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■「自民党は保守じゃないんですよ」 漫画家・小林よしのりが応援演説で語ったこと BuzzFeed News(バズフィード) 2017年10月14日

2022-07-02 15:17:56 | 日記

 


■「自民党は保守じゃないんですよ」 漫画家・小林よしのりが応援演説で語ったこと

BuzzFeed News(バズフィード) 2017年10月14日

https://www.buzzfeed.com/jp/saoriibuki/kobayashi-yoshinori-speech


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「ゴーマニズム宣言」で、いわゆる「左派」を厳しく批判し、保守派の論客として知られた漫画家の小林よしのりさんが、立憲民主党を応援している。

10月14日には、JR新宿駅前で開かれた街頭演説会で登壇し、安倍政権を「保守じゃない」と厳しく批判。

立憲民主党を支持するように訴えた。

小林さんは1986年に連載が始まった「おぼっちゃまくん」が大ヒット。

その後、社会風刺マンガ「ゴーマニズム宣言」で、社会問題への発言が注目された。

90年代後半には、日本の自虐史観を変えようと訴える「新しい歴史教科書をつくる会」に参加。

社民党や朝日新聞などを批判する急先鋒として知られた。

 

・保守論客が、なぜ、立憲民主党を応援するのか


小林さんは、安保法制を例に挙げて自民党を「保守ではない。単なる対米追従勢力」だと批判した。

「安倍政権は暴走している」「ヒトラーは民主主義から生まれた」などと指摘し、「権力の暴走に立憲主義でフタをしよう」と立憲民主党を応援した。

以下は、10分にわたる演説の全文。


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・希望の党に未来はない


みなさん、こんにちは。

「おぼっちゃまくん」の小林よしのり、「ゴーマニズム宣言」の小林よしのりです。

えーと、わしはね、希望の党がリベラルを排除すると、そもそも全員入れる気は全くないと言ったときにね、なんなんだこれはと思ったんですよ。

だってね、自民党の中にだってリベラルな議員はいるんですよ?

それがリベラルの議員は全部排除するとか言ったら、これはもう極右政党になっちゃうじゃないですか。

でも基本的には(希望の党は)立憲民主党のみなさんの昔の仲間ですから、彼らは希望の党を悪く言うことはできないんですね。

遠慮してる。

で、わしは別に立候補してるわけじゃないですから。

一国民としての感覚を言えばね、希望の党というのはもう未来はない、希望はない、って思っちゃったの。

政権交代のためにやるはずだったんだから。

(リベラルを)排除してしまったら野党は分裂する。

そしたら、もう意味をなさないんですよ。

だからはっきり言ってね、安倍政権は勝ちますよ、この選挙。

これはどうしようもない。

だから希望の党が排除するって言ったときに、辻元清美からわしのところに電話がかかってきた。

「私はどうすればいいの?」と相談しにきた。

わしは「枝野幸男を代表にして絶対に新党を作れと。これは絶対に成功すると。それを待ち望んでる国民はすごく多いと。枝野はやれる。絶対に新党を作れ」と言ったんです。

ただね、金の問題があるからとりあえずクーデターを起こして、前原をどっか追いやって金庫を奪えクーデターをやれって言ったんだけど、それは失敗に終わったようです。

 

・民主主義は暴走する


それで兎にも角にも、立憲民主党。

これね、本当にこの党名がいい!

なぜかというと、民主主義っていうのは暴走するんです。

安倍政権見ればわかるでしょ?

一応、民主主義で選ばれたんですよ。

けど、暴走してる。

ヒトラーもね、民主主義から生まれたんですよ?

みんなハイルヒトラー、ハイルヒトラーって言ったんですよ。

民主主義は暴走する。

それをどうやって防ぐかって言ったら、立憲で防ぐんですよ。

立憲主義で。

権力の暴走を立憲主義でフタをして止める。

これが立憲民主党。

素晴らしい党名ですよ。

だから、わしは全く勝手なことを言うけど、これをもういっぺん民進党っていう名前に戻してはならん。

もうね、成功してる。

立憲民主党で成功してる。

 

・なぜ保守がリベラルを応援するのか


保守二大政党とか言うけどなんだよ!

わしゃ保守ですよ。

本当はね?

