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カメノ日記

僕カメノ(通称カメ)の遊び、学び、それから日々のでき事をつづる日記です。カメには前進あるのみ。カメも歩けば奇石にあたる。

250歳で死んだゾウガメ

2006年03月25日 | ニュース

約250歳のアルダブラゾウガメ(コルタカ動物園)
                       (画像はロイターより)



 コルタカ(インド西ベンガル州)の動物園で、
 推定250歳と見られる巨大なアルダブラゾウ
 ガメが肝不全のため死亡しました(3月23日、
 ロイター)。

このカメは世界一長寿で、確かな記録では150歳を超えており、信頼
すべき筋の話などを総合すると、250歳以上と見られると。長寿の生
き物の例えに「ツルは千年、カメは万年」と言いますが、本当に話のと
おりでびっくりです。

もともと、このカメは、18世紀の中頃イギリスの水夫がインド洋のセ
イシェル諸島アルダブラ島から英国植民地であったインドに持ち込み、そ
の当時東インド会社の司令官であった有名なロバート・クライブ氏にプ
レゼントされました。そして、ロバート・クライブ氏のペットとして数
年を過ごしたそうです。コルタカ動物園へ持ち込まれたのは130年前
とのことです。

ところで、「ゾウの時間ネズミの時間」(本川達雄著、中公新書)によ
れば、動物のサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、時間の流れる
速さが違ってくるとのことです。しかし、一生の間に心臓が打つ総回数
や体重あたりの総エネルギー使用量は、サイズによらず同じで、寿命3
年のネズミも70年のゾウも、一生の間に心臓が打つ回数は15億回前
後で、同じと。

とするとです、カメノは思うのですが、こういう長寿のカメは、心臓の
鼓動がものすごく遅いはずです。動きもものすごくのろく、従ってエネ
ルギーの使用量が少なくてすむことに。

これは、長生きしたい人には大いに参考になりますね(?)
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新種の暴露ウィルス、「山田オルタナティブ」

2006年03月18日 | ニュース

このところ、連日のようにファイル交換ソフトWinny(ウィニー)に
よる情報流出の被害が報告されています。

先日、NHK「クローズアップ現代」でウィニー関連の報道がありました
(2006.3.16 )。それによれば、国内のウィニー利用者は約100万人。
今や、ネット上に流出した情報は600万件(ファイル?)で、そのう
ち20万件は、自分の意志に反して流出した秘密情報とのこと。そして、
パソコンにウィニーが入っていれば情報が漏れていると考えるべきであ
る、また、ウィルス対策ソフトも次々出てくる”亜種のウィルス ”には
無力である、とも。

今のところ有効な対策がないようで、この番組での結論としては、ウィ
ニーが入ったパソコンには重要情報を入れない。できれば、ウィニーの
利用を避けること、と。

ところで、最近、雑誌や新聞などで「山田オルタナティブ」という新種
のウィルスを目にするようになってきました。このウィルスは、昨年か
ら出回っている「山田ウィルス」の進化版で、2月下旬に誕生した新顔
です。

このウィルスについて、今日(2006.3.18 )の朝日新聞が比較的詳しく
紹介していますが、その要旨は、「「山田オルタナティブ」に感染する
と、文書や画像がネットを通じてだれでも見られる状態になってしまう。
ファイル交換ソフトであるウィニーは、ウィニーを介してファイルを流
出させ、その利用者の間に情報を流出させる。これに対して「山田オル
タナティブ」は、パソコン内のすべての情報をウィニー利用者以外にも
公開してしまう」

「アンティニーなどのウィルスは勝手に情報を流出させるため、感染者
は比較的気づきやすいが、「山田オルタナティブ」などは情報を流出さ
せるのではなく、外から見られる状態にするため感染者に気づかれにく
い。そのため、被害も大きくなる可能性がある」と。
どうやら、「山田オルタナティブ」はより悪性のウィルスのようです。

そして、対策ですが、「いかがわしいサイトに近づかない、いかがわし
いファイルを取得しない、ウィルス対策ソフトを常に最新版にする、ウ
ィンドウズも定期的に更新する」といったことを挙げています。
うーん、困ったことです。今のところ、こんなごく当たり前の対策しか
ないのですかね。
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平成18年豪雪と雪下ろし対策

2006年03月02日 | ニュース

この冬は、新潟県津南町などで積雪4メートルを超える大雪となり、それに
よる山間部の村落の孤立化、あるいは雪下ろし時の事故など雪害問題が
大きな話題になりました。でも2月に入り、あれほど連日マスコミに取
り上げられたこのニュースもすっかりなりを潜めました。その後は、な
んとか深刻な事態が改善したのでしょうか。

