カメノ日記

僕カメノ(通称カメ)の遊び、学び、それから日々のでき事をつづる日記です。カメには前進あるのみ。カメも歩けば奇石にあたる。

できたてのトウモロコシ

2006年07月30日 | 家庭菜園
できたてのトウモロコシ(2006.7.30撮影)
できたてのトウモロコシ(2006.7.30撮影)




  僕の家庭菜園では、この夏、キュ
  ウリ、ナス、トマト、ピーマンなど
の他に、初めてトウモロコシをつくりました。家族がトウモロコシ
好きで、要望が強かったためです。

ハニーバンタム種の「ピーターコーン」(黄と白のバイカラー)を
選びました。種の袋に「甘い」と書いてあったためですが、その種
を5月3日にまきました。

トウモロコシはあまり土を選ばないというので、少し肥料を控えめ
にしたところ、成長がやや悪く、今も木自体細身です。それでも、
背丈は180センチ くらいに育ち、それぞれの木に実も付けました。
そして、ついに今日、太めの実を数本採ってみました。

ここ数日、気温が急に高くなりましたが、今年はどこも低温や日照
不足。さらに7月に入って、関東以西が記録的な長雨でトウモロコ
シも不作気味だという。そういうことで、実の中に粒がどの程度付
いているか、気にしながら皮をむくと、意外にしっかり粒が詰まっ
ていました。やれやれ一安心です(写真を参照)。

採ったトウモロコシは、持ち帰るとすぐゆでて試食(笑)。
確かに甘い。カメは普段あまりトウモロコシは食べませんが、なか
なかの食味で、トウモロコシのおいしさを再認識しました。家族の
評判も上々でした。そして、来年はもっと沢山つくってほしいと、
調子のいいことをいう。

トウモロコシは、収穫後も糖分を使って呼吸し続けるそうです。こ
のため、鮮度が落ちると甘みも減る。そのため、多くの農家は夜明
け前から収穫し、朝早い時間に出荷しています。

おいしかったのは、採ってすぐ食べたこともあると思います。家庭
菜園は経済性の観点からは全くひきあいませんが、その魅力の一
つとして、採ったものをすぐ新鮮なうちに食べられる点が大きいで
すね。
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世界報道写真50周年記念展

2006年07月28日 | その他
世界報道50周年記念写真展のポスター(エルスケンの写真)(2006.7.26撮影)
世界報道写真50周年記念展のポスター
(エルスケンの写真) (2006.7.26撮影)



  タイトルの割に写真の展示数はそ
  れほど多くなく、こじんまりまと
  まった写真展という感じでした。
  キュレーターなども写真選定にさ
ぞかし悩んだのではないでしょうか。

というのも、各年代毎に5つに分けて展示しているのですが、それ
ぞれの年代をとっても、多数の有名ないし実力写真家がいるし、ま
た各写真家たちもそれぞれたくさんの決定的写真や自信のある写真
を撮っているでしょうから。

一回りして、僕は古い時代の方により強い印象を受けました。自分
自身が若く、それだけものごとに敏感だったのかもしれません。ま
た、古い方に一種のノスタルジーが強いことも確かにあるように思
います。

会場の写真を見て感動を新たにした事件やイベントなどは、例えば
下記のようなものです。多くはそれぞれ、その時々の個人的な思い
出ともつながっています。例えば、アポロ11号の人類初の月面着
陸は仕事でちょうど訪れていた中国地方の旅館のテレビ(実況放送)
で仲間と見ました。夏の暑い時期でした。
 (会場: 東京都写真美術館  会期: 2006.7.22~9.10 )

(1)55~64年 「雑誌がビッグだったころ」
   ①共産ロシア(の民衆)
   ②ケネディ大統領の暗殺(1963)・・ビデオあり
   ③浅沼稲次郎の刺殺事件(1960.10)、 など
    (写真家: アンリ・カルティエ=ブレッソンなど )

(2)65~74年 「ベトナム戦争の時代」
   ①ベトナム戦争
    ・・多くの戦争写真家が活躍し名作を残し
      ました
   ②学生運動(安田講堂の占拠事件:1969.1)
   ③人類の月面着陸(1969.7)、 など
    (写真家: ラリー・バロー、エド・ヴァンデル
           ・エルスケンなど

(3)75~84年 「ヒーローとアンチヒーロー」
   ①エイズの発生、流行
   ②南北問題(富める北と貧しい南)
    ・・インドの売春窟など
   ③アフリカの飢餓
    ・・1984のエチオピア  、など
    (写真家: リチャード・アヴェドンなど)

