~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~
第十一話
94、父は唯一無双の方―――御自身の創造したものの中にいます父である。
独立の御存在ではあるが、その創造物より分離することは決してなく、
その御性質は不可分にして「全体」であるが、
しかも「多」の中における実質である。
95、五官を通して触れたり感じたりしうる物を見ると、
あなたたちはそれを現実的存在という、
しかしそれは実在の影にすぎないのである。
実在とは裡なるもの、不可視のものである。
実質が内なるものであって、外なるものは影である。
96、真理に対する無智のためにかくも多くの苦悩が地上に生じたのである。
すべての人々が真理を把握した時、すべての人々はみ霊を見上げるであろう。
み霊こそが実在であり、外なるものは内なるものの現れであり、
内なるものなくしては外なるものは存在しないからである。
~ 感謝・合掌 ~