~ 恩師の御講演「心身の神癒」より ~
第七話
73、ペテロが浪の上に足を踏み出してみると浪は岩のよう固く、
〔そのまま〕彼は歩いて行った。
その時、彼は御霊の力に満たされていたのである。
彼の望みは、浪の上を歩いてわたしの許に行き、
わたしの為した通りのことを為ることだったのである。
74、そういう訳で剛気なペテロは波の上を渡り出したのであるが、
幾らも経たないうちに、こんなことなど今迄にした事もないと
考え出したのである。
彼にしてみればそれは新しい体験であり、
奇妙な事だったのである。
75、歩いて行くうちに、
もし浪が足許で崩れてしまったらどうなるだろうか。
自分は沈んでしまうだろう、
と心の中で考えたのである。
~ 感謝・合掌 ~