こんにちは!
今日も、相変わらず寒いですね。
なんか、今日の夜から又、雪の予報になってます。
北部ですが・・・
お店の辺って、南部とは明らかに違い、北部だと大げさすぎる場所なので
その間って感じで、いつも天気予報見てます。
なので、多少積雪あるかな~?とみてますけど、どうなるんでしょか・・・
さて『ファーストクラス』って響き。い~ですよね。
もちろん飛行機の、ファーストクラスなんですが、乗った事ありますか?
普通に乗ろうと思ったら、ビジネスクラスで約1.5倍から2倍の運賃設定。
ファーストクラスなんて、2倍~3倍以上とか。
まっ、マイル貯めてそれでアップグレードとか、株主なんたらとかありますけど、
なかなか乗る機会なんて、ないですよね。
そんな

ファーストクラス

石川は、1度だけあるんです^m^フフフ・・・
とある美容のコンテストで、全国優勝し、その賞が、
『ロンドン美容研修旅行』だったんです。もちろん招待なのでタダ!!!
初めてのヨーロッパに、完全に浮かれて行ったのを覚えてますよ(笑)
頭、真っ白に染めて(^_^;)
自分は関西空港からだったんですが、一応美容師のツアーみたいな感じで
全国の美容師さんたちと合流し、そのまま搭乗したんですが、居るんですよ。
あきらかに自分の席番の席に外人さんが
あっ、席は美容師集団、みんな同じ辺りのエコノミーです。
そのポツンと一人座ってる外人さんに、石川の流暢な英語で確認お願いすると、
まさかの同じ席番(゜o゜)
噂には聞いてたけど、まさか自分の身に、ダブルブッキングが起こるなんて。
そこでCAさん(当時はスチュワーデスでしたよ)に確認すると、
そのCAさんは、石川より2ランクUP位の流暢な英語で、その外人さん何かをお願いしてる。。。
何となく察するに、体が自分よりはるかにでかい外人さん。
さらに、自分たちは団体でその辺の席を確保してる。
というのもあって、その外人さんに『ファーストクラス』への変更を伝えてるみたいでした。
その瞬間、その外人さんがブチ切れ


その時の言葉を和訳(広島弁で)すると、きっとこんな感じでしたかね。
<外人>
「はっ??なめとんか、わりゃー」「なんでわしが席変わらんにゃーいけんのんや」
「ファーストクラスいゃー誰でも行く思ーたんかぁ?」
「わしゃータバコ吹いたいけん、この席座っとんじゃろーが!」
「えーかげんにせーよコラぁ!」
こんな感じです(笑) イヤほんまに。
あんなにブチ切れた外人、初めて見ましたから。
<注>この頃、機内後方のみ喫煙席だったんです。ライターの持ち込みもOK。
今では信じられませんよね
そしてそのCAさん。さすがです。
全然びくともせず、笑顔絶やさず接客してるんですよ。
と、次の瞬間、その話しがなんと自分へ!\(◎o◎)/!
<CAさん>
「お客様、大変申し訳ございませんが、こちらの不手際で、お席が重複してしまいました。」
「同じ団体の方とは、席が離れてしまいますが、ファーストクラスへのお手配とさせて頂けないでしょうか?」
「ファーストクラス同等のサービスと対応を、させて頂きます。」
断る理由なんかないですよね。
ソッコーで「いいんですか???」と、とんでもない幸運に見舞われ
他の美容師たちの、羨望の眼差しを受けながら、2階席へと上がって行きました。
その航空機は、前の方が2階になってて、2階がファースト。
1階前方がビジネス。他がエコノミーで、エコノミーは後方3分の2位が喫煙可能でした。
ココでふと思ったんですけど、あの外人さん。
タバコ吸いたい時だけ、1階に降りてくれば良かったんじゃね?という疑問です。
そこまで頭、回らんかったんですかね?
実際に、自分はそうしてました。
こうして、最初で最後であろう、ファーストクラス体験をしたんですが、
路線もロンドンと長く、至福の時を長い時間過ごせました。
料理はもちろん。フランス料理のコース。もちろん朝食も豪華。
飲み物は全て無料で、ボタン一つでCAさんが持ってきてくれる。
種類も豊富。
席も真横じゃないけど、かなり倒れ、そして広い。
眠るのも全然、爆睡できる(もったいなくて、そんな寝てない自分)
生涯、できるならもう1度体験してみたいですよ。。。
さてさて、今じゃ考えられない当時の飛行機での常識。
まずは、先に書いたけど、もちろん喫煙可という事ですよね。
しかも、長距離路線なので、きっとみんな必ず寝ると思うんです。
寝たまま、タバコの火の不始末って怖くないですか?
マッチ、ライターもOkという。
エコノミーも、喫煙席分かれてたけど、
あの空間の中で、仕切りもなく、禁煙席と喫煙席って、あんま意味ない気がしました。
そして、自分は2階だったんですが、エコノミーの仲良くなった美容師さんが
何回か、わざわざ来てたんですよ。2階に。
「ファーストどうなん?」みたいな。
そして朝、当然のようにトイレが混むんですが、自分のいる2階のトイレはそうでもなく、
その美容師さんが、2階のトイレを使うために来て、自分と2人で、
2階前方のトイレで、順番待ってたんです。
そしたら後ろから、「ソーリー、エクスキューズミー」と聞こえ、
見るとCAさんが、機長さんたちの朝食を運んできたんですよ。
自分たちが並んでるとこの、扉の向こうがコックピット。
インターホンで何やら言うと同時に、その開かずの扉がオープン。
その瞬間、まさに上空1万メートルの前方視界と、
計器類満載のコックピットが、目に飛び込んできました。
知人美容師とともに、「すげーーー」という声が、勝手にでたんですね。
そしたら機長さんが「ココ見るの初めてですか?」とか言ったので
「もちろんです。」と答えたら、「少しだけ前方ご覧になりますか?」と言われ、
CAさんとともに、ほんの1分くらいでしたけど、朝日がまぶしい貴重な絶景を見れたんです。
これ、今じゃありえませんからね。
その時代だったからなのか、たまたまそういう機長さんだったのか知らないですけど、
ほんと、機長さんだけに貴重な体験でした・・・
お後がよろしいよ・・・すんません・・・