(4)85~94年 「新しい世界秩序」
   ①イラン-イラク戦争(  ~1988)
   ②昭和天皇の崩御 (1989.1)
   ③ベルリンの壁の崩壊(1989.12)
   ④ユーゴスラビアの内戦(1991~1995)、 など
    (写真家: セバスチャン・サルガド、ウォルフガング
           ・ティルマンスなど)

(5)95~05年 「報道アーチストの出現」
   ①足の裏の写真(色んな職業人の足の裏)、 など
    (写真家: ジェイムズ・ナクトウェイ、マーティン
           ・パーなど)

◎参考: (東京都写真美術館のHPより)
 東京都写真美術館では、世界報道写真財団(アムステルダム、
オランダ)設立50周年記念展を開催いたします。この展覧会は
2005年10月~11月アムステルダムで開催され、現在、世界各国
を巡回しています。
 本展覧会は、雑誌がフォトエッセイを大きく取り上げていた
全盛期から現在のデジタル・メディアの隆盛に至るまで、出版
物等を通したフォトジャーナリズムの手法と実践の歩みを追う
ものです。この半世紀に渡り、メディア、ジャーナリズムにお
いて写真表現が果たしてきた役割を考察し、時代、歴史を見直
すことを目的としています。
 本展では、センセーショナルな絶望や希望の光を伝えた雑誌
『パリ・マッチ』『タイム』『ライフ』等を展示し、さらにヴ
ィンテージ・プリントを加え、当時のフォトジャーナリズムを
ありのままの姿で紹介いたします。また今回は、東京都写真美
術館スペシャル・ヴァージョンとして、国際巡回展のラインナ
ップに収蔵作品からオリジナル・プリントや『アサヒグラフ』
や『毎日グラフ』等の日本のグラフ雑誌を加えて展示します。
第2次世界大戦後、自由で活発な報道写真を追求することを目
的とし、多くの報道写真家を育成、鼓舞してきた世界報道写真
財団がこの半世紀のフォトジャーナリズムを見渡す展覧会を企
画したことは、21世紀の報道における視覚表現を考察する際に
有意義なものとなることでしょう。
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ジダンの頭突きソングが上陸

2006年07月25日 | ニュース

先に紹介したジダンの頭突きソング(2006.7.13 のエントリー参照)、
いよいよ日本にも上陸することになりました。

曲名は「頭突きdeジダンだ!? ~ヘッド・バッド・ダンス」。
作詞・作曲はフランク・ラスコムとCMソングのプロデューサー2人の
手になり、フランスではすでにラジオで連日放送され、大人気という。

カリビアン・ゾーク風の曲で、その詞は「キタキタキター♪頭突きダン
スの始まりだ~!」「ジダンはヒットマン 頭突きは最高!」「イタリ
ア人がやられた ジダンが頭突きした」などなど。なかなか刺激的です。

ただ、この歌詞では、フランス人にとってはW杯決勝で負けた憂さ晴ら
しになりそうですが、イタリア人は頭に血がのぼりそうです。

ワーナーミュージックグループが契約し、日本では7月26日から着う
たなどで配信され、8月にはCDも発売予定という。

なお、ジダン選手、卓越したサッカーの実力に加え、W杯決勝での頭
突き退場という前代未聞の歴史的事件を起こし、その上事件が歌にな
りヒットするとなれば、いよいよ伝説のサッカーマンの仲間入りです。
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人間そっくりロボ

2006年07月23日 | ニュース

石黒氏(右)と同氏のそっくりロボット



  先週、国際電気通信基礎技術研
  究所(ATR)知能ロボティクス研
究所は、ヒト型ロボット「ジェミノイド」のプロトタイプを発表しま
した。

「ジェミノイド」は、研究当事者であるATR知能ロボティクス研究
所の客員研究員の石黒浩氏をコピーした生き写しロボットです。
頭部は石黒氏の頭骨の形からコピーし、生え際部分には氏自身の
頭髪も使われています。そして、皮膚表面はシリコンゴム製との
こと。

今回のタイプは歩くことはできませんが、口や目、手足など全身
46ヶ所が動く。そして、外観が石黒氏と同じであるのはもちろ
ん、同じしぐさや話し方ができます。

石黒氏らは、ロボットを人工知能によりを自動で動かす一方、基
本的に遠隔操作も必要と考えており、今後さらに自然な人間の動
きに近づけるための研究、人間の「存在感」の研究、操縦インター
フェースやセンサーの研究などを進めてゆくという。

