圧倒的感謝！！

今週も書きますよ、いや、今週こそ書かないわけにはいきません！

それでは以下は恋は自販機の前で加速するんですね！！！な今週のサンデーの感想です。

ついに解決編、哀ちゃん、いや志保さんにお姉ちゃんの声が届くのか！！一週間、ひたすら気になっていた結末が明らかになる今週のサンデーですよ。

タイムカプセル探しを諦めようかなとなっている三人組…ってどうでもいいけど、こいつら明美さんの同級生にしては老けてないですか？とか思いつつ、そこにわざと入ってくる小学生のふりした江戸川コナン。よし、ちゃんとやれよ！志保さんに明美さんの声を届けるんだよ！

探偵バッチに通信が……っていう江戸川に「最近の子は探偵バッチなんて持ってるんですね」「あの子達だけですよ…」という市橋さんと小林先生のツッコみが。ですよねーーーー。

コナンからの連絡を待ちわびていた探偵団、そして哀ちゃん！！歩美ちゃんが動揺するほどのあせりっぷりですよ。そりゃそうですよね、もう二度と会えないお姉ちゃんから13年越しの声ですもんね。もう考えるだけで泣けてきますよ。

　明美さんと志保さん、なかなか会えないだけにお互いに言えない言葉とかもいっぱいあったと思うんですよ。特に赤井家のバカ息子がハニトラもどきで引っ掻き回してからは、強制的に移動させられたり、あげく明美さんは志保さんのために10億円強奪に追い詰められていき最後には殺され、残された志保さんは毒薬を飲んだわけです。
　ほとんど会えない中ですれ違いもあっただろうし、お互いに相手を思ってのことが相手を追い詰めた部分も少なからずあって、そんな18年間二人だけで生きてきた姉妹の間にある言葉ですよ。どれほど大事なメッセージか。
　
　明美さんが10億円強奪に至った動機は「妹の解放」でした。自分は少なくと普通の子供として育ってくることができたけど、妹の志保さんはそんなことは許されずに、あまつさえ組織の〈シェリー〉なんてものになってしまった。そこには自分自身が志保さんの人質となっている現実や、自分の存在によって志保さんを縛ってしまっている苦しみと同時に、もしかしたら、志保さんを厭う気持ちや、そのことによって志保さんに恨まれているかもしれないという不安もあったかもしれません。
　明美さんが志保さんに最後に話したのは「恋人の一人も作りなさいよ」という妹が普通の年頃の楽しみを謳歌することを願ったものでした。赤井家のバカ息子のハニートラップだったとしても恋愛を知って、普通の女の子としての時間を過ごした明美さんから志保さんが聞いた最後の言葉なんですよね。それを思うと本当にやり切れません。
　
　また志保さんにしたって、明美さんが殺されてすぐに毒薬を飲んだことで明らかなように、彼女は明美さんがいるから生きていたというところがあります。子供の体になって最初に逃げたのが、明美さんから最後に話に聞いていた工藤新一のところだったり、映画「天国への～」の時に明美さんのマンションの留守電に電話して声を聞いていたり、依存というよりも志保さんにとっては本当に明美さんが全てだったんでしょう。
　でも明美さんが志保さんにとっての人質であったことは事実ですし、逆に言うと志保さんがいるからいつまでも組織が明美さんから手を離さないわけで、さらに赤井家のバカ息子が明美さんにハニトラを仕掛けるに至っては、明美さんが志保さんの弱点だと思われていることを目の当たりにし、自分の存在が明美さんが普通の人間として生活するための枷になっていることは理解していたと思います。
　それでも志保さんにとってはお姉ちゃんが全てだったし、手放すことなんて到底できなかったんですよね。姉妹の最後の会話のシーンから、志保さんが明美さんが10億円強奪を企てていたことを知っています。もちろん明美さんがこんなことをする理由だって想像がついていたにもかかわらず、止められなかった。そして明美さんは最悪の最後を迎えます。
　赤井へのバカ息子にハニトラで弄ばれたことも、その後に自分のために10億円強奪をさせ、そして最後に殺されたことも志保さんにとっては自分のせいに見えてしまうことでしょう。志保さんにとって明美さんが全てだけど、明美さんにとって志保さんはどうだったのか、不安だったと思います。
　
　でも、もう二度と明美さんに志保さんは聞けないし、それにそれほど大事なお姉ちゃんだったのに、志保さんには明美さんのものは何一つないんですよ！留守電の声も今では聞けないし、着の身着のままで逃げてきたから、何も持ち出せてないし、お姉ちゃんが残してくれたお母さんの声はあっても、それは明美さんのものじゃなんですよ。そんな中で今回初めて志保さんの手元に明美さんの形あるものが届く！！そんな大事な話なんですよ今回は。
そりゃ哀ちゃんもああいう態度になりますよ。ええ！なりますとも！！


