遥か彼方のひとり言

いろいろな出来事、出会いなど、少しずつ、気楽につづります。
空を見上げながら、彼方の日々に想いを…

長崎原爆の日

2010-08-10 00:34:43 | 日記
日曜日の夜、初盆の準備で、いつもより少し早めに里帰りした叔父夫婦と一緒に実家で食事をしている時、何気ない会話の中で、「明日は登校日だから…」というと、えらくビックリした様子で、「自分とこの孫の学校は登校日ってないよ…」と。

長崎原爆の日で、平和学習があることを話すと、
あらためて、そうだったねぇ~と…。

長崎で生活していた時間より、遥かに、今住んでいるところでの生活が長くなっている叔父。
昨年亡くなった祖父は、原爆でケガした人を田舎に運ぶために、原爆が投下された翌日から中心部に入り作業をしたために被爆しました。

8月9日…私は、平和公園にいました。
長崎の鐘のすぐそばに…。
警備のお仕事でした。

朝から、とても良いお天気だったのですが、
途中から曇りだし、時折、小雨が降る中での平和記念式典となりました。

正直、記念式典の当日に、平和公園にいたのは初めてでした。
本当にたくさんの方々が手を合わせ、平和の祈りを捧げていました。

テレビでよく映し出される大型店との中の席に入るための人の列と向き合いながら、後方から聞こえてくる市長の声に耳を傾けていました。
語りかけるように、一言一言ずつ、しっかりと…。
長崎からの平和のメッセージは、世界中に発信されています。
そして、広島からも…。

鳴り響く「長崎の鐘」を眺めながら、
この鐘の音とともに、平和の祈りをより多くの方に
どうぞ、お届けください。お願いします。