そこで、僕は思うのですが、将来自分そっくりのロボットができ
れば、色々使い道があるだろうし、便利だろうなと。
カメノなどは、まず自分のそっくりロボットを2、3人つくり、
自分の代理として働きに出すでしょうね。また、いやな会議への
出席や会いたくない人と会わなければならないときは、代理です
ませます。ただ、代理の出番が増えると、本物の方はうれしい反
面、空いた時間を何に使うかなど新たな悩みも出てきそうですが。

また、話は違いますが、精巧な人間ロボットができるとなると、
例えば耐破壊性や強力な戦闘能力をもったサイボーグなどを造る
人間や組織もきっと出てくるでしょう。映画の「ターミネーター」
(アーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画)のような世界
も、いずれ現実味を帯びてきそうです。

使い道によっては、良いことばかりでなく、大きな問題も出てく
るように思います。
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2006年 セリーグの優勝予想

2006年07月21日 | 野球

プロ野球は、早くも前半戦を終えました。
今期のセリーグ、巨人が快調に飛び出し、4月8日には首位に立ち
ました。一時、18勝6敗の勝率7割5分と快調でしたが、その喜
びもつかの間、次第に負けがこみだし、6月30日にはなんと31
年ぶりの10連敗。

開幕当初のエントリー(2006.4.9)で、僕は「オールスター戦の近
くまでは、首位巨人、2位中日、3位阪神で行きそうな気がする」
と予想しました。ところが、巨人は、現時点で38勝49敗と5位
に低迷。これは全くの予想外。大方の予想を裏切ったのではないで
しょうか。

その原因は、なんといっても故障者の続出で、高橋由、高橋尚、上
原、小久保、矢野、阿部と、次から次と何かにとり憑かれたように
リタイアしました。

一方、我が阪神は、巨人のずっこけもあり、3位の予想が2位にく
り上がりました。先のエントリー(2006.4.9)では「今のところ打
撃はそれほど悪くない。しかし、昨年優勝することができた一番の
要因である終盤を締めるJFKの投手陣が、J(ジェフ・ウィリア
ムズ)が故障でF(藤川)が不調・・・」と心配しました。

それが、楽観していた打撃の方は、今岡や矢野らの不調などが続き、
今もってまったく打てない。連日、岡田監督が嘆くように「打てな
い打てない病」にかかっています。他方、大いに心配した投手陣の
方は嬉しい誤算で、前半の2位は投手陣の踏ん張りのおかげです。
特に、井川が昨年と一味違う。また福原が好調。下柳も実績を上げ
ている。そして、故障のストッパー久保田の穴をウィリアムス、藤
川らがなんとか埋めています。

中日が一番バランスがとれているのでは。ここのところ、首位を守
っています。4番ウッズの補強が大きかった。福留も刺激を受け
たのか好調で、もともと投手力が良いところに、打撃陣もレベルア
ップしました。

さて、後半の順位予想ですが、福留の故障が気になりますが、後半
戦も中日が首位を維持するように思います(ということは中日優勝)。
我が阪神優勝と、ぜひとも言いたいところですが、直接ライバルの
中日を苦手にしています。昨年のように優勝した年でも、やっとこ
さ5分でした。今年も、今のところ阪神の2勝5敗。特に、中田に
弱いのが大きな問題。昨季から中田が先発した試合は5戦全敗と
ヒドイ。

ということで、後半戦は、中日優勝、2位阪神、3位ヤクルトか広
島、と予想します。
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これは珍しい!

2006年07月19日 | 自然・環境

ツートンカラーのエビ (画像はAP)



  20年以上にわたり漁をしてき
  たロビンソンさん、仕掛けたエビ
  かごの中に奇妙なエビを見つけ
  た時、言葉を失ったという。
本人によれば、「最初、誰かが自分をからかっているのかと思った。そ
して、その正体が分かったとき、これは珍しいと・・」

先週(2006. 7.13)、合衆国メイン州のダイヤーズ湾で漁師のA.ロビン
ソンさんが採ったロブスター、なんと、体の片側が普通の緑色がかっ
たぶち(斑)、もう一方はまるでゆであがったようなオレンジ色と、く
っきり分かれていた。ロビンソンさんは、このめずらしいロブスターを
「山岳砂漠海洋水族館」に寄贈しました。

