今、どこに行ってもドクダミがいっぱい生えていますね。
花は結構きれいですが、匂いはきついです。
我が家の庭にもあって、引き抜くのが大変でした。
根っこが深いんですよね。
ドクダミ茶とかいろいろありますが
昔、ドクダミの葉を干して煎じて飲むと解毒作用があるとか
せんぶりは、干して、胃の薬だとか
熱さでばてたときとかには、梅酢を飲まされたりとか
いろいろ民間療法で、ある程度の病気は治ったものでした。
そうそう、このドクダミの根っこは、昔
おでき(バイ菌が入って皮膚が赤くはれあがる)が、できたときに
この根っこをきれいに洗って
囲炉裏の火で焼いて、ペースト状にしたものを患部に貼ってもらった
記憶がよみがえってきました。
不思議と腫れが引いたり
中から膿が出て、治ったものでした。
今は、気軽に病院に行けるから、こんな話をすると
笑われそうですけど・・・
あの頃(戦後のころ?)の病院のイメージは
「生死をさまようような人が行くところ」とされていて
あの人病院に行ったんだって、と聞くと
それはそれは、大変なことだったようです。
現代は、大きく変わってこれが良いのやら?
よいのやら?(笑) わかりませんが・・・
コロナの特効薬、早く見つかるといいですね。
ドクダミは抜くのも大変だし、ニオイも苦手で厄介ものと思っていましたが、そんな効用があったんですね。たしかに今では薬もすぐ手に入るので知らないことも多くなりました。
昔の人の知恵はすごいですよね。
梅干しは、風邪気味の時とか熱中症になりそうなときとかは、意識して食べるようにしています。