なんで保守がリベラルを応援するのか。

それはね、保守じゃないからですよ、自民党が。

自民党は保守ではない。

あれは、単なる対米追従勢力です。

アメリカについて行って戦争しろと。

それだけですよ。

自衛隊を自衛隊のままでですよ?

集団的自衛権に参加させるんですか?

こんな恐ろしいことはないですよ。

枝野さんは安保法制の議論のときに個別的自衛権を強化しろと言った。

実はこれがね、保守の考え方なんですよ。

我が国を、我が国で、個別的自衛権で守る。

これが保守の考えなんですよ。

それを希望の党では、集団的自衛権を認めなきゃ入れない。

バカなのかと。

あやつらは、自民党も希望の党もどっちも対米追従保守ですよ。

もともとやな、安保法制というのは安倍晋三がアメリカの議会に行って約束してきたことなんですよ。

日本国民を置き去りにして、アメリカで約束して、それを日本で勝手に作ってしまったんですよ?

こんなもののどこが保守だ!

枝野君の方がもっと保守なんですよ、わしから見ればね、実は。

 

・リベラルと保守は対立しない


でね、リベラルと保守っていうのは対立しません。

非常に似通っているところがあって、経済政策においても枝野氏が出した公約、ほとんど賛成できますね。

これは間違いない。

格差をどんどん広げていって、一般国民を貧困層ばかりにしてしまったら、それは消費できませんよ。

みんな貯金しますよ。

回らないんですよ、資本主義が。

資本主義を健全に運営するためには、格差は是正しないとダメです。

これは枝野氏が出した公約。

これが保守なんですよ、実は。

わしは立場を全く異にするはずなんだけど、枝野氏の方がはるかにわしは賛成するんです。

これはやむを得ない。

今の保守論壇も誰もみんな、イラク戦争が始まったときに、わしはこれは侵略戦争だって言ったんですよ?

で、必ず失敗するって言った。

それで自分で単行本も出して、テレビのワイドショーにも出た。

イラク戦争これは侵略だ、失敗すると。

保守論壇の奴ら、自民党も全部「イラク戦争はアメリカの侵略ではない」しかも「すぐに終わって成功する」って言ったんですよ。

嘘じゃないか。

わしのが正しかったんだから、保守って言ってる勢力はわしの前で土下座しなければいけない。

全く反省していない。

 

・自衛隊の命を真面目に考えて


だから集団的自衛権はまずい。

しかもなおかつ安倍晋三が、憲法9条に自衛隊だけ明記すると。

こんなバカな改憲案、これが通ったらどうなりますか?

自衛隊のまんま準備も満足に持たないで、集団的自衛権に参加するんですよ?

自衛隊に死ねって言ってるのと同然ですよ。

真面目に考えて欲しい、自衛隊の命を。

むげに死なすな。

そういうことなんですよ。


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「自民党は保守じゃないんですよ」 漫画家・小林よしのりが応援演説で語ったこと

BuzzFeed News(バズフィード) 2017年10月14日

https://www.buzzfeed.com/jp/saoriibuki/kobayashi-yoshinori-speech

 


■岸田内閣は安倍傀儡政権なのか? “キングメーカー”の好き嫌いで決まる政治、国民にとっては不幸 論座(朝日新聞)2021年10月06日

2022-07-02 15:17:38 | 日記


■岸田内閣は安倍傀儡政権なのか?

“キングメーカー”の好き嫌いで決まる政治、国民にとっては不幸

論座(朝日新聞)2021年10月06日

https://webronza.asahi.com/business/articles/2021100500003.html


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・安倍氏による党内閣支配?


