日南娘(ひなむすめ)

宮崎をアピールできたらいいな

自然体で生活していきたいなーー。
      

「明日に架ける橋」

「500マイルも離れて」

今日(14日)のムッチー牧場

2010-05-14 14:36:21 | Weblog

 

ブログの更新がなく、心配してました。

今、更新がありました。

牛さん、元気だそうです。

 

日記にムッチーからの更新がなく、不安に思われている方々も多いと思います


とてもとても感謝しています。



-会話-


私「ぉお~い、日記更新せんとみんなが心配するぞ~」

ムッチー「ああ、すまねー、ほんとせわしくしよるもんじゃかいよ~。今、牛舎の屋根

の上を洗浄しよっちゃわぁ~、ごめ~ん、大丈夫やから書いといてぇ~。」

私「牛さん大丈夫か~」

ムッチー「さっきまでは、大丈夫やった~(笑) ありがとー。」

私「気をつて作業しろよーー。」


-以上-



この晴れ渡った宮崎の空の下、ちょいと風が吹くからすっげー不安ですが、今、

ムッチーはひとり屋根の上に登って洗浄しているようです。

ご報告しておきます。


たぶん、作業が終わり深夜にパソコンの前に座る頃には疲れ果てているんだと

思います。


皆様からのコメントやメッセージも相当な数が届いているんじゃないでしょうか(^-^)


読むだけでも疲れるでしょう。

今、本当に精神的にも疲れている彼に、どうしてもこれだけは伝えたいと言うことが

ありましたら、わたし「ひじり」の方へメッセージいただいても構いません。

どうか、祈り、見守ってやってください。

 

 

よかった、よかった。

ムッチーさんだけではなく、地域の皆さん、お疲れ様です。

 

でも、先がみえませんねーー。

 

 

 


口蹄疫  《川南町の叫び  2 》

2010-05-14 07:49:37 | Weblog

 

昨日、新たに感染疑いのある家畜がでました。

これで86例目で、殺処分対象の家畜は8万257頭となりました。

 

宮崎日日新聞より

 

       『なぜこんなことに』

 

殺処分され、横たわる生後間もない子豚に手を当てた。

体温を感じる。

傷一つない。

そして心臓の鼓動も。

口蹄疫に感染した疑いのある豚が見つかった農場の男性作業員は

「なぜこんなことに」と疲れ切ったように惨状を語った。

埋却地が決まり、殺処分を待つ豚舎では抵抗力のない子豚が死に、

それに気づかないのか、乳の張った母豚が腹を突き出していた。

男性は、「ウイルス工場みたいだった。こんな形で豚の命を絶たんといかん気持ち

理解してもらえないでしょう」と、とつとつと話す。

 

「地獄絵図よ」

ある役場職員の脳裏には、農家の悲痛な表情と牛や豚が息絶えていく瞬間が

焼き付く。それでも、作業の手を休めることは許されない。

「慣れてはいけないはずの作業に慣れてしまった」と声を絞り出す。

 

「日ごとに農家の気力が奪われている。国は川南を小さな点にしか見ていない」

5月から防疫作業に加わった獣医師は、人ごとのような国の姿勢に憤りを隠さない。

家畜を助けたくて選んだ仕事。

今は、仲間数人とチームを組んで、朝から夕方まで黙々と殺処分を続ける。

「たまんないですよ」と声を詰まらせる。

作業後のシャワー設備が整っていないことにも疑問を抱く。

「せめてわれわれ防疫員がウイルスを運ぶ心配をしなくていい作業環境を

整えてほし」と切望する。

 

今月上旬、感染疑いの豚が見つかった養豚農場の男性は、殺処分を待ちながら

畜舎と豚の消毒を続けてきた。

午前6時半に起きて餌を与え、合間を見て消毒を繰り返す。

感染前と変わらない作業。

ただ、豚だけが死んでいった。

ウイルスを運ぶ可能性を考え、外出を自粛した。

男性は「まるで犯罪者のような気持ちだった」と自嘲気味に笑う。

家族以外との接点の少なさ、乏しい情報が孤立感を深めている。

 

宮崎大学農学部の学生有志が、キャンパス内で国への支援策の拡充を求める

署名と募金活動を始めましたが、発起人である学生さんは、

「被害農家の人たちに、一人じゃないと伝えたかった。本当は現場で役に

立ちたい。ただ、行けばまん延のリスクも高くなる」歯がゆい思いをかみしめながら

今日も声を上げる。

 

 

       ほんとにたまらんわー

           はよ、どげんかして!!

 

 

 

 


《口蹄疫》 宮崎県民の支援の輪

2010-05-14 06:19:30 | Weblog

 

県内で口蹄疫が拡大する中、県民の支援の輪が広がりを見せています。

県のふるさと納税制度を利用した義援金が全国から相次ぎ、県内各地で

募金もスタート。

疲弊する農家や作業員を支えたいと、物資を支えたいと、物資を届ける企業も

出ています。

また、さくら選手が県内のグルフ場に「さくら募金箱」を設置しました。

さくら選手は、ブログで「被害にあった方たちに笑顔が戻れる日まで、寄付や募金を

呼びかけたい」と訴えています。

 

このブログを見られた皆さんも、是非、お茶されたときでもいいですので、

宮崎の惨状を話題に出していただけたらうれしいです。

よろしく、お願いいたします。