遥か彼方のひとり言

いろいろな出来事、出会いなど、少しずつ、気楽につづります。
空を見上げながら、彼方の日々に想いを…

阪急電車

2010-08-22 23:28:52 | 読書あれこれ
有川浩さんの「阪急電車」をよみました。



映画になるそうですが、
主人公が多くて大変そう。。。

それにしても、この作品の構成も
とっても個性的で、とっても面白い。

レインツリーの国を読んだときにも感じましたが、
どうしてこんなにも心の動きの表現が
ピタリとくるんだろうって…。

特に恋愛などは、書く人が男性か女性かで
どうしても表現が偏った感じになってしまうように思うのですが、
有川さんの表現って、とっても自然で、
というか、とってもリアリティがあって、
頭の中に、どんどん映像が浮かんでくるような感じになります。

とはいえ、現実のことがこうも上手くいっているとは
思い難いこともありますが…。
それに、男性の気持ちは私にはわからないのですが…。

読んでる途中で思ったことは…
「やっぱり大学行ってみたかったなぁ」って…

変身願望があったのかも?
何も無いところから、スタートしてみたかったのかも?
過去の私に関係なく受入れてくれる空間に飛び込んでみたかったのかも?

少し前に「カラフル」読んで、
読後感を「少しモヤモヤ」と書いてしまったのですが、
実は、その変身願望にちょっと絡んでて…。

中学や高校生の頃は特に、
社会人になってからも、時折、
生まれ変わりたいなぁ~って思うことがあったものですから…。

変身願望があって、
いつも、こんな風になりたいってイメージしてても
上手くいかなくて…。

「転機をむかえて」というブログに
ついついはまってしまうのも
実は、こんな自分でも大丈夫かもって思わせてもらえるから…。
もっちさんが、私の心の中の言葉を
代弁してくれているような…そんな感覚になることが多いもので…。

ちょっと、本の感想から脱線してしまいました。(苦笑)

いろんなことを感じた一日でした。
この本も、同僚男子のおススメです。
これもまた、とってもとっても良かったです。
紹介してくれて、ありがとう

いとうあさこ

2010-08-22 23:03:08 | 日記
いきなり呼び捨てにして申し訳ないです。
笑いながら「何だかイライラする」の言葉がたまらなく大好きな芸人さんです。

今日の長崎新聞のワイド企画のページに「ページの余白」で掲載されていた「あさこ40歳」のいとうあさこさんの記事。

読んでいて、同年代の言葉に共感を覚える。



30歳を迎える時は「嫌で嫌で、ノイローゼぎみになった」…
う~ん。覚えがある。

29歳の時、私も30歳になりたくなくてあがいてたなぁ~て、
本当に無駄なあがきで、どうしてあんなに嫌だったんだろうって、
30歳になったら、全然なんでもなくって、あの時の私って何だったんだろうって、
めちゃくちゃ不思議な気持ちになってた。

一気に力が抜けたのかなぁ~。

でも、その時々で、いろんな悩みや迷いにぶつかるものですね。

それでも、この記事のタイトルのように「無駄なことも無駄じゃない」って、私も思っていたりして…。

こんな瞬間に出会うと、何だか気持ちが少し軽くなる。
同じようなこと考えてる人がいるってわかると何だか嬉しくって…。

いとうあさこさんをこれからも応援しようって、素直にそう思える。
一緒にがんばろうっと!