◆自由な投句箱/花冠発行所◆

主宰:高橋正子・管理:高橋句美子・西村友宏

自由な投句箱/2月21日~29日●

2016-02-29 12:05:13 | Weblog

※当季雑詠3句(春の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。
※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。
※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。(例:唐辛子など)
主宰:高橋正子・管理:高橋信之

◆俳句添削教室◆
http://www.21style.jp/bbs/kakan02
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今日の秀句/2月21日-29日

2016-02-29 11:59:08 | Weblog

[2月29日]

★大輪の椿堂々冴え返る/河野啓一
大輪の椿は花を咲かせたけれど、また寒い日に戻る。けれど、いったん花を咲かせた椿は、寒さにひるむことなく、堂々と咲いている。その見事さ。厳しい寒さあっての堂々ぶりといえる。(高橋正子)

[2月28日]

★震災の地すべり跡に芝桜/多田有花
震災のときの地滑りは、非常に無残な様相であったが、今では、その地滑りの傷跡を覆い尽くして芝桜が何事もなかったように咲いている。芝桜は、地滑りした地も、それを見る人の気持ちも癒してくれているようである。句意がはっきりしているのがよい。(高橋正子)

[2月27日]

★敷き紙を替えてスケート靴納め/上島祥子
一冬活躍したスケート靴も納める季節となった。楽しく滑った思い出とともに、靴箱に敷く紙をあたらしく替えて、またの出番に備えて納める。(高橋正子)

[2月26日]

★沖待ちの船が点灯冴え返る/高橋秀之
沖待ちの船に灯がともされ、「冴え返る」を身に染みて感じさせられる。港ではなく、沖待ちの船の「遠い灯」が冷たい空気にくっきりと灯っている。(高橋正子)

★陽を透かし虎杖紅く土手に萌ゆ/佃 康水
なんでも、生き生きとしているものは、見ているものの気持を励ましてくれる。虎杖の新芽の紅色が土手の陽を透かしている。見ていて、春が来た。暖かい季節ももうすぐだと思わせてくれる。(高橋正子)

[2月25日]

★水鉢に椿数多を浮かばせる/祝 恵子
鉢に水を張って、玄関先などに椿の花を浮かせているのを、ときどき見かける。数輪の椿の場合もあるし、この句のように、たくさんの椿を浮かせている場合もある。生活のなかに風雅を楽しんでいるのがいい。(高橋正子)

[2月24日]

★節々に硬き蕾を白木蓮/河野啓一
もう少し経てば、白木蓮が一斉に咲きだすが、それまでは、枝の節々にうぶ毛に包まれた銀色の蕾が寒さに耐え、日に輝きながら咲く日を待っている。「節々」「硬き蕾」に、花の生命力が象徴され、開花した時の美しさをも想像させている。写生が効いている。(高橋正子)

[2月23日]

★風光る藍染のれん真あたらし/小口泰與
真あたらしい藍染のれんに風が光る。真あたらしい藍染のれんの清潔さが風光る季節に特に鮮明目に入る。(高橋正子)

[2月22日]

★二ン月や小川の水の躍り居り/桑本栄太郎
まだまだ寒さが厳しい二月。けれども小川を流れる水は、水量も増えて、小躍りしているかのように、光りながら流れている。こんな様子を見るとたしかに春が来ている。(高橋正子)

[2月21日]

★ひな人形今日始まれる壇飾り/河野啓一
ひな人形を飾るのは、節分を過ぎてから、その家庭でまちまちであるが、啓一さんの家には、「今日」から飾られた。壇飾りのゆかしい雛が飾られると、一度に華やかな雛の間となる。「今日始まれる」が新鮮。(高橋正子)

★春の風梢の高みを通るらし/古田敬二
春の風がそよそよと高い梢を揺らして通り過ぎる。春の風は一番に梢を吹くようである。詩情のある句だ。(高橋正子)

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2月21日~29日

2016-02-29 11:28:22 | Weblog

2月29日(4名)

●小口泰與
白梅や犬のじゃれ付く撞木綱★★★
廃線となりし枕木冴返る★★★★
花林糖かりっと噛むや風光る★★★

●河野啓一
大輪の椿堂々冴え返る★★★★
大輪の椿は花を咲かせたけれど、また寒い日に戻る。けれど、いったん花を咲かせた椿は、寒さにひるむことなく、堂々と咲いている。その見事さ。厳しい寒さあっての堂々ぶりといえる。(高橋正子)

