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かこぶろ。

ゾディアック(2006)

「俺は人を殺すのが好きだ」
カルフォルニアを震撼させた全米史上初の劇場型連続殺人事件。
奇妙な暗号で世界を挑発した犯人は、“ゾディアック”と名乗った。。。

デビッド・フィンチャー監督です。
ブラピの「セブン」のインパクトが一番大きく、私は不安でした。
(「ファイトクラブ」は好きです)
しかも二時間半の上映時間。
でも、実在の未解決事件を扱ったサスペンススリラーで、
アルファベット、ギリシャ記号、天気記号、モールス信号、海軍手旗信号、星占い記号などの書かれた暗号文の予告を見たら、興味をグッとそそられ、
珍しく彼が映画でも見る?と言うこともあり、ウッキー♪とばかり観てきました
疲れた~と言いながらも、彼も面白かったと言っていたのでホッとしました。
私もその謎解きに集中できて楽しめました。

未解決事件を基にしている連続殺人事件の映画なので犯人は捕まりません。

そこに納得できないとつらいかも
謎も解けないままですが、終わり方にある意味決着をつけた感があったので良かったです。
翻弄されていく新聞記者、イラストレーター、刑事たち、
そしてその家族が描かれ、事件の背景をドキュメンタリータッチで見せてくれました。
そういう人間ドラマ重視です。
脚本のジェームズ・ヴァンダービルトさんが良かったのかな。
閉ざされた森」も良かったし。
映画や原作をきっかけに、未だ解かれていない暗号を解く人が現れ事件解決に繋がるよう祈ってます!

ゾディアック
 ・DVD 「ダーティーハリー」(犯人のモデルはゾディアック)
 ・ZODIAC 時計

<原題> 「ZODIAC」
<公開時コピー> 「この暗号を解いてはいけない」
<あらすじ> 1969年7月4日、カリフォルニアでドライブ中の若いカップルが銃撃され女性は絶命した、と警察に通報が入る。
そしてその通報者は最後に“犯人は俺だ”と言い残していた。
それから約1ヶ月後、サンフランシスコ・クロニクル紙に一通の手紙が届き、7月の事件を含め2件の殺害を実行したとする声明文が書き記されていた。
それは、のちに自らを“ゾディアック”と名乗る者からの最初の手紙だった。
さらに、そこには謎の暗号文も添えられ、それを新聞の一面に載せなければ大量殺人を決行する、と脅迫。
以来、同紙の記者エイブリーと風刺漫画家グレイスミスは、この一件と暗号解読に並々ならぬ執着をみせ没頭していく。
一方、サンフランシスコ市警の刑事トースキーとアームストロングも取り憑かれたようにゾディアックを追いかけるが。。。
ジェイク・ギレンホール ・・ロバート・グレイスミス
マーク・ラファロ ・・・・・・・デイブ・トースキー刑事
ロバート・ダウニー・Jr ・・ポール・エイブリー
アンソニー・エドワーズ ・・ウィリアム・アームストロング刑事
ブライアン・コックス ・・・・・ベルビン・ベリー
イライアス・コティーズ ・・・ジャック・マラナックス巡査部長
クロエ・セヴィニー ・・・・・・メラニー
ドナル・ローグ ・・・・・・・・・ケン・ナーロウ
ジョン・キャロル・リンチ ・・アーサー・リー・アレン
ダーモット・マローニー ・・・マーティ・リー
□HP http://wwws.warnerbros.co.jp/zodiac/
(↓ 以下ネタばれあり)☆☆☆☆☆

最初の殺人からもうドキドキ。
スーパーと空港のシーンがあったから私はスッキリしました。フゥ
たくさんの役者さんたちが出演していますが、皆さんもう名演技
リーを演じたダーモット・マローニーさんの、背筋をゾゾゾとさせる不気味さ。
そして地味な顔立ちながら(失礼!)、ハスキーで柔らかい声が魅力的なマーク・ラファロさんは印象的
そしてその相棒役、アンソニー・エドワーズさん。
(「ER」グリーン先生です!)
若きケビン・コスナーのように凛々しかったです。髪は。。。(以下自粛
そしてふっくらしたロバート・ダウニー・Jrさん。
事件に翻弄され自滅していく感がとてもよく出ていました(ジョニー・デップでも似合う役な気がします)。
一番執着していたのはグレイスミス、
最初の暗号を解いたのも教師とその妻、
ということで一般人の方が固定観念に囚われすぎず、結果を引き出すこともあるのですな。
事件が起きたのは生まれる前後の時代で、70年代の風景、ファッションなどを楽しむこともできます。

2007年6月16日(土)MOVIX三郷
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