岸田内閣が安倍晋三元総理の支援を受けて誕生した。

党の要職では、安倍氏と並んでトリプルAと言われた麻生前財務大臣が自民党副総裁に、甘利元経済産業大臣が自民党幹事長に就任した。


安倍氏が総裁選挙で強力にバックアップした高市早苗氏は政調会長に、総務会長には安倍氏が属する細田派の福田達夫氏が任命された。

これで、副総裁と党三役全てが安倍氏に近い人となった。


政府では、内閣の要の官房長官には細田派から松野博一氏、重要閣僚である財務大臣に麻生氏の義弟の鈴木俊一氏、経済産業大臣には安倍氏の側近の萩生田光一氏、がそれぞれ任命され、防衛大臣には安倍氏の弟の岸信夫氏が再任された。


萩生田氏については、当初官房長官を予定していたが、安倍色が強すぎるとして松野氏に落ち着いたと報じられている。

また、岸氏は体調不良で公務からしばらく遠ざかっていた。


他方で、総裁選を戦った河野太郎氏は広報本部長に格下げされ、河野氏を支持した石破茂元幹事長のグループの人たちや小泉進次郎前環境大臣は、閣僚には任命されなかった。

2012年安倍氏が総裁になったときでさえ、総裁選を争った石破氏を幹事長に任命している。


総裁選後の「ノーサイドだ」という岸田氏の発言からは、異なる結果となっている。

安倍氏が“小石河連合”は許さないとしたのだろうか、あるいは岸田氏が忖度したのだろうか?


ブラックボックスの中は、部外者にはうかがい知れない。

こうしてみると、報道されている通り、安倍氏の影響力の強い政権である。


安倍氏は、かつての田中角栄氏のようなキングメーカーになったようである。

 

・安倍支配打破?


ところが、岸田氏は総裁選で勝利した後、「生まれ変わった自民党の姿をしっかりと国民に示す」と宣言している。

また、「政治の根幹である信頼が崩れている」とも発言している。


この発言からすれば、国民は、安倍氏に抗して、財務省職員を自殺に追い込んだ森友学園問題や桜を見る会の真相解明に本腰を入れてやってくれると期待するだろう。


しかし、岸田氏は総裁選中に森友学園問題の再調査について問われ、いったんは「国民が判断する話だ。国民が足りないと言っているので、さらなる説明をしなければならない課題だ。国民が納得するまで説明を続ける」と前向きと受け止められる発言をした。


しかし、安倍氏が高市氏支持を表明した後に、「再調査をするとか、そういうことを申し上げているものではない」と述べ、再調査を否定した。

総裁選後の記者会見でも、「政治の立場からしっかり説明していかなければいけない」と語る一方、「行政において調査が行われ報告がしっかりなされている」などとして、ふたたび再調査を否定した。


党や政府の顔ぶれからしても、この問題に積極的に取り組もうとする姿勢はうかがえない。

崩れた政治の信頼は回復できそうにない。


菅前総理を退陣に追いやり、現職抜きの総裁選に持ち込んだのは、権力者である二階前幹事長を更迭することになる岸田氏の党役員の任期を制限する提案がきっかけだった。

これが菅氏のエラーを生んだが、後付けの講釈をすると、この思い切った提案が岸田総理を実現したことになる。


政治家としての大きな賭けに岸田氏は勝利した。

優柔不断というイメージが強い岸田氏としては、大胆な決断だった。


安倍氏に対して、二階氏に対してと同様の賭けをするかどうか、今の状況では、可能性は低いだろう。

前述の岸田氏の発言を受けて、立憲民主党の枝野委員長は、「自民党は変わらないし、変われない」と発言している。


現状では、枝野氏の言う通りだろう。

既に、岸田氏は、森友学園問題では、苦しい答弁となっている。


来る衆議院総選挙で、枝野氏から、「生まれ変わった自民党の姿をしっかりと国民に示すために、岸田氏は具体的に何をするのか」と問われると、岸田氏は返答に困るのではないだろうか?

岸田氏は総裁選勝利による高揚感で口が滑ったのだろうか?


どうせ、野党もマスコミも追及できないだろうと高をくくったのだろうか?それにしても、言葉を選びながら発言する慎重な岸田氏としては、裏付けのない空疎な発言だったように思われる。


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岸田内閣は安倍傀儡政権なのか?
“キングメーカー”の好き嫌いで決まる政治、国民にとっては不幸
論座(朝日新聞)2021年10月06日
https://webronza.asahi.com/business/articles/2021100500003.html

 

 

 

 

 

■岸田首相では「政治倫理の腐敗」は止められない?