　それはそれとして、こんな姉妹に何やったか、っていうことだけは赤井家は魂に刻んどけ！！マジで！！！


　で、明美さんの邪魔してやがった消防士に謎解きをする江戸川ですが、哀ちゃんと江戸川の後ろに明美さんの最期の姿が……切ねえ。本当にこの姉妹……どうしたらいいのか、切ない……。

　それぞれの明美さんのメッセージを消そうとした動機を言うの対して江戸川が
　優しくて思いやりがあって…クラスの人気者の彼女が…
　という訳ですが、そうなんですよ。明美さんは明るくて優しくて、思いやりがある人なのに、そんな人を10億円強奪犯として死なせることになってのはなんでかってことですよ。そういうことなんだよ！！！赤井家のバカ息子！！！！わかってんのか！！！

　そして無事明美さんが隠したタイムカプセルが登場。しっかりと周到に準備をしてあるあたり、明美さんの頭の良さ炸裂ですよ。やはり志保さんのお姉さん、賢かったんだな……
　で、でてきたみんなへのメッセージが
　みんなの夢が叶うといいな♪

　せつねええええええ。この時の明美さんの気持ち考えたらもう切なさしかない！
　　「悪い友達とつるむのやめよう」って誰よりも明美さんがそこに苦しんでいたのに、自分はどうにもならないのに。
　「一緒に勉強しよ」と励ましたけど、明美さんじゃどれだけ努力したって妹には志保さんには敵わないし、変わることはできない。
　「夢のために自信を持たせた」って志保さんの人質である明美さんの立場で画家として世に出るなんてできるはずないのに。
　
　なのに、自分には叶わないみんなの夢を応援して、何よりも望んだ志保さんとは一緒にいられない明美さんが書いたメッセージってどんでけ良い人なんですか！！……辛い。

　さて、タイムカプセルが出てきて、同窓会に参加している探偵団。いつまでも明美さんの手紙を渡さない江戸川に焦れた哀ちゃん。ですよね、そりゃ一刻も早く見たいですよね。
　そんな哀ちゃんに「手紙なんかなかった」という江戸川に、泣きそうな顔になる哀ちゃん。だよね、泣きたくなるよね……。
　というところに「写真なら入ってたけど」と謎のドヤ顔の江戸川。
　ふざけんなよ！お前！！はったおすぞ！！！本気で！！！！

　志保さんにとってこのメッセージがどんなものだったと思ってんだよ！！！お前はやっていいことと悪いことの区別も知らんのか！！！！！つーか、お前どんだけクズなんだ！！！性根腐ってんのか！？
　いや、これはダメでしょう！お前、哀ちゃんを何だと思ってんだ！？つーか先週も書いたけど、お前の大事な大事な蘭ねーちゃんが殺されて、最後にお前当てに残されたメッセージにこれやられて笑って許せんのか！？あああああんん！？！？！？！？

　まあ、人間の屑な主人公はもうこの際おいておいて、明美さんのメッセージなんですが、まず写真ですよ。
　はあ……なに、これ、かわいいいいいいいいいい！！！！！！！！！！天使か！？天使がいるよ！！！！！いるよーー！！！！はあああああああ、かわいいいいいいいいいいいいいいい！！！！
　公式様、これ！これ！！！グッズ化してえええええええええええええええ！！！！！！！！！！買うから！！！！絶対買うから！！！！！！4869円までならノータイムでポチるから！！！！！

　そして、明美さんのメッセージですよ。泣ける。これ泣ける。涙しかない。。。。
　これからいばらの道を歩く妹にかける言葉、こんなん絶対泣くわ！！！！
　この父も母ももちろん私も志保…あなたが大好きっていう言葉はこれから哀ちゃんの人生を支えるものになると思います。はあ、この言葉が13年の時を越えて志保さんの届いて良かった…良かったああああああ！！！！！！

　あとはできる組織メンバーっぽいふりしてたラムも実は全然ダメじゃんなラストですが、志保ちゃんの可愛さに力尽きたので、今回はこの辺で。