消え行く銭湯

消え行く銭湯

先日実家の親から電話があったとき、昔通っていた銭湯がなくなるという話を聞いた。
通っていたといっても区画整理のときで、今から25年近くも昔になる。
25年。。。四半世紀だ。口にして思わず、歳をとったなあと思った。
本人の精神年齢はほとんどかわっていないのに^^;

荒川湯、吉野湯、日の出湯、山田湯？だっけかな。
山田湯は中学の頃に閉め、日の出湯は高校生のとき閉まった。

吉野湯、荒川湯はつい最近まで開いていて、3年前、実家の改築のときに久しぶりに
訪れたら、全く変わっていなかった。20年近く通っていなかったが、ほとんどかわらないことに驚きとともに、深い感動を覚えた。時間が止まっているようだった。
番台のお婆さんも、テレビの位置も、そしてあいかわらず相撲中継を見ているのも^;

そしてそのとき私は、昔と同じく、風呂上りにコーヒー牛乳を飲んだのでありました。

そんな吉野湯も2年前に店をたたみ、ついに今年、荒川湯も閉まってしまった。
いまどき風呂なしのアパートは珍しくもないし、一つの役割を果たし終えたのかな。
これも時代の流れか。

昔ながらの風景と思い出の場所が消え、少し寂しい気持ちになりました。