体奏家/新井英夫の予告報告 (DANCE-LABO KARADAKARA)

体奏家/ダンサー新井英夫の舞台活動とワークショップ活動の予告と報告。たまに日々の雑感あれこれなども。

「字のない手紙」札幌公演 ありがとうございました!

2015-08-17 13:23:27 | 報告
「字のない手紙」の札幌コンサートホールKitaraでの公演、御陰さまで親子連れからご高齢の方まで幅広いお客様に楽しんでいただけました。お客様、関係者の皆様にあらためて御礼申し上げます。ありがとうございました!!

   以下は北海道新聞に掲載された公演の紹介記事です。

こどもオルガン劇場「るるる★られる」 松本公演 満員御礼!! ありがとうございました。(関連新聞記事も)

2015-06-16 15:06:03 | 報告
6/13土の「るるる★られる」松本ザ・ハーモニーホールでの公演。御陰さまで約700席がほぼ満席、未来のオトナである子どもたちに向けて、昔コドモだった大人たちに向けて、客席と一体になった文字通りサーカスのような時空になりました。あらためてご来場いただいたお客様、スタッフのみなさま、共演のユニークなアーティストたちに御礼を申し上げます。

写真の記事は信濃毎日新聞の記事から、公演の様子です。

2/9(日)君津でのダンス公演、ありがとうございました!

2014-02-11 09:15:40 | 報告
前日の大雪、そして交通機関の乱れる中の去る2/9(日)の千葉 君津市民文化ホールでのダンス公演新作「OTOFURE おとふれ」+「市民参加ダンスセッション かなでるカラダから」無事盛況のなか終了いたしました。雪の影響の中、会場に辿り着けないお客様も多くいらっしやったようですが、温かい雰囲気に包まれ素晴らしい公演となりました。関係者スタッフそして、多くの方々にこの場を借りて御礼申し上げます。

足かけ4年、3度にわたる君津市民文化ホールでのダンスプロジェクト(通称:ダン活)。公演だけでなく劇場でのワークショップに加え、近隣の高齢者施設、小中学校、子育て支援センター、高齢者大学、障がい者の方の作業所、在日外国人交流サークルなどなど各所へのアウトリーチ(出前ワークショップ)で蒔かれた種が芽を出し始めた実感が感じられた昨日の終演後の打ち上げでした。バリアフリーに障がいの有無や年齢を越えて集まり2部の共演セッションの舞台でともに踊った「市民ダンサー」とご家族の皆様から「また来年も!」「ウチの学校にも来て欲しい!」「こんなところでワークショップをやったら…」といううれしい反応やご提案もたくさんいただきました。ホールのダンス企画担当の水原さんとともにまた君津でのダンスプロジェクトがどのように発展継続できるか? 考え行動していきたいと思います。君津市民文化ホール発信の市民をつなぐダンスプロジェクトどんどん面白いことになってます!

★今回のスペシャルサンクスその1
君津に劇場入りする前の約一週間ダンスカンパニーノマド'Sの池宮さん熊谷さんのスタジオ・ブリックワン(東京 千駄木)でパトリックとともに滞在制作をさせていただきました。場所提供のみならず、こまかなご配慮でお世話になりました。この方たちの協力なしでは作品ができませんでした。本当にありがとうございます。
http://www.brick-one.com/brick-one/studio/index.html

★今回のスペシャルサンクス その2
造形作家ユニット・ドゥイ(轟岳さん 小野亜斗子さん)さんから「おとふれOTOFURE」の舞台装置としてミラーボールをお借りしました。ありがとうございました!!今回のミラーボールのアイデアはドゥイさんらと2012年に制作した舞台作品「るるる られる」(初演 彩の国さいたま芸術劇場)がヒントになっています。彼らの活動・こどもたちとの造形教室やワークショップの数々もユニーク!すばらしいです!
ぜひこちらのHPを↓
http://duilab.com/

コミュニティFM「調布わくわくステーション」に出演・新井英夫&子どもちたちとのダンスについて語る

2011-12-14 17:46:27 | 報告


今年の夏、調布のせんがわ劇場で実施した新井英夫と子どもたちとのダンスワークショップと公演パフォーマンスギッズ・トーキョー「かなでるカラダ 未来をつくる わたしとワタシ」(主催/東京都・NPO法人芸術家と子どもたち他)について、調布のコミュニティFMの番組から取材を受けお話しさせていただきました。放送は先月でしたが、アーカイブとして下記のサイトでお聴きいただけます。「言葉で表現できないことをダンスで表現している」ことも確かですが、言葉でふりかえり語ることはとても新鮮な体験でした。実際の放送分の何倍もの時間、収録ではついつい話しが弾んでしまいましたが、みごとに大事なエッセンスを編集していただけました。インタビュアー名取さんの素晴らしい問いかけで、ふだん考えていたことがふと言葉になって出ていた気がします。お時間のあるとき、ぜひお聴きください。

特に3.11以降子どもたちに関わるワークショップは「未来を創ること」という想いで向き合っています。

実は「ラジオ出演」好きなんですね!また機会があれば、ぜひダンスから、からだから感じたこと考えたこと話してみたいと思います。

http://chofu-catch.sakura.ne.jp/minnadenet/wakuwaku2011/2011-11-01.html

「だれでもヨーコソ! からだがあそぶ 芝の家」ご報告

2011-10-15 10:30:52 | 報告
10/1土と2日に芝の家で実施した新井英夫ワークショップ「だれでもヨーコソ! からだがあそぶ 芝の家」の模様をスタッフブログでご紹介いただきました。0歳児から70代までが参加して、からだをほぐして奏でて、おにぎりをつくって食べて、マチを探検して、風を感じた…、そんな不思議で懐かしい感じのした2日間の記録です。

http://www.shibanoie.net/2011/10/11/report_karadagaasobu/

「かなでるカラダ」公演御礼!