そこのスタッフが話すには、このような半分ずつに分かれたロブスター
が現れる確率は5千万分の1から1億分の1とのこと。
そして、普通のロブスターの殻は赤、黄、青の3原色が入り交じり、緑
がかった褐色になりますが、このロブスターは片側だけ青色が抜けた
のでしょうと。ロブスターの成長パターンは、胴体の両側がそれぞれ独
立して成長する特徴があるという。

確かに、これだけきれいに直線を引いたように分かれていると、誰か
がペンキなど塗って、いたずらをしたように見えますね。カメもびっ
くり。
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「美空ひばり館」が閉館

2006年07月17日 | ニュース

「美空ひばり館」(京都嵐山)

  京都嵐山にある「美空ひばり館」
  が、今年11月30日をもって
  閉館することになりました。

「美空ひばり館」は、ファンだった同市の会社経営者が、ひばりさ
んの死去から5年後の平成6年に京福電鉄・嵐山駅近くに開館。
ひばりさんの遺品約1000点が集められており、館内では、ひば
りさんのヒット曲が流され、舞台衣装や映像などが展示されている。

閉館理由で一番大きいのは、入場者の減少です。入場者数は開館
4年目に300万人を突破し、嵐山の観光スポットの一つになって
いました。しかし、ここ数年は入場者が減り、展示品の借り受け契
約の満了も迫ったため、経営していた会社が閉館を決めたそうです。

そこで、カメノは思うのですが、これはある意味仕方がないのでは
と。大衆音楽は、何といっても新しさが命。今の時代、その点で歌
謡曲は危機的状況で、ファン離れが進んでいます。

また、ある歌手が好きです、ファンですといっても、その程度には
大きな幅があります。大スターといえども、追っかけをするような
熱狂的なファンやすごく熱心なファンというのは、もともと少ない
もの。せいぜい1割から2割でしょう。

大部分は、かなり好きとか、普通以上に好きとかの「普通のファン」
が多い。熱狂的ファンはともかく、「普通のファン」は、一度「美空
ひばり館」を訪れれば十分です。

そしてまた、ひばりさんのような亡くなった歌手の場合、ファンの
年齢層はもともと高齢である上に、それが年々、さらに高齢化して
ゆく。すると、かつて熱狂的だったファンですら、そういうスポッ
トに出かける情熱や行動力は低下します。

逆に、次々と生まれる若い音楽ファンは美空ひばりを知らないし、
知っていてもその歌に興味がわきません。時代の背景、感性が違う
から。
例えば、僕らの親の世代に、一世を風靡した大スターに東海林太郎
(1898~1972)や霧島昇(1914~1984)がいますが、現在40代以
下でその人物や歌を知っている人がどれだけいるでしょうか。今や、
ほとんど歴史上に名をとどめるに等しい。

残念ですが、不世出の天才歌手でかつての大スター美空ひばりとい
えども、例外ではありません。

  参考 (1)「美空ひばり館」(京都市):
        http://www.misorahibari-kan.co.jp/
     (2)「東海林太郎音楽館」(秋田市):
        http://www.donpu.net/tarotya.htm
     (3)「霧島昇記念館」・・・現時点ではありません
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ジダン事件と絹谷幸二氏の絵

2006年07月15日 | ニュース

人気画家である絹谷幸二氏(63)の描いた「そんなに甘くはない
よ」という絵がちょっとした話題になっています。それは、先のワ
ールドカップ決勝イタリア対フランス戦のジダン選手の頭突き事件
を予見するような絵だからです。

日刊ゲンダイ(2006.7.15付 )によれば、もともとこの絵は、全国
の三越で開かれている氏の個展「イタリアを描く」のために、今年
初めに描かれた。

氏によれば「イタリアを描くというテーマで、ものすごい勢いで食
べ、歌い、愛するイタリア人を描いていたんです。そうしたら、闘
争心も描きたくなった。イタリアはサッカーが盛んだけれど、あれ
はスポーツというより、まさに格闘技なんだよね。それで、こうい
う絵になった。相手の選手をフランスにしたのは予感。・・・」と。

問題の絵、確かに一見してジダンの頭突きシーンを連想させます。
左の男の顔にはフランスの国旗。着ている服は白。右の男の顔に
描かれているのはイタリア国旗で、服は青。その右にはサッカー
ボール。ただ、双方ともに頭髪はなく、剃っているかハゲ。そして、
フランス男の左こぶしがイタリア男の額を打ち、その額には大きな
コブが。さらに、右のイタリア男も、右手でフランス男の顔をひっ
ぱたいています。

テレビで繰り返し放映されている構図と同じで、確かに似ています。
ただ、僕に言わせれば、この絵は単なるサッカーファンの喧嘩を描
いたようにも見える。その証拠に、双方とも着ているのはユニホー
ムではなさそうです。

それにしても、今回のジダン事件には、この絵を描いた絹谷氏本人
もビックリでは。イタリア対ドイツでなく、イタリア対フランスを予
想したのもすごい(笑)。
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ジダンが歌に!

