カンレの日記

還暦の年から始まったブログ、いつの間にか古希そして喜寿を迎えた日々のこと。思いのままに。

よなげる

2011年01月26日 | 思い出話

昔、母(大正生まれ)から聞いた

よなげるという言葉を時々思い出します。

小豆や大豆など、豆を洗うときに

「よ~く、よなげてから煮るんだよ」そんな使い方でした。

小さいときから聞いていたその言葉どおり

私が豆を洗うときは実践しています。

でも、これって方言かもしれない、とか思っていましたし

普段良く使う言葉ではないので、特に気にも留めていませんでした。

でも、最近気になって調べてみましたら

しっかりとgoo辞書に出ていました。

意味は→「水にいれてかきまぜ、細かいものをゆらしてより分ける」ですって

その通りでした。漢字は「淘げる」って書くこともわかりました。

方言ではなかったのですねぇ。

で、カンレがやっていることは、小豆やその他の豆を洗うときです。

Photo

最初は浮いたゴミを流しその後に、容器から容器に

流れる水の力と、豆の転がるのを利用して

ゆすりながら、強くもなく弱くもなく流しながら別の容器に移すのです。

これを何度か繰り返します。

すると、最後の容器のそこには ↓ こんな感じに

Photo_2

あ、見えるかな?

土や石ころなど豆より重い物、転がりにくい物が残り

取り除けるって訳です。

今は、綺麗に洗ってゴミ一つない状態で売っていますから

特に役に立たないことではありますね。

自給自足の生活では

ちいさな石ころが入ってしまうこともありましたから

この方法は、欠かせないものでした。

コメント (8)
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