日南娘(ひなむすめ)

宮崎をアピールできたらいいな

自然体で生活していきたいなーー。
      

「明日に架ける橋」

「500マイルも離れて」

記者さんのコラム

2010-05-30 20:44:30 | Weblog

宮崎日日新聞の都農支局の記者さんのコラムです。

まさかこんなに長引くとは予想もしなかったでしょうねーー。





4月24日

畜産の町が揺れている。都農、川南両町で口蹄(こうてい)疫に感染、あるいは感染した

疑いがある牛が見つかった。宮崎市などで92年ぶりにウイルス感染が確認され、畜産王国

宮崎に衝撃が走った2000年。あれから10年、再び“見えない敵”が農家を苦しめて

いる。低迷が続いていた市場価格がようやく上向き始め、経営の立て直しに明るい兆しが

見えてきた矢先の事態。牛を失った落胆、感染拡大の不安、出荷停止による経営難…。

心情を思いやると、どう声を掛けていいものか。心のよりどころの一つとしては、

公的支援の投入と思う。国は10年前、発生から約2週間で緊急支援のめどを付けた。

迅速な対応を期待したい。(鳥)







5月1日

発生から10日が過ぎても、一向に終息の糸口が見つからない。

川南、都農両町の畜産農家を苦しめている口蹄(こうてい)疫。

特に川南町では連日のように感染疑いが確認され、その憎き敵はついに豚にも侵入した。

豚の体内でのウイルス増殖力は牛と比べて100〜千倍とされ、防疫態勢が充実している

県畜産試験場での発生も一般農家にとっては脅威だろう。農家の心が折れかねない中、

力強い動きもある。生活にも不便を強いられているであろう農家を支えようと、

町民の間で「自分たちに何かできることがあれば」という、機運が高まっていることだ。

総力戦で立ち向かえば、必ず明るい光が見えてくるはずだ。(鳥)








5月8日


蹄(こうてい)疫発生から20日。関係者の懸命な防疫処置をあざ笑うかのように感染が

広がり、農家の精神状態は限界に近い。現在の心境を将来や健康面の不安と併せ、こう口に

した。「憤りを感じる」。怒りの矛先は対応の鈍い国だ。

支援策はいまだ融資枠拡大などわずかで、農家を元気づける政策はない。

政府要職らが来県し、関係団体は再三要望書を提出しているが、農家の切実な思いは

響いていない。本県の農業産出額は全国5位で、中でも畜産は肉豚2位、肉牛3位。

日本の食卓を担う食糧基地を尾鈴地域はけん引している。


国は真摯(しんし)に受け止め、行動に移しているのか。危機意識の欠如と思えて

ならない。(鳥)






5月15日

「だめやったわ」。赴任以来、仲間として輪の中に迎えてくれ、幾度も焼酎を酌み

交わした友も口蹄(こうてい)疫ウイルスに敗れた。「すべて殺さんといかん」。

電話口では気丈に振る舞っていたが、悔しさや怒り、悲しみは計り知れない。

川南町や都農町で今、連日のように悲惨なドラマが起こっている。

小欄だけでも「明るい話題を」と思うが、一人でも多くの人に「現場」を知ってほしい。

家族同然で育ててきた農家の思い、本来の役目を果たせず旅立つ家畜たちの哀れさ…。

本紙緊急連載では多数の農家に協力を仰ぎ、「今」を伝えている。

地元紙だからできることはまだまだあるはず。全力で応援していきたい。(鳥)








5月22日

「ちまちましてもしょうがない。どばっと」。口蹄(こうてい)疫終息に向け、

ワクチン投与の方針を固めた直後、農林水産大臣はこう語った。この1カ月、

発生現場にいる記者として財産を失った多くの友人や知人の涙、悔しさ、怒りに間近で

触れてきた。その農家の悲痛な叫びを、重く受け止めているとは到底思えない軽々しい

口調に憤りすら覚えた。農政の最高責任者だ。これまで農家と真正面から向かい合って、

心から思いやる言葉が一つでもあっただろうか。「国の金でやり文句がでることはない」と

も述べた。補償さえすれば事なきを得るとでも考えているのだろう。

計り知れない心の傷を癒やすのもトップの責任だ。(鳥)






5月29日

「母牛をわが子同然にかわいがり、子牛たちの誕生が楽しみだった。無念やが」。

ある高齢農家の声が寂しさに震えていた。牛飼いを始めて50年あまり、わずか数頭の

母牛に囲まれ、産まれてくる子牛たちの“出世”を切に願いながら泣く泣く市場へ送り出

して生計を立ててきた。お年寄りにとって唯一の生きがいだったという。

政府が口蹄(こうてい)疫のワクチン投与を始めた日、くしくも新たな命が誕生した。

「もう来年はないっちゃね」。心の中にぽっかりと空洞ができたかのように、しんみりと

話していた。同じような思いで牛や豚を養ってきた高齢農家が数多くいる。

生きがいを失った今後が気掛かりでならない。(鳥)





 
今を何とか乗り越えてください

早く笑顔が戻る日を待ってます。


でも、正確な感染経路の解明が進展してないなーーー






恐ろしい事実。

2010-05-30 09:22:51 | Weblog

 

 皆さん、知ってました?

 

   http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2010/05/420371537abl5-4.html

 

いやー、びっくり!

と同時に、やっぱり。

 

 

政権与党支持45%、中立47%、自民支持8%。

上の数字は、政権交代後に県歯科医師連盟が行ったアンケート結果です。

中立が47%も。

私は、医師会とかは、どっちかに傾くもんだと思ってました。

やはり自民にたいしての義理があり、揺れてたんですねーーー。

でも、次回ははっきりするでしょ。

社民も、今度民主から出馬する元全国紙記者渡辺創氏の「支援」を決める

予定だったけれど、福島さんが28日に罷免され、政権離脱も視野に入ってきた

ことから、支援が先送りになりましたよー。

 

ほんとに、今度の参院選で

     「どげんかせんといかん」