気象庁は、昨日(3月1日)日本海側を中心に被害をもたらしたこの冬
の大雪について「平成18年豪雪」と命名すると発表しました。大雪に
名前が付けられたのは、1963年の「昭和38年豪雪」以来、43年
ぶりとのこと。消防庁の調べでは、昨年12月から本年2月末までの大
雪による死者数は139人で、「昭和56年豪雪」(これは通称名、死者
133人)を超え、「昭和38年豪雪」(死者231人)に次いで戦後2
番目となりました。

僕カメノは、今シーズンの大雪で雪下ろし中に転落して亡くなる人があ
まりに多いので、雪国の人や自治体は住宅をもっと工夫すべきだ、例え
ば積雪に対応できる屋根材の開発や雪に強い構造の家屋にすべき、と書
きました(H18.1.17のエントリー)。

ところで、先日新潟県(小千谷市)出身の人と話す機会があったので、
この問題について聞いてみました。その人が言うには、今新しく建てら
れる家は、雪が滑りやすいようにそれに適した屋根材が使われ、屋根に
雪止めも付けない、また屋根の傾斜も山小屋風に急角度にしている。昔
は雪がすべり落ちないように雪止めを付けていたが、と。

また、降り積もった雪や下ろした雪で1階が埋もれてしまい、室内が真
っ暗になる問題に対しては、最近の家は3階建てや高床式にして、1階
は物置や駐車スペースにしているとのこと。

僕は、雪下ろし問題の対策を考えているのかどうか、疑問に思っていた
のですが、やっぱり考えられていたのです。それはそうでしょうね、雪
下ろしで一番大変なのは雪国の人たち自身ですから。

でも、以前からある古い家屋はどうしたらいいのでしょうね。問題は残
ります。
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紀子さまのご懐妊と皇室典範改正

2006年02月08日 | ニュース

秋篠宮、同妃両殿下が見守る中、飛び立ったコウノトリ
       (兵庫県立コウノトリの郷公園、05.9.24)



 昨日(2月7日)、宮内庁の羽毛田信吾長官は、
 秋篠宮妃紀子さま(39)にご懐妊の兆候がみら
 れる、と発表しました。

この発表より前、NHKテレビで「紀子さま懐妊」のニューステロッ
プが流れたころ、衆院予算委員会室では、民主党の岡田克也前代表
がまさに皇室典範改正問題を取り上げていました。僕は後でテレビ
で見たのですが、岡田前代表の質問の途中、首相の背後から皇室担
当の首相秘書官が報道を知らせるメモを示すと、首相は振り返り、
メモを指さしながら驚いた様子でした。

今回の紀子さまのご懐妊情報は、失礼ながら、首相ばかりでなく全
国民が正直想定外だったのではないでしょうか。でも、大変お目出
たいことだと思います。

秋篠宮ご夫妻は、昨年の9月、兵庫県豊岡市の「県立コウノトリの郷
公園」で行われたコウノトリの放鳥式典に出席。人工飼育したコウノ
トリ5羽が世界で初めて放鳥される様子をごらんになりました。

そして、今年一月の宮中行事「歌会始の儀」で、国の特別天然記念物
であるコウノトリを題材に歌を詠まれていました。紀子さまは現在
妊娠1ヶ月余りだそうですが、コウノトリのご利益が早速現れた格
好ですね。

皇族では、65年11月30日の秋篠宮さま誕生の後、9人のお子
さんは全員女性で、男子なら41ぶりになります。折しも、政府は
女性・女系天皇を容認する皇室典範改正案を、今国会に提出する構
えで、昨日、小泉首相も「今国会中に成立できるよう努力したい」と
語っています。この皇室典範改正問題に大きく影響を与えることに
なりそうです。

僕は、紀子さまのご懐妊はそれとして、皇室の将来を考えた時、い
ずれにせよ皇位継承問題の結論を出す必要があると思います。でも、
国会や国民の間での議論がなお十分でないと思います。

僕自身は、できるだけ現皇室典範にある「男系の男子が継承」を維持
したい方です。歴史上には、推古天皇以下10代8人の女性天皇が
おられるようですが、いずれも「緊急避難的」、「暫定的」な処置と
考えられています。2000年間守ってきた基準を変え、女性・女系
天皇を認めるには慎重な対応を望みたいと思います。
(画像はMSNニュースより)
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インクカートリッジ裁判への疑問