春寒の青空白き千切れ雲★★★
伊予絣父祖の地思う二月尽★★★

●桑本栄太郎
まんさくの川べり歩む地道かな★★★★
部活子のテニスコートや風光る★★★
春眠の目覚む入日や朝日とも★★★

●多田有花
春霞む大阪望む神呪寺(かんのうじ)★★★
桜すでに咲かせて甲山大師★★★★
春の山下りて生チョコシフォンケーキ★★★

2月28日(6名)

●河野啓一
蕗の薹草おし分けて青い空★★★
雑草のいじめに耐えて蕗の薹★★★
色のままからりと揚がる蕗の薹★★★★

●小口泰與
長閑さや親指の爪弧を描く★★★
かげろうや幼き頃の道の幅★★★
書肆出でて遅日の空を見上げたり★★★★(正子添削)

●多田有花
ミモザ咲く川べりの道を歩く朝★★★
震災の地すべり跡に芝桜★★★★
春空へ丸き稜線甲山(かぶとやま)★★★

●迫田和代
朝東風や遠くの山の茜色★★★(正子添削)
誰一人いない桜よもう咲くよ★★★★(正子添削)
力ない病躯で絞る春の水★★★

●谷口博望 (満天星)
肩に触る匂い優しき枝垂梅★★★
枝垂梅ふわりと宙に浮くごとし★★★★(正子添削)
松雪草あなたを待つわいつまでも★★★

●桑本栄太郎
さえずりや高き梢の空の青★★★★(正子添削)
歩みゆく嶺の彼方や霾ぐもり★★★
七段の堰水光り春淡し★★★

2月27日(7名)

●川名ますみ
緋寒桜つぼみも土を正面に★★★
富士の背に滲み眩しき冬茜★★★★
うたた寝へ早春の陽の眩げに★★★

●多田有花
島々を隠す霞や播磨灘★★★
頂に春の日差しの溢れ初む★★★
軽やかな水音を聞く春の山★★★★(正子添削)

●小口泰與
へら浮子や咫尺に居りし春の鳥★★★
公魚のかろき魚信(あたり)よ風の中★★★★
かげろうや鶏の産毛の舞う如し★★★

●谷口博望(満天星)
節分草恥ずかしそうに顔を上げ★★★
 ※「はずかしそうに」のところを、「写生」してください。
水琴や加賀の白梅人だかり★★★★
榛の雄花と雌花咲きいたり★★★

●河野啓一
そよ風に揺れて黄色いクロッカス★★★
池の端に今年も低くクロッカス★★★
春なれや箕面の山の滝の音★★★★

●桑本栄太郎
芽木かざす街路樹天の青空に★★★
川風の水面煌めき木の芽張る★★★★
信号灯のカタコト揺るる春の風★★★

●上島祥子
春玉子マヨネーズとなり昼食へ★★★
スカーフの衣摺れの音春の夜★★★
敷き紙を替えてスケート靴納め★★★★(正子添削)
一冬活躍したスケート靴も納める季節となった。楽しく滑った思い出とともに、靴箱に敷く紙をあたらしく替えて、またの出番に備えて納める。(高橋正子)

2月26日(7名)

●河野啓一
古池に溢れるばかり春の水★★★★
レース越し春光部屋に差してくる★★★
紅椿摘んで供えし亡き人に★★★

●小口泰與
薄氷の暁のかたちや風の中★★★
夕映えの木の芽さかんよ乾杯す★★★★
参道を踏むや道哭き冴返る★★★

●多田有花
球を打つコートに早春の満月★★★★
春寒の沖に横たう淡路島★★★
午後からは曇りがちなり枝垂梅★★★

●谷口博望(満天星)
帰る日や愛しき鴨にグッドバイ★★★
引揚げて七十年や鴨帰る★★★★
ひたすらに草萌を食むヌートリア★★★

●桑本栄太郎
音乾くテニスコートや春寒し★★★
青空の楽譜となりぬ銀杏の芽★★★★
田面抜く風に途切れる揚ひばり★★★

●高橋秀之
沖待ちの船が点灯冴え返る★★★★
沖待ちの船に灯がともされ、「冴え返る」を身に染みて感じさせられる。港ではなく、沖待ちの船の「遠い灯」が冷たい空気にくっきりと灯っている。(高橋正子)

春浅し夕陽の沈む三河湾★★★
公園の梅が一気に開く朝★★★

●佃 康水
陽を透かし虎杖紅く土手に萌ゆ★★★★
なんでも、生き生きとしているものは、見ているものの気持を励ましてくれる。虎杖の新芽の紅色が土手の陽を透かしている。見ていて、春が来た。暖かい季節ももうすぐだと思わせてくれる。(高橋正子)