2021年10月15日 週プレNEWS 古賀茂明

https://news.nifty.com/article/domestic/government/12176-1289185/


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ここ数年、目を覆うばかりの政治倫理の腐敗を私たちは目にしてきた。

つい最近も不適切な接待を受けたとしてデジタル庁幹部が処分される一方で、同席した平井卓也前デジタル担当相は処分なしで給与1ヵ月分の自主返納のみという信じられないシーンを目撃したばかりだ。


不処分の理由が振るっている。

接待に同席したことで行政がゆがめられた証拠はない。


そのため、大臣規範にも触れるわけでもなく、ましてや検察に起訴されたわけでもない。

だから、処分の対象にならないという。


第2次安倍政権で発覚した安倍晋三元首相の「森友・加計・桜」疑惑、甘利明氏のUR口利き疑惑、小渕優子氏の「観劇会」不正支出疑惑なども、部下だけが処分されたり、刑事訴追される一方で、前述のような理屈で本人は事件化を免れてきた。


そこに共通するのは法律に触れるという明らかな証拠がなく、検察や警察に捕まらなければ問題なしとする政治倫理の腐敗だ。

近年は、それがさらに深まったような印象さえある。


「安倍官邸の門番」と呼ばれた黒川弘務元東京高検検事長の定年延長の騒動や、安倍元首相の友人であるジャーナリストの準強姦罪疑惑で、彼への逮捕状執行を止めた中村 格氏を警察庁長官に昇進させるなど、政治家やそのお友達を立件しない検察官、逮捕しない警察官が政権内で重用されてきた。


政界の倫理が「捕まらなければよい」から「捕まえさせなければよい」へと、さらに劣化したわけだ。

まさに「地に堕ちた政治倫理」である。


本来なら、政治家には「李下(りか)に冠を正さず」という高い倫理性が求められる。

人の道に反する行為をしているのではないかと有権者に疑われるだけで責任を問われる立場にあるのだ。


しかし、今の日本の政治は明らかにその倫理が劣化し、さらなる堕落が進む状況にある。

看過できないのは岸田文雄首相が率いる新政権でもその流れが続きそうなことである。


その象徴が甘利氏の党幹事長起用だ。

経済再生相当時、大臣室などで口利きの見返りとして計100万円を直接受け取ったという証言が報じられたにもかかわらず、甘利氏はなんの説明もしていない。


本来なら、議員辞職モノだ。

その甘利氏を岸田首相は自民ナンバー2の幹事長に起用した。


甘利氏の登用には安倍、麻生両元首相の意向があったとされる。

ふたりのキングメーカーへの忖度(そんたく)は明らかだろう。


事実、森友問題の再調査はしないと、岸田首相は明言している。

新政権でも政治倫理の腐敗は継続すると考えるべきだろう。


だからこそ、野党に望みたいことがある。

秋の臨時国会で国政調査権に基づく強力な権限を持つ森友問題調査委員会の創設を岸田政権に提案してほしい。


また、岸田首相は自らの「聞く力」をアピールしている。

ならば、首相に公文書改竄(かいざん)を苦に自殺した赤城俊夫さんのご遺族・雅子さんと面会し、その話をじっくり聞くべきという要求もしてほしい。


その声に岸田政権がわずかでも応じる気配を見せれば、これ以上の政治倫理の腐敗に歯止めがかかる希望が生まれる。

応じなければ、野党は岸田首相の政治倫理の劣化を指摘し、国会論戦で攻勢に出ればよい。


民主主義を守るために、政治倫理を正すことが喫緊の課題だ。


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岸田首相では「政治倫理の腐敗」は止められない?
2021年10月15日 週プレNEWS 古賀茂明
https://news.nifty.com/article/domestic/government/12176-1289185/


選挙結果をウラで操作!? 安田浩一が暴く ”ムサシ” 週刊現代 2019/12/06

2022-07-02 15:17:06 | 日記

選挙結果をウラで操作!? 安田浩一が暴く ”ムサシ”

週刊現代 2019/12/06

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/68937


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・選挙機材トップメーカーの怪しいウワサ


資本金12億円、年商380億円(今年度見込み)、社員数約560人(関連会社含む)。


企業規模からいえばけっして大企業の部類には属さないが、それでも同社が注目を集め続けているのは、投票用紙の交付機、読み取り分類機など選挙用機材のトップメーカーであるが故の「暗躍」をウワサされているからである。