2006年02月02日 | ニュース

プリンターで使用済みのインクカートリッジに、インクを再注入し
て販売するのは特許権侵害に当たるとして、キャノンがオフィス用
品販売会社(リサイクル・アシスト)に販売の差し止めを求めた訴
訟に対し、1月31日、知財高裁でその判決がありました。

判決では、キャノンの主張がほぼ認められ、リサイクル・アシスト
社に販売の禁止と製品の廃棄を命じました。なお、一審の東京地裁
では、キャノンの請求が棄却されていました。

キャノンの特許のポイントは、カートリッジ内部のスポンジの構造
を、インクが漏れないように工夫した点にある。判決では、「リサイ
クルの過程で行った加工が発明の本質的部分に及んでいれば、特許
権の侵害が認められる」と判断しました。

ところで、僕カメノは、この判決に少なからず疑問をもちました。
というのも、特許製品というのは一度販売されて、それが中古品に
なれば、そこですでに特許権の命がつきてしまい、再度特許の権利
を主張できません。これを「消尽論」というそうです。例えば、パソ
コンのメモリやCPUなどのパーツは中古品として問題なく販売さ
れ出回っています。

従来は、「一から作り直したとみなせるほど加工が施された場合は、
特許を無断で利用した『生産』行為とされ、例外的に特許権の侵害と
なる」、そして、「製品の構造自体に影響がない『修理』であれば、
特許権を侵害しない」と考えられてきました。

僕は、純正品とリサイクル品を詳しく比較したわけではありません
が、今回の判決では、『修理』であっても特許の本質的部分を加工
すれば、特許権を侵害する、との判断のようです。

リサイクル・アシスト社のリサイクル品は、純正品に穴をあけ、イン
クを再注入しています。僕は、これが特許の本質的部分の加工なの
か、大いに疑問を持ちます。それに、加工を加える前のカートリッ
ジの権利は、すでに一度行使され、消尽しているのですから、使い
終わったカートリッジに穴を開ける、などの処置は自由のはずです。

判決では、加工によってキャノン特許がうたっている機能が再び回復
するので、特許侵害だとのことです。知的財産権は尊重しなければな
りませんが、今回は、権利があまりにも拡大解釈されているように感
じます。ほとんど権利の二重行使に近い、と言えるのではないでしょ
うか。

大体、インクカートリッジは高すぎるのが問題です。キャノンの利益
の約6割は、インクなどの消耗品が占めるとか。僕はあまり沢山使う
方ではありませんが、沢山使う人にとっては大きな負担です。

リサイクル・アシスト社は上告するそうですが、今後の成り行きに注
目したいと思います。
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人物を見るのは難しい

2006年01月24日 | ニュース

昨日(1月23日)夜、ライブドア社長のホリエモンこと堀江貴文
氏が逮捕された。偽計取引、風説の流布などの証券取引法違反容疑
による。

この事件に関しては、堀江氏に裏切られ、自分の不明に恥じ入って
いる人が多いのでは。若者はもちろんだが、特に政治家やマスコミ
関係者の中にもホリエモン人気をあおり、支持した人が多い。今頃
は、普通の神経なら責任を感じて恥じ入っているはず、と思う。

その中でも、自民党の武部勤幹事長などは、昨年の衆議院選挙広島
6区での応援演説で「堀江君を頼みます。わが弟です」とまで言っ
て肩入れした。それが、昨日は「自由経済の根幹を揺るがしかねな
い重大な事件であり、市場と投資家を欺いた罪は大きい。新時代の
経営者として期待していただけに残念だ」という談話を発表せざる
を得なかった。武部幹事長の心中や、察するにあまりある。

また、政治家の中では、宮沢喜一元首相、塩川正十郎元財務相など
の経験豊かな人たちも堀江氏を支持する発言をしていた。また、日
本経団連会長の奥田碩会長も好意的な発言をしていた。さらに、マ
スコミ界の大多数も、堀江氏をヒーロー扱いし、その人気をあおり、
利用してきた。

僕自身も、正直堀江氏やその行動に対しヤジウマ的な関心はもって
いた。そして、ライブドアの経営内容は詳しく知らないけれど、次
々と他社を買収するのを見て、堀江氏の手腕に少なからず感心して
いた。

今にして思えば、政治家やマスコミも含め、多くの人がITという
看板と堀江氏の人気に踊らされ、堀江氏とライブドアという会社の
うわべだけを見ていた。経営手法や会社の中身まではよく見ていな
かった、と言わざるをえない。でも、これはある程度やむを得ない
面もある。経営や株式取引のプロではないから。残念なのは、ライ
ブドアの監査をした監査法人や、東京証券取引所及び証券界が見逃
してきたことで、こちらの方は責任が重い。

