驚異の聴覚を持つ密偵・赤耳を存在感たっぷりに演じられた、
中島しゅうさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
公開二日目15時20分の回は、客層も高めということもあるのか
映画鑑賞マナーを守る方が多いのか、安心して集中できました。
上映約2時間半の、関ヶ原の決戦へとなるストーリーがダイジェストでどんどん進んでいきます。
いきなり数年後に飛んだりも。
教科書で学んでいたり年表を見ても多くの方が知っていることだろうから、
「どうしてこなった」的なものをせっかくの豪華キャストから滲み出るような演技を期待していましたが。。
内面的なものは歴史から各々読み汲んでね、という印象。
(関ヶ原が描かれたのは一瞬でしたが)大河ドラマ「真田丸」とか参考に一部思い出したり。
あの放送時「井伊の赤鬼・赤揃え」と次の(今の)大河「おんな城主 直虎」サービスしてくれたのかと嬉しく思いました。
今回は逆で今は虎松の井伊直政がいるので、こんなに大きくなって!と勝手に思ったり。ククク
(今は寺田心くんですが後に菅田将暉さんが演じるようです)
直虎ではただいま三河の寺に身を隠し中。
でも豪華キャストならでは豊臣が二つに割れても誰って一応はわかりやすい。
少しの出番も放つオーラが光ってます。
原作著者・司馬遼太郎らしき語り部が出るパートもあるので、未読ですが
原作寄りの実写化と思えば男世界の戦国時代に華を添えるヒロインがいても
それが可愛らしい有村架純ちゃんなら仕方ないかなぁ、なんて思えてきます。
演じる発芽は忍なので声のトーンもいつもより低めで早口。
朝鮮出兵で捕虜として連れてきた朝鮮人はいただろうなと思いますが
火薬だか武器系に強いと見せ場まで用意していたのはちょっとビックリしました。
発芽のように三成の人となりを見せる演出でしょうか。
三成が「大一大万大吉」を説明したり、家康が「天下泰平」を口にしたり
大志は同じようでもこうも袂を分かつようになるとは、
政務を担う文治派と軍務を担う武断派とが対立を深めてしまう様も
その背景など現代と重なる部分も見え隠れして深いです。
演じた岡田准一さん、役所広司さんはその人物そのもの自然体で、二極化した存在感がまた素晴らしかった。
家康の圧は特に凄まじい。
奇怪で不便にも見える形の兜ではありますが
黒田長政と福島正則が和解の証として交換するなど、
健闘を称えあうサッカーのユニフォーム交換が思い浮かんだりもしました。
そういう家臣たちのやりとりをもっと見ていたいのですが映画尺では納まりませんよねぇ。
自分がどの家臣だったらどちらに就くとか妄想するとキリがない。フフフ
HPにある年表や合戦布陣図など頭に入っていると、より戦局を掴みながら鑑賞できるかもしれません。
Wikiとかね。
「日本の未来を決した、わずか6時間の戦い。
誰もが知る「関ヶ原」の誰も知らない真実。。」
・「関ヶ原」
[あらすじ]
それは、戦乱の世に終止符を打ち、後の日本の在りようを決定づけた。
幼くして豊臣秀吉(滝藤賢一)に才を認められ、秀吉の小姓となった石田三成(岡田准一)。
成長し大名にとりたてられた三成は自分の石高の半分をもって、猛将として名を馳せた牢人・島左近(平岳大)を家来に乞う。
秀吉に忠誠を誓いながらも、利害によって天下を治めることに疑問を感じ正義で世の中を変えようとする三成の姿に、
左近は「天下悉く利に走るとき、ひとり逆しまに走るのは男として面白い」と配下に入る。
伊賀の忍び・初芽(有村架純)も、“犬”として三成に仕えることになる。
秀吉の体調が思わしくない。天下取りの野望を抱く徳川家康(役所広司)は、
秀吉の不興を買う小早川秀秋(東出昌大)や他の秀吉恩顧の武将たちに、
言葉巧みに取り入っていく。三成は、そんな家康が気にくわない。
1598年8月、秀吉逝去。翌1599年閏3月、大老・前田利家(西岡德馬)も亡くなると、
先の朝鮮出兵時から三成に恨みを持つ福島正則、加藤清正ら秀吉子飼いの七人党が、三成の屋敷を襲撃する。
三成は家康の屋敷に逃げ込み難を逃れるが、このことで佐和山城に蟄居。家康の影響力が増していく。
1600年6月、家康が上杉討伐に向かう。上杉家家臣・直江兼続(松山ケンイチ)と家康の挟み撃ちを図っていた三成は、
盟友・大谷刑部らを引き込み、毛利輝元を総大将に立て挙兵。
三成の西軍、家康の東軍が、覇権をかけて動き出す。
1600年9月15日。決戦の地は関ヶ原。三成は、いかにして家康と世紀の合戦を戦うのか?