ムサシが自民党と結託して不正な手段で選挙結果を「動かしている」──。

こうした”ムサシ陰謀論”が選挙のたびにネット上で大量に流布される。


ムサシにまつわるウワサが目立つようになったのは、確認される限り、2012年からだ。
 
この年、民主党・野田佳彦内閣のもとでおこなわれた衆院選で、野党第一党の自民党が単独過半数を得て大勝。


3年4カ月ぶりに自民党が公明党と共に政権を奪還した。

「自民党1強体制のもと、弱小野党が林立するといった現在の政治体制がここから始まった」と、当時選挙取材に奔走していた全国紙記者は振り返る。


このような状況にあって、主に反自民党勢力の一部から漏れ出たのが、不正選挙を疑う声だった。

民主党政権のあまりの短命と、強すぎる自民党の”選挙力”には、なにか不自然な”大仕掛け”が存在するのではと考えられたのだ。


そうでもしなければ、自民党一強の理由を紐解くことができなかったのだろう。
 
そこで「反自民」のネットユーザーが疑惑の目を向けたのが、ムサシだった。


多くの自治体に投票用紙の交付機、読み取り分類機、さらには投票箱なども納入する同社は、確かに特定の勢力と手を汲めば、やりたい放題できるのではと考えられても当然だ。
 
前述した衆院選後すぐに、ネット上ではムサシの不正を疑う書き込みが増えていく。


ムサシの選挙機器には、自民党を有利に導く不正のタネが仕組まれているという指摘だ。
 
では、どのような不正があったというのか。

 


・投開票のほぼ全てに携わっている

 

ここで選挙における投票から開票までの流れを追ってみよう。
 
まず、有権者は投票所で投票用紙の交付を受けた後、記帳台で投票用紙に候補者名を記してから投票箱に投じる。


投票が締め切られたら、用紙の入った投票箱は開票所に持ち込まれる。

ここからが開票作業だ。


投票箱を開き、用紙を取り出す。用紙は読み取り分類機に投入され、候補者ごとに仕分けられる。

分類された用紙が担当者によって有効票であることを確認されると、次に計数機で枚数を集計、100票ごとの束がつくられる。


こうした一連の作業を通して、候補者の当落が決められるのだ。
 
さて、この過程において、実はムサシがほぼすべての領域において関わっている。


投票箱も投票用紙も、そして読み取り分類機も計数機も、多くの場合がムサシの製品なのだ。

確かに、これらに不正が仕組まれていたとすれば、特定政党を勝たせことはできるだろう。


賭場のサイコロに仕掛けを施し、胴元が独り勝ちするようなものだ。
 
具体的な不正の手口として、ネット上では次のような書き込みを見ることができる。


ーーーーーー


投票用紙に書き込まれた候補者名が、読み取り分類機の内部で自動的に他候補者名に書き換えられている。


集票をカウントする計数機が不正にプログラミングされてあり、特定候補者に票が集まるようになっている。


ーーーーーー


つまりは”ハイテク不正”だ。
 
さらにムサシが不正手段を用いてまで自民党を支援する理由として、同社の筆頭株主が安倍晋三首相だと指摘する向きも多い。

 
しかもこれを大手メディアが報じないのは、電通などが裏でメディア各社をコントロールしているからだという。

そのうえ、この問題を取材してきたジャーナリストが殺されたが、それすら政権の圧力で報じられていない、といった話も続く。

 
まさに闇の世界だ。

暗黒選挙だ。


いや、民意の否定、民主主義の崩壊だ。

 

・「最長在任記録」もハイテク不正のおかげか


ムサシのアシストが功を奏したかどうかはともかく、自民党はいまも負け知らずではないか。

安倍晋三首相は、この11月、憲政史上最長在任を記録した。


”モリカケ”をはじめ様々なスキャンダルに見舞われながらも、選挙常勝の自民党を見ていれば、そりゃあ、疑惑の目を向けたくもなる。花見の名簿を「捨てた」のだとうそぶくような国家権力なのだ。

嘘やごまかしはお手のもの、のはずだ。


実際、供応買収、企業の”ぐるみ選挙”など、これまでだって多くの不正が明るみに出ている。
 
”ムサシ陰謀論”がこれまで摘発されたような不正と違うのは、メロンやカニを有権者に配りまくるといった古典的な手口ではなく、選挙機器を用いた”ハイテク不正”であるという点だ。

