20~24日まで中止のお知らせ、そして前日に
「7/27(水)より公演再開のお知らせ」と出て
再開にあたり尽力されたこと、感謝いたします。
そして嬉しいお知らせ!
「ノートルダムの鐘」23年5月東京公演決定。
同3月21日で秋で開演中の「バケモノの子」が千秋楽を迎え、その後になります。
個人的には中華街より浜松町の方が便が良いので嬉しい。
そして劇場の違いも味わいたいです。
ぶじに幕が開き、鐘が鳴りました。
待ちに待ったノートルダムの鐘、その想いが溢れるようにわれんばかりの熱い拍手が歌終わりのたびに続いていき。
何度も何度もカーテンコールで交わされる幸せと感謝の様子に、涙。
今回は特に「ゴッド・ヘルプ」「いつか」が胸に響きました。。
ディズニー音楽の巨匠アラン・メンケンさんにあらためて感服いたします。
オケピも無く最前列は無人なので実質4列目。感謝。
開演5分前まで自席から撮影OKでした。
奥に大聖堂を象徴するバラ窓、上部には鐘と終盤活躍する釜も見えて。
左右の真ん中と下の石像は回転して演者が出演することも。
2F奥のクワイヤが放つ歌唱パワーを浴びることができるのも壮大で。
先月3階席から観劇したという友人の写真では大聖堂の大理石の床を模した、白と黒のマーブルがより美しく見られました。
光田フィーバス♡
昨年ラウルでも観ていますが皆より一回り体格が良く目をひくので、
ステージに近いぶん2Fからエスメラルダに向ける眼差しや
終盤民衆に訴えかける大切なシーンも目の前で見守ることができました。
軽い二枚目かと思いきや戦場にいて背負った重い過去もある、フィーバス。
去ったあと幸せになれることを願って。。
2016年海宝直人さん、2018年飯田達郎さん、そして今回初めて観た金本泰潤さんのカジモド。
劇場に轟くような声量の叫びが伝わり迫力ありました。
徐々に変化を見せていく様を丁寧に演じられていました。
野中フロロー。
(「ロボット・イン・ザ・ガーデン」ボリンジャー以来でした)
熱烈なキリスト教信者で善人であろうとする姿、
心優しくピュアなカジモドが(石像を友としたことも大きいだろうけど)育っているので
怪物と忌み嫌い厳しくありながら、弟思い、家族愛も純粋に持っているのでしょう。
悪とみなすジプシー、そのエスメラルダに魅了され相反する気持ちに理性を失い身悶え狂っていく様子が人間臭く
「罪の炎」の凄みも素晴らしかった。
だれもが完璧ではなく、人の姿はしていてもその内にいる怪物が現れることがあるのだと伝わってきます。
それは群衆しかり。
マントを羽織ると石像に、脱げば群衆にと少ないアンサンブルやクワイヤで何役も見せる彼らも
私たち観客となんら変わりないように感じます。
光と影、眩しく輝けば影が濃くさすこともある。。その逆もまた。
フィナーレで、人々がカジモドのように顔に炭を塗り体を歪ませて
カジモドは一人炭を落とし姿勢を正す。
「人間と怪物 どこに違いがあるのだろう」
「ゴッド・ヘルプ」から
喜びと豊かさを 我が名に祝福を与えたまえ
うるわしき愛の心を 我らの上にもたらしたまえ
あたしは大丈夫一人で でも不幸な人がこの世にいる
助けてあげて 踏みにじられたその人たちを みな神の子
ゴッド・ヘルプ救いを みな神の子
「いつか」から
いつか人がみんな賢くなる時が来る
祈るわ 争いの炎が消えることを
いつか人がみんな平等に暮らせる
そんな明るい未来が必ず来ると 祈ろう
時が経てば やがては
いつか夢はかなう
祈ろう 世界は変わると
いつか
もうすぐに
・劇団四季「ノートルダムの鐘」
カジモド ・・金本 泰潤
フロロー ・・野中 万寿夫
エスメラルダ ・・岡村 美南
フィーバス ・・光田 健一
クロパン ・・吉賀 陶馬ワイス
【男性アンサンブル】
野村 数幾
梅津 亮
村山 剛
川原 信弘
田口 暉
飯村 泰志
松下 湧貴
松永 涼吾
【女性アンサンブル】
岩城 あさみ
久居 史子
徳山 稚子
坂井 菜穂
【男性クワイヤ(聖歌隊)】
伊藤 力
山下 泰明(27日)
篠田 裕介(28日~31日)
奥田 直樹
石井 駿人(27日)
澤村 楽人(28日~31日)
井上 隆司(27日)
楠木 稔(28日~31日)
持木 悠
石本 高雅
橋元 聖地
【女性クワイヤ(聖歌隊)】
相原 れいな
高居 洋子
平木 萌子
小藤 恵理子(27日)
青栁 歌奈(28日~31日)
川目 晴香
北野 有希依
織笠 里佳子
梁瀬 彩加
2幕への休憩中は行列もなく2、3人しかいなかったのでスムーズに撮影。
終演後グッズを購入しに行き、シークレットチャームを。
バラの窓でしたが、フィーバスがダブっている友人とトレード。 ^^
エスカレーターが回廊するこの雰囲気は
年に一度の祭りのシーンと雰囲気が似て見えてきた。フフフ