2011-08-27 15:48:44 | 報告
8/20(土)21(日)にせんがわ劇場で行われたパフォーマンスギッズトーキョーの公演の模様をブログで紹介していただいています。19名の子どもたちと新井英夫らとの音と光と動きのふしぎなパフォーマンス公演。
各回とも満員御礼の盛況でした。関係者のみなさまそして子どもたちに感謝です。

なんだか「夏休み」が終わってしまったようなちょっと寂しい感じがしていますが…。子どもたちみんな元気にしているかなぁ。

http://gamba-staff.seesaa.net/article/221632194.html

近況報告です。

2011-06-22 05:34:11 | 報告
最近は更新できずにいましたが、このところの近況報告を。忙しかったのと、
重要な二ュース源としてTwitterやFacebookを開いている時間が震災原発事故後多くなり、
そこにちょこちょこと書き込んでいたというのもあります。ぼちぼちとまたブログも再開!


○仙台でワークショップ
6/4土.5日、NPO芸術資源開発機構ARDAのスタッフと美術家中津川浩章さんと仙台を訪れ
避難所や仮設住宅、復興支援アートイベント等でワークショップをしてきました。
以下ARDAのブログに報告が。
http://ardablog.sblo.jp/
アーティストとして、というより同時代を生きるひとりの人として何ができるか?
考え悩んでもみましたが、「ともかくやってみるしかわからない」ということで、
行ってきました。アート系NPOであるMMIXの村上タカシさんらの協力に深謝。
現地では被災後、アートも何も枠を取り払って、各種のNPOが連携しながら、モノ・
ヒトの支援をしていたのだそう。こういった事情も現地に行ってはじめて知ったの
ですが、復興にはともかく長い時間のかかることを感じました。
今後も引き続き「できることから」お手伝いをしていきたいと思います。

○「牛飼い」をしている旧友に会う
今年のはじめ高齢者施設でのワークショップの仕事があり君津市に出かけました。
そこで、とつぜん「おーいアライ~っ」と呼び声が。振り向くと高校時代の同級生
アベくんではないか!! 「なんでここにいるんだ!」「おまえこそ!」こういう偶然は
あるんですね。20年ぶり以上の再会。互いに仕事中だったので連絡先を交わし、
次の再会を誓って別れました。

それから震災原発事故やらで、やっと都合がつき先日、ゆっくりと都内で再会できました。
わが友アベくん。大学で農業を専攻し卒業後は、牛に触ったこともないのに畜産飼料の会社
に就職、その後30歳過ぎてから海外青年協力隊員としてグァテマラに。電気の通っていない
ような地域で活動していたそうです。なんでも現地の方々の通信手段は「声」!!。集会の連
絡が「大声」で山の向こうに伝達され、それを受けた人がまた次の山を越えた集落に「大声」で…。
これを何回か繰り返す(笑)。こうして見事に3時間後、おやつを頭の上に乗せてのんびり各集落
の代表が集まる。いっぱい歩いたので疲れて集まってもすぐ休憩お茶タイム。「何で集まったん
だっけ?」「でもも帰る時間だ」「よし来週また集まるということだけ決めよう。じゃ今日は
これで解散!!」というような世界。「日本に戻ってきて、しばらくはこっちのペースになじめ
なかったな、なんて国にかえってきちゃったんだという感じ」とアベくん。その後紆余曲折あっ
て長年の夢だった「牛を飼う」生活を千葉の富津の山間で実現しているとのこと。牛飼いと農
業の傍らパートタイムで理学療法士として高齢者施設で働いていたというわけだった。

千葉富津で牛や野生イノシシ・猿ご家族に囲まれ、まさに「地に足の着いた」生活をしている
アベくんは自然哲学者なのだ。会ってすぐ東京駅で「東京、人多すぎるな。同じ生物がこんだけ
一カ所に集まっているのは自然界にはないぞ、これが全部ゴキブリかなんかだと思ってみろ! 変だろ」
ハイそうです(笑)。そして移動の最中恐竜展のポスターを観てアベくん曰く「恐竜は、隕石の衝突
による気候変動での絶滅だろうな。地球の生物で自滅したやつはいないよ、みんな外的要因で他滅。
人間だけ文明を持ったから自滅だろうな。文明と生き物は共存が難しいんじゃないか?証拠に宇宙人に
まだオレたちは会ってない。持続可能な文明があるとしたら、文明を持つものどうし、地球外の知的
生命体と我々は既に出会っているはずだ。出会っていないのは、文明を持った生物は自らの内的要因で
いずれ滅びる運命にあるんだろうな…」彼の一言ひとことがとてつもなく深く面白い。農業問題・食料
問題・近未来のこと・妄想アホ話…話しはつきない再会だったが、アベ自然哲学のつづきはいずれまた。

彼は震災後ソーラーパネルを設置したという身の振りの早さだが、携帯電話は持っていない(笑)。
東京駅での待合せ、人が多く互いに見つけらなかった。仕方なく私は人目を憚らず大声で「お~いアベ~」
と叫んだ。すかさずその倍くらいの声で遠方から「おーいアライ~」と反ってきた。おたがいニンマリ。
その後聞いたグァテマラの話しは妙に納得(笑)。さすがお互い「ずっと」友達なわけでした。