 
しかも、このウワサはネットユーザーだけの間で流布されているわけでもない。

一部の評論家やジャーナリストが、ムサシの不正を「日本の闇」だとして、様々な媒体で訴えてもいる。

 

・籠池泰典氏が言及した「ムサシ陰謀論」


最近もまた、ムサシ陰謀論が公の場で飛び出した。

10月31日、外国特派員協会における籠池泰典氏(元森友学園理事長)の記者会見である。


籠池氏は森友事件の”主犯”である自民党を批判する過程で、次のように発言した。


「我が国の選挙制度ということについて、本来、手で開票しておりましたが、いまではムサシという機械が使われいますね。そのムサシという機械の筆頭株主も、安倍晋三首相とも聞いております。竹中平蔵さんがそのプロデュースしたということも聞いておりますが、ムサシによって自動集票することによって、不正が行われやすい状況になっていることはあります」


「(たとえ投票しても)開票されないまま、ゼロ票になってしまうことが、たくさんの地域で出てきているようです」


「日本の選挙制度の中では、暗黒的な開票がおこなわれている。したがって、本当の結果が出ているのだろうか。私としては国連にでも監視に来ていただいて、あるいは民間人も集票所に張り付いていただいて監視してほしい」

 
ムサシを理由に国連の出動をも要請する籠池発言はネットで大きな話題となった。

「日本の闇」を確信する人が、また少し増えた。


直撃するしかない。

私はムサシの本社(東京都中央区)に足を運んだというわけである。

 

・広報担当者は表情を曇らせ・・・


対応してくれたのは、同社広報室の篠沢康之室長だった。

「(不正に関する)問い合わせは少なくないのですが、理解してもらえないこともあるんですよねえ。時に最初から不正があると思い込んでいる人は、いくら事実無根を訴えても納得してもらえることは少なくて……」


少々、うんざりした表情だ。

ちなみに、同社を目指して歩いているときに気が付いたことがある。


同社から歩いて数分の場所に、電通の本社ビルがあったのだ。

ネット上ではこの物理的な「近さ」を、不正の一要因と見る向きも少なくない。


大手広告代理店との癒着。

そして共謀。


まずはこれを指摘したのだが──

「それを言うならば、当社は朝日新聞社にも近い場所にもあるわけです。もうなんと答えたらよいのか……。ちなみに電通はもちろん、大手広告代理店とはまったく資本関係にはありません」

 
篠沢室長の顔色がますます曇った。

これに関しては、うんざりするのも無理なかろう。


同じビルに入居しているわけではないのだ。

「近所」がすなわち精神的な距離感を表すわけではない。


では、そもそもムサシとはどんな企業なのか。

まずはその沿革について説明してもらった。


はじまりは紙の卸販売会社だった

「創業は終戦直後の1946年。もともとは紙の卸販売会社としてスタートしたんです」


当初の社名は「武蔵商事」。
 
59年、紙の卸販売を継続しながら、富士写真フィルム(当時)の特約代理店となり、写真用感材の販売を手掛けるようになった。


なお、これまたネット上ではムサシが大手ソフト開発会社「富士ソフト」の100%子会社といった情報も流れている。

国家安全保障会議(NSC)の初代局長だった谷内正太郎氏が、かつて富士ソフトの顧問を務めていたことから、これもまた「政権との近さ」を証明する材料となっていたわけだが、篠沢室長によれば「まったくのデタラメ」。


おそらくは富士写真フィルムの特約代理店であることが、同じ「富士」を冠する社名ゆえに誤認された結果なのであろう(富士写真フィルムと富士ソフトは何の資本関係もない)。

その後、同社は印刷機材の販売など様々な事業を手掛けるが、選挙システム事業を開始したのは70年のことだ。

 
きっかけは、意外なところにあった。

60年代半ばのことだ。


「販売事業だけでは結局、メーカーさんの意向に左右されてしまう。自分たちで価格設定できるような商品をつくり、自分たちの手で自由に販売できる、メーカーとしての道を模索したんです。そこで最初に取り組んだのが、紙幣の枚数をカウントする紙幣計数機でした」