それにしても、人物を見るというのは難しい。特にマスコミが持ち
上げ、社会的に人気のある人の場合には、よほど慎重にしないと。
反省!
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堀江氏の想定外と今後

2006年01月19日 | ニュース

自分の競走馬「ホリエモン」の
ゼッケンをもつ堀江氏


 昨日18日、東京証券取引所の売買が全面停止とな
 った。今回のライブドア・ショックをきっかけに、
 狼狽(ろうばい)売りの個人投資家などの売り注文
 が殺到、株式の約定件数が急増しシステム処理能力
 の限界に近づいたためである。

急激な売り殺到の原因は、1月16日、ライブドア関連会社の「ライブド
アマーケティング」が東京地検特捜部の強制捜査を受け、関連株が投げ売
り状態だったところへ、ライブドア本体の粉飾決算が明らかになってきた
ことが一番大きい。また、昨日、インターネット専業のマネックス証券が、
ライブドアとグループ4社について、時価の70~80%としていた信用
取引の際の株式担保評価をゼロに引き下げたことも投げ売りに拍車をかけ
た。

僕は、今回の強制捜査の本丸は、最初からライブドア本体にあったように
思う。捜査後すぐに、ライブドア本体の粉飾決算が明るみに出てきたとこ
ろを見ると。そして、今日の日経新聞や産経新聞などは、粉飾をほとんど
確実視したような書き方である。

堀江氏にとって、今回の事件はいくつか想定外があった。一つは、東証の
売買全面停止のトラブルで、これは堀江氏ばかりか、ほとんどの人が予想
していなかった。しかし、結果的にこの件で、堀江氏は今や全国民的な悪
者になってしまった。

また二つ目は、粉飾決算問題で、多くのM&Aを成功させてきた(?)中で、
経理処理におけるルールを甘く見すぐぎたと思う。堀江氏の言う「金儲け
はチョロイ」と同じ安易な考え方があったのでは。また、政府や自民党と
の太いパイプも、目を曇らせたかもしれない。ここまで検察が本気になる
とも思っていなかった。

もし、ライブドアの粉飾決算が明らかとなると、有罪となるのはもちろん、
懲役などの重い刑が科せられる。かつてのリクルート創業者の江副氏など
と同様、堀江氏も表舞台から消えざるを得ないでしょう。まあ、そうなる
と、僕はそうでもないが、堀江氏の顔を見たくない人は喜ぶかもしれない
が。

一方、ライブドアや関連会社の多くは上場廃止となり、堀江氏の時価総額
経営は破綻する。再編縮小は必至で、下手をすると消滅するかもしれない。
そして、多くの人が迷惑する。いやはや、ホリエモン、とんでもないこと
をやってくれました。
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なんとかしたい、雪下ろし

2006年01月17日 | ニュース

白川郷の合掌造り


 今冬の豪雪で、とうとう死者が100人を超えた。
 一冬で死者が100人を超えたのは、83-84
 年の「昭和59年豪雪」(死者131人)以来にな
 る。なお、死者が一番多く出たのは、288人の
「38豪雪」である。

特に今回の大雪では、屋根の雪下ろし中に落下して死亡するお年寄りが
目立つ。また昨日は、福島県下郷町の保育所で、屋根から崩落した大き
な雪の塊に6歳の園児が埋まり、死亡する不幸な事故があった。

僕カメノは、今回の雪害、中でも屋根の雪下ろし時に転落して、死亡す
る事故が多発しているのを見て、ぜひとも対策が必要な気がする。雪下
ろしは先祖からの習慣だからでは、あまりに知恵がなさ過ぎて、地方自
治体としても問題だと思う。あきらめているのかなぁ。色んな角度から
工夫が必要ではないでしょうか。

僕は建築の素人だが、一つは、雪に強い屋根材の開発である。すでに、
融雪屋根というのも出回っているようだが、エネルギー源として灯油を
必要とし、特別な施工も必要のようだ。従来のかわらやスレートの改良
で何とかできれば、その方が省エネに優れ、また簡単だ。

例えば、石川県の金沢周辺では、屋根に積もった雪が滑りやすいように
釉薬瓦が多く用いられているが、この表面をさらにすべりやすくする。
コート剤でも良い。その場合、さらに遠赤外線を発生するセラミックス
を混ぜ、屋根材と接っする雪を溶けやすくする、などどうか。
もし、釉薬瓦のような日本がわらが高コストだというなら、コロニアル
(スレート)にこの塗料をコートするのでも良い。

