若返りの水、ハンガリアンウォーター

若返りの水、ハンガリアンウォーター

14世紀のハンガリーの王妃エリザベート一世は手足が痛む病気にかかりました。
気の毒に思った修道院の僧が、王妃のためにローズマリーを主体としてつくった
痛み止め薬を献上しました。手足の状態はみるみる良くなり、70歳を超えた王妃に、
隣国ポーランドの王子が求婚したというエピソードがあります。この痛み止め薬が、
「若返りの水」と評判になり、今でも伝えられています。

ハンガリアンウォーターの作り方　

用意するもの
◇無水エタノール 5ml
◇精製水 75ml
◇エッセンシャルオイル6滴
　（ローズマリー3滴、ラベンダー、オレンジ、ベルガモットまたはレモン各1滴）
◇*ローズマリー浸出液　10ml
◇*ローズ浸出液　10ml
◇ビーカー
◇100mlの液体用容器

１．無水エタノール５mlをビーカーで計り、容器に入れます。
２．各エッセンシャルオイルを加えて、よく振って混ぜます。
３．ローズマリー浸出液10mlとローズ浸出液10mlを容器に入れます。
４．最後に精製水75mlを容器に入れてよく混ぜます。

防腐剤が入っていないので、１～2週間くらいで使いきるようにしましょう。

*浸出液とは？
ハーブティーと同じ要領で、飲用よりもやや濃いめに作ります。
カップに大さじ1杯に熱湯200mlを注いで蓋をし、10～15分ほど蒸らせば
出来上がりです。ティーバッグを使えば、とても簡単です。