 
紙の卸問屋が紙幣計数機を手掛けるのは飛躍がありそうな気もするが、篠沢室長によれば「紙に関係する事業」を模索した結果なのだという。
 
それまで金融機関の多くは札束を人の手で数えていた。


そこでムサシは独自に計数機を開発し、金融機関に売り込んだ。

だが、紙幣を扇状に広げ、枚数をカウントしていくことが銀行員の「いろは」でもあった時代だ。


当時の銀行の新入社員は、札勘(さつかん)と呼ばれる技術を覚えることが必須とされていた。

保守的な社風の金融機関は、計数機を簡単には受け入れてくれない。

 

・紙の卸問屋から、選挙機材のトップメーカーへ


ところが、尻込みする金融機関とは別に、紙幣計数機に注目した業界があった。

ボートや競輪、競馬などを運営する公営競技場である。

 
現金が乱れ飛ぶ公営競技場でも、正確な紙幣カウントが必要だ。

しかも迅速な処理も要求される。


これら競技場が競うように紙幣計数機を導入することになったのだ。

紙幣計数機の技術が集票機器に結び付くのは十分に想像できるが、その”進化”を促したことにも、実は意外なきっかけがあった。

 
公営競技場はその名の通り、各地の自治体によって管理されている。

あるとき、競技場を担当している自治体職員が、紙幣処理機を見ながら複雑な表情を浮かべていた。

 
大量の紙幣が流れるように処理されている。

早い。そして正確だ。


かつて指で一枚一枚を数えていた時代とは比較にならない。


この職員は似たような風景を思い出していた。

そう、選挙の開票だ。


早速、頭に浮かんだ思い付きを、紙幣計数機の製作元であるムサシに伝えた。

「これ、選挙の際に投票用紙を数えることに利用できないだろうか」

 
それまで選挙の開票はすべて手作業。

面倒というだけではなく、集計ミスも少なくなかった。


実際、集計ミスによって、候補者の当落を間違えるといった事件もあった。

合理化とミス防止の観点から提案を受けたムサシでは、すぐに開発に取り組んだ。


原理は同じだ。

紙幣と投票用紙は大きさと紙質が違うだけである。


製品に多少の手を加えるだけの話だ。
 
こうして紙幣計数機をベースに投票用紙計数機を開発。


70年から各地の選挙管理員会を顧客として計数機の販売を開始した。

「正確さと早さ。これが認められて、一気に販路が拡大されたのです」


ムサシはこのときから選挙事業に取り組むようになった。

そして現在は、製紙メーカーと共同開発した投票用紙から、読み取り機、計数機、投票箱に至るまで、選挙機材のトップメーカーとして位置づけられるまでに成長したのだ。


いま、ムサシの選挙機材を導入している自治体は、約1千自治体(自治体総数は約1千700)。

読み取り機を導入している自治体のうち、ムサシ製品を使用しているのは約8割にも上るという。


まさに「寡占」状況だ。

「とはいえ、当社は選挙関連の事業だけで成り立っているわけではありません。印刷システム、紙加工品はもとより紙幣計数機はいまでも販売しており、選挙関連事業の売り上げは当社総売り上げの1割程度です」

 
選挙機材のトップシェアを誇っているのは事実だが、それが専業ではないという。
 
では、いよいよ、ここからが本題だ。

 
同社製の機器類に、どのような不正が仕組まれているのか。

もとい、不正が本当に存在するのか。


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選挙結果をウラで操作!? 安田浩一が暴く ”ムサシ陰謀論”
週刊現代 2019/12/06
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/68937

 

 

 

 

 

 

 

■孫崎享氏「不正選挙の明白な証拠!選挙結果が操作されている。報道の自由度世界72位の日本」ワールドフォーラム2016年5月

「2014年東京都知事選、桝添獲得数はほぼ全ての選挙区で猪瀬獲得数のほぼ48%」

・YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=UyYUvydwjcE

 

 

 

 

 

■日本の選挙は外資が支配する構図??

選挙システム『ムサシ』筆頭株主・上毛実業は外資系??

#TikTok 

https://vt.tiktok.com/ZSdGfXYMT/?k=1