2006年07月13日 | ニュース

頭突きをしたジダン選手と倒れたマテラッツィ選手
                  (画像:ロイター)



  サッカーW杯の決勝イタリア対
  フランス戦(日本時間7月10
  日)で、イタリア選手に頭突き
を浴びせ退場処分となったジネディーヌ・ジダン選手(34)、その真
相についてこれまで沈黙を守り世界中の人々の気をもませましたが、
ようやく口を開きました。

12日夜(現地時間)、フランスのテレビで「母や姉についてひどい
ことを何度も言われ、耐えきれなかった」と頭突きの理由を語りまし
た。頭突きの相手であるマルコ・マテラッツィ選手(32)とのやり
とりについて、ジダン選手は「とても個人的なことで、母と姉を傷つ
ける、非常に耐え難い言葉をかけられた。彼はそれを何度か繰り返し
た。1度や2度は我慢したが……」と。

ところで、どこの国にも目はしのきく人たちがいるものですね。
さっそく、ジダン選手の今回の頭突きを歌にし、夏のバカンス中のヒッ
トを狙う計画が進んでいます。

”クー・ド・ブール”(フランス語で頭突き)という歌で、レコード会
社やコマーシャルソング専門の小さなレーベルなど3社が提携し、つ
くりました。

作曲家フランク・ラスコムとレーベルの2人の創業者がつくった曲は、
カリビアン・ゾーク風の歌と”頭突き男ジダン”というコーラスからな
り、フランスの敗戦後の失意をいやす(?)ものとなっています。

ところがです、最初はみんなを元気づけるため、そしていやしと洒落の
つもりで始まったのですが、これが大きな売り上げになりそうとのこと。
この歌、フランスのラジオ局「スカイロック」が曲目リストに取り込み
ウェブ上に掲載していましたが、今やいくつかのレコード会社や着メロ
販売会社がその権利を求めて争っているという。

一体どんな曲なのか、僕も聞いてみたい。
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岡本太郎の巨大壁画

2006年07月11日 | イベント
岡本太郎の巨大壁画「明日の神話」(2006.7.10撮影)
岡本太郎の巨大壁画「明日の神話」
           (2006.7.10撮影)




うっとうしい日が続き、なんとなく気分も晴れない。少し元気を取
り戻そうと思い、数日前から日テレプラザ(汐留)で展示公開され
ている岡本太郎作の巨大壁画「明日の神話」を見に行きました(期
間:7月8日~8月31日)。

この巨大壁画は高さ5.5メートル、幅30メートル。岡本太郎画
伯が1968~69年にメキシコの実業家の依頼を受け現地で制作
したものの、依頼主の事業失敗で行方不明になっていた“幻の壁画”
です。03年に岡本のパートナー、敏子さん(昨年4月死去)がメ
キシコで所在を突き止め、昨年5月に日本帰還が実現。1年間の修
復を経て、今回ようやく公開にこぎつけました。

絵は原爆が爆発する瞬間を描いたものですが、中央にほほ笑む人間
が描かれ、「それでも明日への希望を失わずに生きる命の偉大さ」
を伝えようとしたという。

構成要素のフォルムの曲線がダイナミックに躍動。光や炎、そして
波動といったものを強く感じます。また、それが赤や白の原色のた
めか、パワーとエネルギーを放射し、迫ってきます。

岡本太郎は、著書「今日の芸術―時代を創造するものは誰か」 (光文
社文庫)の中で、
  ”今日の芸術は、うまくあってはいけない。
   きれいであってはならない。
   ここちよくあってはならない”
と主張しているようです。

うまいかどうか、きれいかどうか、ここちよいかどうか、などは極
めて個人的な感覚や嗜好に左右されると思いますが、僕自身は、こ
の日この絵からパワーとエネルギーを与えられました。大分元気が
出てきましたから。

  「明日の神話 再生プロジェクト」の公式HP
  (http://www.1101.com/asunoshinwa/asunoshinwa.html
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