また、住宅の構造面では、雪が滑りやすいように屋根の勾配をきつくす
るのはどうか。例えば、岐阜県白川郷の「合掌造り」の家のように屋根
を急勾配にするのである。「合掌造り」では角度が60度くらいらしい
が、施工の手間や難しさを考え、そこまで急角度にはしない。

次に、自治体や国は、このような新しい家屋の新築に補助金を出すこと
も考えたらどうか、屋根の部分だけでも良いから。
今の雪害対策関連の予算の一部からでもよいし、新しい予算としてでも
よい。古い家屋の方ももちろん問題だと思うが、せめて新築家屋だけか
らでも対策を織り込むべきである。

雪国の各家庭での雪下ろしの手間は、莫大な損失である!!
そして、過去の例から、約20年に一度は大雪による災害が発生してい
る。どこの地方かにもよるが、大きな地震災害よりはるかに発生の確度
が高いのでは。ですから、屋根の雪下ろしに対する工夫と対策は、なん
としても必要だと思う。
 (画像は「雪の白川郷」のHPより:      )
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ニコン、フィルムカメラから事実上撤退

2006年01月14日 | ニュース

先日(1月11日)、ニコンがフィルムカメラから事実上撤退すること
を発表しました。昨年の夏頃、コダックやイルフォードがモノクロプリ
ント用印画紙の全面または一部製造中止を決めたので、僕は、デジタル
化の波の影響が大きいのかな、と思っていたのですが。

ニコンはフィルム用のコンパクトカメラは在庫がなくなり次第、販売を
やめ、一眼レフも一部の製品を除いて生産を中止するとのこと。
ニコンは、今後デジタルカメラ事業に経営資源を集中し、フィルムカメ
ラからの買い替え需要やより高性能な新製品の開発に対応していくよう
です。

フィルムカメラで製造を継続するのは、報道関係者やプロも多く指示し
ている主力機種の一眼レフFシリーズの「F6」と入門機種の「FM10」
のみとのこと。

これを受けて、早速「F5」を初めとする一眼レフ6機種に注目が集ま
っており、駆け込み需要でヨドバシカメラ(新宿)やビックカメラ(池袋)
では入門機の「FM3A」などはすでに完売らしい。

今後、もう一方の雄であるキャノンや、その他のメーカーがどう動くか
に興味が集まります。キャノンについては、僕はフィルム用のコンパク
トカメラ、一眼レフとも整理に動くのは間違いないように思います。

そして、さらに言えば、いずれ数年のうちにフィルムカメラ自体が消滅
の危機にさらされるように思います。デジタル化の技術進歩はとどまる
ところを知りません。単純に考えれば、カメラの撮像素子画素数を極限
まで高めていけば、限りなくフィルムに近づくわけですから。また、そ
の頃には記録媒体の容量アップも相当進むでしょうから。
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いぬ神社

2006年01月05日 | ニュース

伊奴(いぬ)神社、拝殿左手に犬の石像が見える



 今年もらった年賀状は、えと(干支)である犬の
 図柄が多いのは当然として、自宅で飼っているペ
 ット犬の写真を載せたものもちらほらありました。
 その気持ちは、若い夫婦が赤ん坊や幼児の写真
 を図柄に使うのとは少し違うでしょうが、愛犬家
なら理解できると思います。

日本で飼われている犬の数は1250万匹で、80年代と比較してほぼ
2倍に増えているそうです。少子化が現実のものとなっていますが、今
や小学生以下の子供の数とほぼ同数とか。愛犬家が多いですね。特に、
未婚の単身者と高齢者の飼い主が増えているとのこと。

ところで、この正月に初詣に出かけた方も多いと思いますが、名古屋市
西区の住宅街にある伊奴(いぬ)神社が多くの初詣客を集めているそう
です。「いぬ」と読む神社は全国で唯一ここだけで、特に安産、小授け
にご利益があるそうです(創建は673年と古い)。

遠方からの団体客も訪れていて、参拝者数は神社側の予想を遥かに上回
り、嬉しい悲鳴。いぬ年にちなんだオリジナルのお守りや縁起物も売り
切れとか。

いやはや、テレビ、新聞などのマスコミの影響が大きいのでしょうが、
ご利益や縁起かつぎに熱心な人が多いです。確かに、子供の欲しい人や
犬の幸せを祈る愛犬家には特別ご利益がありそうですが。
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