丸めては樽に打ち込む味噌作り★★★
牛舎のみ残りし牧や冴え返る★★★

2月25日(4名)

●小口泰與
大利根の風に煽らる紙鳶★★★★
紙鳶担ぐ男の顔数多★★★
佐保姫や山川朝日響きける★★★

●祝恵子
水鉢に椿数多を浮かばせる★★★★(正子添削)
鉢に水を張って、玄関先などに椿の花を浮かせているのを、ときどき見かける。数輪の椿の場合もあるし、この句のように、たくさんの椿を浮かせている場合もある。生活のなかに風雅を楽しんでいるのがいい。(高橋正子)

探梅や能勢街道を通りゆく★★★
吾が影の伸びて春田の葉の上へ★★★

●谷口博望(満天星)
枝ぶりの金剛力や梅の花★★★★
梅の花可憐な雄蕊散らぬ間に★★★
梅の花乙女の睫毛輝きぬ★★★

●桑本栄太郎
紅梅の鉢にあまたの枝垂れ居り★★★
山茱萸のつぼみ希望の狭庭かな★★★
カタカタとポールの鳴りぬ春嵐★★★★

2月24日(4名)

●谷口博望 (満天星)
一望の大東京や春きざす★★★★
春めくや隅田川ゆく屋形船★★★
春寒の仲見世にぎわう浅草寺★★★

●小口泰與
鳥帰る幼き時の通学路★★★★
下萌や靴新しき乗馬服★★★
れんげ田や幼にもどるセーラ服★★★

●河野啓一
節々に硬き蕾を白木蓮★★★★
もう少し経てば、白木蓮が一斉に咲きだすが、それまでは、枝の節々にうぶ毛に包まれた銀色の蕾が寒さに耐え、日に輝きながら咲く日を待っている。「節々」「硬き蕾」に、花の生命力が象徴され、開花した時の美しさをも想像させている。写生が効いている。(高橋正子)


木蓮のつぼみ産毛に包まれて★★★
冴えかえる池の面滑る鴨の列★★★

●桑本栄太郎
田道行く春は名のみと言う風に★★★(正子添削)
揚ひばり風に逆らう声ばかり★★★★
白きもの混じる野風や春寒し★★★

2月23(4名)

●小口泰與
風光る藍染のれん真あたらし★★★★
真あたらしい藍染のれんに風が光る。真あたらしい藍染のれんの清潔さが風光る季節に特に鮮明目に入る。(高橋正子)

穴釣りの公魚朝日受けにける★★★
春光や朱の橋渡るメード服★★★

●河野啓一
梅蕾膨らみかけてまた閉じて★★★
冴えかえる予報を恨む翁かな★★★
春耕の庭土固くごつごつと★★★★

●谷口博望(満天星)
ヒヤシンス結婚式の顔と顔★★★
朧月半円状の夜景かな★★★★
遙かなる冠雪富士やオフィス街★★★

●桑本栄太郎
駒返る草の目ざとき日差しかな★★★
烏舞う天の茜や春夕焼け★★★
夕刊を取りに階下へ冴えかえる★★★★

2月22日(3名)

●小口泰與
猫柳猫の肉球やわきかな★★★
梅咲くを水面の雲へ告げしかな★★★★
しののめの雨の末黒の薄かな★★★

●河野啓一
山焼きの煙流れて春の野辺★★★
雀には雀の春よ虫咥え★★★★
いっぱいのコーヒー干して春の午後★★★

●桑本栄太郎
二ン月や小川の水の躍り居り★★★★
まだまだ寒さが厳しい二月。けれども小川を流れる水は、水量も増えて、小躍りしているかのように、光りながら流れている。こんな様子を見るとたしかに春が来ている。(高橋正子)

春きざす部活の声の運動場★★★
風落つや嶺の茜の春嵐★★★

2月21日(6名)

●多田有花
春の霜滑り台に鉄棒に★★★
梅が香に包まれ午後の陽の中を★★★★
久々に歩けば満開の梅林★★★

●河野啓一
ひな人形今日始まれる壇飾り★★★★
ひな人形を飾るのは、節分を過ぎてから、その家庭でまちまちであるが、啓一さんの家には、「今日」から飾られた。壇飾りのゆかしい雛が飾られると、一度に華やかな雛の間となる。「今日始まれる」が新鮮。(高橋正子)

