シニアDF柏の最終コーナーばなし

シニアサッカーと数学パズルと海岸とリハビリの周辺事

2018年4月前半の79歳サッカー

2018-04-17 08:07:41 | 日記

4月7-8日(土-日)は第5回”絆”市原インターナショナルマスターズ大会(O-60,65,70)で、カテゴリー別予選リーグと順位決定戦です。本年も米国のGeorgiaチームが参加しました。

本年は第1日目の4/7は不参加、大学土木同期会があり、サッカーで昨秋卒業55年熱海会に不参加でしたので、渋谷での会に出席しました。同期46名中鬼籍入りが10名、残36名中の22人が集いました。仕事の現役は1人、名誉職や勉強会メンバー2~3人。というわけで、マスターズは第2日に応援見物という参加の仕方でした。

ACちば70は、在東京広島軍団(昭和27,38年全国制覇の修道高校OBら)に主力メンバーを提供する事情があり、苦戦を強いられておりましたが、80歳代メンバー2名、O-75メンバー2名の元気なプレーを見られて、本年の埼玉・那須O-75大会に希望を持てました。Georgiaは本年は勝ち残れなかったようですが、例年通り、ここを皮切りに名古屋・京都・大阪と転戦したようです。家族を伴っての転戦ですが、「いかにゲームを楽しみ、ファイトするか」をテーマにしている彼らの家族のお一人から聞いた日本転戦の魅力は"People"と伝えられております。

4/15(日)の県リーグO-60第3節は、浦安シニア60の対習志野台60戦でした。強風の条件下で風下のスタートでしたが、申し合わせの通りに低い軌跡のパスをつなげる作戦がチームに浸透した戦いぶりでした。小生は、チームの中では高齢のI氏と交替で右サイドハーフを務めて相手中盤の攻撃を遅らせる役回り、何とかこなしはしましたが、3週間ぶりの本気はきつかった。必要と分かっていてもクーリングダウンはなかなかできないもの、その後苦しむので反省点である。結果は4-0の大差勝利で、今期リーグ戦は1勝1分け1敗。後半ハーフの前半の2点目はI氏のファーサイドの(バック?)ヘディングシュートで、高齢軍団もそれなりに気を吐いた1戦でした。

往復車中はポアンカレの改訳「科学と方法」(1908原著、1963吉田洋一改訳)の再読。ラプラスはニュートン力学による決定論的自然観で偶然を人間の無知から生じると断じたのに対し、ポアンカレは偶然を無知無能力起源とは見なしていない。観測誤差は必然と見るし、カオス(とは称していないのは当然として)も知っている。全体としては決定論的自然観ながら、無知起源と断定しない偶然を部分的に受け入れている。確率論で対処して正解とするが、彼の発見したカオスも確率論的に処理できると考えているのかは判明しなかった。ラプラスの悪魔との違いは、事実を選択して当面の法則を得るという態度にも見える。