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かこぶろ。

ゴールデンスランバー(2009)

予告見た時から公開が楽しみだった映画。
「アヒルと鴨のコインロッカー」「フィッシュストーリー」など伊坂幸太郎作品の映画化で実績を残してきた中村義洋監督。
ジェネラル・ルージュの凱旋」の堺雅人、竹内結子も出演。
とくに主演の堺さんは、ジェネラル~でのカリスマっぷりはどこへというオーラの無しさ加減が最高。
仙台を舞台に、一般市民が暗殺犯としてあれよあれよという間に次々と追い詰められていく様が、
テンポよくスリリングに描かれあっという間に見終わった感じでした。痛快。
様々な伏線、冒頭のシーンも最後にまたやってきて、ぁぁぁ、こう繋がるのか!と良い余韻が残ったのでした。
香川照之、大森南朋、貫地谷しほり、相武紗季、竜雷太と出演陣も豪華。
男性客がわりと多かったです。
仙台、20年はもう行ってないなー。



モバイルで入院患者役の柄本明、波岡一喜、看護師役のさくらなどが出演しているビハインドストーリーも面白い。
怪我の酷さで上下関係を決めていたり。フフフ
一話は無料です。

音楽は原作者の伊坂幸太郎のオファーにより、斉藤和義が担当。
エンディングテーマの「幸福な朝食 退屈な夕食」は特に好きだわ。

伊坂幸太郎 「ゴールデンスランバー
斉藤和義 「Golden Slumbers」「幸福な朝食 退屈な夕食」


[コピー] 「無実の男、首相暗殺犯に断定
 事件のガギを握るのは、ビートルズの名曲」
[あらすじ] 仙台に暮らすごく平凡な30歳の独身男、青柳雅春。
金田首相が凱旋パレードを行うその日、大学時代の同級生・森田に呼び出され、
 “お前、オズワルドにされるぞ。とにかく逃げろ”と謎の警告を受ける。
その直後、背後のパレード会場で爆発音がしたかと思うと、なぜか2人の前に警官が現われ、躊躇なく拳銃を向ける。
訳もわからぬまま反射的に逃げ出した青柳は、やがて自分が身に覚えのない証拠によって
首相暗殺の犯人に周到に仕立てられていくことを大量のマスコミ報道で知る。
青柳の元恋人で大学時代のサークル仲間でもある樋口晴子は、事件の報道に驚き、
かつての仲間たちに連絡を取ろうとするのだが。。

堺雅人 ・・・・・青柳雅春
竹内結子 ・・・樋口晴子
吉岡秀隆 ・・・森田森吾
劇団ひとり ・・小野一夫
柄本明 ・・・・・保土ヶ谷康志
濱田岳 ・・・・・黒いパーカーの男 キルオ
渋川清彦 ・・・岩崎英二郎(青柳の先輩ドライバー)
ベンガル ・・・・轟静夫(轟煙火 社長)
大森南朋 ・・・樋口伸幸
貫地谷しほり ・・凛香(アイドル)
相武紗季 ・・・井ノ原小梅(ラジコンヘリが趣味の女)
永島敏行 ・・・小鳩沢(刑事)
石丸謙二郎
ソニン ・・・・・・鶴田亜美
でんでん
滝藤賢一
木下隆行
木内みどり ・・青柳照代
竜雷太
伊東四朗 ・・・青柳一平
香川照之 ・・・佐々木一太郎(刑事)
■HP 「http://www.golden-slumber.jp/
(↓注 以下ネタばれあり)

正義感に燃えるとか、社会派に描くとかではなく、誠実に生きてきた一人の人間と
両親、友人たち、先輩、助けたアイドルなど、彼と出会ってきた人たちがそれに応える様が良かった。
父親役の伊東四朗がぶしつけにマスコミに囲まれやいのやいの質問される中、毅然とした態度で望む姿とかジーンときました。



永島敏行さんがターミネーターばりに無心にショットガンをぶっ放す様も笑いを誘うし。
(実際あんな簡単に警察が銃を撃ってきたらたまらないけれど)
通り魔キルオ役の濱田岳くんもいいキャラ出していました。


TOHO西新井
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