麦青む街道沿いの車列かな★★★
消え残る峰の白雪惜しむ朝★★★

●小口泰與
寺に咲く梅一輪の余寒かな★★★
夕さりの尾長の声の余寒かな★★★★
枝笹の先の朽ちたる余寒かな★★★

●桑本栄太郎
夢の覚め夢に又落つ風邪寝かな★★★
山影と見れば雲影春の嶺★★★★
まんさくの枯葉の中に風生忌★★★

●古田敬二
春の風梢の高みを通るらし★★★★
春の風がそよそよと高い梢を揺らして通り過ぎる。春の風は一番に梢を吹くようである。詩情のある句だ。(高橋正子)

春の陽のぬくもり森のベンチにも★★★
春の陽の森の蕾を温める★★★

●迫田和代
向こう岸いぬのふぐりや寂しげに★★★
岩叩く音ものんびり春の海★★★★
もうすこしたてば桜の淡い色★★★
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●自由な投句箱/2月11日~20日●

2016-02-12 10:09:23 | Weblog

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主宰:高橋正子・管理:高橋信之

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今日の秀句/2月11日-20日

2016-02-12 10:07:22 | Weblog

[2月20日]

★ほっこりと野の香の立ちて蓬餅/佃 康水
「ほっこりと」に、なごまされる。蓬餅の蓬の香りは、春の野の香りといってよい。蓬餅もまるまるとして、手作りの良さが見えておいしそう。(高橋正子)

[2月19日]

★沈みゆく日を見送りて春の橋/祝恵子
「沈みゆく日」には人はどこか感傷的な気持ちを持つが、この句はもっと自然体で、沈む日を心に収めつつ見送っているのがいい。日が永くなった春の橋は、沈む日の始終をよく見せてくれる。(高橋正子)

★さまざまの花芽蕾に春の朝/川名ますみ
さまざまな花芽が気づくと蕾になって、膨らんでいる。朝なので、「一夜にして蕾になった」ような気持もするのだろう。うれしいことだ。(高橋正子)

[2月18日]

※該当作品なし

[2月17日]

★日脚伸ぶ鳥は枯木の懐に/河野啓一
枯木には日が暖かそうに差し込んで、その中に鳥が遊んでいるのがよく見える。枯木のふところに居て、鳥は自由だ。(高橋正子)

[2月16日]

★飛び発ちて何処へ消えし春の鳥/河野啓一
枝移りする春の鳥を眺めていたら、飛び発ってしまった。何処へ消えてしまったのだろう。春の鳥へ慈しみ。(高橋正子)

★ごつごつと触れ合う船や春の潮/古田敬二
ゆったりと流れる春の潮もあるけれど、春一番などの風が吹くと潮が荒れる。繋いである船が船体と船体をぶつけて「ごつごつ」という音を立てる。それがリアルに詠まれている。(高橋正子)

[2月15日]

★青麦や光り弾くる鳩の胸/小口泰與
鳩の胸は丸く出っ張って、光りを虹色に弾いていることがある。麦はあおあおと光りを反射させ、風は寒くとも、光りは強く春本番へと近づいている。(高橋正子)

[2月14日]

★神護寺へ長き石段春淡し/多田有花
「神護寺」に私は参ったことはないが、その奥の方には栂尾「高山寺」があって、一度は行ってみたい寺である。京都高雄山の中腹にある紅葉の名所と知られ、日本寺院の中でもの重要な寺とされる。長い石段に覆いかぶさるような紅葉の写真からみると、古びた長い石段を上りつつ「春淡し」が身に感じられてくる。(高橋正子)

[2月13日]

★広い野に膨らみかけた蕗の薹/迫田和代
蕗の薹は山水のしみ出るところ、庭の片隅、野原にも蕗の薹がある。広い野に膨らみかけた蕗の薹は、空に憧れて花を咲かせようとしている風にも見える。心が広々となる句。(高橋正子)

★春泥をき踏み散らし来る孫二人/河野啓一
男のお孫さんの、中学生か、高校生を想像する。二人が元気よく、春泥も厭わず、春泥を踏み散らしてやってくる。飾り気がなくて、溌剌とした行動が頼もしい。(高橋正子)

[2月12日]

★テレビには雪山窓に梅蕾/河野啓一
テレビには凛とした雪山が映し出され春は遠いと見えるが、私の傍近くの窓には、梅の蕾が膨らんで、咲きそうである。日本列島、こうも季節が違うものか。(高橋正子)

[2月11日]

★茎立や菜園それぞれ仕切らるる/桑本栄太郎
菜園のに蕪やあぶら菜の薹が立って、あちこちにすっくと茎が伸びている。その茎立った様子を見れば、一目瞭然菜園が仕切られているのが分かる。早春の景色。(橋正子)
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