173号線を走っていると、安産で有名な大原神社を発見しました。
雰囲気のある谷合いの集落だと思っていたら
思いがけず、見つけてしまったので嬉しかったです。
こんな秘境チックな場所に鎮座しているとは思いませんでした。
下の道路からはこの茅葺の能舞台が目を惹きました。
江戸時代の絵が現存しており、もっと保存状態が良ければなあ~と、
こんな雨ざらしの場所でとってももったいないです。
でもそんな事に拘らない大らかな空気でした。
一番、パワーを感じた摂社の飛瀧峯神社
美しいです。
祭神が鮭魚化身という珍しい神様
土着の神がこうして残っている辺りが、秘境感を増します。
本殿はイザナギノミコトや天照大神など、中央集権の顔ぶれでしたが、
こうした摂社、末社に元々信仰されていた神様が残っていると感慨深いです。
中舞鶴和田から西舞鶴へ車を走らせます。
(前々回記事の続きだけどね~)
入りくんだ湾の満ちた水を見ていると
細胞の隅々が満ち足りて、そして心が満たされていく。
日本でも古来より雨乞いの儀式があったり
インドでも雨の詩という音楽がありますが、
農作物はもとより、水の惑星に住む私達の心を満たすのは水のある風景かな。
国際埠頭への橋
こんな立派な道路があったなんて初めて知りました。
川のように見えますが海なんですね
運河のようです。
匂崎公園まで来ました。
勝てば官軍のこの地を治めた王の話しですが、
土蜘蛛とはすなわち先住民のこと
ネイティブアメリカンさながらの史実が日本でもあったのです。
その抵抗の凄さまじさから
後から入った官軍が、先住民を土蜘蛛や鬼と呼んで退治しました。
大江山の鬼や土蜘蛛の歴史に胸を馳せます。
公園の中腹まで行ってみました。
海は、いつものようにきらめいていました。