Soccer Watcher ~KKのサッカー観戦記~

このBLOGでは、浦和レッズ、FC町田ゼルビアを中心に、日本サッカー界に関する様々な話題を掲載します。

浦和 明日は清水戦!

2010-09-17 17:03:04 | 浦和レッズ
明日と明後日は、J1第23節が行われます。
浦和レッズは、明日、清水エスパルスと対戦します。
会場は埼玉スタジアムで、16:03キックオフです。


清水は、第17節のホームでの鹿島アントラーズ戦を2-1で勝利し、リーグ前半戦の首位になりました。
しかし、その後は調子を落とし、第22節のアウェーでの大宮アルディージャ戦で0-3で敗れるなど、リーグ戦最近5試合でわずか1勝しか挙げておりません。
順位も、ACL出場権獲得圏外の4位まで落してしまいました。

ただ、清水には日本代表・FW藤本淳吾、FW岡崎慎司など能力の高い選手が多いため、難しい試合になることは必至です。
また、リーグ戦で優勝を狙っている清水にとってこれ以上の敗戦は許されないため、ものすごい意気込みで挑んで来るでしょう。


しかし、浦和にとっても、清水は絶対に負けられない相手です!
浦和は今シーズン、清水とはリーグ戦、ナビスコカップで1回ずつ戦っているのですが、共に敗れています。
なので、3度目こそ、勝利してほしいと思います

また、清水にはGK西部洋平、MF小野伸二、FW永井雄一郎と、元浦和の選手が3人います。
彼らにも、絶対に負ける訳には行きません

現在、サポーター有志が埼玉スタジアムを6万人で埋めようというチラシを、浦和の駅などで配布しています。
そのため、明日は多くのサポーターがスタジアムに訪れる可能性があります。
明日は、大勢で精一杯、浦和を応援しましょう

浦和は、ホームでの試合は、5月5日(水)の第10節の名古屋グランパス戦以来、勝利がありません。
明日こそは、ホームの大勢のサポーターの期待に応えてほしいと思います。


私は、明日は都合が悪いため観に行けませんが、浦和の勝利を祈っております

V・ファーレン長崎 Jリーグ入会予備審査不合格

2010-09-17 15:26:33 | JFL
16日(木)、JFLのV・ファーレン長崎は、Jリーグ入会予備審査の結果を発表しました。
その結果は、「Jリーグ基準を満たすスタジアムの確保」や「財務基盤の強化」など多くの課題が残されており、本年度においては「Jリーグ入会条件を満たされていない」と判断されました。
これにより、長崎の来シーズンからのJリーグ入会は、実質不可能となってしまいました。
先日、FC町田ゼルビアも不合格を通達されましたが、長崎も残念な結果となってしまいました…。

詳細は、以下のサイトをご覧下さい。
Jリーグ入会予備審査結果について(V・ファーレン長崎オフィシャルサイト)


長崎が指摘された課題について、1つずつ説明して行きます。

まず、1つ目の課題である「Jリーグ基準を満たすスタジアムの確保」について。
長崎は現在、諫早市の長崎県立総合運動公園陸上競技場と、長崎市の長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場をホームスタジアムとして使用しております。
しかし、この2つのスタジアムは、共にJリーグ基準を満たしておりません。
現在、2014年の長崎国体開催に合わせて、かきどまり陸上競技場の改修を行う計画がありますが、改修工事が完成するのが2013年3月の予定となっております。
そのため、長崎がJリーグに参入できるのは、早くても2013年シーズンからとなってしまいます。
そのため、クラブ側は現在、改修工事の前倒しを長崎市に要請しております。
スタジアムの問題は、Jリーグ参入のためには絶対に満たさなければならない条件であるため、早く解決の糸口を掴んでほしいと思います。

次に、「財務基盤の強化」について。
これには、資本金の問題と、ホームゲームでの入場料収入の問題の2つを指摘されました。
資本金の問題については、現在、長崎を運営している株式会社V・ファーレン長崎の資本金は45万円しかなく、これでは債務超過のリスクを常に背負いながらクラブを運営せざるを得ない厳しい環境となります。
クラブ側は、昨年から資本増強のために各方面にお願いをしており、また、クラブとしても個別に企業に出資を依頼するなどして、増資に向けた取り組みを行っております。
しかし、今後更に増資を図るための、クラブ側の努力が必要となります。
ホームゲームでの入場料収入の問題については、現在、長崎の運営はスポンサー企業からの協賛金によって大半が賄われており、Jリーグ側からその点は評価されたそうですが、入場料収入が低すぎることが指摘されました。
クラブ側の努力により、今シーズンは、昨シーズンと比較すれば入場料収入は増加しているそうです。
しかし、依然、他のJリーグ準加盟クラブと比較すると低い状況だそうです。
入場料収入は、安定的・継続的なクラブ運営のために必要であり、また、入場者が増加することにより地域密着も図ることができます。
そのため、この問題の解決にはクラブ・行政・市民・サポーターが一体になることが必要となります。

長崎は、Jリーグ参入のために数多くの問題が残されていますが、今後の展開に注目して行きたいと思います。
そして、来シーズンは、入会予備審査に合格できるように頑張ってほしいと思います。


この結果により、来シーズンからのJリーグ入会の可能性を残すのは、ガイナーレ鳥取と松本山雅FCのみとなってしまいました。
両クラブとも、まだ課題は残されていますが、それらの早期解決に向けて頑張ってほしいと思います。
そして、来シーズンからのJリーグ参入が果たせることを祈っております。