遥か彼方のひとり言

いろいろな出来事、出会いなど、少しずつ、気楽につづります。
空を見上げながら、彼方の日々に想いを…

お父ちゃんと台所

2010-08-30 00:04:55 | 日記
うちのお父ちゃんは、学生時代も、社会人になってからも、ずっと実家を出たことがなく、家の中のことは全部、義母にまかせっきりだったので、家事はほとんど出来なかった・・・というか、全く関心がありませんでした。

一緒に暮らすようになって10年と9ヶ月。

最初のころは特に気にならなかったのですが、結婚から1年後に子どもが生まれて、育児休暇を終えて仕事に復帰してから、今までの家事に、保育園の送り迎えが加わり、2人目が生まれた後から、だんだん疑問がわいてきました。

お父ちゃんは、確かにお仕事も忙しかったけど、家に帰れば自分の好きなことができるし、テレビも自分専用があって自由に楽しめるし、・・・なんて、いつの間にか考えるようになっていました。

心の中の葛藤があり、素直じゃない私は、いつの間にか怒りっぽくなってました。

・・・そうだなぁ~・・・
ケンカもたくさん・・・だって、わかってくれないんですもの。
わかってもらおうとする前に、自分が相手を理解しよう!なんて言葉も知ってるけど、それでもやっぱり、私の状況をわかってほしくて、何度も何度も・・・。

10年を過ぎ、最近やっと、ぼちぼち家事に手を出してくれるようになってきました。

・・・というか、私がそう仕向けている節もありますが…。
例えば、今日!
「○○が親子丼食べたかって言いよったけん、今夜はそれにしようか。」とお父ちゃん。

それに答えて、私は・・・
「おっ、いいねぇ~。私も食べたい。今夜は任せるけん。(笑)」
「さぁ~、お父ちゃんと一緒に、好きな材料選んできてね。一緒に頑張って作ろうね。」

張りきる子どもたちを止めることは出来ず、お父ちゃんは台所に立つこととなりました。
写真は取りませんでしたが、とっても美味しい親子どんぶりでした。

おごちそうさまでした。

そう!やれば何でも出来るんですよね。
やらないだけ…関心が無いだけ…
もっと、もっといろんな家のことに関心を持ってもらえるように、言葉かけ上手になりたいなぁ~と思います。

おやすみなさい。