私は昨年母が他界しましたので新年のご挨拶を控えさせていただきますね。
さて我が家では年末、年始を長女の嫁ぎ先である実家がある日高町へ行ってきました。
総勢10人でしたのでとても賑々しくぜいたくな時間を過ごして来ましたよ。
私達は日高国際スキ-場のふもとのホテルに宿泊しそこで2日間のんびりと過ごしました。
私以外の家族は皆スキ-をしますから、皆がスキ-をしている間は私は一人でした。ホテルもスキ-客の為に建てられたような所でしたのでスキ-をしない人は何もすることがありません。ですので私は日高を訪れる前日本屋さんで3冊の文庫本を買っていきました。
その中の一つが 「しあわせパン」 でした。
普段、ゆっくりと本を読む機会がなかったので私は一気に読みました。
久し振りに読む本は私に清々しい感動を与えてくれました。

その本は小さなささやかな幸せがどんなに素敵なものかを教えてくれました。
「しあわせのパン」
「カフェ・マ-ニ」は北海道・洞爺湖のほとりにある小さなまち・月浦町に実在する喫茶店です。
宿泊設備を備えたオーベルジュ式のパンカフェを訪れた3組のお客さまたちの人生模様を短編風に描き、そして後半は主人公二人がどのようないきさつで夫婦になっていったかを描いた物語です。
そして主人公りえさんが大切にしていた絵本「月とマ-ニ」
この文庫本にはその絵本も掲載されています。その中の一節
大切なのは
君が、照らされていて
君が、照らしている
ということなんだよ
お友達でも、恋人でも、夫婦でも、師弟関係でもお互いにこうありたいですね。
この物語は映画化され札幌では1月21日から公開されます。主人公役のりえさんに私の大好きな女優”原田知代”さんが演じています。
是非観に行きたいと思っています。
そして春になったら「カフェ・マ-ニ」を訪れてみたいなあと思っています。