そして、命を懸けて三成を守る初芽との、密やかな“愛”の行方は。。
権謀渦巻く中、「愛」と「正義」を貫き通す“純粋すぎる武将”三成と野望に燃える家康の戦いが今、幕を開ける。。
中島しゅうさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
公開二日目15時20分の回は、客層も高めということもあるのか
映画鑑賞マナーを守る方が多いのか、安心して集中できました。
上映約2時間半の、関ヶ原の決戦へとなるストーリーがダイジェストでどんどん進んでいきます。
いきなり数年後に飛んだりも。
教科書で学んでいたり年表を見ても多くの方が知っていることだろうから、
「どうしてこなった」的なものをせっかくの豪華キャストから滲み出るような演技を期待していましたが。。
内面的なものは歴史から各々読み汲んでね、という印象。
(関ヶ原が描かれたのは一瞬でしたが)大河ドラマ「真田丸」とか参考に一部思い出したり。
あの放送時「井伊の赤鬼・赤揃え」と次の(今の)大河「おんな城主 直虎」サービスしてくれたのかと嬉しく思いました。
今回は逆で今は虎松の井伊直政がいるので、こんなに大きくなって!と勝手に思ったり。ククク
(今は寺田心くんですが後に菅田将暉さんが演じるようです)
直虎ではただいま三河の寺に身を隠し中。
でも豪華キャストならでは豊臣が二つに割れても誰って一応はわかりやすい。
少しの出番も放つオーラが光ってます。
原作著者・司馬遼太郎らしき語り部が出るパートもあるので、未読ですが
原作寄りの実写化と思えば男世界の戦国時代に華を添えるヒロインがいても
それが可愛らしい有村架純ちゃんなら仕方ないかなぁ、なんて思えてきます。
演じる発芽は忍なので声のトーンもいつもより低めで早口。
朝鮮出兵で捕虜として連れてきた朝鮮人はいただろうなと思いますが
火薬だか武器系に強いと見せ場まで用意していたのはちょっとビックリしました。
発芽のように三成の人となりを見せる演出でしょうか。
三成が「大一大万大吉」を説明したり、家康が「天下泰平」を口にしたり
大志は同じようでもこうも袂を分かつようになるとは、
政務を担う文治派と軍務を担う武断派とが対立を深めてしまう様も
その背景など現代と重なる部分も見え隠れして深いです。
演じた岡田准一さん、役所広司さんはその人物そのもの自然体で、二極化した存在感がまた素晴らしかった。
家康の圧は特に凄まじい。
奇怪で不便にも見える形の兜ではありますが
黒田長政と福島正則が和解の証として交換するなど、
健闘を称えあうサッカーのユニフォーム交換が思い浮かんだりもしました。
そういう家臣たちのやりとりをもっと見ていたいのですが映画尺では納まりませんよねぇ。
自分がどの家臣だったらどちらに就くとか妄想するとキリがない。フフフ
HPにある年表や合戦布陣図など頭に入っていると、より戦局を掴みながら鑑賞できるかもしれません。
Wikiとかね。
「日本の未来を決した、わずか6時間の戦い。
誰もが知る「関ヶ原」の誰も知らない真実。。」
・「関ヶ原」
[あらすじ]
それは、戦乱の世に終止符を打ち、後の日本の在りようを決定づけた。
幼くして豊臣秀吉(滝藤賢一)に才を認められ、秀吉の小姓となった石田三成(岡田准一)。
成長し大名にとりたてられた三成は自分の石高の半分をもって、猛将として名を馳せた牢人・島左近(平岳大)を家来に乞う。
秀吉に忠誠を誓いながらも、利害によって天下を治めることに疑問を感じ正義で世の中を変えようとする三成の姿に、
左近は「天下悉く利に走るとき、ひとり逆しまに走るのは男として面白い」と配下に入る。
伊賀の忍び・初芽(有村架純)も、“犬”として三成に仕えることになる。
秀吉の体調が思わしくない。天下取りの野望を抱く徳川家康(役所広司)は、
秀吉の不興を買う小早川秀秋(東出昌大)や他の秀吉恩顧の武将たちに、
言葉巧みに取り入っていく。三成は、そんな家康が気にくわない。
1598年8月、秀吉逝去。翌1599年閏3月、大老・前田利家(西岡德馬)も亡くなると、
先の朝鮮出兵時から三成に恨みを持つ福島正則、加藤清正ら秀吉子飼いの七人党が、三成の屋敷を襲撃する。
三成は家康の屋敷に逃げ込み難を逃れるが、このことで佐和山城に蟄居。家康の影響力が増していく。
1600年6月、家康が上杉討伐に向かう。上杉家家臣・直江兼続(松山ケンイチ)と家康の挟み撃ちを図っていた三成は、
盟友・大谷刑部らを引き込み、毛利輝元を総大将に立て挙兵。
三成の西軍、家康の東軍が、覇権をかけて動き出す。
1600年9月15日。決戦の地は関ヶ原。三成は、いかにして家康と世紀の合戦を戦うのか?
そして、命を懸けて三成を守る初芽との、密やかな“愛”の行方は。。
権謀渦巻く中、「愛」と「正義」を貫き通す“純粋すぎる武将”三成と野望に燃える家康の戦いが今、幕を開ける。。