ丘遊園駅北口下車徒歩3分)
 
■出演 「ダンス・デ・コミュニケーション」の通年参加メンバー
    +さとういく+新井英夫
■観覧無料(予約不要)
※当日は「たま学びのフェア2009」多摩市民館生涯学習交流集会が終日同施設で行われています。その成果発表会の中でのひとコマです。
■主催: 川崎市教育委員会

■電話お問い合せ 044-935-3333(多摩市民館)

※冒頭写真は昨年08年3月の発表会「をどるカミガミ」より(撮影/落田伸哉)