３月３１日

今年も「３月３１日らしい」お天気でした。
みなさんお気づきかわからないけど、わたしは個人的に印象深い理由があって
いつもどんな一日になるかじっと観察してるんだ。
朝は晴れててぽかぽかと暖かく、だって明日から４月だもんね、とつぶやく。
午後になると雲行きが怪しくなり空の色が変わり、雨が降り出す。
しばらくすると雲の晴れ間からまた日光が射し始め、でも風は北風に変わってる。
雨のおかげで空気は澄み、夜には星もまたたく....そして４月だ！


明日であの日から３週間。
不穏な知らせは今日も届く。
今はかの地のみなさん復旧作業にあたる方々の無事と平安を心で祈り
節電・節水・経済活動・自分の仕事を務めることしかできません。


世田谷にも計画停電をぜひ。
住宅地なら大丈夫、不公平はよくないよ、協力したいです。
茨城や福島のお野菜・牛乳・卵、わたしならＯＫですから、こちらも
明記して流通に乗せてほしいな。


地震から１週間の頃久しぶりに外食した。
それまでは、うちにあるものとたまに買い足すものでまさに３食全部
作って家で食べていた。
ちょいとうんざりしながらも(笑)、創作メニューなんかも開拓できて
これはこれでよかった。

で、大規模停電の可能性ということで電車にもバスにも乗れなかった
木曜日、渋谷から歩いて帰った夜、三宿でアボガドチーズバーガーと赤ワイン。
マッサージに行った土曜日の夜は、都立大学でメキシカン料理。
さもないカジュアルな食事なのにホントにおいしいと心から思った。
プロが作るできたてのお料理。


で、２週間くらいして久しぶりにお洋服を買った。
大好きな渋谷のセレクトショップ。ここで入手したものはステージ衣装にも
なり、普段着ていても「それどこで買ったの？クエスチョン」率高し。
いつも混んでるのにそうでもなかった。
でも、好みのワンピースを試着して「これ、いただくわ」と口にして、
自分が元気になるのがわかった。


もうみんな言い始めてるけど。
東京に住み、とにかく衣食住足りてるわたしたちは普通の生活をしよう。
働いてお金を得て、それを使おう。
おなじみのお店に顔を出し、コンサート、映画、美術館にも今まで
のように行こう。
申し訳ないという気持ちはゼロにならないけど（これが消えることは
ない）、経済を回す一環で居続けよう。それも大切な支援のひとつ。